メタデータ

オープンソースのデータリポジトリ“Dataverse”、Schema.orgに対応

2017年12月6日、オープンソースのデータリポジトリ“Dataverse”を開発する“Dataverse Project”が“Dataverse 4.8.4”を公開し、“Schema.org”に対応したと発表しています。

2017年夏、同プロジェクトでは、研究データのウェブ上での発見可能性向上や文献管理ツールへのメタデータのエクスポートに対応するために“Dublin Core”を採用しましたが、FORCE11の「学術データリポジトリのデータ引用ロードマップ」での“Dublin Core”“Schema.org”両者の採用という推奨事項に対応するため、今回の実装となりました。

今回、“Dataverse”のいくつかのメタデータ要素を“Schema.org”にマッピングすることを延期しているため、今後のリリースでこれらの要素に対応する計画です。

Dataverse Project
https://dataverse.org/
※「Dataverse 4.8.4 release adds support for Schema.org December 6, 2017」とあります。

日本赤十字社と米・ハーバード大学ライシャワー日本研究所、デジタルアーカイブのメタデータ連携に関する覚書を締結

2017年11月13日、日本赤十字社と米・ハーバード大学エドウィン・O・ライシャワー日本研究所が、デジタルアーカイブのメタデータ連携に関する覚書を締結しました。
 
同社の赤十字原子力災害情報センターが運営するデジタルアーカイブでは、東日本大震災・福島第一原子力発電所事故における同社の救護活動の記録をはじめとした原子力災害対応に関する情報を提供しています。同社は、今回の連携により、それらの情報がより広く共有・活用されることになるとしています。
 
ハーバード大学エドウィン・O・ライシャワー日本研究所とデジタルアーカイブのメタデータ連携に関する覚書を締結(日本赤十字社,2017/11/20)
http://www.jrc.or.jp/activity/saigai/news/171120_005040.html

赤十字原子力災害情報センター デジタルアーカイブ(日本赤十字社)
http://ndrc.jrc.or.jp/

E1971 - 第1回SPARC Japanセミナー2017<報告>

2017年9月13日,国立情報学研究所(NII)において第1回SPARC Japanセミナー2017「図書館員と研究者の新たな関係:研究データの管理と流通から考える」が開催された。

オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)、JPCOARスキーマを策定

2017年10月30日、オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)が、JPCOARスキーマを策定して公開しました。

JPCOARスキーマ項目一覧、XMLスキーマ定義、JPCOARスキーマ準拠メタデータサンプル集などが含まれています。

JPCOARでは、現在のメタデータ規格junii2の改訂作業を進めていて、2017年3月に「JPCOARスキーマ(案)」について意見募集を行っていました。

JPCOARスキーマを策定しました(JPCOAR, 2017/10/30)
https://jpcoar.repo.nii.ac.jp/?page_id=49#_href_178

JPCOARスキーマ ver1.0
http://id.nii.ac.jp/1458/00000024/

DataCiteメタデータスキーマver.4.1が公開:ソフトウェア引用を支援

研究データの共有と活用の向上にむけて活動を行っている国際コンソーシアム“DataCite”が、2017年10月23日付で、DataCiteメタデータスキーマver.4.1を公開しています。コミュニティにおける関心を向上させるため、ソフトウェアの引用支援に重点が置かれています。

New DataCite Metadata Updates Support Software Citation(DataCite Blog, 2017/10/23)
https://blog.datacite.org/metadata-schema-4-1/

DataCite Metadata Schema for the Publication and Citation of Research Data v4.1
https://doi.org/10.5438/0014

米国情報標準化機構、書誌情報の語彙に関するテクニカルリポート“Issues in Vocabulary Management”を公開

2017年9月25日、米国情報標準化機構(NISO)が、テクニカルリポート“Issues in Vocabulary Management”を公開しました。

2013年から2014年にかけて実施された“Bibliographic Roadmap Development Project”の成果で、図書館・出版社等以外にも、書誌や他の記述データを作成し共有する個人・団体や、課題を解決するために語彙を使用する様々な組織のナレッジマネージャーを支援することを目的としています。

