蔵書構築

E1923 - 大阪府立中央図書館の蔵書評価の取組みについて

大阪府立中央図書館(以下,当館)では,2013年度から2015年度にかけて「蔵書評価」に取り組み,その結果を2017年3月刊行の『大阪府立図書館紀要』第45号で報告した。

神奈川県立川崎図書館、社史フェア2017を開催

神奈川県立川崎図書館が、2017年6月21日から6月24日まで、社史フェア2017を開催します。

同館で所蔵する2016年に刊行された社史(経済団体史等を含む、約200点)を、まとめて展示するものです。

社史フェア 2017(神奈川県立川崎図書館)
http://www.klnet.pref.kanagawa.jp/kawasaki/information/osirase17001.htm

参考:
神奈川県立川崎図書館、バーチャル「社史室」(β版)を開設
Posted 2016年5月6日
http://current.ndl.go.jp/node/31516

豊橋市中央図書館(愛知県)、「田﨑文庫」を開設:愛知大学名誉教授・田﨑哲郎氏の旧蔵書

2016年6月7日、愛知県の豊橋市中央図書館が、愛知大学名誉教授の田﨑哲郎氏から図書4,527冊の寄附を受け、同館内に「田﨑文庫」を開設したと発表しています。

日本近世史の研究を専門とする同氏が研究のために集めた、江戸時代から明治にかけての歴史書などの図書が中心で、このほか一般図書や文芸書、目録なども含まれます。

中津市立小幡記念図書館(大分県)、「郷土の作家資料室」を開設:同市出身の作家、松下竜一氏の旧蔵書などを展示

2017年6月1日、大分県の中津市立小幡記念図書館が、同館のカウンター前に、「郷土の作家資料室」を開設しました。

同市出身の作家、漫画家等5名の作品等が展示されています。

資料の中心は、『豆腐屋の四季』等で知られる、同市を代表する作家、松下竜一氏の自宅が2016年12月に取り壊された際に、自宅にあった旧蔵書約4,000冊の中から、図書館に寄贈された、特に重要な612冊です。

その他、松下氏のファンの家族からの寄贈本120冊や、久恒啓一氏(多摩大学副学長)、巴里夫氏(漫画家)、藤田傳氏(劇作家)、小野不由美氏(作家)の作品も展示されています。

開設にあわせ、6月1日から6月12日にかけて、企画展示コーナーで「松下竜一 著作展示」が行わるほか、カウンター前で松下氏の母校・大分県立中津北高等学校所有の「豆腐屋の四季」自筆原稿が展示されます。

また、同期間中、小幡記念図書館のアートスペースで「松下竜一写真展」も開催されています。

札幌大学図書館、故山口昌男氏の自宅居間を再現へ:旧蔵書や家具約1万8千点を展示

2017年5月8日、札幌大学が、故山口昌男元学長の知的営為を未来への遺産とする取り組みの一環として、山口氏の自宅の居間を札幌大学図書館2階に再現する「札大×山口昌男プロジェクト」を進めていると発表しました。

山口氏の遺族から寄贈された蔵書や家具約1万8千点を順次展示するスペースを兼ねており、図書館地階に整備されている「山口文庫」とともに、山口氏と対話できるスペースとして整備するため、コミュニケーションの広場を意味する「ヘルメスの部屋」と仮に名づけられていると紹介されています。

一般への公開開始は、2017年夏末から秋の初め頃になる予定です。

「札大×山口昌男プロジェクト」が進行中です(札幌大学,2017/5/8)
http://www.sapporo-u.ac.jp/news/topics/2017/0508110039.html

国立大学協会、国立大学における学術情報の状況及び課題に関するアンケート結果を公開

2017年5月8日、国立大学協会は国立大学図書館の雑誌及び電子ジャーナル契約状況等に関し、把握・整理するために実施したアンケート調査の結果を公開しました。対象は国立86大学で、全大学が回答しています。

