デジタル化

Microsoftが"Live Search Books"と"Live Search Academic"から撤退

マイクロソフト(Microsoft)社が、書籍の大規模デジタル化プロジェクト"Live Search Books"と学術情報検索サービス"Live Search Academic"からの撤退を発表しています。

両プロジェクトでは、これまでに75万冊の本のデジタル化と、8000万件の雑誌論文のデジタル化をおこなってきていましたが、自社でデジタル化するよりも今後は図書館や出版社のリポジトリ構築を助け、それらをクロールする方が検索エンジン企業として効率的であると判断したとのことです。

Book search winding down
http://blogs.msdn.com/livesearch/archive/2008/05/23/book-search-winding-down.aspx

東京大学経済学部図書館、有価証券報告書データベース【試行版】を公開

東京大学経済学部図書館が、有価証券報告書データベース【試行版】を公開しています。1985年以前の1部上場企業の有価証券報告書をPDF化しています。

有価証券報告書データベース【試行版】公開しました。 - 東京大学経済学部図書館
http://www.lib.e.u-tokyo.ac.jp/news/news.html#yuka200804

有価証券報告書データベース【試行版】
http://gw2.e.u-tokyo.ac.jp/infolib/meta_pub/G0000003E0000001

NARA、パブリックアクセスのための記録資料デジタル化戦略を発表

米国国立公文書館(NARA)が2008年5月、2006年に作成した2006~2016年の戦略計画に基づき作成した、パブリックアクセスのための記録資料デジタル化戦略を発表しました。戦略のスコープ、デジタル化の目的、デジタル化をどのように行うのか、デジタル化する記録資料選定の優先順位はどのように決めるのかなどを示した上で、最後にデジタル化を行うに当たってのパートナー機関との契約原則を記しています。

Strategy for Digitizing Archival Materials for Public Access, 2007-2016 - NARA
http://www.archives.gov/digitization/strategy.html

Strategic Plan - NARA

電子学位論文に関する英文文献リスト

学術情報の電子的な発信・出版等に関する書誌やブログ“Digital Koans”の運営で知られるベイリー(Charles W. Bailey, Jr.)氏が、電子学位論文に関する英文文献リストの第2版を作成・公開しています。初版は2005年7月に作成されており、およそ3年で掲載文献の数はほぼ倍増(53→103)しています。

Electronic Theses and Dissertations Bibliography
Charles W. Bailey, Jr.
Version 2: 5/12/2008
http://www.digital-scholarship.org/etdb/etdb.htm

参考:
電子学位論文のビブリオグラフィ
http://current.ndl.go.jp/node/2706

英Times紙、1785年の創刊以来のコンテンツをウェブ公開へ

英国のTimes紙とその日曜版であるSunday Times紙を提供しているウェブサイトTimes Onlineが、1785年の創刊以来のコンテンツをデジタルアーカイブとしてウェブで一般公開する予定であると報じられています。報じているのは英国のオンライン誌Journalism.co.ukで、記事はTimes Onlineの編集長へのインタビューをもとに構成されています。これによると、現在提供しているもの(2008年5月13日時点で2000年のものまで)はベータ版であり、徐々にコンテンツを追加していき、今後2~3か月のうちに正式公開する予定とのことです。なお、当初は無料で一般公開するが、時代の変化に応じて見直し、購読パッケージの導入などの可能性を検討するだろうとされています。

なお、2008年5月13日時点で、Times Onlineによるプレスリリース等は発表されていません。

LCのWorld Digital Library構想にサウジアラビアの大学図書館も協力

米国議会図書館(LC)を中心に進められているWorld Digital Library構想に、サウジアラビアのKing Abdullah University of Science and Technology (KAUST)が加わると発表されています。

LCのWorld Digital Libraryは貴重書や手稿などひとつしかない歴史的文化遺産を世界各地の図書館等と協同でデジタル化し無料公開しようとするプロジェクトですが、KAUSTが加わることでアラブ・イスラム圏の科学史資料が豊富になるとしています。

Library of Congress and Saudi University Form World Digital Library Partnership
http://www.loc.gov/today/pr/2008/08-067.html

参考:

大規模デジタル化・機関リポジトリのユーザを研究するには?

米国の図書館情報資源振興財団(CLIR)が、大規模デジタル化と機関リポジトリのユーザ研究についてのこれまでの先行研究をまとめ、インターネットの利用行動研究等との絡みを論じながら、今後のユーザ研究を展望する報告書を公表しています。

The Seamless Cyberinfrastructure: The Challenges of Studying Users of Mass Digitization and Institutional Repositories
http://www.clir.org/pubs/archives/schmitz.pdf

Who Uses Institutional Repositories and Mass-Digitized Collections?
http://www.clir.org/pubs/issues/issues62.html#who

参考:
CLIR、「大規模デジタル化時代の保存」報告書最終版を刊行
http://current.ndl.go.jp/node/7266
E701 - 「サイバースカラシップ」のためのインフラ構築に向けて
http://current.ndl.go.jp/e701
E745 - 研究図書館の未来を考えるために−「Google世代」は真実か?

ケンブリッジ大学図書館所蔵のダーウィン『種の起源』原稿、デジタル化・公開される

英ケンブリッジ大学が中心となって進められているプロジェクト"Charles Darwin's Papers Online"は、『種の起源』の直筆原稿や研究ノートなど約2万点をデジタル化して公開したと発表しています。

これらチャールズ・ダーウィンのコレクションはケンブリッジ大学図書館(Cambridge University Library)に所蔵されていたものです。

Charles Darwin's private papers go online
http://darwin-online.org.uk/release.html

Charles Darwin's Papers Online
http://darwin-online.org.uk/manuscripts_announcement.html

BL、デジタル化した19世紀の新聞・雑誌6タイトルを5月13日から無料公開

英国図書館(BL)が4月28日、芸術人文科学研究委員会(AHRC)の助成を受けてデジタル化した19世紀の逐次刊行物(新聞・雑誌)を“Nineteenth-Century Serials Edition”として5月13日にウェブサイトから無料公開することを発表しました。公開されるのは、風刺漫画雑誌“Tomahawk”、挿絵付きの出版業界誌“Publishers' Circular”など6タイトルとのことです。

Witnessing history first-hand: a new online edition of 19th century newspapers and periodicals - British Library
http://www.bl.uk/news/2008/pressrelease20080428a.html

"Open Library"の開発者ミーティング

Internet ArchiveとYahoo!が主導するデジタル図書館プロジェクト“Open Content Alliance(OCA)”の開発者ミーティングが2月にサンフランシスコで行われました。その模様がノートルダム大学図書館のサイトで伝えられています。

Open Library Developer's Meeting
http://www.library.nd.edu/daiad/morgan/travel/open-library/

参考:
E714 - 図書館蔵書デジタル化の「パートナー」をどう選ぶか?
http://current.ndl.go.jp/e714
英Talis社、英国の総合目録データをOpen Libraryに提供すると発表
http://current.ndl.go.jp/node/7409

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