大学図書館

マギル大学図書館、時祷書のデジタルコレクションを公開

カナダのマギル大学図書館が、2018年9月26日付けの同館ウェブサイトの記事で、同館が所蔵する時祷書(一般のキリスト教信者のために編まれた祈祷書)のデジタルコレクション“Horae: Collection of Books of Hours”の公開について紹介しています。

同コレクションはモントリオール美術館で2018年9月から行われている時祷書の展覧会“Resplendent Illuminations: Books of Hours from the 13th to the 16th Century in Quebec Collections”にあわせて公開されたものです。

米・カリフォルニア大学バークレー校図書館、日系アメリカ人収容所関係資料デジタル化プロジェクトの完了を発表

米・カリフォルニア大学バークレー校図書館のバンクロフト図書館は、2018年10月4日の同館ウェブサイトの記事で、日系アメリカ人収容所関係資料のデジタル化プロジェクト“Japanese American Internment Sites: A Digital Archive”の完了と同プロジェクトによりデジタル化した資料の公開を発表しました。

国立公園局(National Park Service)の“Japanese American Confinement Sites Grant Program”から助成を受けたプロジェクトであり、同館が所蔵する日系アメリカ人立退・再定住に関する記録類等がデジタル化されました。

同館では、“Japanese American Confinement Sites Grant Program”の助成を受けて過去にも日系アメリカ人収容所関係資料のデジタル化プロジェクトを実施しています。今回のプロジェクトを含め、これまでの成果は同館のデジタルアーカイブ“The Japanese American Evacuation and Resettlement: A Digital Archive”で紹介されています。

専修大学、現代人物アーカイブズ開設記念式典を実施:2019年4月から公開

2018年10月1日、専修大学において、「現代人物アーカイブズ開設記念式典」が実施されました。

講談社からの1978年から2012年にかけての国内の新聞12紙・雑誌25誌に掲載された記事のスクラップからなる「人物資料」や、東日本大震災関連の全国の新聞紙原紙、震災関連資料、新聞社・出版社の社史などの寄贈を受けて、専修大学図書館生田分館5階に開設されたもので、2019年4月から公開予定です。

同日付で、同大学で、人物アーカイブズの管理やジャーナリズム教育に資する活動を行なう現代ジャーナリズム研究機構が発足しています。

現代人物アーカイブズ開設記念式典 野間講談社社長が講演「現代の視点で活用して」(専修大学,2018/10/2)
https://www.senshu-u.ac.jp/news/20181002-08.html

米国大学・研究図書館協会(ACRL)の出版部門、大学のオープン教育資源(OER)に関して調査したホワイトペーパーを公開

2018年10月5日、学術書の書評誌Choiceを発行する米国大学・研究図書館協会(ACRL)の出版部門が、大学のオープン教育資源(OER)に関して調査したホワイトペーパーを公開しました。

ホワイトペーパーは、米国の大学教員を対象に教材の選択に関する調査を行い、回答約1,400件を分析したもので、米国の大学におけるOERの開発と普及の概要がまとめられています。教員が教材をどのように発見・評価・選択するかを検討し、教材を探すことやOERの導入に特有の問題について考察しています。

閲覧には登録が必要です。

Choice Releases Course Materials Adoption and OER Outlook White Paper(ACRL insider,2018/10/5)
https://www.acrl.ala.org/acrlinsider/archives/16392

OCLC Researchとオーストラリア大学図書館員協議会(CAUL)、オーストラリア及びニュージーランドの研究図書館界の動向・優先事項等に関する調査を実施中

2018年10月5日、OCLCは、OCLC Researchが、オーストラリア大学図書館員協議会(CAUL)と連携し、オーストラリア及びニュージーランドの47機関を対象に研究図書館のイノベーションの動向と優先事項に関する調査を実施していると発表しています。

研究図書館界における動向・能力・優先事項に関する知見を得るために行なわれているもので、今後のOCLC・OCLC Research・CAULの連携の可能性を明らかにすることが期待されています。

米・メリーランド大学ホーンベイク図書館、ゴードン W. プランゲ文庫企画展示「Crossing the Divide: An American Dream Made in Occupied Japan, 1945-1952」を開催

