カレントアウェアネス・ポータルは、図書館界、図書館情報学に関する最新の情報をお知らせする、国立国会図書館のサイトです。

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当サイトの運営担当者は、毎営業日、図書館に関する情報を収集しています。その中から、図書館の「いま」(カレント)がわかるニュースを中心に、ご紹介します。

米国議会図書館、夏の有給インターンシップの募集を開始

米国議会図書館(LC)が、2010年6月7日~同年8月13日までの期間の、インターンシップ参加者を募集しています。このインターンシップは有給で、期間中のフルタイム勤務に対し、一人当たり3,000ドルが支払われます。このインターンシップの目的は、LCのコレクションへのアクセスと、LCのデジタルデータ保存プログラムへの理解の向上となっています。

Library of Congress to Offer Junior Fellows Summer Internships
(LCのニュースリリース)
http://www.loc.gov/today/pr/2010/10-051.html

IFLA、第8回国際マーケティング賞の受賞図書館を発表

国際図書館連盟(IFLA)が毎年選んでいる国際マーケティング賞の第8回(2010年)の受賞館が発表されました。第1位に輝いたのは、インドのIndian School of Businessの図書館であるLearning Resource Centreで、学校の経営陣、教員、学生に対する各種情報アラートサービス等を展開しました。第2位は米国のGail Borden公共図書館、第3位はノルウェーのベルゲン大学図書館となりました。

Winners Announced for the 8th IFLA International Marketing Award
(IFLAのプレスリリース)
http://www.ifla.org/en/news/winners-announced-for-the-8th-ifla-international-marketing-award

参考:
第7回IFLA国際マーケティング賞
http://current.ndl.go.jp/node/12466

総務省関東総合通信局、地域住民参加型デジタルアーカイブの推進に関するフォーラムを開催

総務省関東総合通信局は2009年10月、地域住民参加型デジタルアーカイブの持続可能なあり方、運営方法、コンテンツの収集と利活用といったことについて検討する、「地域住民参加型デジタルアーカイブの推進に関する調査検討会」を設置しました。このほど、その成果報告などを行う「地域住民参加型デジタルアーカイブの推進に関するフォーラム」を、2010年3月30日に開催するということです。

地域住民参加型デジタルアーカイブの推進に関するフォーラムを開催≪地域の歴史・文化を伝承する新たな仕組みをめざして≫
http://www.soumu.go.jp/soutsu/kanto/if/press/p21/p2203/p220308f.html

インディアナ大学、「FRBR XMLスキーマ」をリリース

インディアナ大学の音楽資料の電子図書館プロジェクト“Variations”の派生プロジェクトである”Variations/FRBR”から、FRBR化した書誌データのエンコードのためのXMLスキーマである「FRBR XMLスキーマ」が発表されています。

FRBR XML Schemas released (March 15, 2010)
http://www.dlib.indiana.edu/projects/vfrbr/projectDoc/admin/news.shtml

Variations/FRBR
http://www.dlib.indiana.edu/projects/vfrbr/

来訪者の多かったウェブサイト、FacebookがGoogleを抜いて1位に(米国)

米国Hitwise社の調べによると、2010年3月7日から13日までの1週間に、米国で最も訪問者の多かったウェブサイトは、シェア7.07%のFacebook.comであったとのことです。それまで1位の座にあったGoogle.comは、シェア7.03%で2位になっています。日単位では、クリスマスや元日、3月7日などでFacebook.comが1位になっていたようです。

Facebook Reaches Top Ranking in US(Hitwise Intelligence 2010/3/15付けの記事)
http://weblogs.hitwise.com/heather-dougherty/2010/03/facebook_reaches_top_ranking_i.html

オンラインでの雑誌の販売・閲覧サービス「コルシカ」、サービス終了へ

2009年10月に開始されたものの出版社等からの抗議を受け間もなく提供中止となっていた、オンラインでの雑誌の販売・閲覧サービス「コルシカ」について、2010年3月25日をもって全てのサービスの提供を終了すると発表されています。

サービス終了のお知らせ
http://www.corseka.jp/company/topics.html

雑誌閲覧サイト「コルシカ」がサービス終了へ(2010/3/15付けINTERNET Watchの記事)
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100315_354918.html

参考:
オンラインの雑誌販売サービス「コルシカ」が提供中止
http://current.ndl.go.jp/node/14922

島根県の小中学校の学校司書等配置率が98%に

島根県内の小中学校のうち学校図書館に司書あるいはボランティアを配置している割合は2010年3月現在98%となっており、2008年度の27%から大幅に上昇したと報じられています。配置している338校のうち、学校司書を配置している学校は142校、ボランティアは196校のようです。また、島根県教育委員会は、現状で72%となっている司書教諭配置率を、2014年度を目途に100%にすることを目指しているとのことです。

小中校98%に学校司書(中国新聞 2010/3/13付けの記事)
http://www.chugoku-np.co.jp/kikaku/child/news/100313c.html

