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デジタル化

当サイトの運営担当者は、毎営業日、図書館に関する情報を収集しています。この「カレントアウェアネス-R」では、その中から、図書館の「いま」(カレント)がわかるニュースを中心に、ご紹介しています。

カレントアウェアネス-R 新着タイトル一覧 (⇒タイトルのみ表示

日本写真家協会、「日本写真保存センター」セミナー「時代を記録した写真原板に光を!―眠っていた写真原板を目覚めさせ、活用しよう―」を開催(2/8・東京)

2017年2月8日13時30分から16時30分まで、日本写真家協会による、page2017オープンイベント・「日本写真保存センター」セミナー「時代を記録した写真原板に光を!―眠っていた写真原板を目覚めさせ、活用しよう―」が開催されます。

以下の講演や、保存に適した包材のデモンストレーションが予定されています。参加費は無料ですが、事前申込が必要です(定員100名、申込締切1/31)

1 :「日本写真保存センターの役割」
 松本徳彦氏(日本写真家協会)
2 :「写真原板の適切な保存」
 中川裕美氏(日本写真保存センター)
3 :「写真原板のデータベース」
 河原健一郎氏(日本写真保存センター)
4 :「写真原板データベースの価値について」(仮題)
 丸川雄三氏(国立民族学博物館、日本写真保存センター)

page2017オープンイベント・「日本写真保存センター」セミナー開催のお知らせ(2月8日)(日本写真家協会、2016/12/31)
http://www.jps.gr.jp/page-2017/
http://www.jps.gr.jp/wp-content/uploads/2017/01/20170208.pdf

page2017オープンイベント セミナー開催のお知らせ(2月8日)(日本写真家協会日本写真保存センター、2017/1/6)

定額制で生き物図鑑の電子書籍が読み放題となるサイト「図鑑.jp」、サービス開始

定額制で、生き物図鑑の電子書籍が読み放題となるサイト「図鑑.jp」が、2017年1月17日にサービスを開始しました。

このサイトは、株式会社山と溪谷社が運営しています。同社や他の出版社が発行する図鑑など、「植物コース」14タイトル、「野鳥コース」8タイトルが閲覧できます。品切れ・絶版となっているタイトルや、公共機関が発行する調査報告書など、入手困難な資料も含まれます。

サービス開始にあたり、紙の図鑑から計1万ページ以上がEPUB形式で電子化されています。

植物約9,000種・野鳥約800種がデータベース化され、和名・科名・学名から横断検索して参照できます。また、会員が質問をしたり、写真を投稿して報告したりできる掲示板もあり、会員から寄せられた報告で図鑑が補完されるとしています。

当初は「植物コース」と「野鳥コース」が設けられ、順次「きのこ」「魚類」「昆虫」などジャンルを拡大していきたいとのことです。

料金は個人向けと法人向けがあり、それぞれ植物コースと野鳥コースがあります。教育機関向け・図書館向けのライセンスも検討しているとのことです。非会員や無料会員でも、横断検索や掲示板の利用は可能です。

生き物図鑑が読み放題の「図鑑.jp」提供開始、絶版書も含む専門図鑑を電子化(Internet Watch, 2017/1/17)

米国国立医学図書館、インキュナブラ及び第二次世界大戦関係の政府文書のデジタルコレクションを公開

2017年1月11日、米国国立医学図書館(NLM)が、デジタルコレクション2件をインターネットで公開したと発表しています。

公開された2件は、科学や医学に関する、同館が所蔵する580点以上のインキュナブラの内、40点を超す世界的に有名なコレクションを含む“Incunabula: A collection of books and broadsides printed in Europe before 1501”と、政府・軍人・医療従事者・科学者が第二次世界大戦中や、その後に国内外で行った取り組みを示す、連邦、州、地方政府が作成した報告書、応急処置マニュアル、パンフレット、採用関連資料などの刊行物1,500点以上を含む“World War 2, 1939-1949: A collection of U.S. government documents”です。

