デジタルアーカイブ

スコットランド国立図書館(NLS)、「デジタルギャラリー」のビューアに新しく“Universal Viewer”を採用したと発表

2018年7月4日、スコットランド国立図書館(NLS)が「デジタルギャラリー」のビューアに、新しく、IIIFに準拠した“Universal Viewer”を採用したと発表しています。

New tools for the Digital Gallery(NLS,2018/7/4)
https://blog.nls.uk/new-tools-for-the-digital-gallery/

Digital gallery
https://digital.nls.uk/gallery/

参考:
九州大学附属図書館の九大コレクションがIIIFに対応
Posted 2018年4月17日
http://current.ndl.go.jp/node/35854

国立大学図書館協会学術情報システム委員会、「これからの学術情報システムに向けて―現状・課題・当面の方向性に関するレポート―」を公開

2018年7月4日、国立大学図書館協会(JANUL)学術情報システム委員会が、「これからの学術情報システムに向けて―現状・課題・当面の方向性に関するレポート―」を公開しました。

同レポートは、学術情報流通に関わる7つのテーマ(統合的検索システム、印刷体コレクションとメタデータ、ILLサービス、電子リソースとメタデータ、オープンアクセス、オープンデータ、デジタルアーカイブ)を設定し、諸委員会等における検討状況や提言、国内外の事例について文献等を中心に調査を行って、現状と課題を整理したものです。

その上で、今後5年間程度を視野に入れた当面の方向性が述べられています。

同委員会では、本レポートを学術情報システム全体を俯瞰する「見取り図」として位置づけて、今後の方向性および具体的なアクションプランの策定を進めるとしています。

お知らせ(JANUL)
https://www.janul.jp/ja/news
※2018.07.04欄に「「これからの学術情報システムに向けて―現状・課題・当面の方向性に関するレポート―」(学術情報システム委員会)(2018年6月)を公表しました」とあります。

CA1925 - 大阪市立図書館デジタルアーカイブのオープンデータの利活用促進に向けた取り組み / 澤谷晃子

大阪市立図書館は、2017年3月2日に当館デジタルアーカイブ画像の一部をオープンデータとして提供を開始した(1)。公共図書館では初の試みであり、新聞・雑誌等に取り上げられるなど多くの反響があった(2)。その後も、資料展示、インターネット上でのバーチャル展示「Webギャラリー」(3)での紹介、オープンデータ画像検索・加工講座の開催など、継続した取り組みを行っている。そうしたなか、2017年秋には、20年間継続してきた地域資料のデジタル化とその公開、また、今後のビジョンを示したことを評価され、Library of the Year(LoY)2017優秀賞を受賞した(4)。本稿では、LoY2017優秀賞受賞までの道のりと、以降のオープンデータ利活用促進に向けた取り組みを中心に紹介する。当館デジタルアーカイブの概要やオープンデータ化への取り組みについては、『図書館雑誌』2017年6月号および『専門図書館』2017年11月号に掲載されているので、あわせて参照していただきたい(5)(6)

大阪大学適塾記念センター、「適塾関係資料画像データベース」を公開

2018年6月1日、大阪大学適塾記念センターが、「適塾関係資料画像データベース」を公開していました。

適塾関連資料の一部をデジタル化して公開しているものです。

大阪大学適塾記念センター 新着情報
http://www.tekijuku.osaka-u.ac.jp/
※2018年6月1日欄に「 「適塾関係資料画像データベース」を公開いたしました。適塾関連資料の一部をデジタル化して公開しております。ぜひご利用ください。」とあります。

適塾関係資料画像データベース
https://www.archive.tekijuku.osaka-u.ac.jp/tekijuku/meta_pub/G0000002tekitekisai

Artstor、公共機関が所蔵する1万点を超す画像等をデジタルライブラリで公開

2018年6月27日、教育・研究目的で美術品のデジタルライブラリを構築しているArtstorが、Artstor Digital Libraryにおいて、公共機関が所蔵する1万点を超す画像、動画、文献等を公開したと発表しています。

デジタル媒体のコレクションの目録作成・管理・公開を可能とするツール“JSTOR Forum”を通じて公共機関が公開したものです。

More than 1 million images now publicly available at library.artstor.org!(The Artstor Blog,2018/6/27)
https://artstor.blog/2018/06/27/more-than-1-million-images-now-publicly-available-at-library-artstor-org/

