博物館

ニューヨーク公共図書館・ブルックリン公共図書館・クイーンズ公共図書館、図書館利用者カード保持者が無料で市内の文化機関を利用できるプログラム“Culture Pass”を開始(米国)

2018年7月16日、米・ニューヨーク市のニューヨーク公共図書館(NYPL)・ブルックリン公共図書館・クイーンズ公共図書館が、市内の博物館・美術館といった文化機関を無料で利用できる“Culture Pass”プログラムの開始を発表しました。

3館の利用者カードを所持していれば、市内の文化機関を無料利用できるパス(2名から4名用)を借りることができるプログラムで、専用ウェブサイトから訪問日や訪問機関を選択して申込む仕組みとなっています。

Culture Pass: Get Free Access to NYC Museums with a Library Card(NYPC,2018/7/16)
https://www.nypl.org/blog/2018/07/16/culturepass

全国歴史資料保存利用機関連絡協議会(全史料協)、「西日本豪雨 資料保存利用機関等被災状況」をウェブサイトで公開

2018年7月12日、全国歴史資料保存利用機関連絡協議会(全史料協)が、平成30年7月豪雨をうけ、資料保存利用機関等被災状況をまとめた「西日本豪雨 資料保存利用機関等被災状況」をウェブサイトで公開しました。

内容は随時更新するとしています。

第1報(2018年7月11日段階)によると、岡山県立記録資料館が「県内の現用公文書の状況について,悉皆調査を行う」、広島県立文書館が「状況は不明。これから県内の状況を把握したい」、愛媛県歴史文化博物館が「館の被災なし。南予地方を中心に民間及び公的施設の所蔵資料が被災。水損資料の保管場所が不足。」となっています。

全史料協 新着情報
http://www.jsai.jp/
※2018.7.12欄に「速報 西日本豪雨 資料保存機関等被災状況」とあります。

西日本豪雨 資料保存利用機関等被災状況 (全史料協)
http://jsai.jp/rescueA/NishinihonHR2018/201807HR1.html

愛媛資料ネット、「平成30年7月豪雨」により水損被害を受けた資料の修復作業を開始

2018年7月12日付けの『愛媛新聞』電子版(豪雨災害につき無料公開中)掲載の記事「浸水被害 歴史資料修復へ 愛媛ネットが乾燥作業開始」(総合2面)によると、愛媛資料ネットが、愛媛県歴史文化博物館(西予市)において、「平成30年7月豪雨」により水損被害を受けた資料の修復作業を開始したとのことです。

記事によると、大洲市内の民間所在の歴史資料2件の被害の連絡を受け、搬出・修復作業を行なったとのことです。

また、大洲市や宇和島市内からも数件の修復要請や問い合わせがあったとのことです。

同記事によると、被害を受けた資料について情報提供を呼びかけており、問い合わせ先は愛媛県教育委員会文化財保護課及び愛媛資料ネットとなっています。

愛媛新聞 電子版
https://www.ehime-np.co.jp/epaper/
※7/12の朝刊を選択してください。

「平成30年7月豪雨」による博物館等への影響

「平成30年7月豪雨」による被害を受け、暫くの間休館、もしくは復旧・再開館が未定の博物館等があります。
※今後、情報を追加する場合があります。

高梁市郷土資料館、備中郷土館、景年記念館(岡山県)
https://www.city.takahashi.lg.jp/site/kyouikuiinkai/rinji-kyukan.html
※「【7月8日~11日 臨時休館】高梁市郷土資料館・備中郷土館・景年記念館・成羽図書館 豪雨による状況を把握し、安全確保を行うため、下記施設を臨時休館といたします。/11日以降も安全確認及び安全確保の状況によっては臨時休館となる可能性があります。」(高梁市,2018/7/7)とあります。

英国図書館(BL)、他の文化機関と連携し、オープンソースのプラットフォームを用いたリポジトリの構築事業を開始を発表

2018年7月2日、英国図書館(BL)は、他の文化機関と連携しての、オープンソースのプラットフォームを用いたリポジトリ構築事業の開始を発表しました。

文化機関が生み出した研究成果の可視性や影響度を高め、調査や活用を容易化することを目的としています。

オープンアクセス(OA)出版社のUbiquity Pressがリポジトリの構築を担当し、BLに加えて、大英博物館、テート、スコットランド国立博物館、ロンドン考古学博物館の研究成果が公開される予定となっており、同事業では、IROコンソーシアムやその他参加を希望する団体のための同サービスのワークフローと技術の開発も行われます。

