セマンティックウェブ

“Data on the Web Best Practices”がW3C勧告に

2017年1月31日、World Wide Web Consortium(W3C)は、“Data on the Web Best Practices”をW3C勧告として公開しました。

データプラットフォームとしてのウェブの可能性を最大化するようなデータ共有に関する、35のベストプラクティスが挙げられています。

これと併せてワーキングドラフトが公開されていた、データセットの利用とデータの品質の2つに関する語彙は、2016年12月15日にWorking Group Noteとして公開されています。

またこのW3C勧告は、位置についての情報をもった空間データの公開・利用に関するベストプラクティスが挙げられているSpatial Data on the Web Best Practicesの策定作業の基礎でもあるとのことです。こちらは2017年1月5日にWorking Group Noteとして公開されていますが、まだ大幅な修正が行なわれています。

DATA ON THE WEB BEST PRACTICES ARE NOW A W3C RECOMMENDATION(W3C, 2017/1/31)

米・コピーライト・クリアランス・センター、生命科学・薬学分野のセマンティック・ソリューションを手掛ける英SciBiteと提携

2016年10月14日、米国の著作権集中管理団体であるコピーライト・クリアランス・センター(CCC)が、生命科学・薬学分野向けにセマンティック・ソリューションを手掛ける英企業、SciBiteと提携を結んだことを発表しました。

SiBiteは非構造化テキストから科学用語を抽出し、機械可読形式のデータに変換するソフトウェア等を開発・運用しています。今回の提携により、CCCの電子ドキュメントデリバリーサービス“RightFind”のワークフローにSciBiteの技術を取り込んでいくとしています。

Copyright Clearance Center Partners with SciBite(Copyright Clearance Center、2016/10/14付け)
https://www.copyright.com/copyright-clearance-center-partners-scibite/

参考:
米国コピーライト・クリアランス・センター(CCC)、データに基づいてコンテンツへの出資を最適化するサービス“RightFind Content Decision Support”を開始
Posted 2016年8月12日
http://current.ndl.go.jp/node/32304

ProQuest社、学位論文データベース“Dissertations and Theses Database”でORCID iDを追加できるように

2015年10月12日、ProQuest社が、同社の世界の大学の博士論文、修士論文の書誌情報を収録しているデータベース“Dissertations and Theses Database”へ著作を投入する際に、ORCID iDを追加できるようになったと発表しています。

ProQuest Adds ORCID to Its Dissertations and Theses Database(ProQuest,2015/10/12)
http://www.proquest.com/about/news/2015/ProQuest-Adds-ORCID-to-Its-Dissertations-and-Theses-Database.html

E1687 - ORCID導入のコストと利点とは?英国の試行プロジェクト

 英国のJisc(英国情報システム合同委員会)と研究マネジメント専門職ネットワーク(Association of Research Managers and Administrators:ARMA)は,2014年5月から2015年1月にかけて8つの高等教育機関で行われていたORCID(CA1740参照)の試行プロジェクトについてのレポート“Institutional ORCID Implementation and Cost-Benefit Analysis Report”(以下レポート)を公開した。ORCIDとは,世界中の研究者に一意な識別子を与えることを目指す試みであり,ORCID識別子を導入することで,著者等の名前の曖昧性を解決するだけでなく,研究プロファイルのメンテナンス,助成金申請,論文投稿,論文など,研究者と研究を関連づけることもできる。レポートは,主なステークホルダーの視点,8機関におけるプロジェクトの実施概要とその結果,ORCID導入のコストと利点の分析という3章から構成されている。また,付録3には,プロジェクトから得られた知見がチェックリストの形でまとめられている。

schema.org、ver.2.0を公開

2015年5月12日、schema.orgが、スキーマのver.2.0を公開したと発表しています。

ver.2.0では、語彙だけでなく、発展し運営する方法にとっても、技術及び管理の両展望からいくつかの重要な変更と追加をもたらすものとのことです。

また、ver.2.0では、schema.orgの現在の語彙を統合しまとめており、一貫性とユーザービリティ―を改善する、多くの更新された定義、タイプ/プロパティの結合、term nameを特徴とするとのことです。

新しい拡張体系(extension system)も紹介しており、また、mainEntityOfPageを含む様々な新しい語彙を追加しており、Automotive Ontology communityから大きな貢献を受けているとのことです。

Schema.org 2.0(schema blog,2015/5/13)
http://blog.schema.org/2015/05/schema.html

Releases(schema.org)
https://schema.org/docs/releases.html
※2015年5月12日にReleaseされたとの記述があります。

extension system(schema.org)

図書館におけるセマンティックウェブをテーマにしたカンファレンス“Semantic Web in Libraries SWIB2014”が開催、発表資料や動画が公開

