研究図書館

EBSCO社、OA電子学位論文への検索・アクセスを提供するEBSCO Open Dissertationsを公開

2018年4月9日、EBSCO社はオープンアクセス(OA)の電子学位論文(ETD)を検索し、アクセスできるWebサービスEBSCO Open Dissertationsを公開しました。

同サービスは2017年11月に、EBSCO社がBiblioLabs社と協同で立ち上げを発表したもので、OAのETDへのアクセス・検索性向上を目的とするものです。サービス提供開始時点で4カ国・30以上の機関が参加しており、80万本以上のETDが検索対象となっています。

Open Dissertations Project from EBSCO Information Services Goes Live(EBSCO、2018/4/9付け)
https://www.ebsco.com/news-center/press-releases/open-dissertations-project-from-ebsco-information-services-goes-live

米国図書館協会、米国図書館界の概況についての報告書 (2018年版)及び「2017年に最も批判を受けた図書」を公表

2018年4月9日、米国図書館協会(ALA)は全米図書館週間にあわせ、米国図書館界の概況をまとめた報告書“State Of America's Libraries Report”の2018年版を公開しました。報告書は「大学図書館」「学校図書館」「公共図書館」「課題と傾向」「国家的課題と傾向」などの項目ごとにまとめられています。

また、「2017年に最も批判を受けた図書トップ10」(Top Ten Most Challenged Books)もあわせて公開されています。1位は2007年に出版されたJay Asherの小説” Thirteen Reasons Why”でした。同書は2017年にNetflixでウェブドラマシリーズが製作・公開されています。自殺を題材とする小説であり、図書館に対し批判が寄せられた理由も自殺を扱ったものであったため、とのことです。

カナダ研究図書館協会(CARL)、研究評価に関するサンフランシスコ宣言(DORA)に署名

2018年4月3日、カナダ研究図書館協会(CARL)が、研究評価の改善を求める「研究評価に関するサンフランシスコ宣言」(DORA)に署名したと発表しました。

CARL Joins Thousands Calling for Improvements to Research Assessment(CARL,2018/4/3)
http://www.carl-abrc.ca/news/carl-signs-dora-declaration/

DORA
https://sfdora.org/

参考:
オープンアクセス学術出版協会(OASPA)、研究評価に関するサンフランシスコ宣言(DORA)に署名
Posted 2018年2月13日
http://current.ndl.go.jp/node/35477

フランスのコンソーシアムCouperin、Springer Nature社と2018年のSpringerコレクションのナショナルライセンス契約を締結しないと発表

2018年3月30日、フランスの250を超す学術機関からなるナショナルコンソーシアムCouperinが、Springer Nature社と、Springerコレクションに関して、2018年のナショナルライセンス契約を締結しないと発表しました。

同コレクションへのアクセスは2018年4月1日までとなります。

Couperinでは、APC(論文処理加工料)支払によるオープンアクセス(OA)論文の増加、購読料とAPCの二重支払の解消、Springerコレクションの利用減少などから、購読料の減額交渉を13か月間にわたって行なってきましたが、合意できませんでした。

国際日本文化研究センター図書館、日文研OPACのローマ字検索対応及びWorldCatから日文研OPACへの直接リンクの開始を発表

2018年3月29日、国際日本文化研究センター図書館が、日文研OPACのローマ字検索対応及びWorldCatから日文研OPACへの直接リンクの開始を発表しています。

前者は、日文研OPACの書誌レコードに書名のローマ字表記データが付与されたことにより、同館の蔵書をローマ字で検索することが可能となったもので、後者は、OCLC WorldCatに登録された国際日本文化研究センターの所蔵レコードに、日文研OPACへのリンクが付与されたものです。

日文研OPACがローマ字で検索できるようになりました / WorldCatから日文研OPACへ直接リンクされました(国際日本文化研究センター図書館,2018/3/29)
http://topics.nichibun.ac.jp/ja/sheet/2018/03/29/s001/index.html

米国の大学・研究図書館協会(ACRL)、「高等教育機関における図書館の基準」の再改訂版を公表

2018年3月22日、米国の大学・研究図書館協会(ACRL)は、同理事会が「高等教育機関における図書館の基準」の改訂を承認したと発表し、同版をウェブサイトで公表しました。

