デジタルアーカイブ

美術史分野の電子化文献の総合検索サイト“Getty Research Portal”に、東京文化財研究所所蔵資料が搭載

2017年5月28日、東京文化財研究所が、Getty Research Institute(GRI)が運営する美術史分野の電子化文献の総合検索サイト“Getty Research Portal”に、東京文化財研究所の所蔵資料が搭載されたと発表しています。

2016年2月に、GRIとの間で結んだ「日本美術の共同研究推進に関する協定書」に基づくもので、今回、

・『みづゑ』1~90号(春鳥会、1901-1912年)
・『第一回特別展覧会目録、第二回特別展覧会目録〔合本〕』(東京帝室博物館:1901年)

が搭載されたとのことです。

今後も提供データを増やしていくと説明されています。

Facebook(東京文化財研究所,2017/5/28)
https://www.facebook.com/NRICPT/posts/1234324509999554

Getty Research Portal
http://portal.getty.edu/

国立大学図書館協会、「オープンアクセスへの取り組み状況に関する実態調査」報告書を公表

2017年5月26日、国立大学図書館協会は同協会のオープンアクセス委員会が作成した「オープンアクセスへの取り組み状況に関する実態調査」報告書をウェブサイトで公開しました。

この報告書は国立大学図書館協会に加盟する92機関を対象に、2016年12月25日から2017年1月20日にかけて実施された質問紙調査に基づくもので、80機関から回答が寄せられたとのことです。機関リポジトリについて、学位論文(博士)の公表について、ID管理について、オープンアクセス(OA)への取り組みについて、研究データについて、デジタルアーカイブについて、OAに関連する外部組織への関与について、等の設問に会する回答結果がまとめられています。

「オープンアクセスへの取り組み状況に関する実態調査」報告書(国立大学図書館協会)
http://www.janul.jp/j/projects/oa/OA_report_201703.pdf

中野区立図書館(東京都)、「中野区立図書館デジタルアーカイブ」を公開:IIIFに対応

東京都の中野区立図書館が、2017年6月1日に、「中野区立図書館デジタルアーカイブ」を公開すると発表しています。

同館の指定管理者であるヴィアックス・紀伊國屋書店共同事業体の代表企業、ヴィアックスからのプレスリリースによると、IIIFに対応したデジタルアーカイブシステムとのことです。

「中野区立図書館デジタルアーカイブ」を開始します(中野区立図書館,2017/5/29)
https://www3.city.tokyo-nakano.lg.jp/tosho/text/oshirase_201705_archive.html

京都府立図書館、NDLデジタルコレクションを活用したワークショップを開催:図書館活用講座 講演「『非水創作図案集』と広告デザイン」とワークショップ

2017年7月29日、京都府立図書館が、第48回図書館活用講座 講演「『非水創作図案集』と広告デザイン」とワークショップを開催します。

明治から昭和にかけて活躍したデザイナー・図案家の杉浦非水に関して、同志社大学社会学部メディア学科教授の竹内幸絵氏が講演した後、国立国会図書館デジタルコレクションを活用し、講演テーマと関連するデザインのブックカバーをパソコンで作成するワークショップを行ないます。

定員は20名で、事前の申込が必要です(先着順)。

なお、同館近隣の細見美術館では、展示会「愛媛県立美術館所蔵 杉浦非水 モダンデザインの先駆者」が6月11日まで開催されています。

米・ハーバード大学ライシャワー日本研究所、インフォコム株式会社とデジタルアーカイブに関する共同研究についての覚書を締結

米・ハーバード大学ライシャワー日本研究所が、インフォコム株式会社とデジタルアーカイブに関する共同研究に関する覚書を締結しました。

2017年5月25日付のインフォコム株式会社からの発表によると、この連携は、デジタルアーカイブに関する研究開発、技術協力、人材交流、地域・社会貢献等の分野で相互に協力し、科学技術振興及び産業と社会の発展に寄与することを目的としています。

ハーバード大学ライシャワー日本研究所の「日本災害DIGITALアーカイブ」と震災後に公開された地方自治体等による震災アーカイブとの連携技術や、アーカイブの利活用を図る技術に関する研究が実施されるほか、東北大学災害科学国際研究所「みちのく震録伝」との連携推進などが取り組まれるとされています。

