博物館

全国市長会の機関誌『市政』2016年11月号が、「特集:自然災害から文化財を守る」を掲載

全国市長会の機関誌『市政』2016年11月号が、「特集:自然災害から文化財を守る」として以下の記事を掲載しています。

・文化遺産防災ことはじめ 立命館大学 衣笠総合研究機構教授 土岐憲三氏
・文化財防災ネットワーク推進事業について 独立行政法人国立文化財機構 文化財防災ネットワーク推進室長/東京文化財研究所保存科学研究センター長 岡田健氏
・文化財を守り生かしそして伝える 白河市長 鈴木和夫氏
・文化首都・京都の文化財を火災から守る~文化財関係者、市民、行政一体の取り組み~ 京都市長 門川大作氏
・太宰府市の文化財と防災の取り組み 太宰府市長 芦刈茂氏

岡田氏の記事では、2016年の台風10号被害で、蔵書2,000冊に被害を受けた、岩手県の遠野市立図書館・博物館での、被災資料のレスキュー活動の様子も紹介されています。

『市政』2016年11月号
http://www.toshikaikan.or.jp/shisei/2016/201611.html

和歌山県、読売日本交響楽団から、南葵音楽文庫を寄託

和歌山県は、読売日本交響楽団から、南葵音楽文庫の寄託を受けることとなり、2016年12月2日、契約調印式が行われました。

南葵音楽文庫は、紀州徳川家の16代当主・徳川頼貞が建設した音楽専用ホール「南葵楽堂」に併設された音楽図書館に所蔵されていた音楽書・楽譜のコレクションで、現在は、読売日本交響楽団が所有しています。

今回の寄託契約により、貴重資料98点が、和歌山県立博物館で保管され、特別展等で一般公開されるほか、その他の資料は和歌山県立図書館で保管され、閲覧や研究のために活用されます。

南葵音楽文庫の寄託契約に係る調印式の開催について(和歌山県,2016/11/28)
http://www.pref.wakayama.lg.jp/chiji/press/281128/281128_2.pdf

「南葵音楽文庫」県に寄託 ベートーベン自筆譜も(わかやま新報,2016/12/3)
http://www.wakayamashimpo.co.jp/2016/12/20161203_65607.html

南葵音楽文庫(読売日本交響楽団)
http://yomikyo.or.jp/nanki/

参考:
慶應義塾、ベートーヴェンの自筆資料などを含む南葵音楽文庫所蔵資料をデジタル化
Posted 2008年12月16日

くまもと文学・歴史館(熊本県)、熊本地震記録「震災万葉集」作成のための作品を募集中

熊本県のくまもと文学・歴史館が、2017年3月17日まで、熊本地震記録「震災万葉集」作成のための作品を募集中です。

震災の記憶を現代に、また後世に伝えるため、震災に関連する文学作品(短歌・俳句・詩・川柳・肥後狂句・散文・随筆・その他)を広く集め、同館で保存し、活用することを目的としており、集められた作品は、2017年4月予定の展示会で一部パネル展示されるほか、インターネット・ホームページでの公開、印刷物の作成が計画されています。

熊本地震記録「震災万葉集」募集について(くまもと文学・歴史館,2016/12/3)
http://www.library.pref.kumamoto.jp/news/2016/3451/

熊本地震記録「震災万葉集」募集要項
http://www.library.pref.kumamoto.jp/files/event-info/manyosyuyoko.pdf

倉吉博物館(鳥取県)、一部開館

鳥取県中部で発生した地震による被災で臨時休館していた、鳥取県倉吉市の倉吉博物館が、2016年12月3日から一部開館しています。

地元紙の報道によれば、地震により、建物にひびが入ったほか、収蔵品の古墳時代の土器が破損しましたが、修繕が必要な展示室5を除き、再開したとのことで、2017年8月には全面開館を目指すと報じられています。

倉吉博物館
http://www1.city.kurayoshi.lg.jp/hakubutsu/

待望の芸術文化鑑賞 倉吉博物館が一部再開(日本海新聞,2016/12/4)
https://www.nnn.co.jp/news/161204/20161204007.html

岩泉町歴史民俗資料館(岩手県)、活動を再開

2016年11月28日、台風10号の影響で休館していた岩手県の岩泉町歴史民俗資料館が、同館のFacebookで、活動を再開したと発表しています。

被災された住民から、山道具や槍など、保管場所である倉庫ともに泥をかぶってしまった計8点の民俗資料が寄贈され、調査を行なったとのことです。

Facebook(岩泉町歴史民俗資料館,2016/11/28)
https://www.facebook.com/sansonken/posts/579671545575518

