デジタルアーカイブ

米国デジタル公共図書館、ミシガン州のサービス・ハブからのコンテンツの提供を開始

2017年1月31日、米国デジタル公共図書館(DPLA)は、ミシガン州のサービス・ハブからのコンテンツ(4万2,000点)の提供を開始したと発表しています。

ミシガン州のサービス・ハブ(州単位で複数機関のデータを集約する連携先)は、ミシガン図書館、ミシガン大学、ミシガン州立大学、ウェイン州立大学、ウェスタンミシガン大学、“Midwest Collaborative for Library Services”が連携して担っています。

公開されたコンテンツには、自動車産業都市としての歴史や文化に関する資料、料理本、南北戦争の日記、植物学関連、社会的抗議活動のポスター等が含まれます。

Michigan Service Hub Collections now live in DPLA(DPLA,2017/1/31)
https://dp.la/info/2017/01/31/michigan-service-hub-collections-now-live/

Michigan Service Hub
http://michiganservicehub.org/

参考:
米国デジタル公共図書館、イリノイ州のサービス・ハブからのコンテンツの提供を開始
Posted 2017年1月6日

Europeana Spaceプロジェクトが、“E-Space Portal”を公開

Europeana、米国デジタル公共図書館(DPLA)、アムステルダム国立美術館、Youtube、オーストラリア国立図書館、DigitalNZ等が公開しているデジタル文化コンテンツのオンラインコレクションの創造産業での活用強化を目的に結成された欧州13か国29機関によるコンソーシアム“Europeana Space”が“E-Space Portal”を公開しました。

同ポータルは、多数のリポジトリからの、数十億のデジタルコンテンツの検索結果を統合して表示させるとともに、それらコンテンツの管理や共有のためのツールを提供するもので、それらのツールを用いることで、個人のデータセットのアップロードやデータの編集、オンライン展示等も可能となっています。

Presenting the E-Space Portal: where culture meets creativity(digitalmeetsculture)
http://www.digitalmeetsculture.net/article/presenting-the-e-space-portal-where-culture-meets-creativity/

Europeana Space
http://www.europeana-space.eu/

E-Space Portal

【イベント】脚本アーカイブズ・シンポジウム2017「脚本アーカイブズ・デジタル活用の未来 ~デジタル脚本と映像を共に楽しむ方法とは~」(東京・3/9)

2017年3月9日、早稲田大学において、日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアム主催の、脚本アーカイブズ・シンポジウム2017「脚本アーカイブズ・デジタル活用の未来 ~デジタル脚本と映像を共に楽しむ方法とは~」が開催されます。

脚本アーカイブの未来とともに過去の貴重な映像・資料の保存を皆様と共に考えることを目的としており、第1部は、『映像と共に脚本を楽しもう』と題して、池端俊策氏 (脚本家)と岡室美奈子氏(早稲田大学演劇博物館館長)によるトークショーが行われ、第2部は『デジタル脚本と映像アーカイブの可能性』と題し、吉見俊哉氏(東京大学大学院情報学環教授、東京大学副学長)の司会のもと、今野勉氏(演出家、放送人の会会長)、福井健策氏(弁護士、日本大学芸術学部客員教授)、高野明彦氏(国立情報学研究所教授)、丹羽美之氏(東京大学大学院情報学環准教授)によるパネルディスカッションが行われます。

入場無料ですが、定員200名で、事前の予約が必要です。

脚本アーカイブズ・シンポジウム「脚本アーカイブズ・デジタル活用の未来 ~デジタル脚本と映像を共に楽しむ方法とは~」(日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアム)
https://www.nkac.jp/%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%83%9D%E3%82%B8%E3%82%A6%E3%83%A0-1/

参考:

シンガポールの新聞のデジタルアーカイブ“NewspaperSG”に、歴史的新聞が追加

Straits Times紙によると、2016年12月、シンガポール国立図書館委員会(NLB)が提供する、シンガポールの新聞のデジタルアーカイブ“NewspaperSG”に、歴史的新聞が追加されました。