リポジトリは、オープンソースのリポジトリソフトウェア“Samvera Hyku”を用いて構築され、2018年の後半には立ち上げられる予定です。

独立行政法人国立文化財機構、文化財活用センターを設置

2018年7月1日、独立行政法人国立文化財機構が、文化財活用センターを設置しました。

文化財の保存と活用の両立に留意しながら、レプリカやVRなどの先端技術をつかったコンテンツの開発、国立博物館の収蔵品の貸与を促進するための事業のほか、文化財のデジタル情報の公開、文化財の保存に関する相談窓口の開設を行なうとしています。

“Google Arts & Culture”で、韓国の文化遺産を公開する“Korean Heritage”が公開:韓国国立中央図書館(NLK)等9機関が参加

2018年6月21日、韓国国立中央図書館(NLK)が、“Google Arts & Culture”での所蔵資料の公開を発表しています。

韓国の歴史文化関連の9機関(NLK、京畿道博物館、国立慶州博物館、国立古宮博物館、国立国楽院、国立無形遺産院、国立民俗博物館、水原華城、淑明女子大学校博物館)が連携して、同国の古代から近代までの歴史的に重要な美術品や文化遺産約3万点を全世界に提供するプロジェクト“Korean Heritage”の成果を公開するもので、今回、NLKからは「東醫寶鑑」「江華府宮殿圖」等所蔵する貴重書51点が公開されています。

聯合ニュース(Yonhap News Agency)によると、“Korean Heritage”には、同国の古代王国の関連資料、伝統工芸品、遺跡などのデジタル画像が含まれているとのことです。

全国歴史資料保存利用機関連絡協議会(全史料協)、「大阪北部地震 資料保存利用機関等被災状況」を公表

2018年6月21日、全国歴史資料保存利用機関連絡協議会(全史料協)が、6月18日に大阪府北部で発生した地震を受け、「大阪北部地震 資料保存利用機関等被災状況」を公表しました。

6月21日段階での、資料保存機関等の被災状況が表でまとめられています。

全史料協 新着情報
http://www.jsai.jp/
※2018.6.21欄に「速報 大阪北部地震 資料保存機関等被災状況」とあります。

大阪北部地震 資料保存利用機関等被災状況 [PDF:2ページ]
http://jsai.jp/ibbs/b20180621.pdf

生徒の学習に利用できる一次資料を無料で提供するサービス(米国)(記事紹介)

2018年6月20日付けの米・School Library Jouranal(SLJ)誌(オンライン)が、生徒の学習に利用できる一次資料を無料で提供しているサービスを紹介する記事“Free Primary Sources To Engage Students”を掲載しています。

記事では、一次資料は、二次資料では詳しく分からない点を補い、生徒が自身の疑問を解決することを促すため、重要なものであるとし、それら一次資料を無料で提供しているサービスを以下の通り紹介しています。

・米国の公共放送の歴史的コレクションを提供するAmerican Archive of Public Broadcasting(AAPB)の“Special collections”及び“curated exhibits”

・歴史的な新聞の検索サイトChronicling Americaの“recommended topics”

・米国デジタル公共図書館(DPLA)の一次資料セットやオンライン展示

・米国議会図書館(LC)の教員支援ページや一次資料セット

・米国国立公文書館(NARA)の“DocsTeach”及び“OurDocuments.gov”

・ニューベリー図書館のデジタルコレクション

【イベント】第51回[特別編]ARCセミナー「身装文化デジタルアーカイブの過去・現在・未来」(7/4・京都)

2018年7月4日、京都市の立命館大学アート・リサーチセンター(ARC)において、ARC及びアート・ドキュメンテーション学会関西地区部会の共催により、第51回[特別編]ARCセミナー「身装文化デジタルアーカイブの過去・現在・未来」が開催されます。

国立民族学博物館の「MCD(民博コスチュームデータベース)プロジェクト」の代表を務める高橋晴子氏(国立民族学博物館 外来研究員)による、デジタルアーカイブ構築を進める過程・結果において、研究がどのように変化したか(手法・視野・展開・ 成果創出のありかた、今後の展開や野望など)についての話のほか、「アート・ドキュメンテーションとは何か」について議論する事が目的とされています。

参加費は無料で予約も不要です。

第51回 [特別編]ARCセミナー 「身装文化デジタルアーカイブの過去・現在・未来」(ARC,2018/7/4)
http://www.arc.ritsumei.ac.jp/lib/app/news/pc/002952.html

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