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カレントアウェアネス-R

当サイトの運営担当者は、毎営業日、図書館に関する情報を収集しています。この「カレントアウェアネス-R」では、その中から、図書館の「いま」(カレント)がわかるニュースを中心に、ご紹介しています。

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【イベント】研究会・見学会「現代アートとアーカイブの問題」in 金沢21世紀美術館(1/29・金沢)

2017年1月29日、金沢21世紀美術館(石川県金沢市)で、研究会・見学会「現代アートとアーカイブの問題」in 金沢21世紀美術館が開催されます。

金沢21世紀美術館見学会と研究会「現代アートとアーカイブの問題」で構成されています。研究会では、現代芸術祭のアーカイブと、学術資料アーカイブの活用についてのレクチャーに続いて、アート・アーカイブ作成に携わっている研究者を交えたディスカッションが行なわれます。また、金沢21世紀美術館で開催中の展示も観覧できます。

参加費は無料で、事前申込が必要です。

【見学会】
12:30:開会挨拶
12:35~12:55「金沢21世紀美術館とそのアーカイブについて」
石黒礼子(金沢21世紀美術館アーキビスト)
鷲田めるろ(金沢21世紀美術館キュレーター)
12:55~14:00 館内見学 —交流ゾーン、アートライブラリー、アーカイブなど/解説付—

【研究会】
[レクチャー]
14:00~14:40「鶴来現代芸術祭アーカイブ展について」
鷲田めるろ
14:40~15:20「学術資料情報の生成と活用に向けた取り組みについて」
堀井洋・上田啓未(合同会社AMANE)

[トーク&ディスカッション]
15:30~16:20 司会・コメンテーター:赤間亮(立命館大学アート・リサーチセンター)

内閣府、国立公文書館の機能・施設の在り方等に関する調査検討会議の展示・学習等及び保存・利用支援等合同ワーキンググループ(第4回)の配布資料を公開

2017年1月18日、内閣府の国立公文書館の機能・施設の在り方等に関する調査検討会議の、展示・学習等と保存・利用支援等の合同ワーキンググループ(第4回)が開催され、配布資料が公開されています。

配布資料には、ワーキンググループの報告書(案)である「新たな国立公文書館の施設等に関する調査検討報告書(案)」が含まれています。

2017年1月18日開催 第4回 配布資料一覧(展示・学習等ワーキンググループ)
http://www8.cao.go.jp/chosei/koubun/kentou/20170118tenjihaifu.html

2017年1月18日開催 第4回 配布資料一覧(保存・利用支援等ワーキンググループ)
http://www8.cao.go.jp/chosei/koubun/kentou/20170118hozonhaifu.html

新たな国立公文書館の施設等に関する調査検討報告書(案)(PDF: 597KB)
http://www8.cao.go.jp/chosei/koubun/kentou/20170118/shiryou1-1.pdf

関連:
国立公文書館の機能・施設の在り方に関する基本構想(平成28年3月31日)(PDF: 1929KB)

国立極地研究所、JAIRO Cloudを活用してデータジャーナル『Polar Data Journal』を創刊

2017年1月19日、国立極地研究所は、極域科学に関するデータジャーナル『Polar Data Journal』を創刊しました。学術機関によるデータジャーナルの出版は国内初とのことです。

本ジャーナルのプラットホームは、国立情報学研究所(NII)が開発・運用するJAIRO Cloudで構築されています。

極域科学に関するデータジャーナル「Polar Data Journal」創刊(国立極地研究所、2017/1/19)
http://www.nipr.ac.jp/info/notice/20170119.html

「JAIRO Cloud」を活用して極地研がデータジャーナル創刊/NII開発の共用リポジトリサービス(NII、2017/1/19)
http://www.nii.ac.jp/news/2016/0119/

Polar Data Journal
https://pdr.repo.nii.ac.jp/

参考:
CA1858 - データジャーナル:研究データ管理の新たな試み / 南山泰之
http://current.ndl.go.jp/ca1858

【イベント】「分野を超えたデータサイエンスの広がり~自然科学から人文社会科学まで~」(2/20・東京)
Posted 2017年1月16日

MLA分野での専門能力養成への需要に関する調査報告書が公開(米国)

MLAおよびその他の文化資源保存機関の連携促進を目的とする非営利組織Educopia Instituteが、2016年12月付けで、MLA分野における専門能力養成への需要に関する調査報告書“Self-Identified Library, Archives and Museum Professional Development Needs”の2016版を公開しています。

報告書では、これら機関における継続的な研修や専門能力の養成への強い要望・関心が明らかになったとし、(1)中級から高度な技術的な研修が必要とされるなど分野間では相違点より類似点が多いこと、(2)community engagement分野でのニーズはあらゆる部門で示されたこと、(3)保存修復に関する物理的な保存の指針や技能に関するニーズが約3分の1の回答者からあったこと、などが紹介されています。

また、災害管理計画や関連する技能養成へのニーズは、図書館員では29%、文書館では17%、ミュージアムでは15%であったとのことです。

Self-Identified Library, Archives and Museum Professional Development Needs 2016 Edition(Educopia Institute)

学術書は章レベルでのメタデータ・抄録の提供が求められている:Publishers Communication Groupによる調査

2017年1月18日、Ingenta社の出版コンサルタント部門Publishers Communication Group(PCG)が、ホワイトペーパー“Increasing the Value of Scholarly Books”を公開しています。

出版社、研究者、図書館員、ディスカバリーサービスやアグリゲータ―を対象に行った調査の結果で、出版社に対しては、特に人文・社会科学分野においては、章レベルでのメタデータ・抄録が利用可能となる事が求められており、それらを提供できる出版社には市場競争力を維持できるなどの複数の利点があると指摘されています。