今回追加されたのは、戦前に発行された英字新聞“Shonan Times(Syonan shimbun)”のほか、“Comrade”、“Indian Daily Mail”、“Morning Tribune(Malaya Tribune, Sunday Tribune)”、“Singapore Standard(Sunday Standard)”、“Singapore Herald”などです。

これにより、記事単位でデジタル化された新聞は41紙となりました。

なお、NewspaperSGは、月平均で103万ページビューがあるようです。

Japanese Occupation newspaper in library portal(Straits Times, 2017/1/21)
http://www.straitstimes.com/singapore/japanese-occupation-newspaper-in-library-portal

NewspaperSG

米国議会図書館、初代大統領ジョージ・ワシントンの文書類を、検索機能などを拡張した新しいプラットフォームに移転して公開

2017年1月23日、米国議会図書館(LC)は、デジタル化済の初代大統領ジョージ・ワシントンの文書類を、新しいプラットフォーム上に移転し、公開したと発表しています。

ワシントンの文書類は文書類は、同館による米国の歴史に関わる資料のデジタル化プロジェクト“American Memory”の一環として1998年にオンラインで初めて公開され、公開された資料は2000年までに7万7,000のアイテムに及びましたが、これらを検索機能などを拡張した別のプラットフォーム上で公開したものです。

これにより、アイテムの検索(翻字済のものは全文検索可)が可能となったほか、コレクションの系統別の検索もでき、その他、検索を支援するための“finding aid”や利用案内も用意されました。また、文書類の複雑な経緯を説明するエッセイ“Series Note”も更新されています。

検索結果は、絞り込みや並べ替えが可能で、リスト表示・ギャラリー表示・スライドショー等の表示もでき、ズームや回転などの機能もあります。

【イベント】デジタルアーカイブ in 岐阜(2/11・岐阜)

2017年2月11日、岐阜女子大学において、「デジタルアーカイブ in 岐阜」が開催されます。

内容は以下の通りです。

〇基調講演「図書館とデジタルアーカイブの未来」
講師:柳与志夫氏(氏東京大学大学院情報学環教授)

〇ICT教育 セッション
テーマ1:次期学習指導要領とアクティブラーニング
講師:下村昌弘氏(文部科学省生涯学習政策局情報教育課専門職)

テーマ2:アクティブラーニングとICT教育
講師:小柳和喜雄氏(奈良教育大学教授) 

〇観光とデジタルアーカイブ セッション
テーマ1:観光とデジタルアーカイブ -高山市の事例-
講師:藤原一也氏(高山市商工観光部観光課誘客・宣伝係係長)

テーマ2:地域の活性化につながるデジタルアーカイブ
講師:下仲隆浩氏(福井県小浜市小浜市産業部商工観光課下仲グループリーダー)

〇図書館・博物館とデジタルアーカイブ セッション
テーマ1:鳥類音声データベース:生態情報デジタルアーカイブの試み
講師:濱尾章二氏(国立科学博物館動物研究部脊椎動物研究グループ長)

テーマ2:地図情報の魅力 ~広く活用を図るために~
講師:松家隆弘氏(岐阜県図書館サービス課郷土・地図情報係課長補佐)

〇デジタルアーカイブ セッション

【イベント】シンポジウム「図書館情報専門職養成史の再検討:組織記憶を構築する試み」(2/10・つくば)

2017年2月10日、筑波大学筑波キャンパス(つくば市)で、筑波大学知的コミュニティ基盤研究センター2016年度成果報告会として、シンポジウム「図書館情報専門職養成史の再検討:組織記憶を構築する試み」が開催されます。

これは、筑波大学図書館情報メディア系が、2012年度からの5年間、同センターを拠点に、図書館情報メディア系の前身校組織である文部省図書館員教習所、図書館短期大学、図書館情報大学の各校に関わる資料について進めてきた調査研究の成果の一端を公表するための催しとのことです。

