マンガ

「川崎市市民ミュージアム漫画資料コレクション」が公開

神奈川県の川崎市市民ミュージアムが所蔵する6万点に及ぶ漫画に関連の収蔵品のうち、著作権が消滅している一部の内容を公開するウェブサイト「川崎市市民ミュージアム漫画資料コレクション」が試行的に公開されたようです。

利用できる資料の公開日は2017年3月29日付となっています。

漫画資料のデジタル化については、平成28年度の文化庁メディア芸術アーカイブ推進事業によって実施され、NPO法人知的資源イニシアティブが提供するシステムを用いて公開したと説明されています。

川崎市市民ミュージアム漫画資料コレクション
https://kawasaki.iri-project.org/

参考:
文化庁、「メディア芸術アーカイブ推進支援事業」(2016年度)の採択結果を公開
Posted 2016年7月8日
http://current.ndl.go.jp/node/32033

広島市まんが図書館、開館20周年記念講演会「広島を描く、広島で描く」を開催

広島市まんが図書館が、今年で開館20周年を迎えるにあたり、2017年4月22日に、広島段原ショッピングセンター6階イオンシネマ広島において、講演会「広島を描く、広島で描く」を開催します。

『夕凪の街 桜の国』『この世界の片隅に』の作者で広島市出身の漫画家であるこうの史代氏、マンガ研究者で京都精華大学副学長・マンガ学部教授の吉村和真氏、比治山大学短期大学部美術科講師の久保直子氏が、広島と漫画について語るものです。

入場無料ですが、定員は380名で、事前の申し込みが必要です。
応募者多数の場合は抽選となります。

広島市まんが図書館開館20周年記念講演会「広島を描く、広島で描く」(広島市立図書館)
http://www.library.city.hiroshima.jp/news/manga/2017/03/892.html

【イベント】日仏図書館情報学会主催トークセッション「フランスのバンド・デシネと図書館」(3/11・東京)

2017年3月11日、日仏図書館情報学会が、日仏会館において、トークセッション「フランスのバンド・デシネと図書館」を開催します。

現代フランスのコミック/バンド・デシネ研究者・笠間直穂子氏(國學院大學准教授)とバンド・デシネ翻訳家・原正人氏による、フランスと日本のコミック文化と交流、図書館での受容をテーマとするトークセッションです。

バンド・デシネ専門家に、図書館からの視点で須永和之氏(國學院大學教授)が加わり、フランスの図書館でバンド・デシネが利用される理由、バンド・デシネと漫画を通しての日仏文化交流の可能性等を語るものとされています。

参加費は無料ですが、事前の申し込みが必要です(定員50人、先着順)。

日仏図書館情報学会主催トークセッション「フランスのバンド・デシネと図書館」
http://sfjbd.sakura.ne.jp/03_main/sub/pdf/bandedessine.pdf

北米の研究図書館センター、20世紀中頃のフィリピンの漫画雑誌2タイトルをデジタル化

2017年1月12日、北米の研究図書館センター(CRL)の“Southeast Asia Materials Project”(SEAM)は、20世紀中頃に発行された、以下のフィリピンの漫画雑誌2タイトルをデジタル化したと発表しています。

・Espesyal Komiks (Oct. 1952 - Mar. 1961)
・Pilipino Komiks (Dec. 1949 - Dec. 1962)

タガログ語によって描かれており、収録作品の多くは、フィリピンにおいて最も影響力のある漫画家でイラストレーターのFrancisco Coching氏によるものです。

デジタル化されたものは、CRL加盟館で研究者が閲覧することができます。

SEAM Digitizes Philippine Comic Books(CRL,2017/1/12)
http://www.crl.edu/news/seam-digitizes-philippine-comic-books

【イベント】シンポジウム「施設間連携でひらく、マンガ資料の収集と利活用の可能性」(1/13・熊本)

2017年1月13日、熊本県熊本市のくまもと県民交流会館パレアにおいて、シンポジウム 「施設間連携でひらく、マンガ資料の収集と利活用の可能性」が開催されます。

文化庁の「メディア芸術連携促進事業」で構築してきた、全国のマンガ関連施設や団体が連携することにより、マンガ出版物(雑誌と単行本)およびマンガ原画をアーカイブする事業モデルを説明した上で、今後どのようにマンガ文化の史資料を収集して、活用していくかを話し合うシンポジウムです。

シンポジウムでは、膨大なマンガの〈出版物〉と〈原画(原稿)〉という二つの事業の関係者が、それぞれの実践の報告をすると共に、本来その方法論が全く異なる二つの事業が協働することの意義について議論します。また、地域活性化の政策や事業と結びつきながら、先進的にマンガ史資料の収集と活用に努めてきた熊本の官・学・民の代表者と、同事業との連携に関する今後の展開についての具体的な可能性と課題を考察します。最後に、全国のマンガ史資料関連施設の関係者も加わり、各施設が抱える問題を共有しつつ、マンガ文化を"オールジャパン"で集めることの意義と、今後連携していくための課題について話し合います。

