フィリピン

北米の研究図書館センター、20世紀中頃のフィリピンの漫画雑誌2タイトルをデジタル化

2017年1月12日、北米の研究図書館センター(CRL)の“Southeast Asia Materials Project”(SEAM)は、20世紀中頃に発行された、以下のフィリピンの漫画雑誌2タイトルをデジタル化したと発表しています。

・Espesyal Komiks (Oct. 1952 - Mar. 1961)
・Pilipino Komiks (Dec. 1949 - Dec. 1962)

タガログ語によって描かれており、収録作品の多くは、フィリピンにおいて最も影響力のある漫画家でイラストレーターのFrancisco Coching氏によるものです。

デジタル化されたものは、CRL加盟館で研究者が閲覧することができます。

SEAM Digitizes Philippine Comic Books(CRL,2017/1/12)
http://www.crl.edu/news/seam-digitizes-philippine-comic-books

フィリピンのデ・ラ・サール大学聖ベニルデ校図書館、アジアの図書館で初めて“WorldShare Management Services”を図書館システムに採用

2016年8月11日、OCLCは、フィリピンのマニアにあるデ・ラ・サール大学聖ベニルデ校(De La Salle-College of Saint Benild)の図書館が、アジアで初めて図書館システムに、“WorldShare Management Services”(WMS)を採用したことを発表しています。

WMSがサービス開始から5周年を迎えた2016年7月1日の少し前に、OCLCと同校の間ではWMSをの導入に関する合意に至っていたとのことです。

De La Salle-College of Saint Benild
http://www.benilde.edu.ph/

参考:
OCLCのクラウド型図書館システムWorldShare Management Services、7月1日で5周年
Posted 2016年6月24日
http://current.ndl.go.jp/node/31883

公共図書館で少数言語で書かれた子ども向け資料を作成する取組み(フィリピン)

公共図書館を通じた経済・社会的発展を目指す"Beyond Access"のウェブサイトに、米国を基盤とした教育支援団体IREXと共同で行っている、フィリピンの少数言語の子供向け教材作成プロジェクトが紹介されています。

3年前の教育省の方針で、標準語の英語・フィリピン語に加えて、フィリピンの175の少数言語のうち19の言語が学校で教えられることになったが、子ども向けの教材となりうるそれらの言語の資料が不足していることがプロジェクト開始の背景にあります。

先週、アーダネータ市図書館で行われたワークショップでは、図書館員20名や、教師などが参加し、多言語の書籍を簡単に作成できるソフト“Bloom”を用いて、イロカノ語・パンガシナン語・ヒリガイノン語の図解辞典(picture dictionary)の作成や、フィリピン語の書籍の翻訳が行われ、2ダース以上の本が完成したとのことです。

Creating local language materials through libraries in the Philippines(Beyond Access,2016/6/9)

NDL書誌情報ニュースレター2015年4号が刊行:「世界のRDAの取組みのいま」、「文字コード講座」の連載のほか、「NDL書誌データ検索シート」のカスタマイズ方法等を掲載

国立国会図書館(NDL)が、ウェブサイトに『NDL書誌情報ニュースレター』2015年4号(通号35号)を掲載しました。

「世界のRDAの取組みのいま」、「文字コード講座」の連載のほか、「NDL書誌データ検索シート」のカスタマイズ方法等が掲載されています。

本号に掲載されている「世界のRDAの取組みのいま」は、カナダ・フィリピンの動向とフランス語訳についての記事となっています。

また「文字コード講座」の連載は今号が第1回目で「文字コードの歴史(Unicode前史)」がテーマとなっています。

国立国会図書館 新着情報
http://www.ndl.go.jp/
※「NDL書誌情報ニュースレター2015年4号(通号35号)を掲載。「世界のRDAの取組みのいま」、「文字コード講座」の連載のほか、「NDL書誌データ検索シート」のカスタマイズ方法もご紹介しています」とあります。

公共図書館を通じた経済・社会的発展を目指すプロジェクト"Beyond Access"が、家族関係の再構築のため、高齢者向けに無料のデジタルスキルトレーニングを提供(フィリピン)

フィリピンでは、人口の10~12%(約10万人)が、家族を家に残したまま職を求めて海外に移住しており、それは、家族の関係を変化させているとのことです。

テクノロジーの活用は、家族関係を再構築する可能性を提供するが、フィリピンの故郷の高齢者である両親が、簡単なオンラインツールを使用できない場合、この可能性を実現することができないため、公共図書館を通じた経済・社会的発展を目指すプロジェクト"Beyond Access"では、フィリピンの地域社会の図書館において、高齢者のための無料のデジタルスキルトレーニングを提供しており、インターネットの閲覧、ソーシャルメディアの利用、電子メールの利用などのプログラムが行われているとのことです。

Why Senior Citizens Must be Part of the Information Society(Beyond Access,2015/7/29)
http://beyondaccess.net/2015/07/29/senior-citizens-information-society/