NLM Announces Two New Digital Collections: Incunabula & World War II U.S. Government Documents(NLM,2017/1/11)
https://www.nlm.nih.gov/news/incunabula_ww2_gov.html

北米の研究図書館センター、20世紀中頃のフィリピンの漫画雑誌2タイトルをデジタル化

2017年1月12日、北米の研究図書館センター(CRL)の“Southeast Asia Materials Project”(SEAM)は、20世紀中頃に発行された、以下のフィリピンの漫画雑誌2タイトルをデジタル化したと発表しています。

・Espesyal Komiks (Oct. 1952 - Mar. 1961)
・Pilipino Komiks (Dec. 1949 - Dec. 1962)

タガログ語によって描かれており、収録作品の多くは、フィリピンにおいて最も影響力のある漫画家でイラストレーターのFrancisco Coching氏によるものです。

デジタル化されたものは、CRL加盟館で研究者が閲覧することができます。

SEAM Digitizes Philippine Comic Books(CRL,2017/1/12)
http://www.crl.edu/news/seam-digitizes-philippine-comic-books

米国政府印刷局、連邦官報(Federal Register)の1990年から1994年発行分をデジタル化して公開

2017年1月11日、米国政府印刷局(GPO)は、国立公文書館連邦官報事務局(OFR)と連携し、1990年から1994年までに発行された連邦官報(Federal Register)をデジタル化して公開したと発表しています。

今後、デジタル化した1936年の創刊号に遡る分についても公開する予定となっています。

1994年以降発行分についてはボーンデジタル資料として公開済です。

GPO and NARA provide first time public access to electronic versions of digitized historical content(govinfo,2017/1/11)
https://www.govinfo.gov/features/digitized-federal-register-volumes-1990-1994

参考:
米国政府印刷局(GPO)、連邦官報(Federal Register)の1936年の創刊号からのデジタル化を計画 
Posted 2015年10月15日
http://current.ndl.go.jp/node/29655

米国議会図書館、連邦官報の1936年の創刊号から1993年刊行分までをデジタル化して公開
Posted 2016年6月21日

京都大学古地震研究会、Webアプリケーション「みんなで翻刻【地震史料】」を公開

2017年1月10日、京都大学の古地震研究会が、研究者と市民がともに古い地震史料の翻刻(くずし字等で書かれている古文書を、一字ずつ現代文字に活字化する作業)に参加できる、パソコンやタブレット向けのウェブアプリケーション「みんなで翻刻」を公開しました。

アプリのおもな機能と特徴が以下のように紹介されています。

・ 「まなぶ」:数多くのくずし字のパターンや、江戸時代の本から収集した熟語・約3000パターンを収録。くずし字学習支援アプリKuLAと連携
・「翻刻する」:東京大学地震研究所所蔵「石本文庫」から約200点を収録。Wikipediaのように、多人数で作業できる「ライブ」機能付き
・「つながる」:SNS機能で写真や文章の投稿が可能
・史料をパラパラめくるように閲覧可能

今後の予定として、古地震の年表・発生場所を記した地図の作成、「石本文庫」以外の史料の掲載、他のウェブサービスとのコラボレーションの可能性についても触れられています。

Webアプリケーション「みんなで翻刻【地震史料】」の公開 -市民参加で地震史料を後世に残し、新たな史料発掘へ- (京都大学,2017/1/10)
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research/research_results/2016/170110_1.html

米国の公共放送の歴史的コレクションデータベース“American Archive of Public Broadcasting ”の収録作品数が1万7千点に

2017年1月3日、米国議会図書館(LC)とボストンの公共放送局であるWGBHが共同で運営する、米国の公共放送の歴史的コレクションを提供するデータベース“American Archive of Public Broadcasting ”(AAPB)が、新年を迎えて新しいデータを追加した事により、収録作品数が1万7千点に到達したと、ブログで発表しています。