主な調査結果として、2014年と2016年を比較すると、雑誌受け入れタイトル数は91%の大学で減少し、雑誌購入経費も71%で減少していました。電子ジャーナルについては購入費用・利用可能タイトル数とも増加した大学が29大学ある一方、購入費用は増加したものの利用可能タイトルは減少した大学が30大学、購入費用が減少した一方で利用可能タイトル数が増加した大学が5大学、いずれも減少した大学が20大学、変化なし1大学、非回答1大学で、全体として購入費用は増加しているものの、利用可能タイトル数は減少している傾向が見られました。

アンケート結果ではそのほかに学術情報に関する課題意識や電子ジャーナル等の契約状況、電子ジャーナルに関する自由意見等がまとめられています。

米・カリフォルニア大学バークレー校東アジア図書館、北米において最大規模の中国映画コレクションを取得

2017年4月21日、米・カリフォルニア大学バークレー校(UCB)東アジア図書館(C.V. Starr East Asian Library)が、北米において最大かつ包括的な中国映画に関するコレクションを取得したと発表しています。

映画評論家のPaul Kendel Fonoroff氏のコレクションに含まれる7万点を超す定期刊行物、ポスター、写真、エフェメラ類で、20世紀初頭から1990年代までの中国の映画と娯楽産業の発展を示す資料であると紹介されています。

同館では2015年に同コレクションを取得し、これまで受入作業や、コレクションのウェブサイトを作成してきたとのことです。

C. V. Starr East Asian Library acquires the largest Chinese film studies collection in North America(カリフォルニア大学バークレー校図書館,2017/4/21)
http://news.lib.berkeley.edu/2017/04/21/fonoroff/

米・イェール大学東アジア図書館、日本のLGBTQ関連のエフェメラ類コレクションを公開

2017年4月7日、米・イェール大学東アジア図書館が、日本のLGBTQ(lesbian, gay, bisexual, transgender, queer/questioning)関連のエフェメラ類コレクションの公開を発表しています。

主に東京のLGBTQ団体が作成・頒布したフライヤー、ニュースレター、パンフレットなどからなり、年代的には、1993年から2016年のものとのことです。

Japanese lesbian, gay, bisexual, transgender, and queer collection(イェール大学図書館,2017/4/7)
http://web.library.yale.edu/news/2017/04/japanese-lesbian-gay-bisexual-transgender-and-queer-collection

全国学校図書館協議会、学校図書館整備施策の実施状況の調査結果(2016年度)を公表

2017年4月3日、全国学校図書館協議会(全国SLA)が、2016年度の学校図書館整備施策の実施状況調査の結果を公表しました。

2016年5月に全国1,741の市区町村教育委員会を対象として実施した悉皆調査の結果で、12月末までの回答数は1,103(回収率63.4%)となっています。

調査結果の概要として、以下の5つの項目が紹介されています。また、市区町村ごとのアンケート結果の一部が公開されています。

・平成28年度の当初予算における小学校及び中学校の1校あたりの平均図書費について

・平成28年度予算における「図書費」及び学校図書館用「新聞購読費」の予算化状況について

・学校図書館の図書を更新するために図書の廃棄を勧めているか

・平成28年度の当初予算に、今回の地方財政措置に基づいて学校司書(学校図書館担当職員)の配置を予算化したか。また、どのように配置したか

・自治体による学校司書の研修を行っているか

大阪府立中央図書館、蔵書評価の結果を公表

2017年3月刊行の『大阪府立図書館紀要』第45号に、大阪府立中央図書館の蔵書評価の報告記事が掲載されています。

これは、主に2014年度と2015年度に行われた蔵書評価の報告です。評価の前提となる蔵書の概要を記すほか、受入図書や利用状況の分析、分野ごとの資料評価が行なわれています。

蔵書の概要については、国立国会図書館のレファレンス協同データベース収録の事例で使用されている参考資料と蔵書との比較分析が行なわれています。また、分野ごとの資料評価については、法情報・医療情報分野において外部有識者による評価を実施しています。

大阪府立中央図書館 蔵書評価(報告)(中央図書館 資料情報課)(PDF: 1.45MB)
https://www.library.pref.osaka.jp/uploaded/attachment/2548.pdf

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