規格

米国情報標準化機構、ウェブリソースの同期に関する規格“ResourceSync Framework Specification”の改訂版(バージョン1.1)を公開

2017年2月16日、米国情報標準化機構(NISO)が、2つのウェブサーバの間でのコンテンツの同期を行うためのプロトコルResourceSyncのコアとなる規格“ResourceSync Framework Specification”の改訂版(バージョン1.1) (ANSI/NISO Z39.99-2017)を公開しました。

NISO Announces Updated Version of ResourceSync Framework Specification(NISO,2017/2/16)
http://www.niso.org/news/pr/view?item_key=96962d7722cc13a1e20c40e2ca3c2ca8ca80359d

電子書籍フォーマットEPUB 3.1が“Recommended Specification”として承認される

2017年1月5日、国際電子出版フォーラム(IDPF)が、電子書籍の規格EPUBの新バージョンEPUB 3.1が“Recommended Specification”として満場一致で承認されたと発表しています。

Members Unanimously Approve EPUB 3.1 as an IDPF Recommended Specification(IDPF,2017/1/5)
http://idpf.org/news/members-unanimously-approve-epub-31-as-an-idpf-recommended-specification

参考:
電子書籍フォーマットEPUB 3.1のEditor's Draftの第2版が公開
Posted 2016年4月27日
http://current.ndl.go.jp/node/31468

E1833 - 2016年ISO/TC46国際会議<報告>

 2016年5月9日から13日まで,ニュージーランドのウェリントンでISO/TC46(International Organization for Standardization/Technical Committee 46)の国際会議(E1693ほか参照)が開催された。TC46は「情報とドキュメンテーション」を担当する専門委員会である。今回はTC46総会と5つの分科委員会(Subcommittee:SC)の総会及び作業部会が開催され,日本から4名が参加した。筆者は「識別及び記述」(Identification and Description)を担当する第9分科委員会(SC9)の国内委員としてSC9の作業部会,総会及びTC46総会に参加した。以下SC9の会議内容を中心に報告する。

OCLC Research、国際標準名称識別子ISNIと組織の識別子に関する課題を示した報告書を公開

2016年5月3日、OCLC Researchは国際標準名称識別子ISNIと組織の識別子に関する課題を示した報告書“Addressing the Challenges with Organizational Identifiers and ISNI”を公開しました。

報告書は特に学術機関について扱われており、ISNIを組織の識別子としてどのように用いることが可能か、名称変更、通称、組織階層、組織構造、合併買収、研究グループ、組織グループなどについて、実例とともに示されており、ISNI及び、ISNIのデータベースにおける提言がまとめられています。

なお、英国Jiscと研究情報の標準化・共有を目指す国際非営利団体CASRAIによる組織識別子に関するプロジェクト“Jisc CASRAI-UK Pilot”によるユースケースが扱われています。

Addressing the Challenges with Organizational Identifiers and ISNI
http://www.oclc.org/content/dam/research/publications/2016/oclcresearch-organizational-identifiers-and-isni-2016.pdf

電子書籍フォーマットEPUB 3.1のEditor's Draftの第2版が公開

2016年4月26日、国際電子出版フォーラム(IDPF)が、電子書籍の規格EPUBの新バージョンEPUB3.1のEditor's Draftの第2版を公開しています。

Second Editor's Draft of EPUB 3.1 Available for Review(IDPF,2016/4/26)
http://idpf.org/news/second-editors-draft-of-epub-31-available-for-review-0

EPUB 3.1 Editor's Draft 26 April 2016(IDPF)
http://www.idpf.org/epub/31/spec/epub-spec.html

ウェブコンテンツのアクセシビリティに関するJISの改正版「JIS X 8341-3:2016」が公示

2016年3月22日、ウェブコンテンツのアクセシビリティに関する日本工業規格(JIS)の改正版「JIS X 8341-3:2016」(名称:高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器,ソフトウェア及びサービス-第3部:ウェブコンテンツ)が公示されました。2010年8月以来の改正となります。

2015年9月に改正原案が示されており、2012年10月にW3C勧告「WCAG 2.0」が、国際規格の「ISO/IEC40500:2012」として承認されたことをふまえ、「ISO/IEC40500:2012」と内容を一致させることが主眼とされていたものです。

