デジタルアーカイブ

京都府立京都学・歴彩館、「京の記憶アーカイブ」に古典籍・図書543点のデジタル画像を追加:閲覧制限資料を除く貴重書指定の全資料の閲覧が可能に

2018年5月31日、京都府立京都学・歴彩館が、「京の記憶アーカイブ」に、古典籍・図書543点(貴重書263点を含む)のデジタル画像を追加したと発表しました。

今回の追加により、一部閲覧制限のある資料を除き、貴重書指定の全資料の閲覧が可能となったとしています。

お知らせ(京の記憶アーカイブ)
http://www.archives.kyoto.jp/?page_id=100
※2018年05月31日欄に「『都すずめ案内者』、『四季漬物塩嘉言』、『毛吹草』などの古典籍・図書543点(貴重書263点を含む)のデジタル画像を新たに追加しました。」とあります。

【イベント】国際シンポジウム「デジタル時代における人文学の学術基盤をめぐって」(7/6・東京)

2018年7月6日、東京都千代田区の一橋講堂において、科学研究費補助金基盤研究(S)「仏教学新知識基盤の構築―次世代人文学の先進的モデルの提示」主催の国際シンポジウム「デジタル時代における人文学の学術基盤をめぐって」が開催されます。

デジタル時代における人文学の学術基盤のありかたという、日本の人文学にとっての焦眉の課題を解決するため、同テーマに関して国際的に指導的役割を果たしている2名の研究者を招聘し世界の現状を把握し議論するほか、日本における人文学のデジタル学術基盤に関連する代表的な組織・プロジェクトのうち18件についてのポスター発表及びデモンストレーションが行われます。

参加費は無料ですが、事前の申し込みが必要です。

内容は以下の通りです。

開催趣旨 下田正弘氏(東京大学大学院人文社会研究科教授)

講演   Laurent Romary氏(欧州人文学デジタル研究基盤/DARIAH)

講演   Gregory Crane氏(ペルセウスデジタル図書館)

講演   大向一輝氏(国立情報学研究所准教授)

ショートプレゼンテーション

ポスター及びデモンストレーション

パネルディスカッション

ポスター及びデモンストレーション

人文学オープンデータ共同利用センター(CODH)、「IIIF Curation Finder」「IIIF Curation Platform」「顔貌コレクション(顔コレ)」を公開

2018年5月23日、人文学オープンデータ共同利用センター(CODH)が、「IIIF Curation Finder」「IIIF Curation Platform」「顔貌コレクション(顔コレ)」を公開しました。

「IIIF Curation Finder」は、「IIIF Curation Viewer」で作成したキュレーションを検索可能にするとともに、検索結果を再編集した新たなキュレーションも公開可能としたものです。

「IIIF Curation Platform」は、IIIFの世界における有力な検索エンジンの不在という課題に対応するために、JSONkeeperやCanvas IndexerなどのソフトウェアをAPIで接続することで、IIIF検索エンジンのプロトタイプとして作成されたものです。

「顔貌コレクション」は、「IIIF Curation Platform」を活用したもので、美術作品に出現する顔の部分を切り取って集め、それを美術史研究(特に様式研究)に活用するプロジェクトです。顔の描き方を比較検討することで、例えば絵師や工房の異同を推定したり、影響関係を見出したりすることが可能になるとしています。

E2021 - KU-ORCASキックオフ・シンポジウム<報告>

2018年2月17日及び18日,関西大学アジア・オープン・リサーチセンター(KU-ORCAS;E1967参照)は,キックオフ・シンポジウム「デジタルアーカイブが開く東アジア文化研究の新しい地平」を開催した。シンポジウムでは,国内外からデジタルアーカイブや東アジア文化研究の専門家を招き,それぞれから講演・研究報告が行われた。紙幅の関係上,本稿ではシンポジウム各日の概略をまとめるに留めるが,弊学の公式YouTubeチャンネルでは当日のライブ動画を公開しているので各講演の詳細はそちらをご参照いただきたい。

米・カリフォルニア大学バークレー校フィービー A.ハースト人類学博物館、ポータルサイト“Hearst Museum Portal”を公開

2018年5月10日、米・カリフォルニア大学バークレー校のフィービー A.ハースト人類学博物館が、ポータルサイト“Hearst Museum Portal”を公開しました。

ポータルサイトには、同館の遺物・写真・フィルム・音源等といった人類学に関するコレクションや関連文献が約300万点搭載されています。

New Window Opened onto Vast Anthropological Collections(Phoebe A. Hearst Museum of Anthropology,2018/5/10)
https://hearstmuseum.berkeley.edu/new-window-opened-onto-vast-anthropological-collections/

