スミソニアン協会

スミソニアン協会と米・国務省、イスラム過激派組織から奪還された街・ニムルド(イラク)の文化遺産の保全・修復活動を開始

2017年3月30日、スミソニアン協会と米・国務省は、イラクの国家考古遺産委員会(State Board of Antiquities and Heritage)やイラク国内外の専門家と協力し、イスラム過激派組織「イスラミックステート(IS/ダーイシュ/イスラム国)」から最近奪還された街・ニムルドの文化遺産の破壊状況を調査し、保全・修復を実施する事業を行なうと発表しています。

2009年に、米・国務省がイラクの文化遺産の保存を目的に開始した、イラク考古遺産保存修復研究所(Iraqi Institute for the Conservation of Antiquities and Heritage)におけるスミソニアン協会の活動を基盤に実施されます。

このプロジェクトは、不安定な社会における文化遺産の保護活動を通じた対話・理解の促進や、他の奪還された都市における現地主導での修復・保全活動の前例となることも目的とされています。

スミソニアン協会、学習支援機能を備えたデジタルアーカイブ“Smithsonian Learning Lab”を公開

2016年6月20日、スミソニアン協会は、Smithsonian Center for Learning and Digital Access (SCLDA) が、“Smithsonian Learning Lab”を公開したと発表しています。

教師及び児童・生徒・学生等の様々な教育ニーズを支援できるように設計されており、デジタル化されたスミソニアン協会のミュージアム資料を検索できるほか、それら資料等を用いた自分自身のコレクションの作成・メタデータ(注釈)付与・一般公開の機能があり、その他、ソーシャルメディアを使った情報共有や、ウェブ上で宿題(課題)を作成することもできるようになっています。

米国デジタル公共図書館(DPLA)の“DPLAfest2016”は2016年4月14日・15日にワシントンD.C.で開催 ホスト機関は、米国国立公文書館・スミソニアン協会・米国議会図書館

2015年9月9日、米国デジタル公共図書館(DPLA)が、同組織のアウトリーチ活動である“DPLAfest2016”を、2016年4月14日・15日にワシントンD.C.で開催すると発表しています。

米国国立公文書館(NARA)・スミソニアン協会・米国議会図書館(LC)がホスト役を務め、ワークショップ、ハッカソン、ディスカッション、ファンイベントなどが実施されるとのことです。

Save the date! DPLAfest 2016 to take place in Washington, DC on April 14-15(DPLA,2015/9/9)
http://dp.la/info/2015/09/09/save-the-date-dplafest-2016/

DPLAfest 2016
http://dp.la/info/get-involved/dplafest/april-2016/

参考:
米国デジタル公共図書館(DPLA)の2014年の進捗状況(記事紹介)
Posted 2015年1月15日
http://current.ndl.go.jp/node/27796

米国デジタル公共図書館、2013年秋にボストンで“DPLAfest 2013”を開催へ
Posted 2013年6月27日

米国・スミソニアン協会、研究に関するパブリックアクセスプランを10月から適用 研究成果は協会ウェブサイトかCHORUSを介して公開へ

2015年8月18日、米国・スミソニアン協会が、科学技術政策局(OSTP)の「公的助成研究成果のオープンアクセス指令」に基づいた、研究の関するパブリックアクセスプラン“Plan for Increased Public Access to Results of Federally Funded Research”を10月1日から適用すると発表しています。

新プランでは、全ての連邦政府の助成に該当する出版物や立証データは、“Smithsonian Research Online :SRO”もしくはCHORUSを介して公開することになるとのことです。

指定されたエンバーゴ期間の後、SROかCHORUSを介して著者原稿にアクセスができ、SROでは計画に基づいて著者原稿を収集・保存し、出版社の許可が得られればpdf版も保存するとのことです。また、雑誌発行者がCHORUSのメンバーであった場合、SROとCHORUSから出版社の公開バージョンへのリンクをはるとのことです。

Smithsonian Launches Public Access Plan for Research(Smithsonian,2015/8/18)

