デジタル化

HathiTrust、収録されている米国連邦政府刊行物を分析した報告書を公開

2017年3月20日、HathiTrustが、収録されている米国連邦政府刊行物(2016年9月1日現在)の分析調査を行ない、その報告書“U.S. Federal Documents in HathiTrust: A Collection Profile”を公表しています。

まず、MARC内のSuDoc No.等で抽出した上で、HathiTrustが作成した連邦政府刊行物のレジストリ“U.S. Federal Documents Registry”と照らし合わせて、41万2,205件の書誌情報と97万315点のデジタルオブジェクトを特定したとのことです。

特定された書誌の94%が単行本、6%が定期刊行物で、デジタルオブジェクト単位では56%が単行本、44%が定期刊行物であったとのことです。

また、85万2,488点が国内でのインターネット公開、11万7,827点が閲覧制限や検索のみのものであったこと、SuDoc No.を含む刊行物では、議会、森林局、航空宇宙局の刊行物が多いこと、利用評価(usage metrics)では“Library of Congress Catalogs 1976 V. 4”が最も高いこと等も紹介されています。

東京大学史料編纂所、史料画像閲覧システム(Hi-CAT Plus)に海外マイクロフィルム46万コマほか、新規データ83万コマを登録し、公開を開始

2017年4月4日、東京大学史料編纂所が、閲覧室の端末から利用できる史料画像閲覧システム(Hi-CAT Plus)に、海外マイクロフィルム46万コマ(モノクロ)、デジタル撮影データ29万コマ(カラー)など、新規データ83万コマを登録し、公開を開始したと発表しています。

これにより海外マイクロ107万コマ・デジタル撮影37万コマを含む143万コマの海外史料が、国内採訪史料約500万コマとともに横断検索できるようになります。

英国外務省対日一般外交文書については、横浜開港資料館の指定端末からも利用できるとのことです(5月の連休明け以降開始予定)。

東京大学史料編纂所 今年度のニュース&トピックス
http://www.hi.u-tokyo.ac.jp/news/news-j.html
※「2017/04/04 Hi-CAT Plusに海外マイクロフィルム46万コマほか、新規データ83万コマを登録し、公開を開始しました(海外S科研)。」とあります。

青森県の弘前市教育委員会と弘前大学人文社会科学部、弘前市立弘前図書館が所蔵する古文書・古典籍等のデジタル化事業に関する覚書を締結

青森県の弘前市教育委員会と弘前大学人文社会科学部が、2017年3月30日に、弘前市立弘前図書館が所蔵する古文書・古典籍のデジタル化事業に関する覚書を締結したと地元紙で報じられています。

2017年度は、『新編弘前市史』の一部をフルテキスト化するとともに、引用されている資料86点と大型の古地図16点のデジタル化を進め、2018年3月までに公開することを目指していると紹介されています。

古典書籍をデジタル化 弘前市教委と弘大が覚書(陸奥新報,2017/3/31)
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2017/03/45833.html

「古典書籍デジタル化」弘前の歴史、深く知る機会に(陸奥新報,2017/4/1)
http://www.mutusinpou.co.jp/shasetsu/2017/04/45836.html

「川崎市市民ミュージアム漫画資料コレクション」が公開

神奈川県の川崎市市民ミュージアムが所蔵する6万点に及ぶ漫画に関連の収蔵品のうち、著作権が消滅している一部の内容を公開するウェブサイト「川崎市市民ミュージアム漫画資料コレクション」が試行的に公開されたようです。

利用できる資料の公開日は2017年3月29日付となっています。

漫画資料のデジタル化については、平成28年度の文化庁メディア芸術アーカイブ推進事業によって実施され、NPO法人知的資源イニシアティブが提供するシステムを用いて公開したと説明されています。

川崎市市民ミュージアム漫画資料コレクション
https://kawasaki.iri-project.org/

参考:
文化庁、「メディア芸術アーカイブ推進支援事業」(2016年度)の採択結果を公開
Posted 2016年7月8日
http://current.ndl.go.jp/node/32033

東京海洋大学附属図書館、「伊藤熊太郎アーカイブズ」を公開

2017年3月31日、東京海洋大学附属図書館が、「伊藤熊太郎アーカイブズ」を公開したと発表しています。

2017年2月8日から3月10日にかけて開催された、第13回企画展示「図鑑で楽しむ江戸前の海」(第二期)「幻の魚類画家 伊藤熊太郎」で展示された、スケッチ・原画の一部をデジタル化し公開したものです。

第13回企画展示「図鑑で楽しむ江戸前の海」(第一期)開催中の2016年8月に、荒俣宏氏によって発見された魚類博物画家・伊藤熊太郎が描いたスケッチ帖6冊、原画1,261枚の中から作品を公開するもので、今後も内容を充実させていくとのことです。

