大学図書館

『大学時報』2018年5月号が「大学図書館最新事情」を特集

日本私立大学連盟が刊行する隔月誌『大学時報』の2018年5月号(2018年5月20日刊行)に、「特集 大学図書館最新事情」として、以下の6本の記事が掲載されています。全文をウェブサイトからダウンロード・閲覧可能です。

・ビーコンアプリによる施設利用促進 村居昌俊
・知の劇場を目指して ─アカデミックシアターを利用した新しい学習環境づくり 岡友美子
・図書館建築キャンパスプロジェクト 竹内康弘
・「学びが見える、学びに触れる、学びあえる」を目指して 板木雅彦
・利用を疑似体験するRPG型ガイダンス ー図書館利用教育プログラム「Libardry」 寺島哲平
・ラーニングコモンズを超えて ─千葉大学アカデミック・リンクのこれまでとこれから 竹内比呂也

大学時報 No.380 2018年5月発行
https://daigakujihou.shidairen.or.jp/list/contents/?jihou=380

内閣府、第3回イノベーション戦略調整会議の配布資料として「統合イノベーション戦略(素案)」を公開

内閣府が2018年6月5日に開催された第3回イノベーション戦略調整会議の配布資料を公開しています。同会議は統合科学技術・イノベーション会議の下、研究開発成果の実用化によるイノベーション創出の促進を図る統合的な戦略策定に関する調整を行うために設置されたものです。

スウェーデン・Bibsamコンソーシアム、OA出版社・Frontiers社とオープンアクセス出版等に関する契約で合意

スウェーデン・Bibsamコンソーシアムが、オープンアクセス(OA)出版社・Frontiers社とOA出版等に関する契約で合意しました。

Bibsamコンソーシアムを代表してライセンス契約の交渉を行っているスウェーデン王立図書館(NLS)とFrontiers社が、2018年6月1日付で発表したもので、論文処理費用(APC)を含むオフセットモデルによる契約で、コンソーシアム参加20機関が対象です。

発表によるとFrontiers社とのこの種の契約は北欧初で、2017年にオーストリア科学財団(FWF)及びウィーン大学と同社の契約に準拠した内容です。

同契約は2018年7月1日からの3年半の間有効です。

EBSCO社、オープンソースの図書館サービスプラットフォームFOLIOの改善を目的に米・五大学コンソーシアムと連携

2018年6月5日、EBSCO社が、アマーストカレッジ、ハンプシャーカレッジ、マウント・ホリヨークカレッジ、スミスカレッジ、マサチューセッツ大学アマースト校からなる米・マサチューセッツ州の五大学コンソーシアムと“EBSCO FOLIO Beta Partnership”を締結したと発表しています。

オープンソースの図書館サービスプラットフォーム(LSP)であるFOLIOを用いて、各々の大学で利用されている統合図書館システム(ILS)からの各々のニーズに合致したシステム移行作業を行なうことで、“FOLIO”をあらゆるタイプの図書館に対応できるように改善することを目的としています。

また、各大学は、ディスカバリインターフェイスとしてEBSCO Discovery Serviceを導入します。

Internet Archive(IA)・Code for Science & Society(CSS)・カリフォルニア電子図書館(CDL)、分散協調型ネットワークによるデータ共有及び保存に関するパイロットプロジェクトを実施

2018年6月5日、Internet Archive(IA)は、Code for Science & Society(CSS)及びカリフォルニア電子図書館(CDL)と共同で、データ共有及び保存に関するパイロットプロジェクトを実施すると発表しました。

分散協調型のネットワークによるデータ共有サービスの促進が、データの保存、ストレージコストの抑制、複製回数の増進を確かにすることを示す事が目的で、CSSが開発したDat ProtocolやCDLが提供するオープンデータを用いて、分散技術が既存の基盤を強化する可能性を実証する概念実証(proof-of-concept)等が行われます。

arXivを活用した組み合わせ数学に関するオーバーレイ雑誌”Advances in Combinatorics”創刊

2018年6月4日、分野別リポジトリarXivを活用した、組み合わせ数学(Combinatorics)分野の新たな雑誌”Advances in Combinatorics”の創刊が発表されました。

同誌はarXivに投稿された論文を対象に、いわゆるオーバーレイ・ジャーナルとして運用されるものです。著者にAPC等は要求せず、運用にかかるコストや管理業務はカナダのクイーンズ大学図書館が担うとのことです。

同誌の創刊にはクイーンズ大学図書館とオープンアクセスリポジトリ連合(COAR)が注力してきたとのことで、両者はAdvances in Combinatoricsが、arXivの枠組みを越え、リポジトリ一般に拡張したオーバーレイモデルの構築につながるものと捉えているとされています。COARのウェブサイトでは、リポジトリの上に査読システム等を構築する点で、COARが考える次世代リポジトリにも非常に近いものであるとも評されています。

金沢工業大学、科学的発見・技術的発明の原典初版を展示する[世界を変えた書物]展の東京展を上野の森美術館にて開催

金沢工業大学が、2018年9月8日から9月24日まで、東京都台東区の上野の森美術館において、[世界を変えた書物]展の東京展を開催します。

金沢工業大学ライブラリーセンター(KIT-LC)に設置された科学的発見や技術的発明が最初に発表された初版本を体系的に収集した稀覯書コレクション『工学の曙文庫』約2,000点のなかから選ばれた約130点が出展されます。

入場料は無料です。

[世界を変えた書物]展
http://www.kanazawa-it.ac.jp/shomotu/index.html

チラシ [PDF:2ページ]
http://www.kanazawa-it.ac.jp/shomotu/tokyo_flyer.pdf

E2027 - 成蹊大学図書館におけるIoT技術を用いた学習環境評価

2006年竣工の成蹊大学図書館(東京都武蔵野市)は,ガラス張りのアトリウムとその中空に設置された多目的室が特徴の近未来的な建築物としてよく紹介される。こうした特異な構造物ゆえ,設計されたとおりの室内環境が実現されているかどうかは実際に計測してみないとわからないのが実情である。事実,盛夏において最上階の一部で暑いなどの苦情があるが,状況を定量的に把握できていなかった。

E2029 - 研究データ同盟第11回総会<報告>

「障壁なきデータ共有」をスローガンとする研究データ同盟(RDA;E1972ほか参照)の第11回総会は,“From Data to Knowledge”をテーマに,2018年3月21日から23日にかけてドイツのベルリンで開催された。RDAには136の国・地域から6,700人以上が登録している(第11回総会時点)。本総会には661人が参加し,日本からは18人が参加した。参加者の属性は主にデータ共有に関する研究者,データ管理者,図書館員等である。

英国国立・大学図書館協会(SCONUL)、ウェルカム・トラストによるオープンアクセス(OA)ポリシーの全体的な見直しに対する回答を発表

2018年5月29日、英国国立・大学図書館協会(SCONUL)が、ウェルカム・トラストによるオープンアクセス(OA)ポリシーの全体的な見直しに対する回答を発表しました。

ハイブリッドジャーナルでの出版への助成は制約が大きいこと、論文処理費用(APCs)に上限を設けるべきことを主張しています。

SCONUL Wellcome consultation response (SCONUL,2018/5/29)
https://www.sconul.ac.uk/news/sconul-wellcome-consultation-response

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