ウェブアクセシビリティ基盤委員会では、「JIS X 8341-3:2016」の解説やガイドラインを順次公開する、としています。

ウェブコンテンツの JIS X 8341-3:2016 対応度表記ガイドライン 2016年3月版(ウェブアクセシビリティ基盤委員会)
http://waic.jp/docs/jis2016/compliance-guidelines/201603/

2016年 新着情報(ウェブアクセシビリティ基盤委員会)
http://waic.jp/news/2016.html
※2016/3/22付で、「改正版「JIS X 8341-3:2016」が公示されました。」とあります。

電子書籍フォーマットEPUB 3.1のEditor's Draftの初版が公開

2016年2月1日、国際電子出版フォーラム(IDPF)が、電子書籍の規格EPUBの新バージョンEPUB3.1のEditor's Draftの初版を公開しています。

今回の改正の要点は、EPUB3をWeb標準技術に基づくオープンウェブプラットフォーム(OWP)に対応させようとするもので、OWPと互換性を持たない、EPUB2やEPUB3の機能を廃止することを提案しています。

First Editor's Draft of EPUB 3.1 Available for Review(IDPF,2016/2/1)
http://idpf.org/news/first-editors-draft-of-epub-31-available-for-review

EPUB 3.1 Changes from EPUB 3.0.1(IDPF)
http://www.idpf.org/epub/31/spec/epub-changes.html

EPUB 3.1 Editor's Draft 30 January 2016(IDPF)
http://www.idpf.org/epub/31/spec/epub-spec.html

参考:
電子書籍フォーマットEPUB3、IDPFによる最終仕様が確定
Posted 2011年10月11日

【イベント】JATS-Con Asia 国際会議(10/19・東京)

国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)と学術情報XML推進協議会が主催する会議”JATS-Con Asia 国際会議”が、2015年10月19日にJST東京本部で開催されます。

学術論文の世界でXMLスキーマのデファクトスタンダードとなっているJATSに関する会議”JATS-Con”が、米国国立医学図書館(NLM)において2010年から毎年開催されています。この度、アジアにおけるJATS普及推進を目指し、”JATS-Con Asia 国際会議”が日本で開催されます。この会議では、JATSを用いた学術情報のXML化についての議論や、今後増加が予想される日本語・韓国語・中国語論文へのJATSの対応に関する意見交換が行われます。

参加費は無料で、同時通訳が提供されるとのことです。プログラムは次のとおりです。

・基調講演
武田英明氏(国立情報学研究所、ORCID理事)
Bruce Rosenblum氏(Inera Inc., NISO JATS Standing Committee)

・一般講演
樋廻美香子氏(JST)
中西秀彦氏(中西印刷株式会社)
黒沢俊典氏(特定非営利活動法人医学中央雑誌刊行会)
Choon Shil Lee氏(Sookmyung Women's University)
Chandi Perera氏(Typefi)

E1693 - 2015年ISO/TC46国際会議<報告>

    2015年6月1日から5日まで,中国の北京でISO/TC46(International Organization for Standardization/Technical Committee 46:TC46)の国際会議が開催された。TC46は「情報とドキュメンテーション」を担当する専門委員会である。今回は,TC46総会と5つの分科委員会(Subcommittee:SC)の総会及び作業部会が開催され,日本からは計5名が参加した。筆者は第9分科委員会(SC9)の国内委員としてSC9の作業部会,総会及びTC46総会に参加した。以下SC9の会議内容を中心に報告する。

CA1845 - ResourceSync:OAI-PMHの後継規格 / 林 豊

 本稿では、米国情報標準化機構(NISO)とOpen Archives Initiative(OAI)によって策定が進められているResourceSync(1)の概要を紹介する。

 ResourceSyncは、2つのウェブサーバの間でコンテンツの同期(2)を行うためのプロトコルである。2011年にOAI-PMH(CA1513参照)の後継規格として検討が始まった。ワーキンググループにはOAI-PMHの策定に深く関わったロスアラモス国立研究所のソンペル(Herbert van de Sompel)も名を連ねている。一連の規格のなかでコアとなるResourceSync Framework Specification(ANSI/NISO Z39.99-2014)(3)のバージョン1.0が2014年4月にリリースされた。...

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