デジタルアーカイブ

米・ライス大学、ハリケーン・ハービーに関する「記憶」を収集・保存・提供するデジタルアーカイブ“Harvey Memories Project”を公開

2018年7月23日、米・テキサス州のライス大学が、デジタルアーカイブ“Harvey Memories Project”を公開しました。

“Harvey Memories Project”では、デジタル形式で寄贈された、暴風雨に備えるための作業や清掃作業の写真、暴風雨の様子を録音・撮影した資料、生存者の証言やイラストといったハリケーン・ハービーに関する様々な「記憶」2万5,000点が保存・公開されています。

京都大学図書館機構、「イスラーム学貴重資料集成」を京都大学貴重資料デジタルアーカイブにて公開

2018年7月20日、京都大学図書館機構は、同学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科が収集したイスラーム学(イスラーム思想)に関する稀覯書をデジタル化した「イスラーム学貴重資料集成」の25件の書誌の6,731点の画像を京都大学貴重資料デジタルアーカイブで公開したと発表しました。

同コレクションは、同研究科が所蔵するイスラーム学に関する稀覯書のうち、写本・石版刷り資料を中心に集めたものです。2003年に公開されていましたが、今回同アーカイブで画像の解像度を上げて公開されました。

【図書館機構】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ: 「イスラーム学貴重資料集成」(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科所蔵)を公開しました(京都大学図書館機構,2018/7/20)
http://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/bulletin/1379112

国文学研究資料館・実践女子大学、新日本古典籍総合データベース構築協力に関する覚書を締結

国文学研究資料館と実践女子大学は、2018年7月5日に、新日本古典籍総合データベース構築協力に関する覚書を締結したと発表しました。

実践女子大学・実践女子大学短期大学部図書館所蔵の古典籍をカラー・デジタル資料にて新日本古典籍総合データベースにて公開するものです。

平成30年度 歴史的典籍NW事業における連携機関との覚書等の締結について (国文学研究資料館)
https://www.nijl.ac.jp/pages/cijproject/images/20180719_mou.pdf
※「4.実践女子大学(データベース構築に関する覚書)」とあります。

国文学研究資料館と覚書調印 ~新日本古典籍総合データベースに協力~  大学所蔵の資料群をカラー・デジタルで国内外に公開(実践女子大学,2018/7/23)
http://www.jissen.ac.jp//notice/20180705_news1.html

広島市立中央図書館、「記憶の解凍」ワークショップを開催:「ヒロシマ・アーカイブ」及び人工知能を使った「白黒写真のカラー化」の体験

2018年8月8日、広島市立中央図書館が、「記憶の解凍」ワークショップを開催します。

同館で7月7日から8月31日まで行われている平成30年度被爆体験継承事業企画展「ヒロシマを記録し伝えた人たちー未来への伝言ー」の関連行事で、企画展で展示されている「ヒロシマ・アーカイブ」の製作に携わった東京大学大学院の渡邉英徳教授を講師に、「ヒロシマ・アーカイブ」の体験と、専用ソフトを使った広島の白黒写真のカラー化を体験するものです。

参加者は、スマートフォンかタブレット端末、戦前から戦後の広島の白黒写真を持参することとなっています(端末類や写真がない人も参加可能とのことです)。

対象は小学生以上で、定員は20人(要申込・先着順)です。

平成30年度被爆体験継承事業 ワークショップ「記憶の解凍」―「ヒロシマ・アーカイブ」・人工知能を使った「白黒写真のカラー化」(広島市立中央図書館,2018/7/20)
http://www.library.city.hiroshima.jp/news/chuou/2018/07/1573.html

オーストラリア国立図書館(NLA)が所蔵するオーストラリア先住民の言語を採録したコレクションのデジタルアーカイブが公開

2018年6月11日、オーストラリア国立図書館(NLA)が、“Digital Daisy Bate”を公開しています。

民族学者・ベイツ(Daisy Bates)が採録した、西オーストラリアのオーストラリア先住民(Aboriginal)の言語に関するコレクションをオンラインで利用できるようにしたもので、メルボルン大学芸術学部・オーストラリア研究会議(ARC)・ARCのダイナミックな言語に関する研究拠点(Centre of Excellence for the Dynamics of Language)・NLAの支援を受けて、メルボルン大学のNick Thieberger准教授が作成しました。

古いものでは採録時期が1900年代に遡る2万3,000ページ分のオーストラリア先住民の言語のリストや4,000ページ分のタイプ打ち原稿等がデジタル化され検索・閲覧できるようになっており、検索結果画面では、オリジナルの画像とテキスト・注釈が並べて表示されます。

