大学図書館, 機関リポジトリ

独・プロジェクトDEAL、Springer Nature社とのナショナルライセンス契約に関する初回の交渉結果を発表

2017年10月12日、プロジェクトDEAL(Projekt DEAL)を主導するドイツ大学長会議(HRK)が、同会議のウェブサイトで、Springer Nature社とのナショナルライセンス契約のための初回の交渉結果を発表しています。

原則的な課題についてのいくつかの調整事項についてはすでに合意されているものの、複雑な課題についてのさらなる交渉に必要な時間を確保するために、2017年12月31日をもって契約を終了する機関へのSpringer製品の提供に関して、“cost-neutral extension”による1年間の延長に合意したと発表しています。

また、ドイツ語圏コンソーシアムGASCO(German, Austrian and Swiss Consortia Organisation)とのNature製品の契約に関する交渉も1年間延長されると発表されています。

法政大学図書館、「法政大学図書館デジタルアーカイブ」を公開

2017年10月14日、法政大学図書館が、「法政大学図書館デジタルアーカイブ」を公開しました。

同館では、「梅謙次郎文書」8タイトル、「正岡子規文庫」95タイトルを既に公開していましたが、正岡子規生誕150年を機に、詳細な検索機能とメタデータを付与したサイトとしてリニューアルするとともに、子規の自筆ノートなど新たに141タイトルを追加したものです。

法政大学図書館デジタルアーカイブサイトを公開しました(法政大学,2017/10/14)
http://www.hosei.ac.jp/library/NEWS/topics/171014_01.html

法政大学図書館デジタルアーカイブ
https://archive.library.hosei.ac.jp/

オランダ大学協会、出版社との合意に基づきオープンアクセス出版した論文数が1万件に到達したと発表

2017年10月4日、オランダ大学協会(VSNU)が、出版社との合意に基づきオープンアクセス(OA)出版した論文数が1万件に到達したと発表しています。

10,000th open access article published(VSNU,2017/10/4)
http://www.vsnu.nl/en_GB/news-items.html/nieuwsbericht/316-10-000ste-open-access-artikel-gepubliceerd

参考:
オランダ大学協会とSpringer社、オープンアクセスに関して合意
Posted 2014年11月25日
http://current.ndl.go.jp/node/27500

Knowledge Exchange、欧州8か国の単行書のオープンアクセスの現状に関するレポートを公開

2017年10月6日、高等教育・研究向けインフラの活用と開発を目的に、英・JiscやオランダのSURF等6か国の研究機関によって共同で運営されているKnowledge Exchangeが、単行書のオープンアクセス(OA)について概観したレポート“A landscape study on open access and monographs”を公開しました。

同レポートは、単行書のOAポリシー、研究助成の傾向と出版のモデルについて、Knowledge Exchangeに研究機関が参加している、英国、フランス、ドイツ、オランダ、デンマーク、フィンランドに加え、オーストリアとノルウェーを加えた欧州8か国を対象に行った調査です。

同レポートは、出版者と助成機関、図書館の三者の進行の違いを把握するため、対象となる国々で行った合計73回のインタビューに基づいてまとめられたものです。インタビューを通じて、単行書のOAに対する著者の姿勢や、OA化に対する学術的なインセンティブの付与とその仕組みの重要性について問題提起されたとしています。

北米研究図書館協会、図書館員による“Open Science Framework”を用いたデジタル研究支援のためのツールキットを公開

2017年10月3日、北米研究図書館協会(ARL)が、図書館員による、非営利団体Center for Open Science(COS)が開発した研究プロジェクト管理システム“Open Science Framework”(OSF)を用いてのデジタル研究の実施と管理へのsさらなる関与を支援するためのツールキットを公開しました。

米国議会図書館(LC)のデジタル保存専門家を育成するプロジェクト“National Digital Stewardship Residency”(NDSR)としてARLが受け入れたMegan Potterbusch氏が、米・ジョージワシントン大学で実施した作業の成果であり、教員・図書館員への説明資料、研究者との共同作業のためのリソース、プロジェクトの構造や作業空間の事例を含むものとなっています。

【イベント】第2回 SPARC Japan セミナー2017「プレプリントとオープンアクセス」(10/30・東京)