第一部 知的コミュニティ基盤研究センター2016年度成果報告
寺澤洋子助教(知の共有基盤研究部門)
真栄城哲也准教授(知の表現基盤研究部門)
呑海沙織教授(知の伝達基盤研究部門)

第二部 シンポジウム「図書館情報専門職養成史の再検討:組織記憶を構築する試み」

基調報告 資料が語る前身校の歩んだ道のり 図書館情報専門職アーカイブ構築プロジェクトの5年間(吉田右子教授(知の伝達基盤研究部門))

記録資料のアーカイブと組織化(白井哲哉教授)
記録資料のデジタル化(松村敦助教)
実物資料の存在形態から情報発信へ(水嶋英治教授)
文部省図書館員教習所時代の研究(原淳之助教)
図書館情報大学時代の研究(大庭一郎講師)

欧州12か国のサウンド・アーカイブから集めた音源が“Europeana Radio”で利用可能に

2017年1月11日、Europeanaが、欧州の12か国のサウンド・アーカイブから集めた20万の音源が“Europeana Radio”で利用可能になったと発表しています。

クラシック、フォーク、伝統音楽、ポピュラー音楽や、言語・方言、スポークン・ワード(Spoken-word)、サウンドスケープ(soundscapes)などといった幅広い分野の音源を聴くことが可能で、利用者はタグ付けをすることも可能となっています。

Europeana Radio - discover, listen and tag the music from Europeana Music Collections(Europeana,2017/1/11)
http://blog.europeana.eu/2017/01/europeana-radio-discover-listen-and-tag-the-music-from-europeana-music-collections/

Europeana Radio
http://www.europeana.eu/portal/en/radio.html

参考:
E1674 - 古音源の保存と活用に関する国際シンポジウム<報告>
カレントアウェアネス-E No.281 2015.05.21

Internet Archive(IA)、“Trump Archive”を公開

2017年1月5日、Internet Archive(IA)は、“Trump Archive”を公開しました。

このアーカイブには、IAの“TV News Archive”から、スピーチ、インタビュー、ディベートなど米国のDonald Trump次期大統領に関する約750のテレビ放送のビデオコンテンツが収録されています。収録範囲は2009年12月から現在までのコンテンツで、収録時間は520時間を超えています。移民などに関する500以上の事実確認がされたステートメントが含まれています。収録されているコンテンツの字幕の検索も可能です。現在も、コレクションの拡大や検索の効率性の向上のための作業が進行中とのことです。

このアーカイブへ追加された資料についてはRSSフィードが利用可能です。

IAは、このアーカイブは他の公務員に関するアーカイブを作成するための実験的なモデルであると考えています。

Internet Archive’s Trump Archive launches today(Internet Archive Blogs, 2017/1/5)
https://blog.archive.org/2017/01/05/internet-archives-trump-archive-launches-today/

Trump Archive(IA)

米国デジタル公共図書館、イリノイ州のサービス・ハブからのコンテンツの提供を開始

2017年1月5日、米国デジタル公共図書館(DPLA)は、イリノイ州のサービス・ハブからのコンテンツの提供を開始したと発表しています。

イリノイ州のサービス・ハブ(州単位で複数機関のデータを集約する連携先)は、イリノイ州立大学、シカゴ公共図書館、“Consortium of Academic and Research Libraries of Illinois (CARLI)”、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校が連携して担っています。

Illinois Digital Heritage Hub now live in DPLA(DPLA,2017/1/5)
https://dp.la/info/2017/01/05/illinois-digital-heritage-hub-now-live-in-dpla/

参考:
米国デジタル公共図書館(DPLA)、サービス・ハブを4拠点追加(イリノイ州・ミシガン州・ペンシルバニア州・ウィスコンシン州)
Posted 2015年8月31日
http://current.ndl.go.jp/node/29313

CA1857 - 米国デジタル公共図書館(DPLA)の過去・現在・未来 / 塩﨑 亮,佐藤健人,安藤大輝
カレントアウェアネス No.325 2015年9月20日

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