米・メリーランド大学ホーンベイク図書館において、同大学のゴードン W. プランゲ文庫の企画展示「Crossing the Divide: An American Dream Made in Occupied Japan, 1945-1952」が、2018年10月から2019年7月まで開催されます。

占領下の日本に派遣された米軍や民間人のコミュニティーと日本人との間の交流や、周辺都市における両者が接触する主な「コンタクト・ゾーン」に焦点を当てた展示です。

オープニングレセプションが10月19日に開催されます。

【イベント】第2回 SPARC Japan セミナー2018「オープンサイエンス時代のクオリティコントロールを見通す」(10/25・東京)

2018年10月25日、東京都千代田区の国立情報学研究所(NII)において、第2回 SPARC Japan セミナー2018「オープンサイエンス時代のクオリティコントロールを見通す」が開催されます。

オープンサイエンス時代における、研究成果のクオリティコントロールの方向性とコンテンツの質の保証をテーマとし、現状の具体的な試みについて最新の情報共有と議論を行うことを目的としています。

参加費は無料ですが、定員は70人で、事前の申込が必要です。
申込受付は10月10日より開始予定で、当日は動画中継も予定されています。

主な内容は以下の通りです。

・ジャーナルを超えた動き:出版者,資金提供者,機関の変わりゆく役割
Rebecca Lawrence氏(F1000)

・Wellcome Open Researchに論文を掲載して分かったこと(仮)
Ben Seymour氏(情報通信研究機構脳情報通信融合研究センター)

・成果公開の主戦場としてのプレプリントサーバーと質の保証(仮)
武田英明氏(NII)

・生命科学研究におけるプレプリント活用の現状
坊農秀雅氏(情報・システム研究機構ライフサイエンス統合データベースセンター)

米国教育省、米・カリフォルニア大学デービス校等によるオープン・テキストブックに関するプロジェクトに490万ドルを助成

2018年10月3日、米国教育省は、オープン・テキストブックに関するプロジェクトとして、米・カリフォルニア大学デービス校に490万ドルの助成を行うことを発表しました。同プロジェクトでは、化学等の進学する学生が多い分野についても、職業技術教育分野と同様に、オープン・テキストブックの作成を開始する予定です。

今回の計画は、同校が中心となって進めている米国の12大学によるオープン・テキストブックのサービスであるLibreTextsを拡大させる形で事業を進める予定です。LibreTextsは、化学から人文学まで12の学問分野で、6万8,500ページ以上の教科書を公開しており、2億5,000万回以上のページビューがあり学生が閲覧した時間はのべ650年分にあたると述べています。これまでの取り組みで3,000万ドル分の学生の教科書代を節約したと見積もっており、今回の支援を受けて今後3年間で5,000万ドル以上の教科書代の節約につなげることが目標であるとしています。

米・ロードアイランド大学、大学図書館にAIラボを開設

米・ロードアイランド大学が、2018年9月25日に、大学図書館内にAIラボを開設しました。

ラボは、学生・教員に対して、ロボット工学、ウェアラブル技術、スマートシティ等の研究をする機会を与えるもので、自然言語処理・スマートホーム・モノのインターネット(IoT)・ビッグデータに関する研究を、初心者から上級レベルまでの個別指導により実施することができます。また、人工知能(AI)に関する社会的・倫理的・経済的な課題についても取り組まれます。

主に学生や教員向けの施設ですが、ロードアイランド州の住民にも開放されます。

図書館やラボの職員は、学生・教員向けの個別指導・ワークショップの準備を行なっています。

京都大学図書館機構、ノーベル生理学・医学賞の受賞が決定した本庶佑特別教授の受賞関連論文を集めたリンク集を公開

2018年10月3日、京都大学図書館機構が、ノーベル生理学・医学賞の受賞が決定した本庶佑特別教授(高等研究院副院長)のノーベル賞受賞関連論文を集めたリンク集を公開しました。

本庶佑 高等研究院副院長・特別教授のノーベル賞受賞関連論文リンク集を公開しました(2018年10月3日公開)(京都大学図書館機構,2018/10/3)
http://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/bulletin/1379630

参考:
京都大学、益川敏英名誉教授のノーベル賞受賞論文を機関リポジトリで公開
Posted 2008年10月10日
http://current.ndl.go.jp/node/9021

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