CRL(研究図書館センター)

北米の研究図書館センター、20世紀中頃のフィリピンの漫画雑誌2タイトルをデジタル化

2017年1月12日、北米の研究図書館センター(CRL)の“Southeast Asia Materials Project”(SEAM)は、20世紀中頃に発行された、以下のフィリピンの漫画雑誌2タイトルをデジタル化したと発表しています。

・Espesyal Komiks (Oct. 1952 - Mar. 1961)
・Pilipino Komiks (Dec. 1949 - Dec. 1962)

タガログ語によって描かれており、収録作品の多くは、フィリピンにおいて最も影響力のある漫画家でイラストレーターのFrancisco Coching氏によるものです。

デジタル化されたものは、CRL加盟館で研究者が閲覧することができます。

SEAM Digitizes Philippine Comic Books(CRL,2017/1/12)
http://www.crl.edu/news/seam-digitizes-philippine-comic-books

研究図書館センター、加盟館の研究者に限定している同センターのデジタルリソースへのアクセスを2017年1月1日から撤廃

北米の研究図書館センター(CRL)は、現在、加盟館の研究者に限定している同センターのデジタルリソースへのアクセスを、2017年1月1日から撤廃すると発表しています。

2016年4月に開催された評議会で決定されたもので、デジタルリソース1,200万ページのうち、現在オープンアクセスで公開されているものは35%のみとのことです。

CRL's "Pivot" to Open Access(CRL,2016/9/19)
http://www.crl.edu/blogs/crls-pivot-open-access

参考:
研究図書館センター(CRL)、デジタル化した資料のタイトル数が2万5,000タイトルに
Posted 2016年8月19日
http://current.ndl.go.jp/node/32348

冊子体雑誌の共同保存に関するデータベースPAPRにダッシュボード機能(β版)が追加

冊子体雑誌の共同保存に関するデータベース“Print Archives Preservation Registry”(PAPR)に、ダッシュボード機能(β版)が追加されました。

北米での冊子体雑誌のアーカイブの進捗状況を概観できるもので、主要な分野ごとの保存タイトル数、タイトルの重複度、信頼性指標(Trust metrics)といった情報を見ることができます。

PAPR Launches @Risk Dashboard Beta(CRL,2016/6/14)
http://www.crl.edu/news/papr-launches-risk-dashboard-beta

参考:
冊子体雑誌の共同保存に関するデータベース“Print Archives Preservation Registry”が公開
Posted 2012年8月7日
http://current.ndl.go.jp/node/21556

米・研究図書館センター、米国議会図書館が収集したアフガニスタンの定期刊行物を媒体変換して保存

2016年5月24日、米国の研究図書館センター(CRL)のMiddle East Materials Project (MEMP)が、米国議会図書館(LC)のイスラマバード事務所が収集した、アフガニスタンの定期刊行物9点を媒体変換して保存したと発表しています。

保存されたものは、1930年から2011年までに刊行された定期刊行物で、ペルシャ語やパシュトー語のほか、英語の文献も含み、一般紙のほか、政治団体・政府機関が発行したもの、女性や子どもの問題を扱ったものがあります。

そのうち3点がデジタル化され、残りの6点はマイクロフィルム化されたとのことです。

Afghan publications preserved by MEMP(CRL,2016/5/24)
http://www.crl.edu/news/afghan-publications-preserved-memp

農学分野のコレクションの保存事業やデジタル化事業を支援するProject Ceres、2016-2017年の助成機関を決定

2016年5月13日、農学分野のコレクションの保存事業やデジタル化事業を支援するProject Ceresが、2016-2017年の助成先5機関を選定したと発表しています。

同プロジェクトでは、農業の歴史や経済の研究に必要な印刷資料を保存し、デジタル化する小規模なプロジェクトに助成を行っており、デジタル化された資料は、各々の機関のリポジトリや、Agriculture Network Information Collaborative(AgNIC)のカタログから利用できるようになります。

同プロジェクトは、米国の研究図書館センター(CRL)、United States Agricultural Information Network(USAIN)、Agriculture Network Information Collaborative(AgNIC)が連携して行っています。

Project Ceres Funds Five New Projects(CRL,2016/5/13)
http://www.crl.edu/news/project-ceres-funds-five-new-projects