2014年に発表した“Bibliographic Roadmap Development Projectの要約レポートで示された今後の書誌情報交換のための作業「語彙の利用・再利用」「語彙の文書化」「RDF語彙の保存のための要件」に基づいており、適切なライセンスやメンテナンスの維持・版管理を含めた語彙の利用・再利用のためのポリシーや社会的考慮事項の検討、語彙の属性の文書化、特に発見や利用・統制の持続性に関連した基準の研究、資金不足により団体によって放棄された語彙や印刷物からデジタル版に移行できない語彙などの“orphan vocabularies”の現状調査が行われています。

【イベント】古典籍 on flickr!~漢籍・法帖を写真サイトでオープンしてみると~(10/20・東京)

2017年10月20日、東京大学本郷キャンパス伊藤国際学術研究センターにおいて、東京大学附属図書館アジア研究図書館上廣倫理財団寄付研究部門(U-PARL)が、【アジアンライブラリーカフェno.002】「古典籍 on flickr!~漢籍・法帖を写真サイトでオープンしてみると~」を開催します。

費用対効果が高く持続性があり多くの研究者が「使える」デジタル化の実現のためflickrの利用を試みているU-PARLが、この試みにおける課題・苦労・成果・可能性を紹介するものです。

誰でも参加可能ですが、予約者が優先となっています。

【アジアンライブラリーカフェno.002】古典籍 on flickr!~漢籍・法帖を写真サイトでオープンしてみると~(U-PARL)
http://u-parl.lib.u-tokyo.ac.jp/archives/japanese/asianlibrarycafe2

研究コミュニケーションにおけるメタデータ共有の課題に対応する“Metadata 2020”が立ち上げ

研究コミュニケーションにおけるメタデータ共有の課題に対応するため、“Metadata 2020”が立ち上げられました。

Metadata 2020には、出版者、アグリゲータ、サービスプロバイダ、図書館員、資金提供者、研究者などが関与しています。メタデータの品質や相互運用性の改善のため、メタデータの重要性について意識を向上させることや、メタデータの作成・利活用などに関わる情報を提供することなどを目的としています。

News Release: A New Metadata Collaboration is Launched(Metadata 2020, 2017/9/6)
http://www.metadata2020.org/blog/2017-09-06-news-metadata-2020-is-launched/

北米研究図書館協会、著作権に関する問題についてのイシューブリーフを公開:インターネット上の政府情報の保存とメタデータの著作権

2017年9月14日、北米研究図書館協会(ARL)が、図書館や文書館が直面する著作権に関する問題についてのイシューブリーフ2点を公開しました。

“Using Fair Use to Preserve and Share Disappearing Government Information”では、インターネットから政府情報を保存・共有する際の複雑な法的問題を考察し、フェアユースの原則が政府情報を保存・共有することを支持していることを説明しています。

“Metadata and Copyright: Should Institutions License Their Data about Scholarship?”では、メタデータが著作権で保護されるべきかどうかを様々な状況下で検討し、またメタデータのライセンスについてのポリシーやコミュニティーの基準について考察するとともに、その広範な利用や共有を推奨しつつ、メタデータにライセンスを認めるかどうかについての推奨事項を提案しています。

カナダ研究図書館協会(CARL)によるプロジェクトPortage、研究データ発見のためのメタデータ標準に関する報告書を公開

2017年9月12日、カナダ研究図書館協会(CARL)の研究データ管理に関するプロジェクトPortageが、研究データ発見のためのメタデータ標準に関する報告書を公開しました。

Federated Research Data Repository(FRDR)のメタデータの枠組みや、主要な主題別メタデータ標準間のクロスウォークなどについてまとめられています。

PortageのData Discovery Expert Groupは、研究データの効果的な発見や利活用に資するメタデータの作成・管理等について支援することを目的とし、メタデータ標準の利用を促進しています。その下にあるMetadata Working Groupは、メタデータ標準の範囲の定義やメタデータ管理に関する提案を行っています。

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