同基準は、大学図書館が学生の教育や所属機関のミッション達成等におけるパートナーとしての役割を担うための指針として策定されたもので、2004年に採択され、2011年に1度改訂されています。

Revised Standards for Libraries in Higher Education(ACRL insider,2018/3/22)
http://www.acrl.ala.org/acrlinsider/archives/15541

Standards for Libraries in Higher Education(ACRL)
http://www.ala.org/acrl/standards/standardslibraries

医学図書館全米ネットワーク(NNLM)、Wikipediaの希少疾患に関する記事に参考文献を追加するエディタソンを開催

2018年4月17日、医学図書館全米ネットワーク(NNLM)が、既存のWikipediaの希少疾患に関する記事に参考文献を追加するエディタソン(Edit-a-thon)を開催します。

遺伝子および希少病情報センター(GARD)による希少疾患のリストに基づき、米国国立医学図書館(NLM)のGenetics Home Reference、MedlinePlus、PubMed等の情報を用いて行われます。

また参考文献の追加作業の初心者向けに、医師で「ウィキプロジェクト医学」のエディターでもある講師によるウェビナー(ウェブセミナー)がイベントに先だって3月29日に開催されます。

NNLM Wikipedia Edit-a-thon(NNLM,2018/3/20)
https://news.nnlm.gov/mcr/nnlm-wikipedia-edit-a-thon/

米国大学・研究図書館協会(ACRL)、一次資料(Primary Source)利用のためのガイドラインを承認

2018年3月15日、米国大学・研究図書館協会(ACRL)が、同理事会が、一次資料(Primary Source)利用のためのガイドライン“Guidelines for Primary Source Literacy”を承認したと発表しています。

ACRLの貴重書・手稿部会(RBMS)と米国アーキビスト協会(SAA)の合同タスクフォースにより策定したもので、一次資料を効果的に利用するために必要な知識・技能の範囲を明示するとともに、利用にあたっての優良事例を体系化することを目的としています。

同ガイドの対象は、図書館員、アーキビスト、教員、大学生相手に仕事をする人とされていますが、K-12の児童・生徒や一般市民も利用できるように柔軟に書かれていると紹介されています。

現在、SAAの承認待ちとなっています。

Guidelines for Primary Source Literacy(ACRL insider,2018/3/15)
http://www.acrl.ala.org/acrlinsider/archives/15473

【イベント】名古屋大学ジェンダー・リサーチ・ライブラリ(GRL)開館記念講演会及び一般公開セミナー(3/24、3/27、3/29、4/4・名古屋)

2018年3月24日、名古屋大学ジェンダー・リサーチ・ライブラリ(GRL)で、GRL及び公益財団法人東海ジェンダー研究所の共催により、米・ハーバード大学のコット(Nancy F. Cott)教授を招いてGRL開館記念講演会「女性史の過去と未来」が開催されます。参加費は無料で、事前の申込みも不要です。講演は英語で行われますが、日本語通訳があります。

あわせて、コット教授を招いた一般公開セミナーとして、3月27日「図書館とジェンダー」、3月29日「結婚と家族制度」、4月4日「セクシュアリティとジェンダー」が開催されます。

コット教授は、米国女性史関連の資料を蒐集する図書館でありジェンダー研究施設でもあるハーバード大学ラドクリフ研究所シュレジンガー図書館の初代館長や、アメリカ歴史学会会長などを歴任しています。

オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)、オープンアクセス方針策定ガイドの改訂版を公開

2018年3月7日、オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)が、「オープンアクセス方針策定ガイド 改訂版」を公開しました。

2017年10月から11月にかけて実施され、2018年2月に報告書が公開された、オープンアクセス方針策定機関実態調査の結果が反映されています。

2018年3月7日 「オープンアクセス方針策定ガイド 改訂版」を公開しました(JPCOAR, 2018/3/7)
https://jpcoar.repo.nii.ac.jp/?page_id=49#_href_194

オープンアクセス方針策定ガイド 改訂版(JPCOAR)
http://id.nii.ac.jp/1458/00000043/

ページ