E1913 - 「阪急文化アーカイブズ」の公開について

池田文庫・逸翁美術館・小林一三記念館を運営する公益財団法人阪急文化財団は,2017年4月1日,収蔵品の一部を検索できる阪急文化アーカイブズ(以下,アーカイブズ)を公開した。アーカイブズは主に,池田文庫が所蔵する(1)阪急・宝塚ポスター,(2)浮世絵・番付,(3)民俗芸能資料の3カテゴリで構成され,それぞれ約1万5,000点,3万点,3,000点の資料が収録されている。加えて,逸翁美術館所蔵の美術品など,これらに属さない資料を閲覧できる(4)特集欄も設けられている。

Europeana、Europeana Photographyのサービス開始を発表

2017年5月20日、Europeanaが、Europeana Photographyのサービス開始を発表しています。

写真遺産国際コンソーシアム(PHOTOCONSORTIUM)との共同作業の成果で、欧州34か国の50機関から提供された、写真の歴史の最初の100年に撮影された200万点を超す歴史的な写真を利用できます。

Europeana Photographyには、ブログ記事やギャラリー、展示会などのコンテンツが含まれており、展示会は今後も継続的に公開される予定です。

Explore a wealth of vintage photographs with Europeana Photography(Europeana blog,2017/5/20)
http://blog.europeana.eu/2017/05/explore-a-wealth-of-vintage-photographs-with-europeana-photography/

“PHAROS Art Research Consortium”、芸術作品の写真アーカイブ2,500万点分の公開を計画

2017年5月16日、米・ニューヨークに所在する美術館フリック・コレクション (Frick Collection) は、世界の関係機関と連携しての、未発表の芸術関連のドキュメントを含む2,500万点の芸術作品の写真アーカイブ公開の計画を発表しています。

フリック・コレクションでは、自館を含む世界の14機関とコンソーシアム“PHAROS Art Research Consortium”を結成し、写真アーカイブへのアクセスの革新のためのデジタル研究プラットフォームを構築しており、2020年までに現在の参加機関からの700万点分の写真アーカイブの公開を計画しています。

現在の参加機関は以下の14機関で、今後の参加館の拡大も計画されています。

知的財産戦略本部、「知的財産推進計画2017」を決定

2017年5月16日、知的財産戦略本部は、会合を開催し、「知的財産推進計画2017」を決定しました。

「知的財産推進計画2017」では、(1)第4次産業革命(Society5.0)の基盤となる知財システムの構築、(2)知的財産の潜在力を活用した地方創生とイノベーション推進、(3)2020年とその先まで見据えた上でのコンテンツ産業活性化、の3つの視点を重視して知財戦略を進めることとしています。

そのうち(3)では、デジタルアーカイブの構築とその利活用の推進に関して、「国の分野横断統合ポータル」の構築、利活用の推進のための連携、書籍等の分野におけるデジタル化及びアーカイブ連携のための取組の促進、メタデータのオープン化の促進などの点で、国立国会図書館の役割に言及しています。

知的財産戦略本部(首相官邸)
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/

米国デジタル公共図書館、生物多様性遺産図書館のデータを再収集:収録点数の増加及びサムネイル画像の追加

2017年5月18日、生物多様性に関する文献をデジタル化して提供している「生物多様性遺産図書館」(Biodiversity Heritage Library:BHL)が、米国デジタル公共図書館(DPLA)がBHLのデータを4月11日に再収集し、DPLAのポータルで公開したと発表しています。

2013年からBHLは、DPLAのコンテンツハブとして機能していましたが、データが更新されておらず、それに対応したものです。

再収集の結果、12万3,472点であったBHLからのDPLAのアイテムが18万7千点に増加したほか、DPLAからサムネイル画像を見ることができるようになっています。

今後、DPLAはBHLのデータを隔月で再収集するとのことです。

DPLA Reharvest of BHL Data (BHL,2017/5/18)
http://blog.biodiversitylibrary.org/2017/05/dpla-reharvest-of-bhl-data.html

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