ケニア

EIFL、ケニア・タンザニア・ウガンダでのOAポリシー策定のためのプロジェクトを開始

2016年4月29日、EIFL(開発途上国において図書館を通じた情報へのアクセス向上に取り組んでいる非営利組織)が、ケニア図書館情報サービスコンソーシアム(KLISC)、タンザニア大学・研究図書館コンソーシアム(COTUL)、ウガンダ大学図書館コンソーシアム(CUUL)と共に、“Open access policy development in Kenya, Tanzania and Uganda to make more digital content available”と称する2年間のプロジェクトを開始したと発表しています。

同プロジェクトは、東アフリカの研究者により重要な研究成果が生み出され、また、3か国のオープンアクセス(OA)リポジトリが64もあり、何十ものOAジャーナルが発行されているにも関わらず、オンラインで閲覧できるコンテンツが増えないという現状を解決することを目的としており、3か国の16の研究大学が、OAポリシーを採用することで、リポジトリに投入されるコンテンツを速やかに増やすこと目指すとされています。

Open access policies in Kenya, Tanzania, Uganda(EIFL,2016/4/29)

ケニア国立図書館サービス、農村部や低所得者層を対象に、国内の公共図書館46館に“e-resource centre”を設置

ケニア国立図書館サービス(Kenya National Library Service)が、同国の通信庁(Communications Auyhority of Kenya)の支援を受け、46の公共図書館に“e-resource centre”を設置するとのことです。

同プロジェクトは、情報資源が不足している農村部や、都会の低所得者層にコンピューターやインターネットへの接続環境を提供するもので、経済・社会の発展のために、地域社会での知識共有を促進することを目的とするものです。

また、視覚障害者用のコンピューターのソフトも備えられるとのことです。

センターでのサービス開始は、2016年5月を想定しているとのことです。

Kenya public libraries to host 46 new e-resource centres(EIFL,2016/2/25)
http://www.eifl.net/news/kenya-public-libraries-host-46-new-e-resource-centres

EIFL、法学分野のデータベース“HeinOnline”をパートナーであるコンソーシアム・会員館に提供

EIFL(開発途上国において図書館を通じた情報へのアクセス向上に取り組んでいる非営利組織)が、法学分野のデータベース“HeinOnline”を提供するWilliam S. Hein and Company社と提携し、2,200点以上の法律や法律関係雑誌がHeinOnlineで利用できるようになったと発表しています。

この提携は、2017年12月31日までの契約で、EIFLのパートナーである31か国のコンソーシアムや会員館で利用できるとのことです。

対象となる31か国は以下の国々です。

アルジェリア、アンゴラ、アルメニア、アゼルバイジャン、ベラルーシ、ボスニア・ヘルツェゴビナ、カンボジア、エチオピア、フィジー、ガーナ、ケニア、コソボ、キルギスタン、ラオス、レソト、マケドニア、マラウイ、モルディブ、モルドバ、ナミビア、ネパール、パレスチナ、セネガル、セルビア、スーダン、タンザニア、タイ、ウガンダ、ウクライナ、ウズベキスタン、ザンビア

HeinOnline agreement expanded to include Law Journal Library(EIFL,2016/2/2)
http://www.eifl.net/news/heinonline-agreement-expanded-include-law-journal-library

「陸前高田市の空っぽの図書室を本でいっぱいにしようプロジェクト」など、クラウドファンディングサービス「READYFOR?」の「READYFOR OF THE YEAR 2015」で部門賞を受賞

2015年11月24日に発表された、クラウドファンディングサービス「READYFOR?」の「READYFOR OF THE YEAR 2015 ~夢へのスタートアップ大賞~」において、「陸前高田市の空っぽの図書室を本でいっぱいにしようプロジェクト」が、サスティナブル部門(過去から継続的に社会にインパクトを出すために挑戦し続けている活動の中で、今後も活動を継続するために必要な資金や支援者の方々を集めるために実施されたプロジェクトに贈られるもの)の部門賞を受賞していました。

公益社団法人国際ボランティア会のスタッフが実行者として起ち上げたプロジェクトで、同会のブログによると、「2012年から図書室をスタートし、現在も陸前高田の多くの人たちに利用され継続的な今後の活動も期待される点が評価された」とのことです。

その他、「図書館」に関するものとしては、国際協力などを通じ、世界中で誰かを笑顔にする活動を行ったプロジェクトに贈られる“READYFOR Global CHALLENGE”を、NPO法人Dooooooooによる「火事で図書館を失った子どもたちに2000冊の本を届けたい!」というプロジェクトが受賞していました。

READYFOR OF THE YEAR 2015
https://readyfor.jp/readyforoftheyear2015

ヴァージニア工科大学とKenya Law、ケニアの官報のデジタルアーカイブを公開

ヴァージニア工科大学(Virginia Tech University)とケニアのNational Council for Law Reporting(Kenya Law)が協力し、ケニアの官報のデジタルアーカイブを公開しました。現在、1977年から1989年の官報が公開されており、いずれは1890年代からの全ての官報を登録する予定とのことです。

