デジタル化

Googleと著作者団体・出版社団体との合意をBook Search参加大学も歓迎

Google社と著作者団体“Authors Guild”および米国出版社協会(AAP)との間で成立する見込みの和解・合意について、Google Book Searchに参加しているカリフォルニア、スタンフォード、ミシガンの3大学が協同で、これを支持・歓迎するコメントを出しました。

Major universities see promise in Google Book Search settlement
http://www.ns.umich.edu/htdocs/releases/story.php?id=6807

またミシガン大学図書館は、この和解・合意と同館のGoogle Book Searchへの取り組みに関するFAQを作成したほか、図書館長がブログで図書館に関連する要点を整理した上で、大変素晴らしいことだとコメントしています。

米国の地域図書館ネットワークPALINET、Internet Archiveと協同で地域資料を大規模にデジタル化へ

米国の中部大西洋沿岸(デラウェア、メリーランド、ニュージャージー等)の600以上の図書館が参加している地域図書館ネットワーク“PALINET”が、アルフレッド・スローン財団からの助成も得て、Internet Archiveと協同の大規模デジタル化事業を行うことを発表しています。予定しているのは全体でおよそ6万冊で、各参加館は、地域にとって意義のある固有の資料を選択・提供するよう、強く要請されているとのことです。

PALINET Launches Mass Digitization Collaborative
http://www.palinet.org/documents/press/PR-MDC-20008.pdf

自動ブックスキャナー展示会(2008年6月)出展4製品の比較レポート

2008年6月にドイツのバイエルン州立図書館ミュンヘンデジタル化センターで開催されたブックスキャナーの展示会“Scan-Roboter-Tage(=Scan-Robot-Days) 2008”に出展した、4digitalbooks、Kirtas、Qidenus、Treventusの4社の製品について、仕様・価格等を比較したレポートが刊行されています。これは英国情報システム合同委員会(JISC)の委託によるものとのことです。なお同館のウェブサイトで、各製品の写真・紹介資料が公開されています。

Public Exhibition of Automated Book Scanners Hosted at the Bayerische StaatsBibliothek– Munich 18th - 20th June 2008.

Googleブック検索に参加する出版社が2万社、1年で2倍に

英国のロイター通信が伝えるところによると、Googleブック検索に参加し、書籍のスキャニングを行っている出版社は2万社にのぼり、1年間で2倍の伸びを示したということです。ロイター通信の取材に答えたGoogleの関係者によると、Google Book Searchは100言語で100万冊以上の書籍を提供するという壮大な目標に向かって、今後も意欲的に活動を展開していくということです。またこの関係者によると、現在のところGoogleにはKindleのような電子書籍リーダーを開発する計画はないということです。

BOOKFAIR-INTERVIEW-Google doubles book-scan publisher partners
- REUTERS UK 2008/10/15付けの記事

デジタル化済みパピルス文書のオンライン協同編集環境の構築に助成(米国)

米国デューク大学が、デジタル化されたパピルス文書のオンライン協同編集環境の構築プロジェクトに対し、アンドリュー・メロン財団から81.4万ドル(約8,250万円)の助成を受けることになったと発表しています。同大学はすでに、同財団からの別の助成金を元にデジタル化済みパピルス文書の統合検索ポータルサイト“Papyrological Navigator”を構築、提供しており、新しい助成金は協同編集ツールの開発、インターフェースに充てられるとのことです。なお、この新規ツールは、他の古文書デジタル資料などでも利用できるようなものにする予定であり、その活用が期待されています。

Ancient Papyrus Documents to be Available Online - Duke University

ボストンでユニバーサル・アクセス・デジタル図書館サミットが開催

米国北東部の4州にある20の大学・研究図書館からなるボストン図書館コンソーシアム(BLC)が2008年9月24~25日、ユニバーサル・アクセス・デジタル図書館サミットを開催しました。このサミットには、図書館蔵書のデジタル化に関係する図書館関係者・研究者のほか、デジタル化事業を行っているGoogle社、Internet Archive、また出版社などからも参加者がありました。

このサミットでは、図書館蔵書から商用目的でスキャニングされているパブリックドメインの作品を利用するのに、制限を加えるデジタル化事業、とりわけGoogle社の事業に対し、市民の権利を侵害することであると批判・懸念を表明する意見が数多く上がったとのことです。

JISC、「デジタルリソースを豊かにする」1年間のプロジェクトを開始

英国情報システム合同委員会(JISC)が、2008年10月1日から1年間の、大学のデジタルリソース構築・利用活性化事業への助成プログラム「デジタルリソースを豊かにする」の開始と、助成金総額180万ポンド(約3.3億円)の助成先として選定した25事業を発表しました。この事業の中には、ポッドキャストを使ってニュートンの学術的テキストへのアクセスを増やそうとするものから、2012年のオリンピック・パラリンピック開催によって変わり行くロンドンの姿をデジタルアーカイブ化するものまで、多様なものが含まれています。

Enriching Digital Resources : JISC
http://www.jisc.ac.uk/whatwedo/programmes/digitisation/enrichingdigi.aspx

JISC、1910年以来の歴史的ニュース映像のデジタルアーカイブを英国高等/継続教育機関向けに無償公開

英国情報システム合同委員会(JISC)が、合計すると3,000時間以上にも及ぶ、1910年以来の歴史的ニュース映像のデジタルアーカイブ“NewsFilm Online”を構築し、英国の高等教育・継続教育機関に所属する研究者・学生等に対し、教育・研究目的での無料ダウンロード、加工、配布を可能にしたと発表しています。

これは、英国独立テレビニュース公社(ITN)および通信社のReuter社が提供したニュース映像を、英国大学フィルム・ビデオ協議会(British Universities Film and Video Council;BUFVC)が選別・デジタル化し、JISCのデータ提供サービス“EDINA”から提供する、という協同体制で構築されたもので、総額200万ポンド(約3.6億円)が投じられたとのことです。なおニュースの検索は、誰でもできるようになっています。

日本の「幻灯」コレクションをデジタル化・ウェブ公開(ハワイ大学)

ハワイ大学マノア校はこのほど、海外に向けて日本のことを紹介する目的等で作成された「幻灯」約1,500点をデジタル化し、ウェブサイトでの公開を開始しました。デジタル化された幻灯は、国際交流基金の母体である国際文化振興会(KBS)と、個人で所蔵していた奥村多喜衛氏の家族から寄付されたものだということです。

Magic Lantern Slides Collection from Japan
http://digicoll.manoa.hawaii.edu/lanternslides/index.php?c=1

日本の幻灯画像コレクション
- 事典ドットコム 2008/9/21付けの記事

E829 - Google,過去の新聞記事のデジタル化・オンライン提供に着手

Google社は2008年9月8日,新聞社や出版社と提携して,過去の新聞記事をデジタル化し,オンライン上で検索・閲覧可能にするプロジェクトを開始 した。Google社の最終目標は,同社が数十億ページあると試算する,あらゆる新聞の紙面にすべての人々がアクセスできるようにすることだという。...

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