参考:
島根県、市町村への学校司書等配置事業を開始へ
http://current.ndl.go.jp/node/12404

E787 - 文科省,2007年度「学校図書館の現状に関する調査」結果を公表
http://current.ndl.go.jp/e787

マギル大学図書館、オンデマンドでの電子版・印刷版提供サービスを開始

カナダのマギル大学図書館が、Kirtas社のブックスキャナーとOn Demand Books社の印刷製本機“Espresso Book Machine”を使って、同館が所蔵するパブリックドメインの貴重資料などをPDF形式の電子版、あるいは印刷版で提供するオンデマンドサービスを開始すると発表しています。学生や教員のほか、一般市民も同サービスを利用できるようです。

On Demand Services launch at McGill Library(マギル大学図書館のニュースリリース)
http://www.mcgill.ca/channels/announcements/item/?item_id=115447

Digitize on Demand - Print on Demand
http://www.mcgill.ca/library/library-about/ondemand/

東京都立図書館、「視覚障害者サービス要綱」を改正

東京都立図書館は、2010年3月9日付けで改正した「東京都立図書館視覚障害者等サービス要綱」を公表しています。改正著作権法の下での視覚障害者等に対するサービスの指針を示す「図書館の障害者サービスにおける著作権法第37条第3項に基づく著作物の複製等に関するガイドライン」が2010年2月18日に公表されたことに伴う改正です。

「視覚障害者サービス要綱」を改正しました。(2010/3/15付け都立図書館のお知らせ)
http://www.library.metro.tokyo.jp/info/archive/document.php?g=info&id=174

東京都立図書館視覚障害者等サービス要綱(2010年3月9日付け)
http://202.8.82.248/12/pdf/shisho01.pdf

参考:
改正著作権法の下での図書館の視覚障害者サービスのガイドラインが公表
http://current.ndl.go.jp/node/15823

東京都立中央図書館、視覚障害者サービスを拡充
http://current.ndl.go.jp/node/15577

毎日新聞社、Reader向けにも英文ニュースを配信

毎日新聞社が、米ソニー社の電子書籍リーダーReader向けにも英文ニュースを有料配信すると発表しています。配信されるのは、同社の英文サイト“Mainichi Daily News”の記事で、2009年10月にAmazon社のKindleに続く第2弾となるとのことです。

毎日新聞社、米国でソニーの電子書籍端末「Reader」に英文ニュースを配信(CNET Japan 2010/3/11付けの記事)
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20410252,00.htm

ソニーの端末「リーダー」にも配信 英文ニュースを有料で(毎日新聞社のお知らせ)
http://www.mainichi.co.jp/info/2010/03/news000738.html

参考:
日本の新聞社もKindle向けに英文ニュースを提供
http://current.ndl.go.jp/node/15779

韓国国立中央図書館とイラン国立図書館が提携

韓国国立中央図書館とイラン国立図書館が相互協力関係を強化することで合意したとのことです。今後、経験の交換や人的交流、展示会の開催などに加え、相手国についての情報室を作ることも予定されているようです。

National libraries of Iran and S. Korea sign agreement(2010/3/14付けTehran Timesの記事)
http://www.tehrantimes.com/index_View.asp?code=215997

이란 국립도서관에 한국 자료실(2010/3/10付けMSNニュースの記事)
http://news.msn.co.kr/article/read.html?cate_code=1400&article_id=201003101757171029

National Libraries of Iran and South Korea Sign Agreement(2010/3/14付けResourceshelfの記事)
http://www.resourceshelf.com/2010/03/14/national-libraries-of-iran-and-south-korea-sign-agreement/

参考:
E306 - イラン国立図書館が新装開館

図書館員に聞いた電子書籍の現状

スタンフォード大学の電子出版サービス部門“HighWire Press”が、2009年秋に実施した、図書館員を対象とした電子書籍の現状に関する調査の結果を発表しています。予算やベンダー、フォーマット等に関する20の質問に対して、13か国の138人の図書館員から回答を得たとのことです。利用者がフォーマットとしてPDFを好んでいることや、デジタル著作権管理(DRM)が電子書籍の利用を妨げる大きな要因となっていることなどが、調査結果として示されています。

In Survey of Academic Librarians and Ebooks, Pointers Toward a Better System(Library Journal 2010/3/11付けの記事)
http://www.libraryjournal.com/article/CA6722546.html

HighWire Press 2009 Librarian eBook Survey
http://highwire.stanford.edu/PR/HighWireEBookSurvey2010.pdf

科学技術振興機構(JST)の『情報管理』が2010年度のモニターを募集

科学技術振興機構(JST)が刊行している『情報管理』誌が、2010年度のモニター(編集協力員)を募集しています。

平成22年度「情報管理」誌モニターを募集します
http://johokanri.jp/announce/2010/03/004270.html

奈良県立図書情報館、中国陜西省図書館と友好協定を締結

奈良県立図書情報館が、中国陜西省図書館と友好協定を締結したと発表しています。両館の資料の交換や地域情報の交換、研修生の派遣などが計画されているとのことです。2010年3月13日には協定締結を記念したシンポジウムも開催されています。