Kenya Law Reports Archive
https://dcr.emd.vt.edu/vital/access/manager/Index

Virginia Tech creates digital repository for Kenya law archive(ヴァージニア工科大学, 2014/12/16)
http://www.vtnews.vt.edu/articles/2014/12/121614-it-kenyalawarchive.html

EIFL、7つめの公共図書館イノベーション賞の受賞館を公表:教育への貢献

2014年12月19日、図書館を通じた情報へのアクセス向上に取り組んでいる非営利組織“Electronic Information for Libraries(EIFL)”の公共図書館イノベーションプログラム(EIFL-PLIP)が、7番目のイノベーション賞の受賞館を公表しました。今回の賞は大人や子どもの教育に貢献した公共図書館を表彰するもので、受賞館は、以下の4つです。

・‘Dr Robert Ouko’ Memorial Community Library(ケニア)
・Pelči Library(ラトビア)
・Public Library ‘Victoria Dorantes’ No. 382(メキシコ)
・‘B. P. Hasdeu’ Municipal Library(モルドバ)

FOUR LIBRARIES WIN EIFL PUBLIC LIBRARY INNOVATION AWARD(EIFL)
http://www.eifl.net/news/four-libraries-win-eifl-public-library-innovation-award

‘Dr Robert Ouko’ Memorial Community Library(EIFL)

EIFL、ケニアの公共図書館サービス向上のため、デジタルリテラシーの研修プログラムを実施

2014年11月27日、図書館を通じた情報へのアクセス向上に取り組んでいる国際的な非営利組織“Electronic Information for Libraries(EIFL)”が、そのEIFL-PLIP(公共図書館イノベーションプログラム)の一環として、ケニア国立図書館サービス(Kenya National Library Service)と協力して行う研修プログラムの実施について発表しています。

ケニアの公共図書館が、住民のニーズにあったサービスを提供できるよう、デジタル情報リテラシー能力の向上を目指すものとのことです。研修プログラムの第1モジュールは、実務的なICTと高度なデジタルリテラシーに焦点をあて、2014年11月10日に、30名の図書館員を対象に行われたとのことです。第2、第3モジュールはEIFLがユネスコからの助成を受けて行われるとのことです。第4モジュールまで予定されており、2015年5月にプログラムが完了する予定とのことです。

EIFLは同様の取組みを、2014年からガーナとウガンダでも行っており、今回のプログラムは3件目となるとのことです。

EIFL launches major library training initiative in Kenya(EIFL, 2014/11/27)

EIFL、キベラ(ケニア)における教育支援についての動画を公開

EIFLが、EIFL-PLIP(公共図書館イノベーションプログラム)の一環で行った、ケニアのキベラ(スラム)の子どもの教育支援に関し、動画を公開しています。Kenya National Library Serviceの分館であるKibera Public Libraryでの活動を取り上げたもので、同館では、助成金により、7台のタブレットが提供され、また教育プログラムの設計が行われたそうです。

VIDEO: Library uses tablet computers to support education in Kibera(EIFL, 2014/8/1付け)
http://www.eifl.net/news/video-library-uses-tablet-computers-support-e

動画
http://vimeo.com/99122728
※約4分。

Kenya National Library Service
Impact Assessment Results
Library tablet computers help slum school children
http://www.eifl.net/kenya-national-library-service#node-2713

参考:

E1212 - 知識が動かす地域社会を目指して 学習へのアクセス賞2011

E1212 - 知識が動かす地域社会を目指して 学習へのアクセス賞2011

2011年8月16日,毎年恒例のビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団による2011年の「学習へのアクセス賞」(E827E968E1089参照)が,東アフリカの住民にインターネットへのアクセス環境等を提供している国際NGO「乾燥地域情報ネットワーク」(Arid Lands Information Network:ALIN)に贈られた。同賞は,コンピュータやインターネットを通じて人々と情報を結びつけるための革新的な努力を行っている米国外の公共図書館や関連施設を表彰するもので,受賞団体には賞金として100万ドルが贈られる。また,今回は財団のパートナーであるマイクロソフト社から,ALINが地域コミュニティを支援するのに役立つソフトや技術指導等,約27万ドル相当の支援が行われる。...

2011年の「学習へのアクセス賞」、受賞団体が発表される

米国のビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団が毎年発表している「学習へのアクセス賞」の2011年の受賞団体が決定したようです。受賞したのは、東アフリカのケニアやウガンダ、タンザニア等の乾燥地域で、孤立している集落の住民に対し、インターネットへのアクセス環境を提供している“Arid Lands Information Network”(ALIN)という団体のようです。ALINはそれらの地域に12のアクセスセンターを開設し、住民はインターネットを利用することで、医療情報を入手したり、生活環境の改善に役立ててたりしているようです。

ALIN Awarded 2011 Access to Learning Award by Bill & Melinda Gates Foundation (Arid Lands Information Networkのニュース)
http://www.alin.or.ke/i/ALIN%20Awarded%202011%20Access%20to%20Learning%20Award%20by%20Bill%20&%20Melinda%20Gates%20Foundation

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