デジタルアーカイブ

「菊陽町図書館少女雑誌コレクション」が試行的に公開

熊本県の菊陽町図書館が所蔵する少女雑誌資料のうち、著作権が消滅している一部の内容を公開するウェブサイト「菊陽町図書館少女雑誌コレクション」が試行的に公開されたようです。

利用できる雑誌の公開日は2017年3月28日付となっています。

平成27年度、平成28年度の文化庁メディア芸術アーカイブ推進事業に基づき、著作権調査、デジタル化作業が行われ、NPO法人知的資源イニシアティブが提供するシステムを用いて公開したと説明されています。

菊陽町図書館 少女雑誌コレクション
https://kikuyo.iri-project.org/

熊本県菊陽町図書館の所蔵少女雑誌データの閲覧サイトが試行的に公開(kasamashoin online,2017/3/30)
http://kasamashoin.jp/2017/03/post_3914.html

米・航空宇宙局、14万点の映像、写真、音声を利用できる“NASA Image and Video Library”を公開

2017年3月29日、米・航空宇宙局(NASA)が、14万点の映像、写真、音声を利用できる“NASA Image and Video Library”を公開したと発表しています。

レスポンシブウェブデザイン、ダウンロード時の解像度の選択、Exifデータの表示などに対応しており、APIも提供されています。

NASA Unveils New Searchable Video, Audio and Imagery Library for the Public(NASA,2017/3/29)
https://www.nasa.gov/press-release/nasa-unveils-new-searchable-video-audio-and-imagery-library-for-the-public

「いわて震災津波アーカイブ 希望」が公開

2017年3月30日、岩手県は、「いわて震災津波アーカイブ 希望」を公開しました。

このアーカイブは、東日本大震災津波からの復旧・復興の状況を後世に残すとともに、これらの出来事から得た教訓を今後の国内外の防災活動、教育等に生かすため、市町村や防災関係機関の協力を得て構築したものです。20万点を超える震災津波関連資料を収集し公開しています。

文書、写真、動画・音声、新聞などのデジタル資料を、フリーワードや市町村、日付、提供元、資料種別、カテゴリなどから検索することができます。また、津波による岩手県の被害状況や、復興の軌跡などをまとめたコンテンツもあります。

「いわて震災津波アーカイブ 希望」を公開しました。(岩手県, 2017/3/30)
http://www.pref.iwate.jp/anzen/53976/053983.html

いわて震災津波アーカイブ~希望~
http://iwate-archive.pref.iwate.jp/

国立文化財機構、国立博物館所蔵品統合検索システム「ColBase」を公開

2017年3月27日、国立文化財機構が、4つの国立博物館(東京国立博物館、京都国立博物館、奈良国立博物館、九州国立博物館)の所蔵品を、横断的に検索できるサービス「ColBase」(コルベース)を公開したと発表しています。

「ColBase」の利用規約は、政府標準利用規約(第2.0版)に準拠しており、また、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの表示4.0国際と互換性があり、同利用規約が適用されるコンテンツはCC BYに従うことでも利用することができるとのことです。

国立博物館所蔵品統合検索システム(ColBase)の公開について(国立文化財機構,2017/3/27)
http://www.nich.go.jp/infomation/news/20170327colbase/

ColBase
http://colbase.nich.go.jp/

米・国立公文書館とメロン財団、持続可能な歴史記録のデジタル版の公開・発見システムの計画・開発のための事業を開始

2017年3月23日、米・国立公文書館(NARA)は、同館所管の歴史資料の保存や刊行等を行う“National Historical Publications and Records Commission”(NHPRC)を通じ、メロン財団(Andrew W. Mellon Foundation)と共同で“Digital Edition Publishing Cooperatives”事業を実施すると発表しています。

これまでの経験では、個々の学術成果のデジタルインフラを構築・維持し続けることが困難であることから、歴史記録のデジタル版を、研究者・学生・国民が利用しやすくするために、信頼ができ、持続可能で、現場主導型のシステムの計画を策定し、実装することを目的としています。

NARAでは、そのシステム開発のために、助成金付きの提案を求めており、メロン財団が最大200万ドルの資金を提供し、NHPRCが助成金受領者の選定を含むプロセスの管理を担当します。

