リテラシー

英国国立・大学図書館協会(SCONUL)、年次統計を基に英国の研究支援活動における図書館の役割を分析した結果を発表

2019年7月15日、英国国立・大学図書館協会(SCONUL)が、2017年-2018年度の年次統計の公表とあわせ、その分析結果である“Research support offered by UK academic libraries”を発表しました。

同分析は、オープンアクセス(OA)・研究データ管理(RDM)・デジタルリテラシー講習・ジャーナルの購読契約・ILLなど、英国の研究支援活動における図書館の役割に焦点をあてたものです。

主な知見として、

・英国研究図書館コンソーシアム(RLUK)の会員館や創立年が古い大学は、新しい大学と比較して、職員の勤務時間全体で、5%以上研究支援に費やす傾向がある。

・回答のあったSCONULの会員館の4分の3が機関リポジトリを所管しており、同じく回答のあったうちの半数が、RDMに関して少なくとも一部の責任が図書館にあることを示した。

・ジャーナルの提供は増加しており、その結果、ILLに関する図書館への依存度は低下しているように見え、SCONULの会員館全体の平均の申し込み件数は10年前と比べて56%減少している

をあげ、図書館が学術界を支援できるように多様化し続けていることを指摘しています。

京都府立久美浜高等学校図書館、学校図書館一般公開「“知る”を楽しむ辞典・事典」展を開催

京都府立久美浜高等学校図書館が、2019年7月16日から8月1日までの平日、学校図書館一般公開として、「“知る”を楽しむ辞典・事典」展を開催すると発表しています。

「探究学習」をテーマに、目的に応じた調べる手段を、クイズ形式で体験的に学べる企画と、100種類以上の辞典や事典を展示で紹介する内容です。

事典と辞典の使い比べ体験、Wikipediaの編集、同館で所蔵する12種類の国語辞書の特徴の紹介、複数の公共図書館の協力を得て集めた100種類以上の事典の読み比べ、などのプログラムを実施すると紹介されています。

「”知る”を楽しむ辞典・事典」展開催! 学校図書館一般公開(京都府立久美浜高校,2019/6/20)
https://www.kyoto-be.ne.jp/kumihama-hs/cms/index.php?key=jogh3x6a3-434#_434

E2146 - 公共図書館におけるプログラミングワークショップ実証実験

日販コンピュータテクノロジイ株式会社(NCT)と株式会社図書館流通センター(TRC)は連携し,2018年12月中旬から2019年1月中旬までの期間に,公共図書館におけるプログラミングワークショップ(WS)の実証実験を行った。実証実験の報告とともに公共図書館におけるプログラミング教育についての考察を述べる。

米国学校図書館員協会(AASL)、教育と学習に役立つウェブサイトとアプリの2019年版を発表

2019年6月20日、米国図書館協会(ALA)の米国学校図書館員協会(AASL)が、教育と学習に役立つウェブサイト23点とアプリ20点を発表しました。

学校図書館員と教師による学習やカリキュラムの開発に役立ち、AASLの学校図書館基準を支援するものが選定されています。

AASL announces 2019 Best Apps and Best Websites for Teaching & Learning(ALA, 2019/6/20)
http://www.ala.org/news/member-news/2019/06/aasl-announces-2019-best-app...

今井書店(島根県)、企業主導型保育所「本のほいくえん」を開所:「今井書店子育て支援プロジェクト」を発足

2019年6月3日、今井書店(島根県)が、松江市内に企業主導型保育所「本のほいくえん」を開所すると発表しています。

開所時期は2020年1月予定で、子どもが本とふれる時間を大切にした保育内容を検討しているほか、本以外にも、同書店が運営している各種スクール事業を融合し、連携を取り合いながら効果的な保育活動を実施するとしています。

また、保育所の開所を含めて同書店の教育・子ども関連事業を統一的に展開する「今井書店子育て支援プロジェクト」の発足もあわせて発表しています。

企業主導型保育所「本のほいくえん」開所 「今井書店子育て支援プロジェクト」発足(今井書店グループ,2019/6/3)
https://www.imaishotengroup.co.jp/news/201906_1/

参考:
今井書店グループと「本の学校」が菊池寛賞を受賞
Posted 2009年10月20日
http://current.ndl.go.jp/node/14968

売上金の一部を札幌市絵本基金「子ども未来文庫」に絵本として寄贈する自販機が設置される

2019年5月27日、北海道コカ・コーラボトリング株式会社は、売上金の一部を札幌市絵本基金「子ども未来文庫」に絵本として寄贈する、「子ども未来文庫」応援自販機の第1号機を、学校法人三幸学園札幌子ども専門学校に設置すると発表しました。5月29日に同校において運用開始記念セレモニーが行われました。

