博物館

早稲田大学演劇博物館演劇映像学連携研究拠点、くずし字判読支援研究の成果を公開

2017年4月25日、早稲田大学演劇博物館演劇映像学連携研究拠点が、くずし字判読支援研究の成果を公開しています。

同館所蔵の江戸時代の浄瑠璃丸本や歌舞伎の番付に用いられている「くずし字」の翻刻をすすめ、凸版印刷株式会社の協力を得て、翻刻されたテキストを資料とともに直感的に閲覧できるビューアで公開するものです。

文部科学省「特色ある共同拠点の整備の推進事業-機能強化支援」による演劇映像学連携研究拠点(拠点代表:岡室美奈子)の事業「「くずし字OCR」を活用した総合的古典籍データベースの構築」成果の一部です。

くずし字判読支援研究の成果公開(早稲田大学演劇博物館演劇映像学連携研究拠点,2017/4/25)
http://www.waseda.jp/prj-kyodo-enpaku/kuzushiji/

文部科学省、「人々の暮らしと社会の発展に貢献する持続可能な社会教育システムの構築に向けて 論点の整理」を公表

文部科学省が、2017年3月28日付けで、「人々の暮らしと社会の発展に貢献する持続可能な社会教育システムの構築に向けて 論点の整理」を公表しています。

社会教育における学習成果を「地域づくり」の実践につなげていくことに対する社会の期待に応えていく観点から、2016年7月から6回にわたって開催された「学びを通じた地域づくりの推進に関する調査研究協力者会議」での社会教育を取り巻く環境の変化・課題や今後の社会教育行政や社会教育施設の在り方についての論点を整理したものです。

図書館に関しては、「子供の貧困が子供の読書体験にも影響を与えていることから、図書館による困難を抱えた親子に対する読書機会の提供。特に、図書館に来館しない親子に対するアウトリーチによる能動的な機会の提供」(3.社会教育を取り巻く環境の変化と課題)、「公民館、図書館、博物館など社会教育施設においては、施設の特性に応じて、交流人口拡大と地域活性化に寄与することが求められる」(4. 今後の社会教育の在り方と留意すべき点)などと言及されているほか「5. 持続可能な社会教育システムの構築に向けた主要な視点」において、求められる役割が記載されています。

人と防災未来センター資料室(兵庫県)、「くらしと震災学習ノート」をウェブサイトで公開

兵庫県神戸市にある人と防災未来センター資料室が、「くらしと震災学習ノート」をウェブサイトで公開したと発表しています。

主に中高生を対象とした教材として、阪神・淡路大震災後の生活で困った点や工夫、同室所蔵資料が伝える実体験等を紹介するものです。

ノート内に掲載の所蔵資料の横に記載されている調査先番号(最初の0は除く)を同室の情報検索システムで検索することで、その資料がどのような資料とともに寄贈されたのかも分かるような工夫もされており、このノートを用いて、事前学習・事後学習に役立てることを目的としています。

Facebook(人と防災未来センター資料室,2017/4/17)
https://ja-jp.facebook.com/dri.archives/posts/1540494239294157

広島県立歴史博物館、古地図コレクション「守屋壽コレクション」をオンラインで公開

広島県立歴史博物館(ふくやま草戸千軒ミュージアム)が、2017年3月31日から、古地図コレクション「守屋壽コレクション」をオンラインで公開しています。

「守屋壽コレクション」は、同市出身の守屋壽氏が収集した国内外の古地図を中心とするコレクションで、同館に寄託されています。

広島県立歴史博物館(ふくやま草戸千軒ミュージアム) トピックス
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/rekishih/
※「当館寄託の古地図コレクション「守屋壽コレクション」のWEB公開を開始しました。こちら(外部リンク)を御覧ください。(平成29年3月31日)」とあります。

広島県立歴史博物館 収蔵品データベース
http://jmapps.ne.jp/hrsmkrh/
※分類で「守屋壽コレクション」すると公開されたコレクションを表示できます。

白井市郷土資料館(千葉県)、東日本大震災で被災した宮城県石巻市の「佐々木清隆家文書」(5点)の修補作業の成果を展示中

千葉県の白井市郷土資料館が、2017年4月1日から4月30日まで、東日本大震災で被災した宮城県石巻市の「佐々木清隆家文書」(5点)の修補作業の成果を展示しています。

「佐々木清隆家文書」は、石巻市に合併する前の桃生郡北上町史編さん事業で収集・整理され、2011年の東日本大震災の津波で被災・流出し震災直後に流れ残っていたものを拾い集めたもので、2011年度にNPO法人宮城歴史資料保全ネットワークの仲介・協力で「石巻市勝雄町石神社被災史料」(20点)を修補した実績から、2016年6月に「佐々木清隆家文書」の修補の依頼があり、被災史料の一部(版本5点)を同館の市民学芸スタッフの活動の一環で修補を実施しました。

