カレントアウェアネス-R

フランクリン・D・ルーズベルト大統領図書館・博物館、同大統領の演説関係資料をオンラインで公開

フランクリン・D・ルーズベルト大統領図書館・博物館は、AT&T、マリスト大学、ルーズベルト研究所の支援を受け、需要が高いアーカイブコレクションである、草案・スピーチ原稿・大統領の政策専門家によって作成された台本など、同大統領の演説ファイルの原本46,000点をオンラインで公開したとのことです。演説の録音資料も含まれるようです。

FDR's speeches available online for 1st time(AP,2015/12/7付け記事)
http://bigstory.ap.org/article/13d8efe23ec24150ba64021f0584d465/fdrs-speeches-available-online-1st-time

New Digital Speech Collections(Franklin D.Roosvelt Presidential Library and Museum)
http://www.fdrlibrary.marist.edu/archives/collections/fdrspeeches.html

JSTORとワシントン大学のデータラボが協同して、学際的な研究における研究成果入手のための新しいツールの開発を実施へ

JSTORの一部門で、出版社・図書館・研究室と共同して研究者・学生・教員のためのツールを作成することを目的とするJSTOR Labsとワシントン大学のデータラボのウェスト(Jevin West)研究室が協同して、研究者が他分野の重要な研究成果を入手するための新しいツールの開発を行なうと発表しています。

研究成果は、新しいウェブサイト“JSTOR Sustainability(beta)”に組み込まれるとのことです。同サイトは、今のところ、環境ストレスや人文学へのそれらの影響を扱っている幅広い範囲の学術論文や調査レポートが含まれているとのことです。

JSTOR and the U. of Washington DataLab Explore New Tools for Interdisciplinary Researchers(JSTOR,2015/12/8)
http://about.jstor.org/news/jstor-and-u-washington-datalab-explore-new-tools-interdisciplinary-researchers

JSTOR Sustainability(beta)

最も優れたGIF画像を表彰する国際的なコンペティション“GIF IT UP 2015”の優勝者及び各賞の受賞者が発表される

2015年12月8日、米国デジタル公共図書館(DPLA)と、ニュージーランド国立図書館の電子図書館ポータル“DigitalNZ”が、Europeanaやオーストラリア国立図書館の情報探索サービス“Trove”と連携して実施していた国際的なコンペティション“GIF IT UP 2015”の優勝者と各賞の受賞者が発表されました。

“GIF IT UP”は、DPLA・DigitalNZ・Europeana・Troveのサイトから利用できるパブリックドメインやオープンライセンスの動画・画像・テキスト等を使って作成された最も優れたGIF画像を表彰する国際的なコンペティションで、応募作品は、パブリックドメインで、著作権の制限がないことを宣言するか、再利用可能なクリエイティブコモンズであることが条件となっています。

Meet the winners of GIF IT UP 2015(DPLA,2015/12/8)
http://dp.la/info/2015/12/08/meet-the-winners-of-gif-it-up-2015/

View all of the GIF IT UP entries
http://gifitup2015.tumblr.com/

参考:

県立長野図書館、「信州の山岳」文庫を公開

2015年12月10日、県立長野図書館が、「信州の山岳」文庫を公開しました。

株式会社山と渓谷社と長野県が、2015年7月15日に「信州の山岳文化創生事業」の推進に関する包括連携協定を結び、お互いに事業協力を行うことになった一環として、株式会社山と渓谷社様から県立長野図書館に図書・DVDの寄贈があり、「信州の山岳」文庫として活用することになったとのことです。

「信州の山岳」文庫は2セット寄贈を受けており、1セットを県立長野図書館配架用に、もう1セットを県内図書館等巡回用として活用するとのことです。

「信州の山岳」文庫を公開しました(県立長野図書館,2015/12/10)
http://www.library.pref.nagano.jp/osirase_151210

【イベント】ふくしま震災遺産保全プロジェクト アウトリーチ事業 震災遺産を考えるⅡ いわきセッション「津波を科学する―そのメカニズムから防災まで―」(12/5-20・福島)

2015年12月5日から20日まで、ふくしま震災遺産保全プロジェクト アウトリーチ事業 震災遺産を考えるⅡ いわきセッション「津波を科学する―そのメカニズムから防災まで―」が開催されます。

「ふくしま震災遺産保全プロジェクト」は震災が産み出した次世代に伝え遺すべき歴史的資料を「震災遺産」と位置づけ、その保全を図ることを目的に、昨年度からフィールド調査や資料収集をおこなっています。今回のいわきセッションは、将来の津波の予測と防災のあり方を展示会、講演会、現地見学会を通して考えます。

プログラム1:展示会「浜通りの震災遺産展」
会場:いわき市石炭・化石館 コミュニティーカフェ
会期:2015年12月5日~20日

プログラム2:講演会「東日本大震災の教訓とその後の防災・減災の考え方」
講師:今村文彦氏(東北大学災害科学国際研究所所長)
日時:2015年12月12日 13:30~15:30
会場:いわき市生涯学習プラザ4階 大会議室

プログラム3:現地見学会「富岡町 被災の現状を知る」
場所:富岡町海岸、富岡駅周辺、富岡町文化交流センターほか
日時:2015年12月13日 9:00~15:00

プログラム1・2は入場無料、プログラム3は要申込とのことです。

いわき市石炭・化石館 イベント企画(いわき市石炭・化石館)

