DNB(ドイツ国立図書館)

CA1894 - ドイツ国立図書館(DNB)におけるオンライン資料を対象にした自動分類 / 鴇田拓哉

ドイツ国立図書館(DNB)では、オンライン資料、具体的にはインターネット上で入手可能な電子書籍や学位論文などの刊行物を対象に、機械的な分類記号の付与(自動分類)が行われている。本稿で取り上げるDNBの自動分類に比較的近いと思われる、出版物を対象に自動分類を行う事例に、米国議会図書館(LC)で行われているAutoDeweyがあげられる。

ドイツにおけるORCID導入・利用を推進する"ORCID DE"プロジェクト

2016年3月11日付のORCIDのブログで、ドイツ国内でのORCIDの導入促進を図る"ORCID DE"プロジェクトが、2016年2月から開始されていることが紹介されています。

ドイツ研究財団(DFG)からの資金を得て行なわれているもので、3年間のプロジェクトで、ORCID導入を検討している国内の大学や研究機関への支援を行うほか、

・オープンアクセスのリポジトリや出版サービスにおけるORCIDの使用等
・ドイツの統一典拠レコードであるGND(Gemeinsame Normdatei)とORCIDの連携

について取り組むようです。

本プロジェクトは、ドイツ・ネットワーク情報イニシアチブ(DINI) が創始し、ヘルムホルツ協会ドイツ研究センターのHelmholtz Open Science Koordinationsburoや、ドイツ国立図書館(DNB)、ビーレフェルト大学図書館などがパートナーとなって行われます。

ORCID Blog(2016/3/11付け)
http://orcid.org/blog/2016/03/14/announcing-orcid-de-project-foster-orcid-adoption-germany

E1758 - 第12回電子情報保存に関する国際会議(iPRES2015)<報告>

 2015年11月2日から6日までの5日間にわたり,第12回電子情報保存に関する国際会議(12th International Conference on Digital Preservation:iPRES2015;E990,E1109,E1354,E1628参照)が,米国ノースカロライナ州のノースカロライナ大学チャペルヒル校で開催された。2004年に始まったiPRESは,電子情報の保存に係る政策や具体的な事例の紹介,国際的な取組からNPO団体のような比較的小さな組織の活動まで,様々なトピックを幅広く扱っている。

E1661 - 諸外国の国立図書館におけるセルフ撮影サービスの導入動向

 カメラ機能を有する携帯端末や手軽に持ち運びのできる高性能のデジタルカメラの普及によって,場所を選ばず誰もが容易に資料を複製できるようになった。それに伴い,利用者からは,複写に係る時間や費用を軽減し,高画質のデジタル複製画像を入手するため,利用者が持ち込んだデジタルカメラを閲覧室で使用し,所蔵資料を撮影することについて,許可を求める声が大きくなってきている。こうした現状を踏まえて,2010年2月,OCLCは,閲覧室での利用者によるデジタルカメラの使用に関する報告書を刊行し,その利点や推奨される実例を示した(E1027参照)。また,近年,新たに閲覧室でのデジタルカメラの使用を認める国立図書館が増えている。ドイツ国立図書館(DNB)は,2014年10月に利用規則を改正し,閲覧室でのデジタルカメラの使用を認めることとした。英国図書館(BL)でも同様の動きがあり,2015年1月から,段階的に閲覧室でのデジタルカメラの使用を認める決定を行った。スコットランド国立図書館(NLS)は,同様のサービスについて試験的な実施を検討している。本稿では,2014年秋に筆者がDNB,BL及びNLSで行った聞き取り調査等を基に閲覧室における利用者によるデジタルカメラの使用に係るサービスの動向と実例を紹介したい。

国際出版連合(IPA)、各国のデジタルコンテンツの納本制度についてのレポートを公開

2014年7月25日付で、国際出版連合(IPA)が、デジタルコンテンツの納本制度についてのレポートを公開しました。電子書籍、電子ジャーナル、ウェブサイトやブログなどのデジタルコンテンツに納本制度がどのように適応されてきたのか、ドイツ、オランダ、英国、フランス、イタリアを中心に事例が簡潔に紹介されています。また、オーストラリア、ブラジル、カナダ、中国、日本、ノルウェー、韓国、米国の電子納本の状況についても簡単に触れられています。

Digital Legal Deposit An IPA Special Report(PDF;9ページ)(IPA, 2014/7/24)
http://www.internationalpublishers.org/images/stories/news/DLD.pdf

New IPA report on electronic legal deposit(IPA)
http://www.internationalpublishers.org/component/content/article/55-news/473-new-ipa-report-on-electronic-legal-deposit

