デジタルアーカイブ

Wiley社、新製品”Wiley Digital Archives”を発表 ニューヨーク科学アカデミー、英国王立人類学協会などのアーカイブコンテンツを提供

2017年10月25日、Wiley社は新製品”Wiley Digital Archives”に関するプレスリリースを発表しました。

Wiley Digital Archivesはデジタル化した科学・医学分野の貴重資料・アーカイブコンテンツに対するアクセスを提供するものです。2018年中のサービス開始を予定しており、現段階でニューヨーク科学アカデミーや英国王立人類学協会のアーカイブコンテンツがWiley Digital Archivesで提供されることが決まっているとのことです。貴重書や地図、手稿類、写真、イラストなど、多様なコンテンツが含まれる予定であるとされています。

東京藝術大学附属図書館、「信時文庫貴重楽譜データベース(試行版)」を公開

2017年10月30日、東京藝術大学附属図書館が、「信時文庫貴重楽譜データベース(試行版)」を公開しました。

東京藝術大学附属図書館の信時潔文庫に含まれる資料のうち、自筆譜、筆写譜、初版譜を中心にデータベース化したもので、データの準備が整ったものから順次公開されています。一部の資料については画像も公開されています。

東京藝術大学附属図書館 お知らせ
http://www.lib.geidai.ac.jp/
※「「信時文庫貴重楽譜データベース(試行版)」を公開しました。」とあります。

東京藝術大学附属図書館 信時文庫貴重楽譜データベース(試行版)
http://jmapps.ne.jp/geidailibnobutoki/

アイルランド放送協会、デジタル化したニュース映像のコレクションを協会ウェブサイトで公開

2017年10月27日、アイルランド放送協会(RTÉ)が、デジタル化したニュース番組のコレクションの、同協会ウェブサイトからの公開を開始したと発表しています。

公開時点では、1985年3月7日から12月31日までに撮影された1,500本のニュースが公開されており、今後1999年までの映像が毎日追加されていく予定です。

アイルランド放送庁(Broadcasting Authority of Ireland)の支援を受けて、RTÉ Archivesによってビデオテープ1,332本・9,000時間分の映像がデジタル化されたものです。

TV news reports from 1980s and 1990s coming online (RTÉ,2017/10/27)
https://www.rte.ie/news/2017/1027/915583-rte-news-archives/

国文学研究資料館、新日本古典籍総合データベースを正式公開:CiNii Booksとの連携も開始

2017年10月27日、国文学研究資料館が、新日本古典籍総合データベースを正式公開したと発表しています。

デジタル画像相互運用のための国際規格IIIFに基づいた画像ビューアを採用しているほか、国立情報学研究所(NII)が提供するCiNii Booksとの連携も開始されています。

日本古典籍のポータルサイト正式公開へ 先人達の「知」に、だれでも・いつ・どこからでも簡単アクセス(国文学研究資料館,2017/10/27)
http://www.nijl.ac.jp/pages/cijproject/images/20171027_release.pdf

新日本古典籍総合データベースパンフレット(国文学研究資料館)
https://kotenseki.nijl.ac.jp/page/quickguide_20171027.pdf

【イベント】公開シンポジウム 「地域の記憶と記録を今に活かす ― 地域文化資源デジタルアーカイブの役割 ―」(11/24・東京)

2017年11月24日、東京文化資源会議(TCha)主催の公開シンポジウム 「地域の記憶と記録を今に活かす ― 地域文化資源デジタルアーカイブの役割 ―」が、東京大学において開催されます。

TChaでは、谷中・根津・千駄木地域を対象にした、デジタルアーカイブ・プロジェクトを進めてきており、本シンポジウムは、このプロジェクトの中間報告を行なうとともに今後の可能性を探り、産学民の連携のもとでの可能性と課題を論議するものです。

シンポジウムの内容は以下の通りです。

米国議会図書館、デジタル化した貴重書や特別コレクションを利用できるポータルサイトを公開

2017年10月20日、米国議会図書館(LC)は、デジタル化した同館の貴重書・特別コレクション部が所管する資料が利用できるポータルサイトを公開したと発表しています。

現時点で1,000点の資料が公開されており、今後も改善や資料の追加が行われます。

New Online: A Digital Treasure Trove of Rare Books(LC,2017/10/20)
https://blogs.loc.gov/loc/2017/10/new-online-a-digital-treasure-trove-of-rare-books/

松竹大谷図書館、「組上燈籠絵」検索・閲覧システムを公開

2017年10月20日、松竹大谷図書館が、「組上燈籠絵」検索・閲覧システムを公開しました。

同館が所蔵する「組上燈籠絵」161点が検索・閲覧できるシステムで、クラウドファンディング・プロジェクト「【第5弾】歌舞伎や映画、鮮やかな日本文化の遺産を守り復元する。」で募集した支援金により構築されました。

システムの開発及び公開は、同館と立命館大学アート・リサーチセンターとの間で結ばれた協定に基づき、立命館大学アート・リサーチセンターが実施しています。

「組上燈籠絵」検索・閲覧システムを公開しました(松竹大谷図書館,2017/10/20)
http://www.shochiku.co.jp/shochiku-otani-toshokan/news/171019.html

【イベント】2017年NDLデジタルライブラリーカフェ(第1回11/29、第2回12/2・東京)

2017年11月29日と12月2日、国立国会図書館(NDL)は、NDL東京本館において、2017年「NDLデジタルライブラリーカフェ」を開催します。

科学者と市民が気軽に科学の話題について語り合う「サイエンスカフェ」の手法を取り入れ、ゲストがデジタルライブラリーに関する最新の話題を紹介し、参加者を交えて語り合います。

参加費は無料です。事前の申込が必要です。

<第1回>
2017年11月29日 13時30分~16時30分
「NDL×データ可視化」
矢崎 裕一(東京大学空間情報科学技術センター協力研究員、Code for Tokyo代表)

<第2回>
2017年12月2日 13時~17時
「地域資料を最新規格でお手軽に使いやすくしてみよう」
永崎 研宣(人文情報学研究所主席研究員)

Internet Archiveが1923年から1941年に出版された図書のデジタルコレクション「ソニー・ボノ・メモリアル・コレクション」を公開

2017年10月10日、Internet Archive(IA)は1923年から1941年にかけて出版された図書のデジタルコレクション「ソニー・ボノ・メモリアル・コレクション」(“The Sonny Bono Memorial Collection”)を公開しました。

米国では1998年に成立した著作権延長法により、1923年以降に出版された著作で、1998年時点で著作権の保護期間が終了していないものについては、著作権者自身がパブリック・ドメインとしない限り、2019年以降まで保護期間が延長されています。同法は起案者の一人で、その後事故死した米下院議員ソニー・ボノ氏の名を取って「ソニー・ボノ著作権延長法」と呼ばれています。

一方で、米国著作権法第108条(図書館等の権利制限・例外規定)においては、図書館に対して、既に市場で流通していない1923年から1941年までに出版された著作については、例外的にスキャン・デジタル化し、公開することを認めています。そこでIAはテュレーン大学(Tulane University)の著作権法研究者、Elizabeth Townsend Gard教授およびその学生たちとの協力の下で、機械的に公開できる図書のデジタル版を発見する手法を確立し、今回の公開に至ったとのことです。

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