カレントアウェアネス-R

米国議会図書館(LC)、新規開発中の語彙”Library of Congress Demographic Group Terms”(LCDGT)について現状を報告、コメントを募集

2015年11月3日、米国議会図書館(LC)が、新規開発中の語彙”Library of Congress Demographic Group Terms”(LCDGT)の現状を報告し、フィードバックを求めています。

第1段階では、2015年6月に約400の用語を承認しました。第2段階ではそれらを修正し、新規のものを含めて、約480の用語を提案しています。また、語彙の概要や開発の方向性について記述した”Library of Congress Demographic Group Terms: Introduction and Guiding Principles for the Pilot”(2015年5月)を2015年11月3日付けで改定しています。これらについて、LCは12月1日までコメントを求めています。

Library of Congress Requests Feedback on Further Development of Library of Congress Demographic Group Terms(LC, 2015/11/3)
http://www.loc.gov/catdir/cpso/lcdgt-feedback.html

TENTATIVE MONTHLY LIST 19 (December 14, 2015) (LC)

米国議会図書館(LC)、”BIBFRAME 2.0 Draft Specifications”を公開

2015年10月29日、米国議会図書館(LC)が、BIBFRAMEの仕様草案である”BIBFRAME 2.0 Draft Specifications”を公開しました。

BIBFRAMEは、LCによって検討が進められている新しい書誌データモデルです。今回公開された仕様草案は、次の7つです。

Titles
Agents and Roles
Items
Events
Identifiers and Notes
Administrative Metadata
Categories

これらのうち、”Events”は、録音・映像資料をBIBFRAMEで記述するためのモデルを分析した2014年5月のAV Preserveの報告書”BIBFRAME AV Modeling Study: Defining a Flexible Model for Description of Audiovisual Resources”に示された要件に対応するものとのことです。

BIBFRAME Model & Vocabulary(LC)
http://www.loc.gov/bibframe/docs/index.html

BIBFRAME Titles(PDF: 123KB)

OCLC Research、図書館利用者の情報行動についての報告書“The Library in the Life of the User”を公表

2015年11月9日、OCLC Researchが、図書館利用者の情報行動についての報告書“The Library in the Life of the User: Engaging with People Where They Live and Learn”を公表しています。

ユーザ中心の図書館サービスを提供するための新しい方法を考えるために、図書館員、情報科学者、および図書館情報学の学生や研究者に対して、ユーザーの行動調査の調査結果のシーケンシャルな概要を提供することを目的としているとのことです。

調査結果としては、

・人々は図書館を図書と結びつけており、オンラインリソースやレファレンスサービスについて考慮に入れていない。
・人々は、そのようなサービスが存在していると知らないため、図書館を情報を得るためには利用しようと考えない。また、いくつかの既知のサービスも利用者のワークフローにフィットしていない。
・情報ニーズの文脈や状況は、しばしば、人々の行動形態や、技術への関与方法に影響される。
・オンライン、物理的環境両者への関与の構築は、上首尾で効果的なサービスの開発のために重要である。

があげられるとのことです。

米国デジタル公共図書館(DPLA)が、ナイト財団(Knight Foundation)から、新聞コンテンツをDPLAのプラットフォームに統合する調査のため15万ドルの補助金を獲得

米国デジタル公共図書館(DPLA)が、ナイト財団(Knight Foundation)から、新聞コンテンツをDPLAのプラットフォームに統合する調査のため15万ドルの補助金を得たと発表しています。

全米人文科学基金(NEH)と米国議会図書館(LC)が連携して実施している、全米電子新聞プログラム(National Digital Newspaper Program:NDNP)の“Chronicling America”では、多くの州の歴史的新聞がデジタル化され、オンラインで公開されているが、いくつかの州では未着手のため、この重要なプログラムにDPLAで新たに追加することには意味があるとのことです。

そしてDPLAでは、“Chronicling America”で閲覧できる1,000万ページ以上の新聞を含めて、米国の新聞をシームレスに発見できるようにするために、どれだけ資源が必要か調査をするとのことです。

調査が終了次第、DPLAでは会議を開催して、調査結果を報告し、新聞のデジタル化の次の段階について議論を行なうとのことです。

DPLA Announces Knight Foundation Grant to Research Potential Integration of Newspaper Content(DPLA,2015/11/9)

文化庁、文化審議会著作権分科会法制・基本問題小委員会(第6回)の配布資料を公開

文化庁は、2015年11月4日に開催された文化審議会著作権分科会法制・基本問題小委員会(第6回)の配布資料を公開しています。

環太平洋パートナーシップ(TPP)協定の知的財産章・著作権関係の合意事項や、TPP協定に定められている著作権法整備に関わる事項などの概要に関する資料のほか、各種団体の提出資料などが掲載されています。

文化審議会著作権分科会 法制・基本問題小委員会(第6回)(文化庁)
http://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/chosakuken/hoki/h27_06/