同日付のブログ記事では新たに追加した目玉コンテンツが紹介されるとともに、新しいコンテンツの提供元の23の放送局のリストを公開しています。

17k for 2017(AAPB,2017/1/3)
https://americanarchivepb.wordpress.com/2017/01/03/17k-for-2017/

参考:
米国における公共放送の歴史的コレクションを提供する“American Archive of Public Broadcasting”が音声映像資料の提供を開始
Posted 2015年10月28日
http://current.ndl.go.jp/node/29799

米国議会図書館とWGBH、公共放送の歴史的コレクションを長期保存へ
Posted 2013年11月15日
http://current.ndl.go.jp/node/24861

Internet Archive(IA)、“Trump Archive”を公開

2017年1月5日、Internet Archive(IA)は、“Trump Archive”を公開しました。

このアーカイブには、IAの“TV News Archive”から、スピーチ、インタビュー、ディベートなど米国のDonald Trump次期大統領に関する約750のテレビ放送のビデオコンテンツが収録されています。収録範囲は2009年12月から現在までのコンテンツで、収録時間は520時間を超えています。移民などに関する500以上の事実確認がされたステートメントが含まれています。収録されているコンテンツの字幕の検索も可能です。現在も、コレクションの拡大や検索の効率性の向上のための作業が進行中とのことです。

このアーカイブへ追加された資料についてはRSSフィードが利用可能です。

IAは、このアーカイブは他の公務員に関するアーカイブを作成するための実験的なモデルであると考えています。

Internet Archive’s Trump Archive launches today(Internet Archive Blogs, 2017/1/5)
https://blog.archive.org/2017/01/05/internet-archives-trump-archive-launches-today/

Trump Archive(IA)

米・図書館情報資源振興財団、「隠れた特別コレクションのデジタル化助成プログラム」の助成プロジェクトを発表:カリフォルニア大学バークレー校東アジア図書館による日本の古地図デジタル化プロジェクトも採択

2017年1月4日、図書館情報資源振興財団(CLIR)は、同財団が実施する「隠れた特別コレクションのデジタル化助成プログラム」(Digitizing Hidden Special Collections and Archives)の2016年度の助成対象に決定した17のプロジェクトを発表しています。

カリフォルニア大学バークレー校C. V. スター東アジア図書館による、1600年代から1923年までの日本の古地図(Japanese Historical Maps)約1,500点のデジタル化プロジェクトも採択されており、デジタル化された地図は、地図の拡大、注記の追加、他の地図や衛星写真と並べたり重ねあわせたりする機能等を持つ開発済のウェブサイトで公開されます。

CLIR Announces 2016 Digitizing Hidden Special Collections and Archives Awards (CLIR,2017/1/14)
https://www.clir.org/about/news/pressrelease/dighc-awards-2016

2016 Funded Projects(CLIR)
https://www.clir.org/hiddencollections/awards/for-2016

参考:

米国自然史博物館の図書館が、同館のデジタルコンテンツへのアクセス増加を目的に実施したハッカソン(記事紹介)

2016年12月27日付のLibrary Journal(LJ)誌(オンライン)が、米国自然史博物館の図書館が、11月18日から11月20日にかけて開催した、図書館やアーカイブスが直面している課題を解決するための革新的な方法を開発するためのハッカソン“HACKING THE STACKS”を紹介しています。

同館が募集した、関連スキルと背景を持つ約100名が参加したもので、図書館が作成したデジタルコンテンツへのアクセス増加の方法を開発することを目的としています。

関心に基づきノートを再編成する習慣があったチャールズ・ダーウィンのノートの元の状態をデジタルデータを用いて復元するためのプログラム、館内外から機械可読の形式でデジタルコンテンツを共有するためのポータルサイト、1837年刊行の“Illustrations of Exotic Entomology”の世界に潜入したかのような体験ができるプログラム、同館のすべてのデータに対してキーワード検索と全文検索ができるモジュールなどが表彰を受けました。

開発されたプロトタイプはGitHub上で公開されています。

American Museum of Natural History Hackathon Tackles 21st Century Library Challenges(LJ,2016/12/27)

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