オープンアクセス

米国、英国、オーストラリアのオープンデータに関する動向リポート

NTTデータ社のウェブサイト“DIGITAL GOVERNMENT & FINANTIAL TOPICS”の、「公共レポート」の1月のテーマは「オープンデータ」で、米国、英国、オーストラリアなどのオープンデータの取組みについて紹介したレポートが公開されています。

オープンデータがもたらす未来(2014/1/16)
http://e-public.nttdata.co.jp/topics_detail2/contents_type=2&id=1016

オーストラリアにおけるオープンデータの取組み(2014/1/16)
http://e-public.nttdata.co.jp/topics_detail2/contents_type=7&id=1017

米連邦政府のオープンデータに関する取り組み(2014/1/28)
http://e-public.nttdata.co.jp/topics_detail2/contents_type=8&id=1018

オープンデータを活用した民間ビジネスを育成する英国のOpen Data Institute(2014/1/30)
http://e-public.nttdata.co.jp/topics_detail2/contents_type=9&id=1028

参考:

国際図書館連盟、2014年の“オープンアクセス賞”募集開始

国際図書館連盟(IFLA)とBrill社により2013年に創設された、人文学及び社会科学分野の学術論文のオープンアクセスを促進するイニシアチブを表彰するオープンアクセス賞(IFLA/Brill Open Access award)について、2014年の募集が始まっています。

なお、2013年の同賞は、英国のOpen Book Publishersに贈られています。

Call for submissions for the Brill/IFLA Open Access award(IFLA, 2014/1/27付け)
http://www.ifla.org/node/8355

参考:
国際図書館連盟、“オープンアクセス賞”を創設 Posted 2013年1月16日
http://current.ndl.go.jp/node/22710

物質・材料研究機構(NIMS)とスイス連邦材料試験研究所(Empa)、オープンアクセス材料科学ジャーナル“Science and Technology of Advanced Materials”の国際共同刊行に合意

独立行政法人物質・材料研究機構(NIMS)と、スイス連邦材料試験研究所(Empa)が、オープンアクセス材料科学ジャーナル“Science and Technology of Advanced Materials”(STAM;ISSN 1468-6996)について、2014年から今後5年間の国際共同刊行に合意したとのことです。

STAM誌は、NIMSが責任編集を行い、英国物理学会出版局(Institute of Physics Publishing, IOP)と共同で刊行しているもので、2008年からオープンアクセス誌となっています。

プレスリリースによると、このNIMS-Empa合意について、“STAM誌発展のための情報資源、機会を増大させ、欧米におけるSTAM誌の認知度を上げ、より広い範囲の論文投稿者、併せて論文の査読者、そして読者の開拓に役立つもの”としています。

日本—スイス国際共同刊行に合意! オープンアクセス材料科学ジャーナル Science and Technology of Advanced Materials(独立行政法人物質・材料研究機構, 2014/1/28付け)
www.nims.go.jp/news/press/2014/01/p201401280.html

人文社会系の図書の企画を対象とするオープンピアレビューの試み

2014年1月27日、Palgrave Macmillan社は同社に持ち込まれた図書の企画を対象に、実験的にオープンピアレビューを行うことを発表しました。

対象となるのは文化・メディア、経済学、社会学といった人文社会系分野の、モノグラフやPalgrave Pivot(雑誌論文と図書の中間的な長さに相当する研究成果を、受付から12週間以内で査読・出版するというもの)などの企画9点です。これらはいずれも、査読者1名によるPalgrave Macmillan社の通常の査読を経て出版に値すると判断されたものですが、オープンピアレビューにより更なる質の向上を図るとされています。

オープンピアレビュー対象となった図書はPalgrave Macmillan社のサイトで企画案と査読者1名によるレビューが公開されているほか、一部の章のサンプルが併せて公開されているものもあります。2014年1月27日から3月7日までの6週間、これらの企画案について誰でもコメントを寄せることができます。なお、登録等は不要ですが、コメント等をする際には実名とメールアドレスを明らかにすることが求められています。

Palgrave Macmillan Open Peer Review Trial(Palgrave Macmillan)
http://palgraveopenreview.com/

オープンアクセス学術出版協会(OASPA)にProQuest社が加盟

2014年1月24日、オープンアクセス学術出版協会(OASPA)に ProQuest社が加盟しました。2014年1月27日現在、商業出版社、学術出版社や関連機関など81機関がOASPAに加盟しているようです。