総務省、地方独立行政法人制度の改革に関する研究会報告書を公表

2015年12月8日、総務省自治行政局行政経営支援室は、「地方独立行政法人制度の改革に関する研究会」の報告書を公表しました。

地方独立行政法人制度は、2014年6月に「独立行政法人通則法の一部を改正する法律」、「独立行政法人通則法の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整備に関する法律」が公布され、地方独立行政法人法(平成15年法律第118号)以来の抜本的な見直しが行われました。

公立大学(短期大学含む)は、地方独立行政法人法が施行された2004年4月以降順次法人化が進められ、現在では79大学(66法人)が法人形態で運営されていますが、同じ高等教育機関である国立大学法人と比べて、出資や附属学校の設置など制度上認められている業務範囲が狭くなっている事項等が存在することから、国立大学法人のスキームに即した形での制度改正を行うとのことです。

地方独立行政法人制度の改革に関する研究会報告書の公表(総務省、2015/12/8)
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01gyosei04_02000038.html

報告書(本文)
http://www.soumu.go.jp/main_content/000388522.pdf

報告書(参考資料)

大阪産業労働資料館(エル・ライブラリー)、「労働史オーラルヒストリープロジェクト」のウェブサイトを公開

2015年12月8日、大阪産業労働資料館(エル・ライブラリー)は、「労働史オーラルヒストリープロジェクト」のウェブサイトを公開しました。

「労働史オーラルヒストリープロジェクト」は、同館と労働史研究者による共同プロジェクトで、社会運動史、労働組合運動史、労務管理史、労使関係史、経営史、技術史など幅広く労働史について聞き取り調査を行い、その様子を動画と書きおこしテキストとし、それに参考文献リストを加えて、インターネットで公開することを目指すものとのことです。

12月9日現在、4名へのインタビューと2011年11月27日に収録された座談会の様子が公開されています。

労働史オーラルヒストリープロジェクト
http://shaunkyo.jp/oralhistory/

大阪産業労働資料館(エル・ライブラリー)
http://shaunkyo.jp/
※トップページに「労働史オーラルヒストリープロジェクトのサイトを公開開始」とあります。

Twitter(Llibraryosaka, 2015/12/8)
https://twitter.com/Llibraryosaka/status/674124774906322944

参考:
大阪産業労働資料館(エル・ライブラリー)、オーラルヒストリー音声デジタル化資料リストを公開

クリエイティブ・コモンズ(CC)、2015年版の”State of the Commons”を公開、10億件以上の作品がCCライセンスを使用

2015年12月8日、クリエイティブ・コモンズ(CC)は、ライセンスの付与状況や活動状況のレポート”State of the Commons”の2015年版を公開し、10億件以上の作品がCCライセンスを使用していることを明らかにしました。

そのほか、CC 4.0 ライセンスは7か国語に翻訳されており、今年中にあと3か国語に翻訳されること、2015年には、CCライセンスを付与された作品が1,360億回以上も閲覧されたこと、世界の50以上の文化機関がCCライセンス等を使用してコンテンツの自由な利用を可能にしていること、オープンな教科書の使用により米国とカナダで1億7,400万ドルが今までに節約されていること、などが言及されています。

State of the Commons Report Highlights Milestone of Over 1 Billion Creative Commons Works Shared Online(creative commons, 2015/12/8)
https://creativecommons.org/weblog/entry/46632

State of the Commons 2015
https://stateof.creativecommons.org/2015/

参考:

九州大学附属図書館、九州大学学術情報リポジトリ(QIR)に登録された、同学の刊行物に掲載の論文等へのDOI登録について発表:QIRのコンテンツの半数以上にDOIが付与

2015年12月8日、九州大学附属図書館は、九州大学学術情報リポジトリ(QIR)で本文を公開している紀要等の同学の刊行物の掲載論文等のうち15,900件について、デジタルオブジェクト識別子(DOI)を登録したと発表しています。

登録対象は、九大コレクションの「出版物」のページに掲載されている学内刊行物で、2014年度以前に出版された和文誌とのことです。

先に登録されていた博士論文も含めると、発表時点でQIRにおいて公開している30,587件のうち、55%(16,811件)が登録済とのことで、今後も登録を進めていくようです。

九大の刊行物(紀要等)にDOIを登録しました(九州大学附属図書館,2015/12/8)
https://www.lib.kyushu-u.ac.jp/ja/news/1878

関連:
九大コレクション|成果文献|出版物(九州大学附属図書館)
https://www.lib.kyushu-u.ac.jp/publications_kyushu

参考:
九州大学附属図書館、九州大学の博士論文にDOIを登録
Posted 2015年10月23日
http://current.ndl.go.jp/node/29746

九州大学学術情報リポジトリ(QIR)の公開コンテンツが3万件を突破
Posted 2015年9月1日

ペンギンランダムハウス、図書館向けの電子書籍ライセンスモデルを統一

英語圏の出版最大手であるペンギンランダムハウスグループが、これまでグループ内で複数方式あった図書館向けのライセンスモデルを2016年1月1日から統一することを発表しました。

2012年に米ランダムハウスと英ペンギングループが合併して誕生したペンギンランダムハウスグループにおいては、合併前のペンギングループに属する電子書籍とランダムハウスに属する書籍とで異なるライセンスモデルが採用されており、ランダムハウスの電子書籍は一度ライセンスを購入すると永続的にアクセスが保障された一方、ペンギングループの電子書籍は一年ごとのライセンス更新が求められました。新たなモデルでは永続アクセス型に統一されるとともに、各タイトルの価格も引き下げる方針とのことです。

Penguin Random House Announces New Ebook Terms of Sale for Libraries(Library Journal、2015/12/3付け)
http://lj.libraryjournal.com/2015/12/technology/ebooks/penguin-random-house-announces-new-ebook-terms-of-sale-for-libraries/

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