参考:
文化庁、2015年度文化審議会著作権分科会法制・基本問題小委員会(第6回)の開催について通知、議事はTPPへの対応についてを予定
Posted 2015年10月30日
http://current.ndl.go.jp/node/29822

英国図書館(BL)、“Digital Conversations @BL: Games, Literature, Libraries and Learning”を開催

英国図書館(BL)は、2015年12月3日、“Digital Conversations @BL: Games, Literature, Libraries and Learning”を開催するとのことです。

同イベントは、BLが、“Playing Beowulf project”の支援を受けた、英国芸術・人文科学研究会議(Arts and Humanities Research Council: AHRC)とともに主催するもので、デジタルゲームが如何に芸術、エンターテイメント、教育目的に使われるかや、文学や歴史的なアーカイブコレクションの新しい解釈を提供するかについて議論をするとのことです。

欧州研究図書館協会(LIBER)、リサーチデータに関する図書館の役割についてのファクトシートとインフォグラフィックを公開

2015年11月9日、欧州研究図書館協会(LIBER)が、リサーチデータに関する図書館の役割についてのファクトシートとインフォグラフィックを公開しています。

New Factsheet & Infographic on Libraries’ Role for Research Data(LIBER,2015/11/9)
http://libereurope.eu/blog/2015/11/09/new-factsheet-infographic-on-libraries-role-for-research-data/

Libraries & Research Data:Towards a new leadership role(factsheet)
http://libereurope.eu/wp-content/uploads/2015/11/LIBER-Libraries-and-Research-Data-factsheet1.pdf

Libraries & Research Data:Towards a new leadership role(infographic)

【イベント】ミュージアム連携事業 國學院大學博物館 国際シンポジウム・ワークショップ2015「博物館の国際的ネットワーク形成と日本文化研究」(12/12-13・東京)

2015年12月12日から13日にかけて、ミュージアム連携事業 國學院大學博物館 国際シンポジウム・ワークショップ2015「博物館の国際的ネットワーク形成と日本文化研究」が開催されます。

本シンポジウムでは、海外で日本関連の資料を展示、研究している博物館から担当の学芸員をお招きし、それぞれの博物館の現状を報告いただき、日本の博物館にどのような情報発信を求めるかを発題していただきます。その上で日本側のパネリストたちと討議を行い、情報化時代といわれる現代に求められている、博物館の国際的ネットワークのあり方を展望するとのことです。

参加費は無料で、先着順で受け付けており、締切日はありませんが、定員に達し次第締め切るとのことです。

ミュージアム連携事業 國學院大學博物館 国際シンポジウム・ワークショップ2015(國學院大学)
http://www.kokugakuin.ac.jp/oard/museum_event__international_symposium2015.html
http://www.kokugakuin.ac.jp/content/000063860.pdf

参考:
E1643 - JALプロジェクト2014:公開ワークショップ<報告>
カレントアウェアネス-E No.274 2015.01.22

英国・グラスゴー大学、1803年から2005年までの英国議会の会議録をオンラインで公開

英国・グラスゴー大学が、1803年から2005年までの英国議会の会議録をオンラインで公開したと発表しています。

ウィンストン・チャーチル首相の第二次世界大戦中の演説など、いくつかの記憶に残る瞬間を含めた、760万件の演説・16億語が含まれているとのことです。

Political speeches, puns and putdowns go online(University of Glasgow,2015/11/5)
http://www.gla.ac.uk/news/headline_430485_en.html

British Parliament (Hansard) 1803-2005
http://www.hansard-corpus.org/

韓国・高陽市、利用者自身が希望する図書を直接選書できる「책 채움(図書を満たす)」イベントを開催

韓国・高陽市が、図書館が購入する図書を直接選書する「책 채움(図書を満たす)」イベントを11月7日と14日に行うとのことです。

図書の購入は司書が図書館全体の蔵書構成を考慮して、必要な書籍を選定する固有の領域と考えてきたけれども、市民が利用しない資料は意味がないとして、図書館を利用する市民が直接図書を選書する「市民参加の図書館の具現」のため、今回の行事を実施することにしたとのことです。

現在はオフラインで希望図書を申請して受け付けていますが、同イベントでは図書館を訪れた市民が誰でも新刊図書の中で購入を希望する資料を1人当たり3冊まで申請できるとのことです。申請された図書は登録手続きを経て、図書館の書架に配架され、貸出し可能となるとのことです。

고양시, 시민이 직접 도서관 책 선정하고 채운다(高陽市,2015/10/29)
http://www.goyang.go.kr/kr/intro/sub05/03/index.jsp?bdId=41229&bbsMode=view

参考:
CA1734 - 研究文献レビュー:蔵書構成 / 安井一徳
カレントアウェアネス No.306 2010年12月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1734

大学図書館で学生による選書広がる(日本)

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