研究図書館

米・Ithaka S+R、報告書“Finding a Way from the Margins to the Middle”を公開:IT技術を図書館経営の中核に

2017年5月18日、米・Ithaka S+Rが、報告書“Finding a Way from the Margins to the Middle: Library Information Technology, Leadership, and Culture”を公開しました。

報告書では、研究図書館によって様々な重要なITに関するプロジェクトが実施されていることから、ITが図書館に十分に位置づけられているように見えるけれども、情報リテラシーや学術コミュニケーションと異なり、多くの機関ではITは中心として位置付けられていないと指摘します。

その結果、図書館は、IT技術を基盤とするサービスの潜在能力を最大限に発揮することができておらず、図書館利用者は、その実際の価値を十分享受できるプログラムや製品を得られていないと述べ、図書館の指導者は、IT技術を、運営上の有用性だけでなく戦略的な資産として考える必要があると指摘します。

国立情報学研究所(NII)、科学研究費助成事業データベース(KAKEN)のAPIを公開

2017年5月16日、国立情報学研究所(NII)は、科学研究費助成事業データベース(KAKEN)のAPIを公開しました。

2016年4月のKAKENリニューアルの際、API提供は準備中となっていました。

APIの公開(NII, 2017/5/16)
https://support.nii.ac.jp/ja/news/kaken/20170516

KAKEN API ドキュメント(NII)
https://support.nii.ac.jp/ja/kaken/api/api_outline

参考:
国立情報学研究所(NII)、科学研究費助成事業データベース(KAKEN)をリニューアル
Posted 2016年4月26日
http://current.ndl.go.jp/node/31460

北米研究図書館協会が報告書シリーズ“SPEC Kit”第354号を公開:「データキュレーション」がテーマ

2017年5月12日、北米研究図書館協会(ARL)が報告書シリーズ“SPEC Kit”第354号を刊行しました

「データキュレーション」がテーマで、ARL加盟機関が、データのライフサイクルへの関心や、研究や教育活動への有用性という観点から、データ管理に用いているインフラを調査しており、提供されているサービス、推定される利用者、最も利用される研究分野、図書館における担当職員の配置状況やポリシー・ワークフロー、課題といった内容をカバーしています。

Data Curation, SPEC Kit 354, Published by ARL(ARL,2017/5/12)
http://www.arl.org/news/arl-news/4268-data-curation-spec-kit-354-published-by-arl#.

【イベント】研究データ利活用協議会(RDUF)公開シンポジウム~オープンサイエンスを巡る世界の最新動向~(6/26・東京)

2017年6月26日、科学技術振興機構(JST)において、「研究データ利活用協議会(RDUF)公開シンポジウム~オープンサイエンスを巡る世界の最新動向~」が開催されます。

研究データ利活用に関する諸外国の先行事例や、日本の研究データ利活用の状況について紹介します。また、研究データ利活用推進のための基盤づくりを担う各機関(図書館、データセンター、研究助成機関など)の抱える課題や経験などを共有します。これらにより、各機関における研究データ利活用の一助とすることを目指しています。

参加費は無料、定員は150名です。事前の申込が必要です。

当日は、公開シンポジウムに先立ち、RDUFの総会が行なわれます。

日時:2017年6月26日 13:00〜17:00
場所:国立研究開発法人科学技術振興機構(JST) 別館1階ホール

プログラム
・第9回RDA総会の概要と研究データ利活用協議会の状況(武田英明 国立情報学研究所教授)
・基調講演
・各分野からの報告
ほか

米国の大学・研究図書館協会、図書館が学生の学業面での「成功」に貢献していることを示すためのプロジェクトの3年目の報告書を公開

2017年5月10日、米国の大学・研究図書館協会(ACRL)が、報告書“Academic Library Impact on Student Learning and Success: Findings from Assessment in Action Team Projects”を公開しました。

大学・研究図書館が学生の学業面での「成功」に貢献していることを示すための3年間のプロジェクト“Assessment in Action: Academic Libraries and Student Success”(AiA)の3年目の成果をまとめたものです。

カナダ研究図書館協会とオンタリオ州大学図書館コンソーシアム、研究データ管理及びデジタル保存に関して連携協定を締結

2017年5月3日、カナダ研究図書館協会(CARL)とオンタリオ州大学図書館コンソーシアム(OCUL)が、カナダの研究コミュニティにおける、研究データ管理(RDM)及びデジタル保存に関するニーズに関する、地域的・国家的課題の進展のため、連携協定を締結したと発表しています。

