MLA連携

CA1935 - プロダクション・アイジーの現場から見たアニメーション・アーカイブの現状と課題 / 山川道子

 筆者が所属する株式会社プロダクション・アイジー(以下、I.G)は、「文化庁平成28年度メディア芸術アーカイブ推進支援事業」の補助を受け、「アニメーション・アーカイブの機能と実践 I.Gアーカイブにおけるアニメーション制作資料の保存と整理」(1)を作成し、2017年に発表した。これをきっかけにして、改めてアニメーション・アーカイブについて考えた中で、紹介できる現状と課題、そして今後について本稿では述べていきたい。

【イベント】アート・ドキュメンテーション学会第11回秋季研究集会(10/13・東京)

2018年10月13日、東京都文京区のお茶の水女子大学で、アート・ドキュメンテーション学会(JADS)第11回秋季研究集会が開催されます。

9件の研究発表に加え、お茶の水女子大学歴史資料館及び同大学附属図書館の見学会、大学資料整理についての講演が行われます。参加費は正会員が1,000円、非会員が1,500円です。定員は120人で、申込みが必要です。

内容は次のとおりです。

発表1:酒井晶氏(東京国立博物館)
アート・ドキュメンテーションにおける“弁当型”検索の親和性と展望

発表2:黒澤美子氏(公益財団法人石橋財団ブリヂストン美術館学芸課司書)
石橋財団アートリサーチセンターライブラリーの取り組みについて

発表3:住広昭子氏(東京国立博物館学芸企画部情報資料室)
ミュージアム・ライブラリーにおける館蔵文化財情報と文献情報の関連付けについて--東京国立博物館資料館の試み

発表4:グッド長橋広行氏(ピッツバーグ大学図書館)
JALプロジェクト参加者、現場からの報告

講演:長嶋健太郎氏(お茶の水女子大学図書・情報課大学資料担当)
お茶の水女子大学の資料整理について(仮題) 

ニューヨーク公共図書館・ブルックリン公共図書館・クイーンズ公共図書館、図書館利用者カード保持者が無料で市内の文化機関を利用できるプログラム“Culture Pass”を開始(米国)

2018年7月16日、米・ニューヨーク市のニューヨーク公共図書館(NYPL)・ブルックリン公共図書館・クイーンズ公共図書館が、市内の博物館・美術館といった文化機関を無料で利用できる“Culture Pass”プログラムの開始を発表しました。

3館の利用者カードを所持していれば、市内の文化機関を無料利用できるパス(2名から4名用)を借りることができるプログラムで、専用ウェブサイトから訪問日や訪問機関を選択して申込む仕組みとなっています。

Culture Pass: Get Free Access to NYC Museums with a Library Card(NYPC,2018/7/16)
https://www.nypl.org/blog/2018/07/16/culturepass

【イベント】「ジャパンサーチ(仮称)・フェーズゼロ~分野横断統合ポータル構築に向けて」(5/16・東京、京都)

2018年5月16日、国立国会図書館は、東京本館と関西館(テレビ会議中継)において、「ジャパンサーチ(仮称)・フェーズゼロ~分野横断統合ポータル構築に向けて」を開催します。

これは、ジャパンサーチ(仮称)と連携を希望されるさまざまな機関や、関心をお寄せくださる関係者の方々に向けた説明会です。説明会では、関連省庁及び国立国会図書館から、ジャパンサーチ(仮称)構想の現在の状況と今後の方向性について報告します。また、ジャパンサーチ(仮称)への期待について、データ提供側と利活用側、 両面の有識者の方々による講演・ディスカッションを行います。

参加費は無料です。定員は東京本館は300名、関西館は60名(いずれも先着順)で、事前の申込が必要です。

国立国会図書館、国立国会図書館サーチと国立博物館所蔵品統合検索システム「ColBase」との連携、及び文化遺産オンラインとのAPI連携を開始

2018年3月22日、国立国会図書館は、国立国会図書館サーチと、国立文化財機構の運営する国立博物館所蔵品統合検索システム「ColBase」との連携、及び文化遺産オンラインの一部とのAPI連携を開始しました。

「ColBase」は、国立文化財機構の4つの国立博物館(東京国立博物館、京都国立博物館、奈良国立博物館、九州国立博物館)の所蔵品を横断的に検索できるサービスです。今回の連携により、国立国会図書館サーチで検索できるようになりました。また、「ColBase」から提供されたメタデータは、APIによる検索とハーベストが可能となりました。

また、文化遺産オンラインの一部とのAPI連携により、国指定文化財等データベースのメタデータが定期的に更新されます。これは、「知的財産推進計画2017」に掲げられた施策「国立国会図書館サーチと文化遺産オンラインにおいては、外部連携インターフェース(API)連携の実現に向け取組を加速化する。」と関係するものです。

