大学図書館

大阪大学附属図書館が貴重図書画像データの一部をクリエイティブ・コモンズ・ライセンスでの提供に変更

2018年7月26日、大阪大学附属図書館は、デジタル化して公開している貴重図書画像データの一部について、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスでの提供に変更することを発表しました。

対象となるのは赤木文庫(画像データ)、忍頂寺文庫(画像データ)、西洋古版アジア地図(画像データ)、懐徳堂文庫(図書資料の画像データ)です。前三者についてはクリエイティブ・コモンズ 表示-継承(CC-BY-SA)、懐徳堂文庫については表示-非営利-継承(CC-BY-NC-SA)での提供とされています。

18/07/26 電子化資料(貴重図書)の画像データをご活用ください(大阪大学附属図書館、2018/7/26付け)
https://www.library.osaka-u.ac.jp/news/20180726_common/

米国の大学・研究図書館協会(ACRL)、「学術図書館の動向と統計」の2017年版を刊行

2018年7月31日、米国の大学・研究図書館協会(ACRL)が、2017年版「学術図書館の動向と統計」(2017 Academic Library Trends and Statistics)を刊行したと発表しています。

1,719の学術図書館のコレクション(冊子体・電子書籍)、職員数、支出額(資料費、人件費)、サービスといったデータがまとめられています。

本文は有料ですが、プレスリリースにおいて、授与可能な学位別に、平均図書館資料購入費、図書館の総支出額中の人件費の割合、図書館員の昇給制度の教員との一致割合といったデータが紹介されています。

2017 Academic Library Trends and Statistics(ACRL insider,2018/7/31)
https://www.acrl.ala.org/acrlinsider/archives/16149

【イベント】平成30(2018)年度国立大学図書館協会シンポジウム「大学図書館デジタルアーカイブの活用に向けて」(10/19・神戸)

2018年10月19日、神戸大学百年記念館(神大会館)六甲ホールにおいて、平成30(2018)年度国立大学図書館協会シンポジウム「大学図書館デジタルアーカイブの活用に向けて」が開催されます。主催は国立大学図書館協会で、大学図書館近畿イニシアティブとデジタルアーカイブ学会が後援しています。

開催趣旨によれば、近年、国内でのデジタルアーカイブに関する動きが活発である一方で、「大学図書館においては予算の縮減によって貴重資料の電子化が厳しくなり、既存のアーカイブも十分に活用されていない状況にある」とされており、「デジタルアーカイブの動きを大きな枠組みで理解するとともに、今後の活用に向けて我々が今何をすべきか考える機会として本シンポジウムを開催する」とのことです。

プログラムによれば、国立情報学研究所の高野明彦氏による「デジタルアーカイブ社会の実現に何が必要か?」、国立国会図書館の徳原直子氏による「ジャパンサーチ(仮称)の目指すところ」、東洋大学の生貝直人氏による「デジタルアーカイブの二次利用促進と著作権」の3本の講演のほか、4件の事例報告と、パネルディスカッションを開催予定とされています。

九州大学附属図書館、箱崎地区図書館記念冊子『ありがとう 箱崎の図書館たち』を公開

2018年7月26日、九州大学附属図書館が、伊都キャンパスへの移転に伴い閉館する箱崎の図書館を回顧する箱崎地区図書館記念冊子『ありがとう 箱崎の図書館たち』を作成し、公開しました。

箱崎地区図書館記念冊子『ありがとう 箱崎の図書館たち』(九州大学附属図書館)
https://www.lib.kyushu-u.ac.jp/ja/news/arihako

ありがとう箱崎の図書館たち : 箱崎地区図書館記念冊子
http://hdl.handle.net/2324/1936931

参考:
東京大学附属図書館、「東京大学駒場図書館開館15周年記念誌」を発行
Posted 2018年3月23日
http://current.ndl.go.jp/node/35707

京都大学図書館機構、京都大学貴重資料デジタルアーカイブ搭載の244点の資料に翻刻テキストを追加

2018年7月26日、 京都大学図書館機構が、京都大学貴重資料デジタルアーカイブに搭載されている「河合文庫」の239点を含む244点の資料に翻刻テキストを追加したと発表しています。

