デジタル化

味の素食の文化センター、食の文化ライブラリーが所蔵する食に関する古典籍をデジタル化し、「新日本古典籍総合データベース」で公開

2017年5月16日、公益財団法人味の素食の文化センターが、同センターの「食の文化ライブラリー」が所蔵する、食に関する古典籍約300点をデジタル化し、国文学研究資料館が試験公開している「新日本古典籍総合データベース」で公開したと発表しています。

画像データは、CC BY-SA 4.0の条件で提供されています。

味の素食の文化センター お知らせ
http://www.syokubunka.or.jp/news/
※「2017.05.16 江戸の図書を公開しました」とあります。

江戸の図書(古典籍)(味の素食の文化センター)
http://www.syokubunka.or.jp/library/edo-books/

カナダ放送協会、アーカイブコレクションの大規模デジタル化事業を開始

2017年5月11日、カナダ放送協会(CBC/Radio-Canada)が、公共放送のアーカイブコレクションの大規模デジタル化事業を2018年冬から開始すると発表しています。

5年が予定されている同事業では、CBCでは72万件の、Radio-Canadaでは65万点の物理媒体をデジタル化する計画です。

デジタル化にあたっては、専門知識を持つ、カナダ国立映画制作庁(National Film Board of Canada:NFB)の協力を得るとのことです。

Archive digitization: a coordinated effort by CBC/Radio-Canada to preserve and showcase our heritage(カナダ放送協会,2017/5/11)
http://www.cbc.radio-canada.ca/en/media-centre/2017/05/11/

オバマ財団・米国国立公文書館、オバマ大統領の記録の保存と利用に関して発表

2017年5月3日、オバマ財団と米国国立公文書館(NARA)が、オバマ大統領の記録の保存と利用に関して発表を行なっています。

オバマ財団が、オバマ政権時に作成された未分類の全ての大統領記録のデジタル化に対して資金提供するとの声明に従うもので、NARAは大統領記録の国家管理者としての役割を果たすものの、これまでの大統領のように記録保存のための大統領図書館をオバマ大統領センター内には建設せず、代わりにデジタルアーカイブを構築します。

オバマ大統領の記録は、デジタル化された後、NARAの既存の書庫で管理され、オバマ大統領センター内のオバマ博物館等での展示の際に貸し出すなどして利用されます。

米国議会図書館、日系アメリカ人が収容所内で発行した新聞をデジタル化して公開

2017年5月5日、米国議会図書館(LC)が、米国内の日系アメリカ人の強制収容所内で第二次世界大戦中に発行されていた新聞をデジタル化して公開したと発表しています。

13の収容所で発行され、のちにLCがマイクロフィルム化した4,600点を超す、英語もしくは英語・日本語併記の新聞がデジタル化されています。

Journalism, Behind Barbed Wire(LC,2017/5/5)
https://blogs.loc.gov/loc/2017/05/journalism-behind-barbed-wire/

英国図書館、ベッテルハイム著「英琉辞書」「琉球語と日本語文法の要綱」の手稿をデジタル化

英国図書館(BL)が、2017年5月8日付のアジア・アフリカ研究部のブログ“Asian and African studies blog”で、沖縄語・沖縄方言(Okinawan language)関連の手稿2点をデジタル化したと発表しています。

デジタル化された手稿は、宣教師バーナード・ジャン・ベッテルハイム(Bernard Jean Bettelheim)によって書かれ、1867年5月2日に大英博物館に寄贈された、「英琉辞書」(English-Loochooan dictionary)、「琉球語と日本語文法の要綱」(Elements or contributions towards a Loochooan & Japanese grammar)の2点です。

BLでは、ベッテルハイムによって沖縄語・沖縄方言に翻訳・刊行された『約翰傳福音書』(Gospels of St John)、『路加傳福音書』(Gospels of St Luke)、『聖差言行録』(Acts of the Apostles)、『保羅寄羅馬人書』(St Paul's Letter to the Romans)も所蔵していると紹介されています。