【イベント】信州知の連携フォーラム第2回「コンテンツの再価値化ー地域の文化資産を繋ぎなおし、読み解きなおすー」(2/22・松本)

2018年2月22日、長野県松本市の信州大学附属図書館中央図書館において、信州知の連携フォーラム第2回「コンテンツの再価値化ー地域の文化資産を繋ぎなおし、読み解きなおすー」が開催されます。

MLA連携を通じて、信州における価値ある地域資源の共有化をはかり、新たな知識化・発信を通して、地域の学びを豊かにし、地域創生につなげていく方策について、参加者を交えて語り合うイベントです。

参加には事前の申し込みが必要で、本会場の信州大学附属図書館中央図書館以外の、同大学の各キャンパスの図書館でも視聴可能です。

内容は以下の通りです。

【第1部】トークセクション
青木隆幸氏(長野県立歴史館学芸部長)
松本 透氏(長野県信濃美術館整備担当参与)
平賀研也氏(県立長野図書館館長)
渡邉匡一氏(信州大学附属図書館長)

【第2部】ディスカッション
モデレーター:渡邉 匡一氏(信州大学附属図書館長)

E1940 - 図書館総合展2017フォーラムin熊本<報告>

図書館総合展は,毎年秋に横浜で開催する本展のほか,「地域フォーラム」と称したイベントを各地で行っている。2017年7月10日に開催したフォーラムin熊本は,2017年中に4回開催するうちのひとつである。図書館総合展運営委員会では,2012年にフォーラムin仙台(E1299参照)を開催して以来,本展でも地域フォーラムでも,被災地の図書館を取り上げ続けることを方針としている。今回の開催地を平成28年熊本地震により被害を受けた熊本とし,「災害と図書館の役割」をテーマとしたのもその一環である。

韓国の国会図書館と国立民俗博物館が業務協約を締結:教育・研究活動及び展示業務を相互支援

2017年7月21日、韓国の国会図書館と国立民俗博物館が業務協約を締結しました。

国会図書館が、その蔵書を用いて、国立民俗博物館の教育・研究活動を支援するとともに、国立民俗博物館が、国会図書館における展示業務のコンサルティングを行ないます。

国会図書館では、これまで、印刷・出版関連や、国会記録を活用した展示を実施してきましたが、協約締結により、国立民俗博物館が所蔵する資料を用いて、多様な分野の展示を実施することを考えているとのことです。

국회도서관 보도자료
http://www.nanet.go.kr/libintroduce/bododata/selectBodoDataList.do
※167として「국회도서관, 국립민속박물관과 손잡고 라키비움 기능 강화 2017-07-21」(国会図書館,国立民俗博物館と協力してLarchiviem機能強化)とあります。

E1932 - 国立国会図書館の分野横断統合ポータルの構築に向けた取組

国立国会図書館(NDL)は,国内の様々な機関が持つ豊富な「知」を活用するための単一のアクセスポイントの提供を目指し,国立国会図書館サーチ(以下,NDLサーチ)の構築を通じて,全国の図書館,公文書館,博物館・美術館や学術研究機関等との連携拡張に取り組んできた。2017年3月には,NDLサーチと文化庁の文化遺産オンラインの一部との連携を実現し,NDLサーチを通して文化遺産オンラインの国指定文化財等データベースのデータ約3万2,000件を検索することができるようになった。2017年5月現在,NDLサーチは約70機関(これらの機関にデータを提供する機関を含むと数千機関)と連携し,検索可能なメタデータ件数は約100データベース・約1億2,000万件に及ぶ。NDLサーチが連携先をさらに拡張し,多様なコンテンツのメタデータを統合的に検索可能にすることは,NDLが2016年3月に策定した第四期国立国会図書館科学技術情報整備基本計画でも知識の循環を促進する情報基盤整備の一環として目標に掲げているが,同時に,以下で紹介するデジタルアーカイブの利活用促進に向けた国の動きの中でも求められている。

OCLC Research、MLAの相互理解や連携の拡大を目的に実施した調査の報告書を公開

2017年3月21日、OCLC Researchが、報告書“Collective Wisdom: An Exploration of Library, Archives and Museum Cultures”を公開しました。

特に継続教育や専門性開発の分野において、お互いの部門の実践や文化等の相互理解や、連携の拡大を目的に、18人の司書・学芸員・アーキビストが各部門の年次総会(米国博物館協会年次総会、米国図書館協会年次大会、米国アーキビスト協会年次大会)に参加し、得られた知見や推奨事項をまとめたものです。

参加者は、3部門において共通する課題として、保存・保全、多様性・公平性・包含性、雇用と職場の慣行、持続可能性(予算と環境)をあげ、また、必要な資料や各機関の公共的価値を確保するために、個人・組織・部門毎はもちろん3部門全体としてのよりよい擁護者となる必要性を指摘しています。

また、MLA連携に関する推奨事項やアイデアなどは、付録Aとして纏められています。

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