この合意に基づき、CARLのPortageネットワークによるRDMに関する知見と、OCULが運営するデジタルリポジトリ“Scholars Portal”におけるデジタル保存に関する知見を統合し、カナダでのRDMを支援するための統合性と相互運用性の検討を進めることになります。

北米研究図書館協会、加盟図書館員の給与調査レポートの2015-2016年度版を公開

2017年5月3日、北米研究図書館協会(ARL)が、124の加盟館を対象とした図書館員の給与調査レポートの2015-2016年版“ARL Annual Salary Survey 2015-2016”を公開しました。

114の大学図書館に勤務する1万111人と、10の非大学系図書館に勤務する3,716人が対象で、総合図書館・健康科学図書館・法律図書館に分けて報告されています。

・前回調査と比べ、米国での平均給与は1.7%増、カナダでは2.4%増。
・マイノリティーの図書館員は全体の14.9%を占める一方、管理職での割合は低い。
・マイノリティの図書館員の68.4%は女性である。
・115の加盟図書館における女性図書館員の給与額は男性の給与額の95.4%である。

等が指摘されています。

米国建築家協会・米国図書館協会主催の2017年図書館建築賞受賞8館が発表

2017年4月6日、米国建築家協会(AiA)が、米国図書館協会(ALA)と共同で毎年開催している2017年の図書館建築賞を授賞館8館を発表していました。

受賞館は以下の通りです。

・ボストン公共図書館中央図書館の改修工事(米・ボストン市)
・コロンバスメトロポリタン図書館(米・オハイオ州)
・ボストン公共図書館イーストボストン分館(米・ボストン市)
・ラトビア国立図書館(ラトビア)
・ニューヨーク公共図書館ステープルトン分館改修/拡張工事(米・ニューヨーク市)
・ローザF.ケラー図書館/コミュニティセンター(米・ニューオーリンズ市)
・オレゴン大学アランプライスサイエンスコモンズ&リサーチ図書館改築/改修工事(米・オレゴン州)
・ヴァリナエリア図書館(米・バージニア州)

【イベント】日本学術会議主催学術フォーラム「危機に瀕する学術情報の現状とその将来」(5/18・東京)

2017年5月18日、日本学術会議講堂で、日本学術会議主催学術フォーラム「危機に瀕する学術情報の現状とその将来」が開催されます。

学術情報を取り巻く情勢は電子ジャーナル価格の上昇や国立大学運営費交付金の漸減に伴って変化してきており、アクセスの維持も容易ではなくなってきています。学術情報にまつわる現状と明らかにされた課題および将来を考えるため、今回の学術フォーラムが開催されます。

大学・研究者・出版社等の視点から学術情報に関する8つの講演が行われ、最後に講演者全員による総合討論が行われます。

参加費は無料、定員は約250名です。事前の申込が必要です。

公開講演会・シンポジウム(社会との対話)(日本学術会議)
http://www.scj.go.jp/ja/event/index.html

【イベント】第3回CODHセミナー 人文学でのDOI活用 〜研究データや所蔵品など研究資源へのDOI付与〜(5/30・東京)

2017年5月30日、国立情報学研究所(NII)で、第3回CODHセミナー「人文学でのDOI活用 〜研究データや所蔵品など研究資源へのDOI付与〜」が開催されます。

人文学に関連する分野におけるDOI導入の先行事例を集め、現状と今後の課題を議論する場を設けたとのことです。

参加費は無料、定員は約40名です。事前の申込が必要です。

13:00-13:30
DOI概論―研究基盤のオープン化に向けたIDの活用
北本 朝展(情報・システム研究機構 データサイエンス共同利用基盤施設 人文学オープンデータ共同利用センター/国立情報学研究所)

13:30-14:00
人文学を検証可能に―DOIへの取り組み・国文研
山本 和明(国文学研究資料館)

14:00-14:30
Re*poNからみたJAIRO Cloudの可能性
林 正治(国立情報学研究所)

14:40-15:10
歴史的モノ資料をどのようにデジタルで認識するか
後藤 真(国立歴史民俗博物館)

15:10-15:40
Japan Link Centerの紹介、質疑応答、ディスカッション

ページ