韓国国立中央図書館(NLK)、公共図書館所蔵の貴重書デジタル化支援事業の募集開始:「コリアンメモリー 地域文化遺産デジタルアーカイブ」の構築が目的

2018年6月26日、韓国国立中央図書館(NLK)が、公共図書館所蔵の貴重書デジタル化支援事業への募集を開始しました。

「公共図書館所蔵主要資料デジタル化支援」及び「地域文化遺産デジタルアーカイブ構築協議体の構築」で構成される、今月策定された「2018年公共図書館主要所蔵資料デジタル化支援計画」に基づくもので、デジタル化による国内の文化遺産の共同活用を目的に、約1万冊の資料が選定されます。NLKでは、同事業を通じて、「コリアンメモリー 地域文化遺産デジタルアーカイブ」の構築を目指すとしています。

選定された資料は画像のスキャン・目次の作成・OCR処理などのデジタル化作業全般への支援が行われ、デジタルデータは所蔵館に提供されます。また、協議体はデジタル化支援選定館と協議体参加希望館を対象に構築され、2019年のデジタル化支援事業の選定時においては参加機関が優先されます。

募集期間は7月16日までです。

【イベント】国際ワークショップ「デジタル文献学:東西の対話 ペルセウス・デジタル図書館(西洋古典)とSAT大蔵経DB(仏典)」(7/5・東京)

2018年7月5日、東京大学本郷キャンパスにおいて、科学研究費補助金基盤研究(S)「仏教学新知識基盤の構築―次世代人文学の先進的モデルの提示」主催、東京大学大学院人文社会系研究科人文情報学拠点共済、一般財団法人人文情報学研究所後援の国際ワークショップ「デジタル文献学:東西の対話 ペルセウス・デジタル図書館(西洋古典)とSAT大蔵経DB(仏典)」が開催されます。

同ワークショップではテクストデータベース(テクストDB)の老舗として、30年以上、西洋古典の全文テクストDBへの取組みを続けてきているペルセウス・デジタル図書館のリーダー、Gregory Crane氏と、同じく長年にわたり活動を続けてきている仏典のテクストDB、SAT大蔵経テキストデータベースの技術担当者、永崎研宣氏によるそれぞれの古典テクストDBの紹介を通じ、テクストDBが持てる様々な可能性について検討するとのことです。

参加費は無料で、使用言語は英語です。

東京大学総合図書館の公開するデジタル画像、利用申請なしで二次利用が可能に

2018年6月21日、東京大学附属図書館は、同学総合図書館が公開するデジタル画像が、利用目的を問わず利用申請なしで二次利用できるようになったことを発表しました。

今回対象となるのは、総合図書館の所蔵資料のうち、著作権の保護対象ではない資料のデジタル画像及びその関連データであり、かつインターネット上で公開されているものです。同館の所蔵資料であること、画像の改変を行った場合はその旨を明示すれば、利用申請なしで画像の転載や改変、再配布などの二次利用が可能です。

ニュース(東京大学附属図書館)
https://www.lib.u-tokyo.ac.jp/ja/library/contents/news
※「2018-06-21 総合図書館が公開するデジタル画像等が自由に使えるようになりました」とあります。

浦安市(千葉県)と米・ハーバード大学ライシャワー日本研究所、震災アーカイブに関する覚書を締結

2018年6月7日、浦安市(千葉県)と米・ハーバード大学エドウィン・O・ライシャワー日本研究所が、「浦安震災アーカイブと日本災害DIGITALアーカイブの連携・協力に関する覚書」を締結しました。

これにより、同市が運営する東日本大震災アーカイブ「浦安震災アーカイブ」と同研究所の「日本災害DIGITALアーカイブ」の情報に、1つの検索機能で同時にアクセスすることが可能となります。

浦安震災アーカイブと日本災害DIGITALアーカイブの連携・協力に関する締結式(平成30年6月7日)(浦安市, 2018/6/8)
http://www.city.urayasu.lg.jp/shisei/koho/topics/1021530/1023263/1023311...

“Google Arts & Culture”で、韓国の文化遺産を公開する“Korean Heritage”が公開:韓国国立中央図書館(NLK)等9機関が参加

2018年6月21日、韓国国立中央図書館(NLK)が、“Google Arts & Culture”での所蔵資料の公開を発表しています。

韓国の歴史文化関連の9機関(NLK、京畿道博物館、国立慶州博物館、国立古宮博物館、国立国楽院、国立無形遺産院、国立民俗博物館、水原華城、淑明女子大学校博物館)が連携して、同国の古代から近代までの歴史的に重要な美術品や文化遺産約3万点を全世界に提供するプロジェクト“Korean Heritage”の成果を公開するもので、今回、NLKからは「東醫寶鑑」「江華府宮殿圖」等所蔵する貴重書51点が公開されています。

聯合ニュース(Yonhap News Agency)によると、“Korean Heritage”には、同国の古代王国の関連資料、伝統工芸品、遺跡などのデジタル画像が含まれているとのことです。

ページ