ProQuest Joins Open Access Scholarly Publishers Association (ProQuest)
http://www.proquest.com/en-US/aboutus/pressroom/14/20140124a.shtml

Open Access Scholarly Publishers Association:Members(OASPA)
http://oaspa.org/membership/members/

英国研究会議(RCUK)のCREATeがオープンアクセス出版に関するレポートを発表

英国研究会議(RCUK)の創造経済における著作権と新たなビジネスモデルに関する研究センターである"Creativity, Regulation, Enterprise and Technology(CREATe)"が、オープンアクセス出版に関するレポートを発表しました。これは、オープンアクセス出版、特に学術出版のオープンアクセスにおける現在の傾向、利点、欠点、問題と解決策等に関する文献レビューとのことです。

Open Access Publishing: A Literature Review(CREATe)
http://www.create.ac.uk/publications/open-access-publishing-a-literature-review/

ゲティ財団、Virtual Libraryで250冊以上の美術関連書を無料公開

2014年1月21日、米国のゲティ財団が、Virtual Library の公開を発表しました。過去約45年間にゲティ保存研究所、ゲティ研究所及びゲティ美術館が発行した美術関連の図書から、250冊以上を無料で閲覧、ダウンロードできます。利用できるタイトルは今後さらに追加される予定とのことです。

Getty Publications Launches Virtual Library, Providing Free Online Access to Hundreds of Backlist Titles(Getty Trust, 2014/1/21)
http://news.getty.edu/press-materials/press-releases/getty-publications-launches-virtual-library.htm

New Virtual Library Offers over 250 Art Books for Free Download (Getty Iris, 2014/1/21)
http://blogs.getty.edu/iris/new-virtual-library-offers-over-250-art-books-for-free-download/

米国化学会(ACS)がコピーライトクリアランスセンターのAPC管理サービスを導入

米国化学会(ACS)がオープンアクセス(OA)ジャーナルの論文加工料(Article Processing Charge:APC)の管理のために、米コピーライトクリアランスセンター(CCC)のサービス“RightsLink for Open Access”を導入しました。

なお、ACSは現在全刊行ジャーナルにおいて著者が論文をOAにするかどうかを選べる(ハイブリッドOA)ようになっていますが、2014年には完全なOAジャーナルの出版を予定しているということです。

American Chemical Society Implements Copyright Clearance Center’s RightsLink® for Open Access Solution(CCC 2014/1/21付ニュース)
http://www.copyright.com/content/cc3/en/toolbar/aboutUs/newsRoom/pressReleases/press_2014/press-release-14-01-21.html

Open Access and APC Management(CCC)

米国で新たなパブリックアクセス方針成立 研究に費やされる税金のうち半額以上分がパブリックアクセスの対象に

2014年1月16日、政府助成研究のパブリックアクセス方針に関する文言を含む2014年統合予算法修正案(Consolidated Appropriations Act of 2014、HR 3547)が米国議会上院で可決されました。同法案は2014年1月15日に米国議会下院で提案・可決されていたもので、1月17日にオバマ大統領により署名されました。

2014年統合予算法修正案では、米国教育省、労働省、健康・人的サービス省に属し、年間の研究予算が1億ドルを超える機関に対し、パブリックアクセス方針を定めるよう求めています。また、そのパブリックアクセス方針には、助成研究の成果に基づく査読付き雑誌論文について、著者最終稿もしくは出版者版を、出版後12カ月以内にオンラインで誰でもアクセスできるようにする、という内容を含むように、ともしています。

米SPARCによれば、現在米国では年総額600億ドルの税金が研究のために使用されているとのことです。2014年統合予算法修正案が成立したことで、そのうち半額を超える310億ドル以上が、その助成研究の成果がパブリックアクセスの対象となる範囲に含まれることになりました。

経済学分野の論文アーカイブ“RePEc”、検索対象論文数が150万件を突破

経済学分野の論文アーカイブサイトである“RePEc”(Research Papers in Economics)の検索対象論文数が150万件を超えていたことが、2014年1月17日付けのRePEcブログ記事で発表されています。

このうち約90万件が雑誌論文、約56万件がワーキングペーパーで、残りは図書全体や図書の一部の章等であるとのことです。また、150万件のうち140万件近くがオンラインで本文を入手することができます。

1.5 million documents in RePEc(The RePEc Blog、2014/1/17付け)
http://blog.repec.org/2014/01/17/1-5-million-documents-in-repec/

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