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米国電気電子学会(IEEE)の“IEEE Xplore”、収録資料数が400万点を突破

2016年8月18日、米国電気電子学会(Institute of Electrical and Electronics Engineers:IEEE)は、同学会の科学技術に関する出版物等のプラットフォームである“IEEE Xplore”の収録資料数が400万点を突破したことを発表しています。

2000年に立ち上げた当初の収録論文数は50万件だったことや、現在、180を超えるIEEE等の学会誌、雑誌、年間1,500件を超える会議録、1,300件以上の技術規格、400件以上のEラーニングの講座、2,000点以上の電子書籍等のコンテンツを収載していることが紹介されています。

IEEE XploreR Digital Library Reaches 4 Million Documents as Pace of Technical Contributions Accelerates(IEEE, 2016/8/18)
http://www.ieee.org/about/news/2016/18_august_2016.html

About IEEE XploreR Digital Library
http://ieeexplore.ieee.org/xpl/aboutUs.jsp

参考:
IEEE Xplore上でAltmetricスコアが閲覧可能に

国内外での学術調査に関わる写真・動画資料を集積したデータベース「地域研究画像デジタルライブラリ」を構築する研究支援事業、プロジェクトを公募

2016年8月15日、平成28年度科学研究費助成事業「新学術領域研究(研究領域提案型)『学術研究支援基盤形成』」の「研究基盤リソース支援プログラム」に採択された、「地域研究に関する学術写真・動画資料情報の統合と高度化「地域研究画像デジタルライブラリ」」について、地域研究に関わる科研費によるプロジェクトを行っている研究代表者を対象に、公募を開始していることが、国立民族博物館のウェブサイトで発表されています。

今回公募を行っているこの事業は、国内外での学術調査に関わる写真・動画資料を集積したデータベース「地域研究画像デジタルライブラリ」を構築し、地域研究のさらなる発展に資するプラットフォームとして整備することを目的としたもので、国立民族学博物館・文化資源研究センターの吉田憲司氏が代表者となっています。

支援を受ける科研費プロジェクトの研究代表者が自身で撮影したものならびに所有・保管または活用の依頼を受けている写真資料がデータベース化の対象となります。

東北大学史料館、「東北大学史料館 所蔵文書検索システム」を公開

2016年8月8日、東北大学史料館は、「東北大学史料館 所蔵文書検索システム」の公開開始を発表しました。

同館が所蔵・公開する資料のうち歴史公文書、学内刊行物等、個人・関連団体文書の目録情報を検索できるものです。

2016年8月1日時点で、歴史公文書(ファイル名データ:7,283件、件名データ:3,222件)、学内刊行物(書名データ:1万6,625件)、個人・関連団体文書(資料群データ:287件、資料データ:923件)が登録されています。

東北大学史料館 所蔵文書検索システム
http://s-opac.net/Opac/search.htm?s=mKaVrJ63Dd510gkZb3FH_e_DNAe

東北大学史料館
http://www2.archives.tohoku.ac.jp/
※2016/8/8付で、「お知らせ」に「東北大学史料館所蔵文書検索システムの公開を開始しました。」とあります。

米国の博物館・図書館サービス機構(IMLS)、公共図書館の統計・概況調査の2014年度版のデータとデータの視覚化ツールを公開

2016年8月8日、米国博物館・図書館サービス機構(IMLS)が、全米約9,000の公共図書館システムを対象とした統計“Public Libraries Survey”の2014会計年度版のデータを公開しています。

またオンラインでデータを視覚化できるツールも同時に公開されており、地図から検索が可能なほか、図書館システムごとの年間来館者数、貸出回数、電子書籍の数などがグラフで表示されるほか、州ごとの状況やFederal-State Cooperative System(FSCS) IDの検索などが可能となっています。

Find Your Library(IMLS)
https://www.imls.gov/research-evaluation/data-collection/public-libraries-survey/find-your-library

IMLS Releases FY 2014 Public Libraries Survey Data(IMLS,2016/8/85)
https://www.imls.gov/news-events/news-releases/2013-public-libraries-survey

参考:
米国の公共図書館の統計・概況調査の2013年度版のレポートが公開
Posted 2016年3月16日

National Geographic、地形図のPDFファイルを無料で公開

2016年8月3日、米国National Geographicの地図部門が、米国の地質調査所(USGS)の地形図のPDFファイルをウェブサイトで公開し、無料でダウンロード可能としたことを発表しています。

PDFファイルは、印刷できるよう1ページに収めた概観の地図と、詳細な地図に分けて提供されています。ウェブサイト上の地図から、図幅を選択することができるようになっています。

PDF Quads(National Geographic)
http://www.natgeomaps.com/trail-maps/pdf-quads

Twitter(NatGeoMaps, 2016/8/3)
https://twitter.com/NatGeoMaps/status/760934698730127360

Europeana Soundsプロジェクト、収集した音声資料が50万件に到達

2014年2月から2017年1月まで実施される、Europeanaを通じてアクセスできる音声資料の増加やメタデータの充実などを目指す“Europeana Sounds”プロジェクトにおいて、収集された音声資料が50万点に到達したことが発表されています。

なお、発表によると収集されたメタデータは40万件で、一部1つのメタデータが複数の音声資料に紐づけられているとのことです。

We’ve reached 500,000 sounds on Europeana Sounds!(Europeana Sounds, 2016/8/1)
http://www.europeanasounds.eu/news/weve-reached-500000-sounds-on-europeana-sounds