米国Freer and Sackler Galleries、40,000点以上のコレクションの画像を提供する“Open F|S”を公開

2015年1月1日、米国スミソニアン協会のアジア美術の美術館であるFreer and Sackler Galleriesが、所蔵する40,000点以上のコレクションの画像を提供する“Open F|S”を公開しました。今後、新たな収集コレクションも定期的に追加される予定とのことです。

Open F|S
http://www.asia.si.edu/collections/edan/default.cfm

Digitocracy!(Bento, 2015/1/1)
http://bento.si.edu/uncategorized/open-fs/digitocracy/

米国Freer and Sackler Galleries、40,000点以上のコレクションの画像をオンライン公開予定であることを発表

2014年12月15日、米国スミソニアン協会のアジア美術の美術館であるFreer and Sackler Galleriesが、所蔵する40,000点以上のコレクションの画像を2015年1月1日からオンライン公開すると発表しました。90%以上の画像は、非営利使用であれば著作権制限なしの高解像度画像で公開予定とのことです。

Freer and Sackler Galleries to Release Complete Digitized Collection Jan. 1, 2015 (Freer and Sackler Galleries, 2014/12/15)
http://www.asia.si.edu/press/2014/digitization.asp

参考:
Getty財団等によるOSCI、全参加機関がマルチメディアカタログを公開完了したことを発表
Posted 2014年11月19日
http://current.ndl.go.jp/node/27440

Android用「インドアGoogleマップ」で米国の博物館・美術館20館の館内地図が見られるように

2011年11月に発表されたAndroid用の「インドアGoogleマップ」機能で、米国の博物館・美術館20館の館内地図が見られるようになったようです。

今回追加されたのは、サンフランシスコのデ・ヤング美術館、フィラデルフィア美術館、シンシナティ・ミュージアム・センター、インディアナポリス美術館、米国自然史博物館、17のスミソニアン博物館群です(スミソニアン国立動物園も)。今後も、サンフランシスコ近代美術館などが追加される予定です。また、Googleマップフロアプランツールを使用することで自館のインドアマップをアップロードすることも可能です。

Googleによると、現在、米・英・日・スイスの10,000以上の駅・商業施設などでインドアマップが利用できるようです。日本では、日本科学未来館(The National Museum of Emerging Science and Innovation)がサービス開始当初から対象になっていました。

Indoor Google Maps help you make your way through museums(Official Google Blog 2012/7/11付け記事)

世界の切手研究に関する情報ゲートウェイ“Global Philatelic Library”が開設

米国スミソニアン協会の国立郵便博物館が、世界の切手研究に関する情報ゲートウェイを目指したウェブサイト“Global Philatelic Library”を開設しました。米国及び英国を中心に、カナダ、ドイツ、ノルウェーといった機関のウェブサイトへのリンクとその切手コレクションの紹介がされています。

Global Philatelic Library
http://globalphilateliclibrary.org/

スミソニアン協会、デジタル化に関する戦略計画の文書を公開

米国のスミソニアン協会は、2010-2015年のデジタル化に関する戦略計画を示した文書“Creating a Digital Smithsonian: Digitization Strategic Plan”を公開しています。大きな目標(goal)として、以下の3点が示されています。
・デジタル資源を充実させることにより、スミソニアンのコレクション等への比類なき規模のアクセスを提供する。
・デジタル化をスミソニアンの中核的機能として統合する。
・デジタルスミソニアンを実現・維持するために、財源と人的資源の確保のための取組みを行う。

Creating a Digital Smithsonian: Digitization Strategic Plan
http://www.si.edu/about/documents/2010_SI_Digitization_Plan.pdf

Creating a Digital Smithsonian: Digitization Strategic Plan(2010/6/7付けDigitalKoansの記事)

スミソニアン協会、新たなウェブ・ニューメディア戦略の暫定版を公開

米国のスミソニアン協会(Smithsonian Institution)が、ウェブ・ニューメディア戦略(Web and new media strategy)の暫定版を公開しています。デジタル体験(Digital Experience)のアップデート、学習モデルのアップデート、組織内での自治とコントロールのバランス、が重要テーマとしてあげられています。

Smithsonian Web and New Media Strategy
http://smithsonian-webstrategy.wikispaces.com/Strategy+--+Table+of+Contents