参考:
米国Project Ceres、16の機関の農学分野コレクション保存事業に資金提供を発表
Posted 2013年5月30日

米・TRAILがHathiTrustに登録した米国連邦政府のテクニカルリポートが3万9千冊を超える

2016年3月23日付けの北米研究図書館センター(CRL)のニュースによると、米国連邦政府のテクニカルリポートを電子化してオンラインで公開している“Technical Reports and Archive Image Libary”(TRAIL)によって、HathiTrustに登録されたテクニカルリポートが、2016年2月末現在で、3万9千冊を超えたとのことです。

TRAILのデジタル化コンテンツは、ノーステキサス大学(UNT)電子図書館とHathiTrsutに登録されており、両者に登録されている資料は、TRAILの検索インターフェイスから利用することができます。

UNT電子図書館にも1万8千冊以上のテクニカルリポートが登録されています。

TRAIL Digitized Content Continues to Grow(CRL,2016/3/23)
http://www.crl.edu/news/trail-digitized-content-continues-grow

TRAILの検索画面
http://www.technicalreports.org/trail/search/

参考:
米国の政府機関のテクニカルリポートをオンラインで公開しているTRAILのノーステキサス大学電子図書館で保存しているコンテンツが100万ページを超える

研究図書館センター(CRL)、デジタル化した消滅の恐れがある政府文書をオンラインで公開

2016年4月4日、研究図書館センター(CRL)が、2014年10月から2年間の期限で実施している、その保存が危険にさらされているアフリカやペルシャ湾岸の国々の政府記録のデジタル化プロジェクト“An Open Web Repository of Civil Society Documentation”において、1万5千号分(40万ページ)の官報のデジタル化が終了し、その成果をオープンアクセスで公開したと発表しています。

デジタル化のページ数は、プログラムの設定目標を達成しており、今後は、ウェブ上で公表されている情報を収集すると述べています。

Gazette Digitization Project Exposes Foreign Government Information(CRL,2016/4/4)
http://www.crl.edu/news/gazette-digitization-project-exposes-foreign-government-information

研究図書館センター、南アジア研究のデジタルリソース創出を目的とした“SAMP Open Archives initiative”を創設

2016年2月29日、北米の研究図書館センター(CRL)の South Asia Materials Project (SAMP)が、“SAMP Open Archives initiative”を創設したと発表しています。

南アジア研究に関連するデジタルリソースが不足している現状への対処と、北米の研究者はもとより世界の研究者に対してアクセス可能なコレクションを創出することを目的としており、対象とする分野は人文学から自然科学に及び、研究の価値、有用性、独自性、環境や政治・社会的なリスク、他のリソースとの補完性を鑑みてデジタル化の優先度を決めるとのことです。

デジタル化されたリソースは非商用のオープンアクセスとして自由に利用できるとのことです。

現在のところ、北英、インド、ネパール、パキスタンの図書館から約20機関が、このイニシアチブへの参加を表明しているとのことです。

研究図書館センター(CRL)、デジタル化資料が700万ページを超える

2016年1月21日、北米の研究図書館センター(Center for Research Libraries: CRL)がデジタル化を行なったページが700万ページを超えたと発表しています。

マイルストーンとなったのは、1892年から1915年に出版されたベネズエラの文芸誌“El Cojo Ilustrado”とのことです。

デジタル化は年平均100万ページのペースで進んでいるとのことです。

CRL Reaches Milestone of Seven Million Digitized Pages(CRL,2016/1/21)
http://www.crl.edu/news/crl-reaches-milestone-seven-million-digitized-pages

研究図書館センター(CRL)、購入提案プログラム(Purchase Proposal Program)を通じてマイクロフィルムコレクション7点を購入

2015年12月22日、北米の研究図書館センター(CRL)は、同センターの購入提案プログラム(Purchase Proposal Program)を通じてマイクロフィルムコレクション7点を19万2,215ドルの価格で購入したと発表しています。

この購入提案プログラムでは、単館では予算的に購入が難しいマイクロ資料やリプリント版を、CRLで購入するように推薦することができるプログラムとのことです。

購入した資料はCRL加盟館で相互貸借可能とのことです。

今回購入されることになった資料は以下の通りです。

・Arts and Culture Newspapers and Serials from Egypt, 1915-1974
・Church Missionary Society Archive, Section V: Missions to the Americas, Part 4: British Columbia, 1856-1925
・La Gaceta Mercantil De Buenos Aires, 1823-1852
・The Illustrated Weekly of India, 1940-July 1955
・El Nacional (Buenos Aires),1852-1899

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