Increasing the Value of Scholarly Books(PCG,2017/1/18)
http://www.ingenta.com/news-article/increasing-value-scholarly-books/

Increasing the Value of Scholarly Books
http://www.ingenta.com/wp-content/uploads/PCG-Increasing-the-Value-of-Scholarly-Books.pdf

CHORUS、学術的なネットワークにおける自主的な論文の共有に関する原則への支持を発表

2017年1月17日、CHORUSが、国際STM出版社協会による、学術的なネットワークにおける自主的な論文の共有に関する原則を支持すると発表しています。

CHORUS Endorses STM Voluntary Principles on Article Sharing(CHORUS,2017/1/17)
http://www.chorusaccess.org/chorus-endorses-stm-voluntary-principles-article-sharing/

参考:
国際STM出版社協会、学術的なネットワークにおける自主的な論文共有の原則案を公開し、意見を募集
Posted 2015年2月10日
http://current.ndl.go.jp/node/27958

「ハゲタカ出版」のリストとブログの内容が削除される

単なる“金もうけ”の疑いのある、いわゆる「ハゲタカ出版」のリストを掲載している米国コロラド大学デンバー校図書館のJeffrey Beall氏のブログ“Scholarly Open Access”は、2017年1月15日以降、当該リストも含めてコンテンツが全て削除されています。Beall氏は、その理由を明らかにしていません。

コロラド大学デンバー校の広報担当者によると、この決定はBeall氏自身が行ったものであり、Beall氏は引き続き同大学の教員として雇用されているとのことです。

テキサス州ボーモントにある学術サービス会社のCabell's Internationalは、Beall氏をコンサルタントとして雇い、雑誌のブラックリストを作成し今春公開予定ですが、今件に関与していないとtwitter上で回答しています。また、同社のビジネス開発担当副社長は、「Beall氏は政治的法的理由からブログを削除することを余儀なくされた」とツイートしています。過去にBeall氏は、インドに本拠を置くOMICS Groupなど一部の出版社から法的手段に出ると脅されていました。

Why did Beall’s List of potential predatory publishers go dark?(Retraction Watch, 2017/1/17)

European Open Science Cloudのパイロットプロジェクトが始動

2017年1月17日から18日にかけて、オランダ・アムステルダムで、European Open Science Cloud(EOSC) のパイロットプロジェクトのキックオフ会合が開催されました。

33の団体や、15のサードパーティーが参加するコンソーシアムEOSCpilotによる、EOSCの初期開発段階を支援するためのプロジェクトで、同プロジェクトでは、欧州での研究でまだ十分にデータを活用できていない主な原因について対処することとしており、特に、

・科学、経済、国、政府の形態を超えて作業するためのデータインフラ間の断片化の軽減
・データやリソースが大規模、複雑、多様なフォーマットであったとしても共有できる方法を実証することによるデータインフラ間の相互運用性の向上

を目指しています。

European Open Science Cloud Pilot Project Kicks Off(LIBER,2017/11/19)
http://libereurope.eu/blog/2017/01/19/european-open-science-cloud-kicks-off/

Twitter(@eoscpilot)
https://twitter.com/eoscpilot

EOSCpilot

国立民族学博物館で、企画展「津波を越えて生きる―大槌町の奮闘の記録」が開催中

大阪府吹田市にある国立民族学博物館で、2017年1月19日から4月11日まで、企画展「津波を越えて生きる―大槌町の奮闘の記録」が開催中です。

岩手県大槌町の復興の過程に着目し、現地の人びとが大規模災害をいかに乗り越えてきたか、いかに乗り越えようとしているかを学ぶことを目的としており、日常の生活やその背景にある文化や伝統が、災害で一時は途切れたものの、前進しようとする人びとの熱意によって再び未来へとつながる流れが動き始めており、この動きには、災害を生き延びた人びとの知恵と力の源を認めることができるとし、大槌町の被災前の文化を紹介すると同時に、被災直後の人びとの行動や復旧の試みを展示の形でたどることで、将来起こりうる大規模災害に対する備えの必要性を示し、災害を乗り越えて過去から未来へと文化や伝統をつなぐことの意義を考えるものとなっています。

企画展「津波を越えて生きる―大槌町の奮闘の記録」(国立民族学博物館)
http://www.minpaku.ac.jp/museum/exhibition/thematic/tsunami20170119/index

参考:
東北3県(岩手、宮城、福島)の民俗芸能・祭礼行事に関わる写真・映像などの記録を収録した「無形文化遺産アーカイブス」が公開
Posted 2016年4月8日

韓国の保健医療分野の論文データベースKoreaMed、収録論文のORCIDレコードへの追加機能の提供開始

2017年1月4日、大韓医学学術誌編集者協議会(KAMJE)の傘下機関であるxmlinkは、同会が運用する保健医療分野の論文のデータベースKoreaMedにインデックスされた論文を、自身のORCIDレコードに容易に追加できるLink wizardの提供を開始したと発表しています。

ORCID에 KoreaMed Search & Link wizard 제공(xmlink,2017/1/4)
https://www.xmlink.kr/zb_xe/?mid=News&document_srl=166690&listStyle=&cpage=

KoreaMed now provides ORCID Search & Link Wizard!(ORCID,2017/1/18)
http://orcid.org/blog/2017/01/18/koreamed-now-provides-orcid-search-link-wizard

KoreaMed
https://koreamed.org/SearchBasic.php

参考:
CA1880 - 動向レビュー:ORCIDのコミュニティ展開ー日本での実装に向けてー / 宮入暢子
カレントアウェアネス No.329 2016年9月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1880

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