2017年10月30日、国立情報学研究所(NII)において、第2回 SPARC Japan セミナー2017「プレプリントとオープンアクセス」が開催されます。

プレプリントサーバの機能・運営の約30年の変遷を振り返りながら、化学・生命科学分野におけるプレプリントの位置付け等や、研究者ネットワークの商業出版者にとっての意義を論じ、将来の課題を含めてこれからのオープンアクセスを展望します。

参加費は無料です。事前の申込が必要で、申込受付は10月16日午後より開始されます。

11:10-11:55
arXiv.org の次世代システムの公開と戦略
引原 隆士(京都大学図書館機構長/arXiv.org会員コンソーシアム代表)

13:00-14:00
なぜSSRNはElsevierからBioRNを提供するのか(仮)
Gregg Gordon(Managing Director, SSRN)

14:10-14:55
プレプリント各論(1)
化学分野におけるプレプリントの位置付け・課題等について
生長 幸之助(東京大学大学院薬学系研究科/化学ポータルサイトChem-Station副代表)

京都大学附属図書館、京都府内の公共図書館・読書施設等との相互貸借サービスを正式に開始

京都大学附属図書館が、2016年度より試行していた京都府内公共図書館・読書施設等(京都府立図書館、京都府立京都学・歴彩館、京都市図書館、京都府内の公共図書館・読書施設等。国立国会図書館関西館、大学図書館等、一部の図書館は対象外。)との相互貸借サービスを、2017年10月から正式に開始したと発表しています。

【附属図書館】京都府内公共図書館・読書施設等との相互貸借サービスの実施について(京都大学図書館機構,2017/10/11)
http://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/bulletin/1376257

京都府内公共図書館・読書施設等との相互貸借サービスについて(京都大学附属図書館)
http://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/mainlib/service/kyotoprefectureill

【イベント】京都大学附属図書館研究開発室主催シンポジウム「アジアにおけるデジタル文化財の活用基盤構築へ向けて」(10/27・京都)

2017年10月27日、京都大学附属図書館において、同館の研究開発室が主催するシンポジウム「アジアにおけるデジタル文化財の活用基盤構築へ向けて」が行われます。

文化財のデジタル画像について、画像スキャン技術の進歩により、デジタル画像が実物以上の情報量を伝達できるという逆転現象が起こっており、その公開には、知的財産権など法的側面をはじめ、検討を要する課題が多いことから、貴重資料を有する図書館関係者、高精細画像の専門家、法律の専門家が一堂に会し、アジアにおける貴重画像デジタルアーカイブスの国際公開に向けた課題の検討と今後の展望を共有するものです。

定員は80人で、参加には事前の申込みが必要です。

附属図書館研究開発室主催シンポジウム:「アジアにおけるデジタル文化財の活用基盤構築へ向けて」(京都大学図書館機構)
http://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/bulletin/1376212

イェール大学図書館がOpen Preservation Foundationに加盟

2017年10月5日、英国に本拠地を置き、長期デジタル保存を目指す活動を行っている非営利団体Open Preservation Foundation(OPF)に、新たに米国のイェール大学図書館が加盟したと発表されました。

イェール大学図書館は古代のパピルスや初期刊本等のデジタル化資料をはじめ、多様なデジタルコレクションを有し、現時点でその容量は1ペタバイトを超え、なおも成長しています。イェール大学図書館はOPFのツールを用い、世界のデジタル保存をリードするツールとサービスを開発していくとのことです。

Yale University Library joins the Open Preservation Foundation(Open Preservation Foundation、2017/10/5付け)
http://openpreservation.org/news/yale-university-library-joins-the-open-preservation-foundation/

米・MITメディアラボ、公共図書館との連携プロジェクト“Public Library Innovation Exchange”を開始

米・マサチューセッツ工科大学のMITメディアラボが、米国の公共図書館での新しいプログラム開発を支援するためのプロジェクト“Public Library Innovation Exchange”を開始すると発表しています。

ナイト財団(Knight Foundation)の助成を得て実施される同プロジェクトは、“Media Lab Learning Initiative”からの小人数からなるチームとMIT図書館により運営されるもので、MITメディアラボの研究者と公共図書館間の協力関係を構築する事を目的としています。

プロジェクトでは、両者がお互いの機関を短期訪問して緊密な作業や共同設計・開発を可能とする“Residency exchanges”、MITメディアラボが開発したプログラムを実施する公共図書館を支援するためのウェブサイトの構築、オンライン上や「ハングアウト」を用いてのツールのデモンストレーションや会話・アイデア創出のためのフォーラムの開催などが計画されています。

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