参考:
Beyond Access、ウルグアイ国立図書館等と行うプロジェクトに協力する公共図書館を発表
Posted 2015年3月17日
http://current.ndl.go.jp/node/28167

アジア開発銀行、研究成果を公開するオープンアクセスリポジトリ開設

2015年2月12日、フィリピン・マニラに拠点を置くアジア開発銀行(ADB)が、ADBが行うアジア・太平洋地域の経済・開発に関する研究成果を公開するオープンアクセス(OA)リポジトリを公開しました。公開時点でADBによる近年の研究成果2,000件以上が閲覧できるほか、1966年のADB創設以来の5,000件以上の文献の情報が検索できるとのことです。

ADBのプレスリリースでは、Vice-President for Knowledge Management and Sustainable DevelopmentであるBindu N. Lohani氏の言葉として、「(例えば)アゼルバイジャンの大学院生の中に、次代の開発に関わる優れたアイディアを持っている人がいるかも知れない」、「彼ら・彼女らがその優れたアイディアの実現のために必要な情報や研究成果に制限なくアクセスできるよう保障することは、我々の義務である」というコメントが紹介されています。

ADB Adopts Open Access for its Development Research(Asian Development Bank、2015/2/12付け)
http://www.adb.org/news/adb-adopts-open-access-its-development-research

【イベント】国際セミナー「災害からの復旧に果たす図書館の役割」(2/11)

2015年2月11日、日本図書館協会2階研修室にて、IFLAアジア・オセアニア地区常設委員会と日本図書館協会の共催で、国際セミナー「災害からの復旧に果たす図書館の役割」が開催されます。

Teresita C. Moran氏(ファーイースタン大学)による「ハイヤン台風から学んだこと:フィリピン図書館の経験」、Premila Gamage博士による「スリランカの津波で影響を受けた図書館の復旧努力」、河村宏氏(DAISY Consortium前会長)による「インクルーシブな災害アーカイブの開発-人類の共有資産としての被災体験と災害知識の共有における図書館の役割」の3つの講演が予定されているとのことです。講演には通訳がつくとのことです。

参加費は無料ですが、なるべく事前の申し込みが推奨されているとのことです。

国際セミナー「災害からの復旧に果たす図書館の役割」(日本図書館協会企画調査部, 2015/1/8)
http://jlakc.seesaa.net/article/411999773.html

“Cataloging & Classification Quarterly”誌で世界のRDAの適用状況を特集

“Cataloging & Classification Quarterly”誌の2014年52巻、6-7号で世界のResource Description and Access(RDA)の適用状況について紹介する記事を集めた特集が組まれています。

中国、フィリピン、シンガポール、イラン、トルコ、イスラエル、ドイツ語圏の諸国、メキシコ、カナダにおけるRDAの適応状況、フランス語、スペイン語への翻訳の活動について取り上げられているようです。

Cataloging & Classification Quarterly(Volume 52, Issue 6-7, 2014)
http://www.tandfonline.com/toc/wccq20/52/6-7

RDA Around the World(JSC, 2014/9/24)
http://www.rda-jsc.org/RDAaroundtheworld.html

【イベント】国際交流基金、講演会「東南アジア諸国にみる日本資料~その利用と提供~」を開催(4/24・東京)

2014年4月24日、国際交流基金JFICライブラリーが講演会「東南アジア諸国にみる日本資料~その利用と提供~」を開催します。講師は早稲田大学教授の和田敦彦氏です。東南アジア地域6ヶ国 (タイ・ベトナム・フィリピン・シンガポール・インドネシア・マレーシア) の研究機関や図書館にある日本資料について、その来歴や現状を紹介しながら、研究や学習を支援するための日本資料の在り方や、より効果的な資料/情報の提供について探る講演会とのことです。

参加費は無料ですが、事前の申込みが必要です。

国際交流基金JFICライブラリー講演会 東南アジア諸国にみる日本資料~その利用と提供~(国際交流基金)
http://www.jpf.go.jp/j/about/jfic/lib/news140424.html

案内チラシ
http://www.jpf.go.jp/j/about/jfic/lib/pdf/news140424.pdf

CDNLAOニュースレター、最新号の特集は"歴史文書"-ニュージーランド国立図書館の地震後の対応などを紹介

国立国会図書館が編集するCDNLAO(アジア・オセアニア国立図書館長会議)の英文ニュースレター“CDNLAO Newsletter”の第79号が公開されています。“歴史文書”についての特集の第2号として、ニュージーランドのクライストチャーチでの地震後の国立図書館の対応についての記事など、以下の記事が掲載されています。

オーストラリア: To read in the libraries of dreams
ニュージーランド: Documenting unexpected events
フィリピン: NLP Leaves Its Mark: The Official Repository of the Written Cultural Heritage of the Philippines

CDNLAOニュースレター 第79号
http://www.ndl.go.jp/en/cdnlao/newsletter/index.html

参考:
CDNLAOニュースレター、最新号の特集は"歴史文書"-中国国家図書館の歴史文書などを紹介 Posted 2013年11月27日
http://current.ndl.go.jp/node/24956

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