2014年12月1日から3日の間、ドイツのボンで“Semantic Web in Libraries Conference: SWIB2014”が開催されました。

SWIBは、図書館に関連するLinked Open Dataの発展についての情報を提供し、参加者間でアイデアやの経験の共有を目指して開催されるカンファレンスとのことです。発表資料や動画が公開されています。

Talks by SWIB14
https://speakerdeck.com/swib14
※プレゼンテーションが公開されています。

SWIB 2014
http://www.scivee.tv/node/63268
※SWIB2014の動画が公開されています。

PROGRAM
http://swib.org/swib14/programme.php
※SWIB2014のプログラム

SWIB Semantic Web in Bibliotheken
http://www.scivee.tv/user/swib

参考:
図書館におけるセマンティックウェブをテーマにしたカンファレンス“SWIB2014”、12月1日から3日にドイツのボンで開催
http://current.ndl.go.jp/node/26784

米国ニューメディア・コンソーシアム(NMC)、「ホライズン・レポート」の2014年図書館版を公開

2014年8月14日、米国のニューメディア・コンソーシアム(NMC)が「ホライズン・レポート」(Horizon Report)の2014年図書館版(Library edition)を公開しました。ドイツ国立科学技術図書館(TIB)、スイス連邦工科大学チューリヒ校図書館(ETH-Bibliothek)の協力により作成され、IFLA WLIC 2014のセッションで公開が発表されたとのことです。図書館版のレポートは今回が初めてとなるとのことです。

レポートでは、大学図書館における技術の採用を促進するトレンドとして、短期的、中期的、長期的な観点から下記の6つが挙げられています。

・1年から2年:「研究データ管理」「モバイルコンテンツと配信の優先順位」
・3年から5年:「変化する学術レコード」「研究コンテンツへのアクセシビリティの促進」
・5年以上:「技術、規格、インフラストラクチャーの絶え間ない進歩」「新しい形の学際的な研究」

また、今後5年間に大学図書館に影響を与えると考えられるテクノロジーについて解説されており、主流となるまでの期間別に下記の6つのテクノロジーが挙げられています。

・1年以内:「電子出版」「モバイルアプリ」
・2年から3年以内:「計量書誌学と引用にかかる技術」「オープンなコンテンツ」

図書館におけるセマンティックウェブをテーマにしたカンファレンス“SWIB2014”、12月1日から3日にドイツのボンで開催

2014年12月1日から3日の間、ドイツのボンで“Semantic Web in Libraries Conference: SWIB2014”が開催されます。

SWIBは、図書館に関連するLinked Open Dataの発展についての情報を提供し、参加者間でアイデアやの経験の共有を目指して開催されるカンファレンスとのことです。ラトビア国立図書館、ドイツ国立図書館、スウェーデン国立図書館、フィンランド国立図書館やEuropeana財団等がプログラムの検討委員会に参加しているようです。

予定されているプログラムとその概要が公開されています。

Semantic Web in Libraries Conference
http://swib.org/swib14/

PROGRAMME(SWIB14)
http://swib.org/swib14/programme.php

感情をあらわすマークアップ言語EMOTIONMLのバージョン1.0がW3C勧告に

2014年5月22日付けで、Emotion Markup Language (EmotionML)の1.0がW3C勧告(W3C recommendation)になりました。

EMOTIONMLは3つの異なる場面における「プラグイン」言語として着想されたもので、具体的には(1) テキストデータ等への感情タグのマニュアル付与、(2) 感情が関係する利用者行動の自動認識、(3) 感情が関係するシステムの挙動の生成、に利用されることが想定されています。

Emotion Markup Language (EmotionML) 1.0 is a W3C Recommendation(2014 5/22付け、W3C News)
http://www.w3.org/blog/news/archives/3861

Emotion Markup Language (EmotionML) 1.0 W3C Recommendation 22 May 2014(W3C)
http://www.w3.org/TR/2014/REC-emotionml-20140522/

感情を組み込むマークアップ言語「EmotionML」正式採用 『ハーモニー』の世界が現実に?(KAI-YOU.net、2014/5/24付け)

フィンランド国立図書館、英語の広報資料“The National Library of Finland Bulletin 2013”を公開

フィンランド国立図書館が、英語の広報ドキュメント“The National Library of Finland Bulletin 2013”を公開していました。

同号では、フィンランドの日常生活の歴史を伝える資料のオンラインコレクション、フィンランドの古地図のオンラインレポジトリ、戦時中の様子を伝える写真のデジタル化、2013年から2015年にかけて行われる建物の改修プロジェクト、オントロジー構築に取り組むONKIプロジェクトなどが紹介されています。

The National Library of Finland Bulletin 2013 (HTML版)
http://www.kansalliskirjasto.fi/extra/bulletin/

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