参考:
E1464 - オンライン資料収集制度(愛称:eデポ)の開始

【イベント】講演会「電子情報の収集とメタデータ:電子納本に関するドイツ国立図書館の戦略」(3/6・東京)

国立国会図書館が、2013年3月6日東京本館において、ドイツ国立図書館(Deutsche Nationalbibliothek:DNB)のオンライン情報資源タスクフォース責任者コルネリア・ディーベル氏による講演会を開催します。

ドイツでは、2008年に新たな納本令が公布され、DNBへの電子書籍、電子ジャーナル、電子学位論文等、電子情報の納本が行われています。講演会では、電子情報の納本制度による収集とそのメタデータ提供について、DNBの戦略と課題が紹介される予定です。

なお、平成25年7月から国立国会図書館は、オンライン資料の制度収集を開始します。これについての報告も行われる予定です。

電子情報の収集とメタデータ:電子納本に関するドイツ国立図書館の戦略
http://www.ndl.go.jp/jp/event/events/20130306lecture.html

参考:
オンライン資料の収集
http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/online_data.html

オンライン資料の収集等に関する国立国会図書館法の一部改正が成立
http://current.ndl.go.jp/node/21118

CA1613 ドイツにおけるオンライン出版物の法定納本制度 渡邉斉志

ドイツ国立図書館が“GND Ontology”を公開

ドイツ国立図書館が、同館の典拠データベースに関するオントロジー“GND Ontology”を公開しました(GNDは“Gemeinsame Normdatei”=統合典拠ファイルの略)。FOAFやRDA Vocabulariesなどの既存の語彙との互換性が意識されているようです。今回公開されたバージョンは未完成であり、今後改善されていくということです。

GND Ontology
http://d-nb.info/standards/elementset/gnd#

メーリングリスト“Gnd-ontology”
http://lists.d-nb.de/mailman/listinfo/gnd-ontology

ドイツ国立図書館(DNB)の開館100周年特設ウェブページ

2012年で100周年を迎えるドイツ国立図書館(Deutsche Nationalbibliothek:DNB)が特設ページを公開しています。同館の前身のうちDeutsche Büchereiがライプツィヒに設立されたのが1912年10月3日のようです。カレンダーによると様々なイベントの開催が予定されています。

Startseite 100 Jahre(DNB)
http://www.dnb.de/DE/100Jahre/100Jahre_node.html

Veranstaltungskalender(DNB)
http://www.dnb.de/DE/100Jahre/Kalender_mitTableRow/kalender_mitTableRowTerminArchiv_node.html

ドイツ国立図書館(DNB)が各1000万件の典拠データ及び書誌データの一括ダウンロードファイルを公開

ドイツ国立図書館(DNB)が、9,493,987件の典拠データ“Gemeinsame Normdatei”(GND)及び、10,965,130件の書誌レコードを、それぞれ一括ダウンロードファイルとして公開しました。各レコードはRDF/Turtle形式で記述されており、クリエイティブコモンズのCC0(パブリックドメイン)ライセンスが適用されています。

DNB - Linked Data Service(最下部にダウンロード先へのリンクあり)
http://www.dnb.de/EN/Service/DigitaleDienste/LinkedData/linkeddata_node.html

Dokumentation des Linked Data Services der DNB
https://wiki.d-nb.de/display/LDS/Dokumentation+des+Linked+Data+Services+der+DNB;jsessionid=71EC878BDB4DB9D1B7E6BFDB55CA9B44.prod-worker6

Gemeinsame Normdatei(GND)
http://thedatahub.org/dataset/dnb-gemeinsame-normdatei

ドイツ国立図書館(DNB)、書誌データをパブリックドメインライセンス(CC0)のLinked Data形式で公開開始

ドイツ国立図書館(DNB)が、図書や逐次刊行物の書誌データのLinked Data形式による公開を開始し、合わせて、2010年に公開済みの典拠データも含めてLinked Data形式のデータに適用するライセンスをクリエイティブコモンズのパブリックドメインライセンス(CC0)に変更したそうです。同館のオンラインカタログで書誌を検索すると、書誌詳細ページの右側に“RDF/XML-Repräsentation dieses Datensatzes”というようにRDF/XML形式のデータへリンクが用意されているようです。

RDF/XML形式のデータの例(URLの“rdf”を“html”に替えると書誌詳細ページのパーマリンク)
http://d-nb.info/101901170X/about/rdf

Der Linked Data Service der Deutschen Nationalbibliothek(PDF文書:46ページ)
http://files.d-nb.de/pdf/linked_data.pdf

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