米国デジタル公共図書館(DPLA)、ワシントンD.C.のサービス・ハブからのコンテンツの提供を開始

2018年5月15日、米国デジタル公共図書館(DPLA)は、ワシントンD.C.のサービス・ハブ(州・特別区等の単位で複数機関のデータを集約する連携先)である“District Digital”からのコンテンツの提供を開始したと発表しています。

“District Digital”は、ワシントンD.C.公共図書館とWashington Research Library Consortium(WRLC)が主導しており、米国国立公文書館(NARA)やスミソニアン協会、米国議会図書館(LC)等が参加しています。

公民権運動や、世界初の聴覚障害者のための大学であるギャローデット大学や米国の聾学校の19世紀後半から1990年代の様子を撮影した写真、ワシントンD.C.におけるジャズの歴史や、1982年の住民投票でワシントンD.C.が州の地位を得ること支持した一方連邦議会は否決したことなどに関するコンテンツ約5万点が、DPLAから閲覧できるようになりました。

国立国会図書館デジタルコレクション、IIIFに対応

2018年5月15日、国立国会図書館(NDL)は、国立国会図書館デジタルコレクションがIIIFに対応したことを発表しました。

NDLが所蔵する古典籍資料と図書をデジタル化したもののうち、著作権保護期間満了によりインターネット公開している約34万点について、IIIFに対応した方式で提供されます。IIIF対応資料には、IIIFのアイコンとマニフェストURIが表示されます。

琉球大学附属図書館、矢内原忠雄植民地関係資料データベースを琉球大学学術リポジトリに移管しパブリックドメインで公開

2018年5月9日、琉球大学附属図書館は、矢内原忠雄植民地関係資料データベースを琉球大学学術リポジトリに移管し、パブリックドメインで公開したことを発表しました。

同データベースは、東京大学名誉教授の矢内原忠雄氏(1893年-1961年)が収集した南洋群島を中心とした植民地関係の原資料群をデジタル化したものです。2005年度に作成され、LDFという画像フォーマットで公開していましたが、閲覧用プラグインの開発終了に伴い、サムネイル画像しか表示できない状態でした。

2017年度に、オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)研究データタスクフォースの協力を得て、画像データをPDF形式にして琉球大学学術リポジトリに移行し、未公開資料6点を追加して公開したものです。また、パブリックドメインで公開することを全点にわたって明示しています。

琉球大学附属図書館
http://www.lib.u-ryukyu.ac.jp/
※「図書館からのお知らせ」に「2018.5.9 矢内原忠雄植民地関係資料データベースの琉球大学学術リポジトリへの移管について」とあります。

欧州委員会(EC)、Europeanaに関するパブリックコンサルテーションに寄せられた回答への予備調査結果を公表

2018年4月23日、欧州委員会(EC)が、2017年10月17日から2018年1月14日にかけて実施したEuropeanaに関するパブリックコンサルテーションに寄せられた回答への予備調査結果をまとめた報告書を公表しました。

アンケート調査により得られた1,221の回答を分析したものです。

予備調査の段階として、アンケート調査の回答への傾向として

1.欧州全体での価値を創造していることへの合意が多数を占めていること
2.品質・認知向上・検索機能など解決すべき課題やその優先事項が示されていること
3.検索機能の多言語対応、全文検索、さらなるテーマ資料や資料の集約といった今後提供すべき機能・サービス・活動が示されていること

の3点を紹介しています。

最終的な分析結果をまとめた報告書は2018年6月に公開されます。

ECでは、2016年5月31日付のデジタルアクセスにおけるEuropeanaの役割に関する決定を受けて、Europeanaの評価を開始しています。今回の調査結果はEuropeanaの評価に反映されるとともに、今後の開発に役立てられることになります。

京都大学研究資源アーカイブ、阿武山古墳(大阪府高槻市)の発掘調査に関する写真資料のデジタルコレクションを公開

2018年4月16日、京都大学研究資源アーカイブが新しく2つのデジタルコレクションを公開しました。

今回公開されたのは、1934年に行われた大阪府高槻市の阿武山古墳の発掘調査に関する同学の考古学研究室と人文科学研究所の写真資料です。

京都大学研究資源アーカイブが新たな資料を公開しました。(2018年4月16日)(京都大学, 2018/4/19)
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research/events_news/department/library/news/2018/180416_1.html

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