About Europeana Sounds(Europeana Sounds)
http://www.europeanasounds.eu/about

参考:
Europeana Soundsプロジェクトについて、国際音声・視聴覚アーカイブ協会(IASA)によるタスクフォースが創設
Posted 2015年10月23日
http://current.ndl.go.jp/node/29736

特許庁、五大特許庁・特許協力条約(PCT)国際出願等の特許審査に関する情報を一括把握できる「ワン・ポータル・ドシエ」を開始

2016年7月25日、世界各国の、特許審査に関する情報(ドシエ情報)について「特許情報プラットフォーム」(J-PlatPat)を介して提供する「ワン・ポータル・ドシエ」を開始しました。

日米欧中韓の特許庁が、知的財産における世界的な取組をリードするため2007年からスタートしたフォーラムである五大特許庁への出願や特許協力条約(PCT)国際出願を含む、世界知的所有権機関(WIPO)が提供する特許のドシエ情報共有ネットワークであるWIPO-CASEの参加庁のドシエ情報を横断検索することができるようになります。

WIPO-CASE参加庁を含めたドシエ情報の一括提供は、世界初となっています。

各国特許出願・審査情報の一般ユーザへの提供について(特許庁)
https://www.jpo.go.jp/torikumi/kokusai/kokusai2/godai_patent_user.htm

各国の特許審査に関連する情報が一括で参照できます(経済産業省)
http://www.meti.go.jp/press/2016/07/20160725001/20160725001.html

関連:
五大特許庁(日米欧中韓)(特許庁)

株式会社ジー・サーチ、科学技術文献情報データベース「JDreamⅢ」を大幅拡充

2016年7月20日、株式会社ジー・サーチは、日本最大級の科学技術文献情報提供サービス JDreamⅢを大幅に拡充しましたと発表しました。

1.機関ID追加(2016年7月19日から提供開始)
従来から提供している同一著者識別のための著者IDに加え、異なる機関名の表記を一意に識別可能な「機関ID」を搭載しました。

2.外国文献の収録対象誌を大幅に拡大(2016年7月20日から提供開始)
米国電気電子学会(IEEE)のジャーナル・会議録の大幅拡充を行います。従来は年間約2万件だったものが、新たに年間で約20万件に追加となります。追加データは、2016年1月発行データより順次搭載いたします。

3.引用・被引用情報追加(2016年8月22日から提供開始予定)
1995年以降の国内原著論文(JSTPlus、JMEDPlus)に引用情報を搭載します。引用情報により、関連する文献の検索はもちろん、被引用文献を見ることで、その文献から発展した研究も容易にたどることが可能となります。

ジー・サーチ 科学技術文献情報提供サービス「JDreamⅢ」を大幅拡充 ~日本初、国内文献の引用・被引用情報をサービス提供開始。併せて、外国文献の収録対象誌を大幅に拡大~(ジー・サーチ、2016/07/20)

E1824 - 多摩デポとカーリルの共同研究成果:TAMALASの公開

 NPO法人共同保存図書館・多摩(通称「多摩デポ」)は,東京都の多摩地域に共同保存図書館を作ることで,多摩地域で最後の2冊以下となる資料を共同で保存し,各図書館の利用に供することを目指して活動している。その準備作業として多摩デポと株式会社カーリルは2014年度から多摩地域の各図書館の所蔵情報を仮想空間で共有し,除籍と保存の判断を効率的に行う「バーチャル共同保存図書館」に関する共同研究を進めてきた(E1673参照)。その中で2016年5月に多摩地域(29自治体が対象)にあるすべての図書館の蔵書を横断して検索できるシステム「多摩地域公共図書館蔵書確認システム」(通称:TAMALAS,Tama(多摩)地域でLast(最後)の本という意味)を多摩デポのウェブサイトで公開した。検索対象はISBNが付与されている資料に限られるが,カーリルが提供するAPIとReact(Facebook社が提供するオープンソースのフレームワーク)を組み合わせることにより,従来と比べて検索にストレスを感じないシステムを実現した。ISBNによって検索を行うシステムのため,バーコードリーダーによる連続作業を想定して,ラスト1冊あるいは2冊となったタイトルについてはアラート音を出すことで所蔵状況のフィードバックが得られるなど,作業負荷を軽減する仕組みを取り入れた。

韓国・ソウル特別市、市内所在の専門図書館の統合検索システムを開発へ:2017年ソウル市専門図書館統合検索サービス導入計画を発表

2016年7月22日付けで、韓国のソウル特別市が「2017年ソウル市専門図書館統合検索サービス導入計画」を公表しています。

同計画は、住民の専門図書館資料へのアクセスを向上させることを目的に、市内所在の市立の7つの専門図書館・資料室や、住民も利用可能な民間の専門図書館71館の所蔵情報の統合検索を可能とするメタ検索システムの構築を行なうもので、開発期間は2017年2月から2017年12月までとなっています。

システム要件として、居住地や関心分野に基づく設定や、館や地域を選択しての検索を可能とする機能も求められており、構築されたデータベースはソウル市図書館のホームページで公開されることになっています。

2017년 서울시 전문도서관 통합검색서비스 도입 계획(ソウル特別市,2016/7/22)
http://opengov.seoul.go.kr/sanction/9157261

서울 전역 전문도서관 소장정보 서울도서관서 통합 검색(MONEYTODAY,2016/7/28)
http://news.mt.co.kr/mtview.php?no=2016072805308244496

参考:
E1765 - 専門図書館につながる:ディープ・ライブラリー
カレントアウェアネス-E No.298 2016.02.18

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