“Europeana Fashion”、Europeanaのプラットフォームに統合

2017年5月3日、Europeanaが、オンライン上のファッション関連コンテンツの再利用促進を目的に活動している“Europeana Fashion International Association”が公開する“Europeana Fashion”をEuropeanaのプラットフォーム“Europeana Collections”に完全に統合したと発表しています。

同プラットフォームからは、欧州の13か国の40の博物館やファッションブランドアーカイブからの、服飾、アクセサリー、ファッションショーの写真、織物・刺繍のサンプル、スケッチ、動画といった、100万点以上のファッション関連コンテンツを利用できるほか、ファションの専門家がテーマごとに選定した「展示」も用意されています。

Great News: Europeana Fashion on Europeana.eu(Europeana pro,2017/5/3)
http://pro.europeana.eu/blogpost/europeana-fashion-on-europeana-eu

ヘルシンキ市立博物館、写真コレクションの一部をCC BYライセンスで公開

2017年4月26日、フィンランドのヘルシンキ市立博物館が、デジタル化した高精細の写真コレクション4万5千点をCC BYライセンスで公開したと発表しています。

同館所蔵の写真コレクションの一部で、今回今回されたものには、19世紀から21世紀までの写真が含まれ、最も古いものでは1840年代の写真があります。

ワード検索のほか、美術館が作成したアルバムの閲覧や、自身のアルバムの作成が可能で、現在はフィンランド語のみの対応ですが、今後さらなる開発が予定されていると紹介されています。

また、適切な価格で、コレクション内の写真を活用したポスターや絵葉書を注文することができるようにもなっています。

スコットランド国立美術館(NGS)、ウェブサイトをリニューアルし、所蔵資料4万点のデジタル化画像をオンラインで公開

スコットランド国立美術館(Scottish National Gallery)・スコットランド国立近代美術館・スコットランド国立肖像画美術館で構成される、スコットランド国立美術館(National Galleries of Scotland:NGS)が、2017年4月にウェブサイトをリニューアルし、同館所蔵資料4万点のデジタル化画像をオンラインで公開しています。

残り9万5千点の所蔵品については、今後5年間をかけてデジタル化されると報じられています。

デジタル化資料は、芸術家名、主題、時代、種類、所蔵館、色彩で検索できるほか、出身地・出身校・スタイルやムーブメントからも絞り込めるようになっています。

Twitter(@NatGalleriesSco,2017/4/17)
https://twitter.com/NatGalleriesSco/status/854079584207335426

朝日町歴史博物館(三重県)、デジタルミュージアムを公開

2017年4月20日、三重県の朝日町歴史博物館が、デジタルミュージアムを公開しています。

国学者・橘守部関係の資料や、縄生廃寺出土舎利容器(国指定重要文化財)等が公開されています。

朝日町歴史博物館デジタルミュージアム公開のお知らせ(朝日町,2017/4/20)
http://www2.town.asahi.mie.jp/www/contents/1492647209394/index.html

朝日町歴史博物館デジタルミュージアム(朝日町歴史博物館)
http://asahitown-museum.com/plugins/RealtimeRebuild/mt-realtime-rebuild.cgi?blog_id=4&tmpl_id=257

IIIFコンソーシアムで、“OpenJPEG”改善プロジェクトが開始

IIIFコンソーシアムは、メンバーの複数の機関が、JPEG 2000コーデックである“OpenJPEG”の改善のための協同プロジェクトの第1フェーズを、2017年5月1日から開始すると発表しています。

“OpenJPEG”は複数のメンバー機関で採用されているものの、現在の実稼働環境では画像の高速表示に最適化しておらず、プロジェクトは、デコード速度、ROIデコード、メモリーフットプリントの改善に焦点をあてて実施されます。

作業は、ルーヴァン・カトリック大学(ベルギー)のAntonin Descampe氏が、intoPIX社とEven Rouault氏と連携し、英・ウェルカム図書館、米・スタンフォード大学、米・ミシガン大学、オランダ王立図書館、米・カリフォルニア大学ロサンゼルス校の助成を得て、実施します。

Announcing the OpenJPEG Improvement Project(IIIF,2017/4/27)
http://iiif.io/news/2017/04/27/openjpeg-improvement/

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