ライセンス契約

BibsamコンソーシアムによるElsevier社との契約解除から半年を受け、スウェーデン王立図書館(NLS)が研究者・学生等への影響調査を実施中

スウェーデン王立図書館(NLS)は、同国のBibsamコンソーシアムによるElsevier社との契約解除(2018年6月30日)から半年をうけ、同国の研究者・学生・政府組織への影響を調査しています。

12の質問からなる調査はオンライン調査により2月1日まで行なわれており、契約解除時にElsevier社の電子ジャーナルを購読していた44の機関の利用者が回答を求められています。

結果は2019年6月にまとめられる予定です。

カナダ都市図書館協議会(CULC/CBUC)、公共図書館で利用可能なデジタルコンテンツを増やすための“#eContentForLibraries”キャンペーンを実施中

カナダ都市図書館協議会(CULC/CBUC)が、2019年1月14日から1月25日まで、“#eContentForLibraries”キャンペーンを実施しています。

オーディオブックへの需要が拡大しているものの大手の多国籍出版社がカナダの著名な作品や先住民の作品を含むベストセラー作品をカナダの公共図書館で利用できるようにしていないこと、及び、図書館にとってオーディオブックや電子書籍の価格高騰や制限の多い購買モデルが問題になっていることを受け、公共図書館で利用可能なデジタルコンテンツを増やすために、これら問題の解決を大手出版社に要求することへの支援を国民に求めるキャンペーンです。

具体的には、キャンペーンのウェブサイトをハッシュタグ“#eContentForLibraries”を付けて広めることや、大手出版社に直接意見を届けることが求められています。

独・Max Planck Digital Library、プロジェクトDEAL支援のため、2018年12月31日をもってElsevier社との購読契約を中止すると発表

2018年12月18日、独・Max Planck Digital Libraryは、現在の契約期間が切れる12月31日をもって、Elsevier社の電子ジャーナルの購読を中止すると発表しました。

プロジェクトDEAL(Projekt DEAL)によるElsevier社との交渉を支援することが目的です。

Max Planck Society discontinues agreement with Elsevier; stands firm with Projekt DEAL negotiations(Max Planck Digital Library,2018/12/18)
https://www.mpdl.mpg.de/en/about-us/news.html#elsevier-cancellation

オランダ大学協会(VSNU)、契約交渉を継続するため、Elsevier社とのオープンアクセス出版等に関する契約の半年の延長を発表

2018年12月13日、オランダ大学協会(VSNU)は、12月31日までのElsevier社とのオープンアクセス(OA)出版と購読料に関わる契約の半年の延長に合意したと発表しました。

VSNUでは現在、出版社側が100%のOAを受入れるという条件において購読契約を更新するという大学側の意向に基づいて契約交渉を行っており、この6か月間の延長は、両者間の交渉を継続するために行われたものです。

独・プロジェクトDEAL、Springer Nature社とのナショナルライセンス契約についての交渉の現況を発表

2018年12月4日、プロジェクトDEAL(Projekt DEAL)を主導するドイツ大学長会議(HRK)が、同会議のウェブサイトで、Springer Nature社とのナショナルライセンス契約の交渉について進展があったと発表しました。

両者は交渉の中間段階として、2019年は同社のコンテンツの購読を“cost-neutral extension”により現行の契約を継続することに同意しました。契約の継続により、複雑な契約モデルについての議論を結論づけるのに必要な時間を確保するとしています。両者は遅くとも2019年中旬までに、新たな契約の締結を目指すと述べています。

EIFL連携国とTaylor & Francis社間でのアクセス料金の割引契約の2020年までの延長が合意

2018年11月27日、EIFLは、21のEIFL連携国とTaylor & Francis社間でのアクセス料金の割引契約を、2020年まで延長することに合意したと発表しました。

対象国は、アルメニア・アゼルバイジャン・ベラルーシ・カンボジア・コンゴ・ジョージア・コートジボワール・コソボ・キルギス・ラオス・ラトビア・レソト・マケドニア・マラウイ・モルドバ・パレスチナ・セネガル・スーダン・ウガンダ・ウクライナ・ザンビアです。