【図書館機構】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ: 韓国古文献資料「河合文庫」ほか244点の資料に翻刻テキストを追加しました(京都大学図書館機構,2018/7/26)
http://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/bulletin/1379136

参考:
「河合文庫」等1,851タイトルの資料が京都大学貴重資料デジタルアーカイブで新規公開
Posted 2018年2月8日
http://current.ndl.go.jp/node/35460

米国政府印刷局(GPO)、新たに国内の4図書館とGPO出版物の永久保存に関する覚書を締結

2018年7月18日、米国政府印刷局(GPO)が、新たに国内の4図書館とGPO出版物の永久保存に関する覚書を締結しています。

今回覚書を締結した機関と保存担当分野は以下の通りです。

ミネソタ大学図書館:連邦議会が刊行した報告書等(United States Serial Set)

メイン大学ガーブレット法律図書館:連邦最高裁判所の官版判例集(United States Reports)

セント・ジョーンズ大学ロー・スクールリテンバーグ法律図書館:100議会から103議会までの公聴会記録とコミッティー・プリント(Congressional hearings and prints)

ミシシッピ州立法律図書館:連邦最高裁判所の官版判例集(United States Reports)、制定順法令集(Statute at Large)、大統領の演説・文書等を収録した公的出版物(Public Papers of the President)

米・ライス大学、ハリケーン・ハービーに関する「記憶」を収集・保存・提供するデジタルアーカイブ“Harvey Memories Project”を公開

2018年7月23日、米・テキサス州のライス大学が、デジタルアーカイブ“Harvey Memories Project”を公開しました。

“Harvey Memories Project”では、デジタル形式で寄贈された、暴風雨に備えるための作業や清掃作業の写真、暴風雨の様子を録音・撮影した資料、生存者の証言やイラストといったハリケーン・ハービーに関する様々な「記憶」2万5,000点が保存・公開されています。

Library Publishing Coalition(LPC)、図書館における出版活動の倫理的枠組みに関する文書を公開

2018年7月24日、図書館による出版活動を進める大学図書館によるイニシアティブ“Library Publishing Coalition”(LPC)が“Ethical Framework for Library Publishing”のVersion 1.0を公表しました。

図書館における出版活動に対して、多様な分野における重要な倫理的考慮事項を提供するとともに、倫理的な学術出版のための具体的な提言を行なっています。

今後も、同文書は更新・拡張を行なっていくとしています。

An Ethical Framework for Library Publishing, Version 1.0(LPC,2018/7/24)
https://librarypublishing.org/new-publication-ethical-framework-version-1-0/

【イベント】大学図書館問題研究会第49回全国大会(九州)(9/8-10・福岡)

2018年9月8日から10日まで、大学図書館問題研究会は、西南学院大学図書館および百年館(松緑館)において、大学図書館問題研究会第49回全国大会(九州)を開催します。参加申込みの受け付けが開始されており、申込み期限は2018年8月31日までです。

同大会では研究発表・テーマごとに分かれての分科会・自主企画等が行われるほか、最終日の9月10日にはシンポジウム「「今、大学図書館の「問題」を改めて考える」が開催されます。シンポジウム告知Webページによれば、「大学図書館職員が、次の50年を歩むにあたり、何を考え、どのような視点で「問題」を抽出、着目し、研鑽していくべきなのか、マクロ的な立場から、改めて考えてみたい」とのことです。

大学図書館問題研究会第49回全国大会(九州)
https://www.daitoken.com/research/annual_conference/2018/

京都大学図書館機構、「イスラーム学貴重資料集成」を京都大学貴重資料デジタルアーカイブにて公開

2018年7月20日、京都大学図書館機構は、同学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科が収集したイスラーム学(イスラーム思想)に関する稀覯書をデジタル化した「イスラーム学貴重資料集成」の25件の書誌の6,731点の画像を京都大学貴重資料デジタルアーカイブで公開したと発表しました。

同コレクションは、同研究科が所蔵するイスラーム学に関する稀覯書のうち、写本・石版刷り資料を中心に集めたものです。2003年に公開されていましたが、今回同アーカイブで画像の解像度を上げて公開されました。

【図書館機構】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ: 「イスラーム学貴重資料集成」(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科所蔵)を公開しました(京都大学図書館機構,2018/7/20)
http://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/bulletin/1379112

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