蔵書構築

飛騨市図書館・神岡図書館(岐阜県)、第1回雑誌総選挙を実施中

岐阜県飛騨市の飛騨市図書館と神岡図書館で、2017年2月21日から3月20日まで、第1回雑誌総選挙が行われています。

壁面の雑誌のリストにシールを貼って投票するもので(3タイトルまで)、図書館利用カードの所持にかかわらず、図書館の利用者であれば1回投票できます。所蔵がない雑誌については、投票用紙に記入し投票箱に投函します。

投票を通じて利用者に蔵書への関心を持ってもらうことを第一目的としており、図書館の評価基準のひとつである「貸出冊数」を増やすために投票結果をもとに購読をやめたり購入の優先順位を決めることはしないとのことです。

今後、司書が選書を行なうにあたり、結果は十分に考慮するとのことです。

Facebook(飛騨市図書館,2017/2/23)
https://www.facebook.com/hidalib/posts/1319647551407439

米・ジョージア州立大学図書館、デモ行進“Women's March”関連資料を収集し、オンラインで公開

米・ジョージア州立大学図書館が、2017年2月21日付の同館のブログで、1月21日に首都・ワシントンで行われたWomen's Marchと連携して行われた、“Atlanta March for Social Justice and Women”やその他ジョージア州の住民が参加したデモ行進に関する資料の収集に取り組んでいることを紹介しています。

既に、デモ行進参加者へのオーラルヒストリーインタビューや、写真・動画・エフェメラ類などの寄贈の受付を始めており、コレクションの利用方法などを知らせる“Research Guide”も公開されました。

収集された資料は、同館のデジタルコレクションで利用できるほか、米国アーキビスト協会(SAA)の Women Archivists Sectionが実施している“Women’s March on Washington Archives Project”とも共有されます。

ProQuest、印刷版の図書と電子書籍が混在する中での蔵書管理の困難と新たな可能性に関するホワイトペーパーを公表

2017年2月8日、ProQuest社は印刷版の書籍と電子書籍が混在する中での、蔵書管理・構築の困難と新たな可能性に関してまとめたホワイトペーパー、”Obstacles and Opportunities: Ebooks, Print and the Impact of Choice on Libraries and the Users They Serve”を公表しました。全文を無料でダウンロード・閲覧することができます。

このホワイトペーパーでは複数のフォーマットが混在する中での蔵書管理の複雑さに焦点を当てて調査を行っており、中でも以下の点を中心に扱っているとのことです。

●印刷体図書と電子書籍管理の類似性
●電子書籍により新たに生じたコレクション管理の障害と機会
●図書館員は、複数のフォーマットにより構築されるコレクションの管理を簡素化するために、ProQuestのようなコンテンツアグリゲータをどのように使っているか

ProQuest Explores Obstacles and Opportunities in Managing Book Collections(ProQuest、2017/2/8付け)

米国図書館協会、GLBTQについての子ども・若者向け推薦図書リスト“2017 Rainbow Book list”を公開

2017年1月17日、米国図書館協会(ALA)冬季大会において、同協会のGLBT(Gay, Lesbian, Bisexual,Transgender)ラウンドテーブル(GLBTRT)が“2017 Rainbow Book list”を公開しました。

図書館員や読者を対象とした、18歳までの子ども・若者に推奨される重要で信頼のおけるGLBTQに関するフィクション・ノンフィクション50タイトルの文献リストで、2015年7月1日から2016年12月31日までに出版された本から選ばれました。

蔵書構築、読書案内のツールとして、また、関心のある図書館員や利用者向けの推薦図書リストとしても利用できます。

2017 Rainbow Book List highlights quality GLBTQ books for children and teen(ALA,2017/1/25)
http://www.ala.org/news/press-releases/2017/01/2017-rainbow-book-list-highlights-quality-glbtq-books-children-and-teen

2017 Rainbow Book List(GLBTRT,2015/1/17)

ニューベリー図書館、デモ活動で用いられたエフェメラ類やデジタル写真の寄贈を呼びかけ(米国)

米国・シカゴにあるニューベリー図書館が、2017年1月21日に、同地において、新政権下で脅威にさらされると感じた問題への支援を表明するために開催されたデモ行進“Women's March”で用いられた帽子、サイン、看板、ポスター、バッジなどのエフェメラ類(一時的に使用され、使用後は捨てられるようなもの)や、デジタル写真のコレクション構築を目的に、デモ参加者に対して寄贈を呼びかけています。

Building a Living Archive of Modern Protest(Newberry,2017/1/23)
https://www.newberry.org/building-living-archive-modern-protest

米国大学・研究図書館協会とChoice誌、大学・研究図書館員向けのモバイルアプリの提供開始

2017年1月19日、米国大学・研究図書館協会(ACRL)は、同協会で学術書の書評誌Choiceを発行する出版部門と連携し、モバイルアプリの提供を開始すると発表しています。