参加費は無料ですが、定員は45名(申し込み不要、当日先着順)です。

スポーツ庁、「スポーツによる地域活性化」まんが事例集を制作し、全国の中学校・高等学校等の図書室に寄贈すると発表

2016年11月16日、スポーツ庁が、「スポーツによる地域活性化」まんが事例集を制作し、全国の中学校・高等学校等の図書室に寄贈すると発表しています。

地域の若者層に「スポーツが地域活性化の起爆剤となり得る」ことを知ってもらい、これからの地域活性化を支える意識を醸成することを目的に、スポーツで地域活性化に成功した事例を、誰にもわかりやすいまんがの形式で紹介するもので、事例として採り上げる地区に居住する又は近隣地域に所在する専門学校等でまんが制作を専攻している学生がまんがを描きます。

作成された事例集は、2020年のオリンピック・パラリンピック開催期に職業・進路を検討する時期を迎える若者層等に「スポーツによる地域活性化」の意識を醸成し、将来的に地域を支える人材の創出につなげることを目的に、全国の中学校、高等学校等の図書室に寄贈されると発表されています。

オーストラリア・クィーンズランド州立図書館、ドラッグ・アンド・ドロップで5コマ漫画を作成できる“Comic Maker”のコードを公開

2016年9月23日、オーストラリアのクィーンズランド州立図書館は、全てのコミュニティの中心に文化を位置付けようというキャンペーン“Fun Palaces”の漫画作成をテーマにしたウェブサイト“ Fun Palaces Comic Maker”を支援するために作成した“Comic Maker”のコードを公開しました。

“Comic Maker”は、用意されている画像をドラッグ・アンド・ドロップすることで、5コマ漫画を作成できるもので、同館は、公開したコードの活用や画像の追加を行なうことを通じて、新しいものが作成され、無料で共有できる形で公開されることを望んでいると述べています。

Make your own online comic with the Fun Palaces Comic Maker(State Library of Queensland,2016/9/23)
http://blogs.slq.qld.gov.au/slq-today/2016/09/23/comic_maker/

SLQSignatureProgram/Fun-Palaces-Comic-Maker
https://github.com/SLQSignatureProgram/Fun-Palaces-Comic-Maker

葛飾区立図書館(東京都)で「こち亀」コーナーが設置中

「こちら葛飾区亀有公園前派出所」(こち亀)の連載終了を受け、地元が作品の舞台である、東京都の葛飾区立中央図書館が、2016年9月9日から特設コーナーを設置しています。

特設コーナーには、コミックスの1~198巻が展示されているほか、原作者の秋本治氏から寄贈された主人公両津勘吉(両さん)のイラスト入りサイン色紙、平成23年に両さん銅像の除幕式が行われた際に葛飾区から秋本氏に贈られたものと同じ「両津勘吉 特別住民票」など、「こち亀」と葛飾区のこれまでの歩みを振り返ることができる記念品が約20点展示されています。

また、葛飾区立亀有図書館にも特設コーナーが設けられ、こち亀の単行本や、両さんらが登場する区の観光ガイドなど27冊が並べられているほか、秋本氏から贈られたサイン入りのカラーイラストが展示されているとのことです。

特設コーナーは9月22日まで開設されています。

Facebook(葛飾区,2016/9/13)
https://www.facebook.com/katsushika.city/posts/867509730051027

両さん40年の活躍に感謝 葛飾の図書館に「こち亀」特設コーナー(東京新聞,2016/9/15)

米・コミック弁護基金、「禁書週間」にあわせて、“CBLDF Banned Books Week Handbook 2016”を公開

2016年9月14日、米国のコミック弁護基金(Comic Book Legal Defense Fund: CBLDF)が、9月25日から10月1日まで行われる「禁書週間」(Banned Books Week)にあわせて、“CBLDF Banned Books Week Handbook 2016”を公開しました。

禁じられたコミックにはどのようなものがあるか、検閲の報告方法や対処の仕方、プログラムのアイデア、「禁書週間」の盛り上げ方などの情報をまとめたものとなっています。

あわせて、無料で使える高精細のポスター(pdf版)も公開しています

Now Available: CBLDF Banned Books Week Handbook 2016!(CBLDF,2016/9/14)
http://cbldf.org/2016/09/now-available-cbldf-banned-books-week-handbook-2016/

CBLDF Banned Books Week Handbook 2016

図書館や学校等でマンガの読書会(book club)を行なう際のハンドブック(米国)

2016年7月29日、米国のコミック弁護基金(Comic Book Legal Defense Fund: CBLDF)と、北米の日本のマンガ・アニメ関連企業ビズメディアが、図書館や学校、書店でマンガの読書会(book club)を行なう際のハンドブックを公開しています。

歴史、種類、読み方、懸念事項などのマンガの基礎的な知識のほか、読書会の立ち上げ方、マンガの選び方、批評的な読書方法、議論の仕方や議論のまとめ方、ソーシャルメディア等を使った読書会メンバーとのコミュニケーション、イベントの開催、お薦め本リスト、参考文献など読書会を運営する際に参考となる情報が掲載されています。

Twitter(@VIZMedia,2016/7/29)
https://twitter.com/VIZMedia/status/758707095642464256

Manga Book Club Handbook(CBLDF)
http://cbldf.org/resources/manga-book-club-handbook/?utm_content=buffer455d7&utm_medium=social&utm_source=twitter.com&utm_campaign=buffer

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