絵本の購入などの手続きは図書館流通センター(TRC)の協力を得て実施され、寄贈された絵本は、札幌市内の子育て支援施設や公立保育所等で、閲覧や読み聞かせ用の絵本として活用されます。

今後も札幌市子ども未来局と協働で自動販売機の設置拡大に取組むとしています。

ニュースリリース(北海道コカ・コーラボトリング株式会社)
https://www.hokkaido.ccbc.co.jp/newsrelease/release.html
※2019.5.27欄に「「子ども未来文庫応援自販機」 第1号機運用記念セレモニー開催!」とあります。

米・Aspen Instituteと米・ヒューストン公共図書館、公平で強靭なコミュニティを構築するために図書館を活用する戦略をまとめた報告書を公開

2019年5月8日、米国の教育・政策研究機関であるAspen Instituteが、米・ヒューストン公共図書館と共同でまとめた、公平で強靭なコミュニティを構築するために図書館を活用する戦略をまとめた報告書“The Grand Opportunity: Creating Community, Equity and Innovation with Houston Public Libraries”を公開しました。

報告書では、同館が地域社会の協力者と連携し、図書館基盤を強化することを含めた、情報サービスの拡大や、ソーシャルメディア・市のメディア基盤の強化方法を示しています。住民間の情報やコミュニケーションのギャップを埋め、弱い立場の住民やラテン系住民・移民のニーズを解決する上での公共図書館の役割の重要性等も指摘されています。

そして、図書館のコミュニティがより効果的に協働するため、同館の信頼のおける情報源としての活用、金融リテラシーの拠点、図書館と社会福祉に関する学校との連携などの6つの提言を行っています。

韓国国立中央図書館(NLK)、プログラミングに関する入門講座を実施

韓国国立中央図書館(NLK)が、プログラミングに関する入門講座を、韓国情報化振興院と連携して実施すると発表しました。

第4次産業革命の時代に要求される教育として実施されるものです。対象は35人で、受講料は無料です。

開催期間は5日間で、2019年6月3日、6月5日、6月7日の3日間でプログラミング学習ソフトScratchを用いた入門講座を、6月12日、6月14日の2日間でセンサー技術を用いたフィジカル・コンピューティングに関する講座を受講します。

文部科学省、「小学校プログラミング教育に関する研修教材」「小学校プログラミング教育に関する資料」をウェブサイトに掲載

2019年5月21日、文部科学省が、「小学校プログラミング教育に関する研修教材」「小学校プログラミング教育に関する資料」を、同省ウェブサイトに掲載しました。

「小学校プログラミング教育に関する研修教材」は、新小学校学習指導要領におけるプログラミング教育の円滑な実施に向けて作成されたものです。小学校段階のプログラミング教育実施に向けた教員研修等での活用が意図されており、映像教材とテキスト教材から構成されています。

「小学校プログラミング教育に関する資料」は、同省が、全国の市町村教育委員会のプログラミング教育担当者等を対象に実施した「小学校プログラミング教育担当者等セミナー」において配付された資料の一部です。

新着情報(文部科学省)
http://www.mext.go.jp/b_menu/news/index.html
※令和元年05月21日欄に「小学校プログラミング教育に関する研修教材」「小学校プログラミング教育に関する資料」とあります。

米国学校図書館員協会(AASL)、2019年の“National School Library of the Year Award”を発表:イリノイ州の“High School District 214”

2019年5月2日、米国学校図書館員協会(AASL)が、イリノイ州・アーリントンハイツの“High School District 214(高等学校区214)”を、2019年の“National School Library of the Year (NSLY) ”に選んだことが発表されています。

NSLYは、AASLの学校図書館基準『学習者、学校図書館員、学校図書館のための全国学校図書館基準』の実現事例を示す、単一、もしくは学校区単位の学校図書館を表彰する賞です。

学校の管理職と学校図書館の深く豊かな連携、地域の公共図書館と統合したプログラムやサービスの提供、プロジェクト基盤の確かな探究学習の促進のための地域の企業との豊かな教育的連携等が評価されたとしています。

“High School District 214”は、すべての生徒が変化する社会の課題に対応可能な市民として完全な能力を発揮するために、彼らにとって必要な技術・知識・行動(分析能力・コミュニケーション能力・課題解決能力・技術リテラシー)を身に着けることを支援することを重要な使命として掲げています。

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