7月13日にARCが公開したNick Thieberger准教授へのインタビュー記事によると、今回のデジタル化にあたっては、人文科学のテキストの符号化・交換のための規格TEIの技術が用いられているようです。

スコットランド国立図書館(NLS)、「デジタルギャラリー」のビューアに新しく“Universal Viewer”を採用したと発表

2018年7月4日、スコットランド国立図書館(NLS)が「デジタルギャラリー」のビューアに、新しく、IIIFに準拠した“Universal Viewer”を採用したと発表しています。

New tools for the Digital Gallery(NLS,2018/7/4)
https://blog.nls.uk/new-tools-for-the-digital-gallery/

Digital gallery
https://digital.nls.uk/gallery/

参考:
九州大学附属図書館の九大コレクションがIIIFに対応
Posted 2018年4月17日
http://current.ndl.go.jp/node/35854

国立大学図書館協会学術情報システム委員会、「これからの学術情報システムに向けて―現状・課題・当面の方向性に関するレポート―」を公開

2018年7月4日、国立大学図書館協会(JANUL)学術情報システム委員会が、「これからの学術情報システムに向けて―現状・課題・当面の方向性に関するレポート―」を公開しました。

同レポートは、学術情報流通に関わる7つのテーマ(統合的検索システム、印刷体コレクションとメタデータ、ILLサービス、電子リソースとメタデータ、オープンアクセス、オープンデータ、デジタルアーカイブ)を設定し、諸委員会等における検討状況や提言、国内外の事例について文献等を中心に調査を行って、現状と課題を整理したものです。

その上で、今後5年間程度を視野に入れた当面の方向性が述べられています。

同委員会では、本レポートを学術情報システム全体を俯瞰する「見取り図」として位置づけて、今後の方向性および具体的なアクションプランの策定を進めるとしています。

お知らせ(JANUL)
https://www.janul.jp/ja/news
※2018.07.04欄に「「これからの学術情報システムに向けて―現状・課題・当面の方向性に関するレポート―」(学術情報システム委員会)(2018年6月)を公表しました」とあります。

CA1925 - 大阪市立図書館デジタルアーカイブのオープンデータの利活用促進に向けた取り組み / 澤谷晃子

大阪市立図書館は、2017年3月2日に当館デジタルアーカイブ画像の一部をオープンデータとして提供を開始した(1)。公共図書館では初の試みであり、新聞・雑誌等に取り上げられるなど多くの反響があった(2)。その後も、資料展示、インターネット上でのバーチャル展示「Webギャラリー」(3)での紹介、オープンデータ画像検索・加工講座の開催など、継続した取り組みを行っている。そうしたなか、2017年秋には、20年間継続してきた地域資料のデジタル化とその公開、また、今後のビジョンを示したことを評価され、Library of the Year(LoY)2017優秀賞を受賞した(4)。本稿では、LoY2017優秀賞受賞までの道のりと、以降のオープンデータ利活用促進に向けた取り組みを中心に紹介する。当館デジタルアーカイブの概要やオープンデータ化への取り組みについては、『図書館雑誌』2017年6月号および『専門図書館』2017年11月号に掲載されているので、あわせて参照していただきたい(5)(6)

大阪大学適塾記念センター、「適塾関係資料画像データベース」を公開

2018年6月1日、大阪大学適塾記念センターが、「適塾関係資料画像データベース」を公開していました。

適塾関連資料の一部をデジタル化して公開しているものです。

大阪大学適塾記念センター 新着情報
http://www.tekijuku.osaka-u.ac.jp/
※2018年6月1日欄に「 「適塾関係資料画像データベース」を公開いたしました。適塾関連資料の一部をデジタル化して公開しております。ぜひご利用ください。」とあります。

適塾関係資料画像データベース
https://www.archive.tekijuku.osaka-u.ac.jp/tekijuku/meta_pub/G0000002tekitekisai

Artstor、公共機関が所蔵する1万点を超す画像等をデジタルライブラリで公開

2018年6月27日、教育・研究目的で美術品のデジタルライブラリを構築しているArtstorが、Artstor Digital Libraryにおいて、公共機関が所蔵する1万点を超す画像、動画、文献等を公開したと発表しています。

デジタル媒体のコレクションの目録作成・管理・公開を可能とするツール“JSTOR Forum”を通じて公共機関が公開したものです。

More than 1 million images now publicly available at library.artstor.org!(The Artstor Blog,2018/6/27)
https://artstor.blog/2018/06/27/more-than-1-million-images-now-publicly-available-at-library-artstor-org/

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