インドネシア

Times Higher Education社、アジアの大学ランキング2017年版を公開

2017年3月16日、Times Higher Education社(THE)が、アジアの大学ランキング2017年版を公開しました。

2016年の上位200位から拡大して上位300位まで発表されましたが、シンガポール国立大学が2016年に続いて1位で、2位は北京大学(中国)、3位は清華大学(中国)となっています。日本では東京大学の7位が最高です。

ランキングで多数を占めるのは日本の大学で69機関を数えるものの、2016年以降、多くの大学が順位を落としており、中国、香港、インドの大学の増加が続いている事、中国や韓国に続いて、マレーシア、インドネシア、パキスタン、タイが、将来的に高等教育の拠点となりうることが示唆されることが指摘されています。

ランキングは、アジアの大学の特徴に合わせて調整した上で、世界大学ランキングと同様の方法に基いて算出されています。

オランダ・ライデン大学図書館、デジタル化した貴重書5万5千点をオンラインで公開

2016年9月12日、オランダ・ライデン大学図書館が、デジタル化した貴重書5万5千点をGoogle Books及び同国の歴史的資料のポータルサイト“Delpher”を通じて公開しました。

ライデン大学では、オランダ王立図書館(KB)やGoogleと連携して所蔵資料のデジタル化作業を実施してきており、今回公開された貴重書は、1876年以前にオランダで出版された書籍や、パンフレット、16世紀から18世紀のオランダ領東インドの資料が含まれます。

また、オランダ領東インドの資料については、今後、同館が他の機関と連携して開発する予定の“Indonesian Digital Library”からも公開するとのことです。

Universitaire Bibliotheken Leiden voegt 55.000 oude drukken toe aan online bibliotheek Google(ライデン大学図書館,2016/9/12)
http://bibliotheek.leidenuniv.nl/nieuws/universitaire-bibliotheken-leiden-voegt-55000-oude-drukken-toe-aan-online-bibliotheek-google.html

『国立国会図書館月報』662号刊行、「平成27年度東日本大震災アーカイブ国際シンポジウム」の概要を掲載

このほど刊行しました『国立国会図書館月報』662号(2016年6月)では、2016年1月11日に東北大学災害科学国際研究所にて開催された「平成27年度東日本大震災アーカイブ国際シンポジウム 地域の記録としての震災アーカイブ~未来へ伝えるために~」の概要をまとめた記事を掲載しています。

また、当館職員による、インドネシアのアチェ津波博物館訪問記も、あわせて掲載しています。

『国立国会図書館月報』 662号(2016年6月) (PDF)
http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_9979212_po_geppo1606.pdf?contentNo=1

国立国会図書館月報
http://www.ndl.go.jp/jp/publication/geppo/index.html

参考:
【イベント】「平成27年度東日本大震災アーカイブ国際シンポジウム-地域の記録としての震災アーカイブ~未来へ伝えるために~-」(1/11・仙台)
Posted 2015年11月18日
http://current.ndl.go.jp/node/30003

『国立国会図書館月報』651号刊行、「東日本大震災アーカイブシンポジウム 4年目の震災アーカイブの現状と今後の未来(世界)へ繋ぐために」の概要を掲載

『アジ研ワールド・トレンド』誌が2016年5月号で「アジアの古本屋」を特集

日本貿易振興機構(ジェトロ)アジア経済研究所の刊行している『アジ研ワールド・トレンド』誌が2016年5月号(No.247)で「アジアの古本屋」と題した特集を組んでいます。特集に関連して、以下の記事が掲載されています。

刊行して2カ月を経過した後、PDFで全文公開されます。

巻頭エッセイ
本に親しむ環境‐図書館と古書店‐ / 石川武敏

特集 :アジアの古本屋
特集にあたって / 二階宏之
韓国古書と向き合った60年‐文古堂店主朴贊益氏‐ / 花房征夫
コラム:神田神保町散策‐韓国を探して‐ / 二階宏之
多様化する中国の古本屋‐国有企業からネット販売まで‐ / 狩野修二
楼上からみる香港‐古書店の変遷‐ / 澤田裕子
書籍流通の一翼を担うモンゴルの古本屋 / マンドハイ・ルハグワスレン
インドネシア-多様な知の集積地- / 土佐美菜実
利便性と郷愁のはざま-タイの古書店事情- / 櫻田智恵
路上の大学に学ぶ-ミャンマーの古本屋- / 石川和雅
ベトナムの古本市場 / 上田新也
インド-古本でも本は本- / 坂井華奈子
古書店が私の図書館だった-トルコ- / 粕谷 元
イラン・テヘランの古書店-ある歴史家の視点から- / 小澤一郎

インドネシア国立図書館、ポータルサイト“Indonesia ONE Search”を公開

2016年3月3日付のJakarta Post紙が報じるところによると、インドネシア国立図書館が、ポータルサイト“Indonesia ONE Search”を公開したとのことです。

政府機関や大学を含む218機関からの410万のデータを提供しているとのことです。

また、Integrated Library System (INLIS)を構築しており、図書館や各種機関がオープンソースプラットフォームで実装することにより、そのサービスをデジタル化するために、その軽量版であるINLIS Liteを無料で配布するとのことです。

National Library opens digital portal(Jakarta Post,2016/3/3付け記事)
http://www.thejakartapost.com/news/2016/03/03/national-library-opens-digital-portal.html

稲むらの火の館(和歌山県)とアチェ津波博物館(インドネシア)、津波防災に関し提携

2016年1月16日、和歌山県有田郡広川町にある稲むらの火の館で、稲むらの火の館と、インドネシアのアチェ州バンダ・アチェ市にあるアチェ津波博物館の、津波に関連する2館の間の提携に関する調印式が行われました。