修補され展示されている史料(5点)は、版本「禮記2」・「禮記4」・「庭訓往来」・「泝(遡)洄集」・「原病式」です。

古文書修補速報展 (2017.04.02)※東日本大震災で被災した石巻市・佐々木清隆家文書(5点)の修補作業の成果を展示(白井市郷土資料館)
https://www.center.shiroi.chiba.jp/kyoudo/exhibition.html

くまもと文学・歴史館、企画展「震災の記憶と復興エール」を開催中

くまもと文学・歴史館が、2017年4月14日から5月29日まで、企画展「震災の記憶と復興エール」を開催しています。

過去の震災と復興の取り組みを伝える史料や県民から寄せられた地震の記憶を文芸に表現した「震災万葉集」、県内外の漫画家から贈られた「くまモン頑張れ絵」、谷川俊太郎さんをはじめとする県内外の30名以上の文学者からの自筆メッセージが展示されるほか、熊本県立図書館の図書館ギャラリーでは、熊本大学大学院自然科学研究科附属くまもと水循環・減災研究教育センターによる出前展示「地震を科学する」を行なわれます。

また、詩人・伊藤比呂美氏による記念講演会(5月20日。先着100名。要申込。無料)や、熊本地震朗読会(4月16日。先着50名。無料)、熊本大学くまもと水循環・減災研究教育センターによる講座(4月23日。5月14日。5月28日。先着50名。無料)も行われます。

企画展「震災の記憶と復興エール」の開催について(くまもと文学・歴史館)
https://www.library.pref.kumamoto.jp/bungaku-rekishikan/event/

E1903 - 次世代デジタルアーカイブ研究会の新たな挑戦

017年1月21日,京都大学において,次世代デジタルアーカイブ研究会のキックオフ研究会「デジタルアーカイブの再設計~資料の利用のために何をすべきか/何ができるか~」が開催された。筆者が代表を務める次世代デジタルアーカイブ研究会は,ウェブ上で学術研究等の資料と情報を共有・保存するために,これからのデジタルアーカイブがどうあるべきかを考える若手の研究者や実務家が中心の集まりである。分野と媒体を問わない様々な資料とデータの作成,公開,長期保存,信頼性の保証等,多様な観点からの悩みや疑問,不満等を自由に議論することを目指している。

国立歴史民俗博物館、「近世職人画像データベース」を公開

国立歴史民俗博物館が、2017年3月17日に「近世職人画像データベース」を公開したと発表しています。

17世紀から19世紀にわたる近世(江戸時代)の日本で商業出版された版本(板本)27タイトル(29種)の挿絵から、「職人」(諸職)の描かれた約3,000の画像を抜き出して、様々な角度から検索できるようにしたものです。

国文学研究資料館・国立歴史民俗博物館の研究者を中心に活動した連携研究「都市風俗と「職人」-日本中近世の絵画資料を中心に-」(平成25~27年度)の成果です。

データベース お知らせ(国立歴史民俗博物館)
http://www.rekihaku.ac.jp/doc/t-db-index.html
※「2017/03/17 下記のデータベースを新規公開しましたので、是非ご利用ください。 ・近世職人画像」とあります。

国立文化財機構、国立博物館所蔵品統合検索システム「ColBase」を公開

2017年3月27日、国立文化財機構が、4つの国立博物館(東京国立博物館、京都国立博物館、奈良国立博物館、九州国立博物館)の所蔵品を、横断的に検索できるサービス「ColBase」(コルベース)を公開したと発表しています。

「ColBase」の利用規約は、政府標準利用規約(第2.0版)に準拠しており、また、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの表示4.0国際と互換性があり、同利用規約が適用されるコンテンツはCC BYに従うことでも利用することができるとのことです。

国立博物館所蔵品統合検索システム(ColBase)の公開について(国立文化財機構,2017/3/27)
http://www.nich.go.jp/infomation/news/20170327colbase/

ColBase
http://colbase.nich.go.jp/

OCLC Research、MLAの相互理解や連携の拡大を目的に実施した調査の報告書を公開

2017年3月21日、OCLC Researchが、報告書“Collective Wisdom: An Exploration of Library, Archives and Museum Cultures”を公開しました。

特に継続教育や専門性開発の分野において、お互いの部門の実践や文化等の相互理解や、連携の拡大を目的に、18人の司書・学芸員・アーキビストが各部門の年次総会(米国博物館協会年次総会、米国図書館協会年次大会、米国アーキビスト協会年次大会)に参加し、得られた知見や推奨事項をまとめたものです。

参加者は、3部門において共通する課題として、保存・保全、多様性・公平性・包含性、雇用と職場の慣行、持続可能性(予算と環境)をあげ、また、必要な資料や各機関の公共的価値を確保するために、個人・組織・部門毎はもちろん3部門全体としてのよりよい擁護者となる必要性を指摘しています。

また、MLA連携に関する推奨事項やアイデアなどは、付録Aとして纏められています。

ページ