取組の第1段階として、計画策定のためとして、2017年12月に、8件の提案に対して、1年間で最大10万ドルの助成金が与えられます。

Europeana、教育分野でのコンテンツ利用の活性化を目的に“Europeana4Education”を立ち上げ

2017年3月22日、Europeanaは、2017年の優先的なコンテンツの市場を「教育」とし、公式・非公式、初等教育から生涯教育にわたって、そのコンテンツを用いて学習者を刺激し、教育資源を豊かにすることを目的に“Europeana4Education”事業を立ち上げると発表しています。

専用ウェブページも公開しており、同事業の政府や民間、非営利の連携先や、教育に関するアプリ・リソース・プラットフォーム関する事例を確認できるようになっているほか、同事業の紹介やコンテンツの再利用についての優良事例を紹介するリーフレット、検索方法・ライセンス・APIといったEuropeanaのコンテンツを教育に用いる際の基礎知識を案内する“Guide to using Europeana in education”も掲載されています。 

その他、LinkedInにコミュニティを設けるほか、Twitterでハッシュタグ“#Europeana4Education”を用いて広報することを求めています。

Google社、“Made in Japan: 日本の匠”に70点超のオンライン展示を追加:全国47都道府県の工芸品の閲覧が可能に

2017年3月24日、Google社が、日本の工芸作品を紹介する“Made in Japan: 日本の匠”に、有田焼をはじめとする工芸品について70点超のオンライン展示を追加し、これにより、日本全国47都道府県の工芸品の閲覧が可能となったと発表しています。

オンライン展示は、全て日本語・英語の二ヶ国語で制作されています。

また、“Google Cultural Institute”と連携する機関の文化遺産コンテンツを閲覧できるサービス“Google Arts & Culture”に、NHKエデュケーショナルが参加し、江戸文様や和菓子、花火といった日本文化の鑑賞ポイントを、動画と解説で紹介しています。

日本全国の工芸品を Arts and Culture で (Google Japan Blog,2017/3/24)
https://japan.googleblog.com/2017/03/arts-and-culture.html

イタリア、“Digital Library Italiana”の開発に着手

2017年3月10日、イタリアの文化遺産・文化活動・観光大臣が、イタリアの文化遺産の保存・展示・普及を目的に、デジタルライブラリ“Digital Library Italiana”の開発のために200万ユーロを割り当てたことを発表しています。

イタリアの101のアーカイブズと46の図書館、イタリア国立映画実験センター(Centro Sperimentale di Cinematografia)、教育映画連盟( L’Unione Cinematografica Educativa)が所蔵するコンテンツ(図書・写真)が登録されます。

デジタル化の調整については、同省所管の中央カタログ記録研究所(Istituto Centrale per il Catalogo e la Documentazione:ICCD)が担当します。

E1895 - 「日本アニメーション映画クラシックス」の公開について

東京国立近代美術館フィルムセンター(以下,フィルムセンター)は,2017年2月22日,デジタル化した所蔵フィルムのオンライン配信を開始した。国産アニメーション映画が最初に劇場公開された1917年から100年を迎えたことを祝して,ウェブサイト「日本アニメーション映画クラシックス」を立ち上げ,現存する戦前作品(1917-1941)の中から,最古の作品と言える『なまくら刀』(幸内純一・作)など64タイトルを公開している。また,日本におけるアニメーション映画の先駆者の一人,大藤信郎(1900-1961)の製作関連資料約140点を展観する。...

Europeana、コンテンツ戦略を発表

2017年3月14日、Europeanaが、コンテンツ戦略“EUROPEANA CONTENT STRATEGY: Getting the right content to the right user at the right time”を公開しました。

提供されるコンテンツによってのみEuropeanaのプラットフォームは改善されるとの考えのもと、Europeana財団の職員と各分野(美術館・図書館・アーカイブズ・視聴覚アーカイブズ)の代表で構成されたチームで策定したもので、「量より質」「需要に基づいたコンテンツ」という指針や、更新された“Europeana Strategy 2015-2020”に基づき、その実践方法が記述されています。

同戦略の運用やデータ要件については“Europeana Publishing Guide”の新版で規定されており、この新版には、“Publishing Framework”の付録で公開されたデジタルオブジェクトの最低要件の更新版も含まれています。

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