稲むらの火の館は、1854年11月5日発生の安政南海地震による大津波の際,村人が自らの収穫した稲むらに火をつけることで人命救助した逸話に関連する津波防災に関する施設で、「稲むらの火」の逸話は2015年12月22日に国際連合で採択され制定された「世界津波の日」(11月5日)の由来ともなりました。

報道によると、アチェ津波博物館に対して和歌山県や広川町などから、「稲むらの火」に関する映像DVD(英語・インドネシア語字幕)や、世界津波の日の紹介パネルなどが贈られたようです。

Museum Tsunami Aceh Jalin Kerja Sama dengan Tsunami Educational Center di Kota Hirokawa(在大阪インドネシア共和国総領事館, 2016/1/18)

ビル&メリンダ・ゲイツ財団のPerpuSeruプログラム、インドネシアの公共図書館のIT基盤整備に追加投資

2015年10月27日付のJakarta Post紙によると、インドネシアの、99県の451ヶ村にある550の公共図書館に、コンピューター、研修プログラム、メンタリング(熟練者が未熟練者に助言や手助けを実施すること)などを設置するため、ビル&メリンダ・ゲイツ財団のPerpuSeruプログラムが、1,200万米ドルの追加投資を行なうとのことです。また、コカコーラ財団インドネシア、インドネシア国立図書館、内務省、テルコム・インドネシア、マイクロソフトとの連携も継続するとのことです。

追加の投資では、パプア、スラウェシ、東ヌサ・トゥンガラマルク、マルク各州の県がターゲットとなっているとのことです。

2011年にインドネシアで開始された同プログラムでは、公共図書館をIT基盤のコミュニティセンターに転換させ、これまでに16州・34県・84ヶ村の118の図書館を支援してきたとのことで、今後の長期ビジョンでは、2025年までに少なくとも2,000万人の生活水準を向上させることを目指しているとのことです。

ビル&メリンダ・ゲイツ財団の図書館イニシアチブプログラムであるPerpuSeruプログラムでは、54か国以上の2万8,000館の図書館を通じて2億5,300万の人々に支援の手を差し伸べてきたとのことです。

インドネシアの子どもたちに本を届ける「移動図書館馬」(記事紹介)

2015年10月20日付けの、Reutersの記事で、ジャワ島(インドネシア)の中部ジャワ州・Purbalinggaにある、Serang村のRidwan Sururi氏が行っている馬を用いた移動図書館の取組みが紹介されています。

Ridwan Sururi氏は、図書館や学校が乏しい地域の子供たちに本を提供し、読書推進を行っているとのことです。

記事では、この「移動図書館馬」動画も掲載されていて、馬が背の両側に本を積んだかごを担ぎ、Ridwan Sururi氏とともに、子どもたちのもとに本を届ける様子が紹介されています。記事によると、用いられている本は寄贈されたもので、馬を用いる理由は、子どもたちを惹きつけるから、とのことです。

Mobile library delivers books on horseback in rural Indonesia(Reuters, 2015/10/20)
http://www.reuters.com/article/2015/10/20/us-indonesia-mobile-library-idUSKCN0SE2UG20151020

関連:
The Indonesian horse that acts as a library(BBC News, 2015/5/6)

【イベント】国際交流基金、講演会「東南アジア諸国にみる日本資料~その利用と提供~」を開催(4/24・東京)

2014年4月24日、国際交流基金JFICライブラリーが講演会「東南アジア諸国にみる日本資料~その利用と提供~」を開催します。講師は早稲田大学教授の和田敦彦氏です。東南アジア地域6ヶ国 (タイ・ベトナム・フィリピン・シンガポール・インドネシア・マレーシア) の研究機関や図書館にある日本資料について、その来歴や現状を紹介しながら、研究や学習を支援するための日本資料の在り方や、より効果的な資料/情報の提供について探る講演会とのことです。

参加費は無料ですが、事前の申込みが必要です。

国際交流基金JFICライブラリー講演会 東南アジア諸国にみる日本資料~その利用と提供~(国際交流基金)
http://www.jpf.go.jp/j/about/jfic/lib/news140424.html

案内チラシ
http://www.jpf.go.jp/j/about/jfic/lib/pdf/news140424.pdf

“Ache Tsunami Archive”が公開

2013年12月26日「Ache Tsunami Archive」が公開されました。2004年の同日に発生した「インド洋大津波」から9年目の公開となります。首都大学東京の渡邉英徳研究室が京都大学・地域研究統合情報センター(CIAS)の山本博之氏・西芳実氏と共同で制作したものということです。

このアーカイブは、これまでにリリースされてきた、東日本大震災アーカイブなどのアーカイブシリーズと同様のシステムデザインが施されており、デジタル地球儀「Google Earth」に、インド洋大津波に関する多元的な資料がマッピングされているとのことです。

具体的には、津波災害を生き延びた被災者たちの証言や被災直後から集められていた写真、世界から現地に届いた支援の手をあらわす光の線などが閲覧できるとのことです。

写真については、タイムスライダーを操作することで、時系列に沿って絞り込み表示を可能にしたり、ズーム度合いに応じて写真のサムネールサイズが変化するようなインタフェースも取り入れており、大量のアイコンを一つ一つクリックせずとも、写真の内容を知ることができるようになっているとのことです。

Ache Tsunami Archive
http://aceh.mapping.jp/index.html

アーカイブズ・シリーズ

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