両者間の、開発途上国の研究者のAPCの減額・無料化に関する契約に同調するかたちで延長されたものです。

EIFL renews agreement with Taylor & Francis(EIFL,2018/11/27)
http://www.eifl.net/news/eifl-renews-agreement-taylor-francis

韓国大学図書館連合会、韓国政府に対し電子ジャーナルの購読料交渉への支援を要請

2018年11月13日付けの韓国・聯合ニュースが、韓国大学図書館連合会が、政府に対し電子ジャーナルの購読料への交渉を支援し、研究情報インフラを構築する長期的な戦略を構築するよう声明を発表したと報じています。

同連合会は、毎年2千億ウォン以上の購読費と約600億ウォンの論文掲載料が流出しているとし、出版者側は莫大な資金を基に専門家の支援を受けている一方、大学図書館の交渉担当者は専門家からの支援も財政的支援を受けていないとし、電子ジャーナル購読の改善のための努力を政府・大学総長・研究所長に求めています。

同連合会では、10月23日に電子ジャーナルの購読料交渉のための非常対策委員会を立ち上げているとのことです。

대학도서관연합회 "전자저널 구독료 감당 못할 수준…지원 필요"(聯合ニュース,2018/11/23)
http://www.yonhapnews.co.kr/society/2018/11/13/0706000000AKR20181113121000004.HTML

フランスのコンソーシアムCouperin、Springer Nature社が購読料の値下げに応じることを発表

2018年10月16日、フランスの学術機関のナショナルコンソーシアムCouperinは、Springer Nature社が購読料の値下げに応じることを発表しました。今回の交渉は約21か月間続き、値下げは購読料とAPCの二重支払の解消のために行われます。

今回の契約は、前回の契約よりも雑誌の数を少し減らし1,121誌の購読となります。2018年から2020年の3年間で購読料を値下げするオプションが複数示されており、最初に大きく割引し2年目以降は少しずつ値上げする案と、3年間で段階的に割引を行う案があります。

プレスリリースでは、2018年10月10日現在、80近くの機関がいずれかのオプションを選択のうえ購読を更新し、約10機関は更新しないことを決定し、約30機関はまだ最終的な決定を下していないとしています。

独・De Gruyter社と英・Jisc Collections、オープンアクセス(OA)出版について合意

2018年10月4日、独・De Gruyter社は、高等教育機関に代わってデジタルコンテンツ等の契約交渉を行っている英・Jisc Collectionsと、オープンアクセス(OA)出版で合意したと発表しています。

英国の参加機関に対して、同社の電子ジャーナルへのアクセスを提供するとともに、同社の出版物からOAで学術成果を出版するにあたって、APC(論文処理費用)を割り引く内容です。

De Gruyter and Jisc Collections sign journal and open access agreement(De Gruyter,2018/10/4)
https://www.degruyter.com/dg/newsitem/296/de-gruyter-and-jisc-collections-sign-journal-and-open-access-agreement

わかさ生涯学習情報館(鳥取県)、図書館活用ミニ講座「野菜づくりのコツと裏技(秋冬野菜編)」を開催:鳥取県立図書館職員がデータベースを使って課題を調査

2018年8月26日、鳥取県若桜町のわかさ生涯学習情報館において、同館及び鳥取県立図書館の主催により、図書館活用ミニ講座「野菜づくりのコツと裏技(秋冬野菜編)が開催されました。

DVDを観ながら秋冬野菜のコツや裏技を伝える講演のほか、6月から同館で利用可能となっているデータベース「ルーラル電子図書館」を用いて、講師の鳥取県立図書館職員が農業に関する課題を調べるプログラムが実施されました。

[行事]図書館活用ミニ講座「野菜づくりのコツと裏技(秋冬野菜編)(8/26(日)わかさ生涯学習情報館)(鳥取県立図書館)
http://www.library.pref.tottori.jp/event/2018/07/826-1.html

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