県立図書情報館・中国陝西省図書館友好協定締結式 平成22年3月12日(金) および平城遷都1300年記念・友好協定締結記念シンポジウム 平成22年3月13日(土)
http://eventinformation.blog116.fc2.com/blog-entry-357.html

奈良県立図書情報館、中国・陜西省図書館と友好協定締結-地域情報交換も(奈良経済新聞 2010/3/12付けの記事)
http://nara.keizai.biz/headline/370/

大地震後のチリの図書館の状況についての記事

米国図書館協会(ALA)の発行する雑誌American Libariesのウェブ版に、2010年2月に大地震が起こったチリの図書館の状況についての記事が掲載されています。地震による交通網の分断や非常事態宣言が出されていることなどから国内の移動が難しく、図書館の被害状況の詳しい調査は行われていないようですが、記事によると、少なくとも国内の公共図書館の約3分の1にあたる128の図書館は開館できない状態とのことです。首都サンティアゴのサンティアゴ公共図書館も被害を受けましたが、まもなく再開館の予定とのことです。

Quake Shatters Chile's Public Library Services(2010/3/10付けAmerican Libariesの記事)
http://www.americanlibrariesmagazine.org/news/03102010/quake-shatters-chiles-public-library-services

キャンパス内でオープンアクセス基金を立ち上げるためのガイド

米国のSPARCが、キャンパス内にオープンアクセスのための基金を立ち上げるために役立つ知識や実践例を集約したウェブページを開設しています。

Campus-based Open-access Publishing Funds
http://www.arl.org/sparc/openaccess/funds/index.shtml

New SPARC release: Guide to exloring campus-based OA funds
- OA Librarian 2010/3/4付けの記事
http://oalibrarian.blogspot.com/2010/03/new-sparc-release-guide-to-exloring.html

バーコードに様々な情報を付与するサービス“StickyBits”

米国図書館協会(ALA)の出版部門の一つであるALA Techsourceが、バーコードに様々な情報を付与する、スマートフォン向けのサービス“stickybits”の活用に関するブログ記事を掲載しています。stickybitsでは、写真や動画などのデジタル情報をバーコードに付けることができるため、図書に動画レビューを付けるといった利用例が挙げられています。

Annotating the real world(ALA Techsourceのブログ 2010/3/11付けの記事)
http://www.alatechsource.org/blog/2010/03/annotating-the-real-world.html

stickybits
http://www.stickybits.com/

国立国会図書館、「日本全国書誌の在り方に関する検討会議」の概要を公開

国立国会図書館は、2010年3月3日に開催した「日本全国書誌の在り方に関する検討会議」の概要を公開しています。同会議は、国立国会図書館が作成する日本全国書誌とその機械可読版であるJAPAN/MARCがより広く活用されることを目的として、関係機関の代表が集まり開催されたものです。

日本全国書誌の在り方に関する検討会議について
http://www.ndl.go.jp/jp/library/data/jnbconf_20100303.html

日本の全国各地の図書館の所蔵・貸出状況を検索できる「カーリル」

日本の全国各地の図書館の貸出状況を検索できるウェブサービス「カーリル」が公開されています。検索対象の図書館を設定し、タイトル・著者名を検索ボックスに入力(あるいは選択画面で「話題の本」や著者名を選択)すると、対象図書館での所蔵・貸出状況が、表紙のイメージとともに表示されます。利用者によるレビューや、「読みたいリスト」作成の機能もあるようです。2010年3月11日現在で、全国4310館の図書館に対応(図書館システム数は1072個)しているとのことです。

カーリル
http://calil.jp/

全国4300館以上の図書館/図書室に対応 蔵書検索サイト「カーリル」(calil.jp)を開始(2010/3/10付けカーリルのプレスリリース)
http://calil.jp/doc/press.html

図書館の方へ(カーリルのサイトより)
http://calil.jp/doc/lib.html

米国図書館協会(ALA)、ITの進展による図書館への影響についてのリポートを公開

米国図書館協会(ALA)の情報技術政策局(OITP)による、情報技術(IT)の進展とその図書館への影響についてまとめたリポート“Checking Out the Future”が公表されています。2008年から2009年の期間の文献のレビューを基にしたもので、新技術やデジタル化の影響、他機関との協同の重要性などについてまとめられています。

Checking Out the Future : Perspectives from the Library Community on Information Technology and 21st-Century Libraries
http://www.ala.org/ala/aboutala/offices/oitp/publications/policybriefs/ala_checking_out_the.pdf

ALA releases new publication to advance the national conversation on the future of libraries(2010/3/10付けALAワシントンオフィスDistrict Dispatchの記事)
http://www.wo.ala.org/districtdispatch/?p=4542

参考:

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