参考:
岩泉町歴史民俗資料館(岩手県)、古文書や民具などの歴史民俗資料を廃棄しないよう呼びかけ:廃棄情報の収集にFacebookを活用
Posted 2016年9月20日
http://current.ndl.go.jp/node/32572

【イベント】シンポジウム「よみがえる文化財と博物館の復興」開催(11/27・陸前高田)

2016年11月27日10:00~16:30、陸前高田市コミュニティホールに於いてシンポジウム「よみがえる文化財と博物館の復興」が開催されます。このシンポジウムは、「津波により被災した文化財の保存修復技術の構築と専門機関の連携に関するプロジェクト」(文化庁による平成28年度文化芸術振興費補助金事業)の一環として行われるものです。

日本博物館協会会長(東京国立博物館長)銭谷眞美氏の基調講演のほか、シンポジウム 共助の精神―広がる広域連携の輪―、プロジェクト特別展示開催館からのメッセージ等が予定されています。参加無料で、申込不要です。

なお、2016年11月26日から12月5日まで、同会場にて展覧会「ずっとずっとふるさと陸前高田―こころに生きるたからもの-」も開催されます。

陸前高田市で開催する特別展とシンポジウムのご案内(日本博物館協会、2016/11/15)
https://www.j-muse.or.jp/
https://www.j-muse.or.jp/02program/pdf/ootsunamitirashi.pdf?cat=10
https://www.j-muse.or.jp/02program/pdf/shinpo%20gaiyou.pdf?cat=10

カナダ国立図書館・文書館と韓国国立古宮博物館、資料保存等に関する覚書を締結

2016年11月16日、カナダ国立図書館・文書館(LAC)と韓国国立古宮博物館が、3年間の覚書を締結しました。

写真やガラス乾板に関する保存技術調査や、最新動向の入手を目的に2015年7月に行われた業務交流を引き継ぐもので、専門家の交流やイベントの共催、貴重資料の資料保存のベストプラクティスや最新動向の共有、共同調査・研究、保存専門家の育成などを行うほか、デジタル情報源の管理について議論すると説明されています。

Collaboration agreement with the National Palace Museum of Korea in Seoul, South Korea (LAC,2016/11/18)
http://www.bac-lac.gc.ca/eng/news/Pages/mou-national-palace-museum-korea.aspx

【イベント】シンポジウム「災害史研究と資料保存」(12/11・新潟)

2016年12月11日、新潟大学災害・復興科学研究所が、新潟大学総合教育研究棟において、シンポジウム「災害史研究と資料保存」を開催します。

・矢田俊文氏(新潟大学災害・復興科学研究所)「安政2年江戸地震と安政3年台風」
・中村元氏(新潟大学人文学部)「1964年新潟地震と歴史資料―20世紀後期日本の災害を歴史学から考えるために―」
・三村昌司氏(東北未来大学モチベーション行動科学部)「東京足立の災害史と郷土史」
・蝦名裕一氏(東北大学災害科学国際研究所)「岩手県・宮城県における被災資料保全と歴史津波研究」
・原田和彦氏(長野市立博物館)「善光寺地震と2014年長野県北部地震資料保全」
・添田仁氏(茨城大学人文学部)「関東・東北豪雨水損文書に刻まれた水害史」
・田中洋史氏(長岡市立中央図書館文書資料室)「昭和36年豪雪・長岡地震・集中豪雨・第2室戸台風の記録写真ー長岡市災害復興文庫・歴史公文書と災害史研究ー」

の各報告の後、矢田氏を司会に、報告者によるパネルディスカッションが行われます。

申し込みは不要です。

内閣府、「文化に関する世論調査(平成28年9月調査)」の結果を公表

2016年11月21日、 内閣府が、「文化に関する世論調査(平成28年9月調査)」の結果を公表しています。

芸術の鑑賞活動及び創作活動、文化芸術振興に対する寄付に関する意識 、地域の文化的環境、文化芸術の振興と効果、子どもの文化芸術体験 、文化芸術の国際交流・発信、について調査されています。

世論調査 最近公表した世論調査(内閣府)
http://survey.gov-online.go.jp/
※2016年11月21日に「文化に関する世論調査(平成28年9月調査)」とあります。

文化に関する世論調査(内閣府)
http://survey.gov-online.go.jp/h28/h28-bunka/index.html

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