[品川]「伊藤熊太郎アーカイブズ」を公開しました(東京海洋大学附属図書館,2017/3/31)
http://lib.s.kaiyodai.ac.jp/jojmf0lhi-2031/#_2031

山口県立山口図書館・山口県文書館、「WEB版 明治維新資料室」を公開

2017年4月1日、山口県立山口図書館及び山口県文書館が、「WEB版 明治維新資料室」を公開したと発表しています。

明治150年に向け、両館が所蔵する明治維新関係資料を、ウェブ上にデジタルアーカイブとして公開し、利活用を図ることを目的としており、大村益次郎が翻訳した兵術書など69点を含む「明治維新関係版本」、幕末期の木版摺瓦版など4点を含む「幕末の瓦版」、嘉永3年(1850年)8月の諸国遊歴から安政6年(1859年)10月の処刑に至るまでの資料377点を含む「吉田松陰関係資料(吉田家伝来)」、幕末山口市街図(1868年頃)など4点を含む「明治維新関係絵地図」が公開されています。

WEB版 明治維新資料室
https://trc-adeac.trc.co.jp/WJ11C0/WJJS02U/3500115100

阪急文化財団、「阪急文化アーカイブズ」を公開

2017年4月1日、阪急文化財団が、「阪急文化アーカイブズ」を公開したと発表しています。

阪急文化財団池田文庫が所蔵する「阪急・宝塚ポスター」「浮世絵・番付」「民俗芸能資料」に関する情報を検索できるデータベースで、この3つのカテゴリを横断的にも個別的にも検索可能で、一部を除き画像も閲覧できます。

「阪急・宝塚ポスター」の検索画面には「路線図から検索」の機能もあります。

また、「特集」ページでは、同財団逸翁美術館が所蔵する美術品など、上記3つのカテゴリに含まれない資料の情報や画像が閲覧できます。

阪急文化アーカイブズ
http://www.hankyu-bunka.or.jp/archive/

阪急文化アーカイブズ公開(阪急文化アーカイブズ,2017/4/1)
http://www.hankyu-bunka.or.jp/archive/?app=pub_updinfo&mode=list

「菊陽町図書館少女雑誌コレクション」が試行的に公開

熊本県の菊陽町図書館が所蔵する少女雑誌資料のうち、著作権が消滅している一部の内容を公開するウェブサイト「菊陽町図書館少女雑誌コレクション」が試行的に公開されたようです。

利用できる雑誌の公開日は2017年3月28日付となっています。

平成27年度、平成28年度の文化庁メディア芸術アーカイブ推進事業に基づき、著作権調査、デジタル化作業が行われ、NPO法人知的資源イニシアティブが提供するシステムを用いて公開したと説明されています。

菊陽町図書館 少女雑誌コレクション
https://kikuyo.iri-project.org/

熊本県菊陽町図書館の所蔵少女雑誌データの閲覧サイトが試行的に公開(kasamashoin online,2017/3/30)
http://kasamashoin.jp/2017/03/post_3914.html

米・航空宇宙局、14万点の映像、写真、音声を利用できる“NASA Image and Video Library”を公開

2017年3月29日、米・航空宇宙局(NASA)が、14万点の映像、写真、音声を利用できる“NASA Image and Video Library”を公開したと発表しています。

レスポンシブウェブデザイン、ダウンロード時の解像度の選択、Exifデータの表示などに対応しており、APIも提供されています。

NASA Unveils New Searchable Video, Audio and Imagery Library for the Public(NASA,2017/3/29)
https://www.nasa.gov/press-release/nasa-unveils-new-searchable-video-audio-and-imagery-library-for-the-public

川崎市、「川崎市映像アーカイブ」を公開:過去の市内の様子を撮影したフィルム・ビデオテープも募集

2017年3月22日、神奈川県の川崎市が、「川崎市映像アーカイブ」を公開しました。

2024年の市制100周年に向けて取り組まれている事業で、1952年から2007年にかけて制作され、映画館などで上映されていた「川崎市政ニュース映画」約720本を公開するとともに、市内の様子を撮影した過去の映像の提供を呼びかけ、寄せられたフィルム・ビデオテープ(1980年代ごろまで)をデジタル化し、まちの記憶・市民共有の財産として公開・活用することを目的としています。

寄せられたフィルム等は、DVD等の希望するメディアに複製したものと併せて返却すると説明されています。

市制100周年に向けた「川崎市映像アーカイブ」事業 川崎の昔の映像を公開 & 募集します!(川崎市,2017/3/22)
http://www.city.kawasaki.jp/250/page/0000085711.html

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