大学・研究図書館員に対して、ACRLやChoice誌の最新ニュースに加え、蔵書構築や、専門能力開発に関する最新のコンテンツを届けるアプリとなっています。

ACRL and Choice Launch New App(ALA,2017/1/19)
http://www.ala.org/news/member-news/2017/01/acrl-and-choice-launch-new-app

米フロリダ州レイク郡イースト・レイク図書館で架空の利用者を登録し貸出データを改ざん 長期間利用がない図書を除籍対象から外す目的で

米国フロリダ州レイク郡のイースト・レイク図書館で、図書館員が存在しない人物を利用者として登録し、大量の図書を借りていたかのように貸出データを改ざんしていたことが報じられています。

このデータ改ざんはGeorge Dore氏ら2名の図書館員によって行われ、Chuck Finleyという架空の人物を利用者として登録し、2016年の9ヵ月間でスタインベックの小説など2,361冊の本を借りたことにしていたとのことです。同年11月に匿名の通報があったことからデータ改ざんが発覚し、州当局による調査が行われています。

Dore氏らのデータ改ざんの目的は、貸出数の水増しではなく、長期間借りられていない本が除籍されることを防ぐことにあったとのことです。Dore氏は長期間借りられなかったとして除籍された本を、後に買い戻すことになった経験を幾度もしたとのことで、そのような事態を防ぎたかったとコメントしているとのことです。Dore氏は、同様のことは他の図書館でも行われているとも述べています。

データ改ざんに関与した2名のうち、Dore氏は調査の間、休職処分中で、もう1名(アシスタント職員)はけん責は受けたものの解雇はされなかったとのことです。

E1872 - 筑波大学附属図書館における二宮文庫の受入れと活用の取組

筑波大学附属図書館は,2006年に亡くなった歴史学者の二宮宏之氏の旧蔵書を二宮文庫として公開した。これは二宮氏の没後に立川孝一筑波大学教授(フランス史・肩書きはいずれも当時)の仲介によって,約9,000冊の旧蔵書が同館へ寄贈され,2016年9月に受入作業が終了したものである。二宮氏は戦後日本を代表する歴史学者であり,特にフランスを対象とした社会史の研究で多くの歴史家に影響を与えている。...

米国の大学・研究図書館協会、「学術図書館の動向と統計」の2015年版を刊行

2016年12月8日、米国の大学・研究図書館協会(ACRL)が、2015年版「学術図書館の動向と統計」(2015 Academic Library Trends and Statistics)を刊行したと発表しています。

同資料では、1,499の学術図書館のコレクション(蔵書数、電子書籍数)、支出額(資料費、職員給与)、サービス、職員、蔵書構築の傾向、の5つの分野のデータがまとめられています。

本文は有料ですが、プレスリリースでデータの一部が紹介されています。

New ACRL publication: 2015 Academic Library Trends and Statistics(ALA,2016/12/9)
http://www.ala.org/news/member-news/2016/12/new-acrl-publication-2015-academic-library-trends-and-statistics

参考:
米国の大学・研究図書館協会(ACRL)、「学術図書館の動向と統計」の2013年版を刊行
Posted 2015年3月2日
http://current.ndl.go.jp/node/28075

米国の大学・研究図書館協会(ACRL)、「学術図書館の動向と統計」の2012年版を刊行

和歌山県、読売日本交響楽団から、南葵音楽文庫を寄託

和歌山県は、読売日本交響楽団から、南葵音楽文庫の寄託を受けることとなり、2016年12月2日、契約調印式が行われました。

南葵音楽文庫は、紀州徳川家の16代当主・徳川頼貞が建設した音楽専用ホール「南葵楽堂」に併設された音楽図書館に所蔵されていた音楽書・楽譜のコレクションで、現在は、読売日本交響楽団が所有しています。

今回の寄託契約により、貴重資料98点が、和歌山県立博物館で保管され、特別展等で一般公開されるほか、その他の資料は和歌山県立図書館で保管され、閲覧や研究のために活用されます。

南葵音楽文庫の寄託契約に係る調印式の開催について(和歌山県,2016/11/28)
http://www.pref.wakayama.lg.jp/chiji/press/281128/281128_2.pdf

「南葵音楽文庫」県に寄託 ベートーベン自筆譜も(わかやま新報,2016/12/3)
http://www.wakayamashimpo.co.jp/2016/12/20161203_65607.html

南葵音楽文庫(読売日本交響楽団)
http://yomikyo.or.jp/nanki/

参考:
慶應義塾、ベートーヴェンの自筆資料などを含む南葵音楽文庫所蔵資料をデジタル化
Posted 2008年12月16日

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