デジタルアーカイブ

米国の電子出版社、人文学に関するデジタル研究基盤プロジェクトと提携

2010年8月9日、米国の電子出版社Alexander Street Press社が、18、19世紀を対象とした人文学研究のためのデジタル研究基盤プロジェクト“NINES”(Networked Infrastructure for Nineteenth-Century Electronic Scholarship)および“18thConnect”との提携を発表しました。これにより、同社のもつ“The Romantic Era Redefined”や“The American Civil War: Letters and Diaries”などのデジタルコンテンツが、“NINES”や“18thConnect”上で横断検索が可能になるとのことです。

Alexander Street Expands Partnership with NINES to Include The Romantic Era Redefined (2010/8/9付け Alexander Stree Press社のプレスリリース)
http://alexanderstreet.com/pressroom/releases/10.0809.ROMR_NINES.htm

NINES
http://www.nines.org/

18thConnect

マヤデジタルライブラリー“Biblioteca Digital Maya U Kúuchil Na’at”が公開

2010年7月31日、マヤデジタルライブラリー“Biblioteca Digital Maya U Kúuchil Na’at ”(U Kúuchil Na’atはマヤ語で「知識の館」という意味)のプロトタイプが公開されました。この“Biblioteca Digital Maya”は、中米のユカタン半島に住むマヤの人々の知識や歴史、伝統を収集し、提供するものです。現在、“Biblioteca Digital Maya”には、書籍や音楽、写真やビデオなどのデジタルコンテンツを登録中であり、今後も徐々にコンテンツ数を増やしていくとのことです。

Biblioteca Digital Maya U Ku'uchil Na'at
http://bidimaya.proindigenas.org/index.php

BOLETÍN DE PRENSA SOBRE EL LANZAMIENTO DE LA BIDI MAYA UKN(2010/8/1付け ProIndigenas - Información y Comunicaciónのニュース)
http://www.proindigenas.org/index.php

Alistan Biblioteca Digital Maya (2010/7/20付け Informador.com.mxの記事)

長崎の被爆実態をデジタルアーカイブ化して提供する“Nagasaki Archive”が公開

2010年7月26日、長崎の被爆実態をデジタルアーカイブ化して提供する「Nagasaki Archive」が公開されました。これは、長崎における被爆者の顔写真と体験談、被爆当時から現在に至る風景を、Google Earth上でアーカイブ化し、提供するものです。8月9日には、Second Life内で、Opening Online Eventが開催されるとのことです。

Nagasaki Archive
http://nagasaki.mapping.jp/

ナガサキ・アーカイブ:長崎被爆、ネットで再現 地図と体験談、連動 (2010/7/26付け 毎日jpの記事)
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20100726dde041040034000c.html

チャーチルの手稿史料、2012年までにデジタル化され一般公開へ

英国のウィンストン・チャーチル(Sir Winston Churchill)の手稿史料約100万点が、出版社のBloomsburyによってデジタル化され、2012年にはオンラインで一般公開されると、欧米の各紙で報じられています。史料には、1946年の「鉄のカーテン」演説の原稿や、妻に送った書簡史料、23歳の時に書いた小説なども含まれているとのことです。

Winston Churchill Goes Digital (2010/7/28付け New York Timesの記事)
http://artsbeat.blogs.nytimes.com/2010/07/28/winston-churchill-goes-digital/

Sir Winston Churchill's archive to be made public (2010/7/29付け BBCの記事)
http://www.bbc.co.uk/news/entertainment-arts-10800829

Huge Churchill archive to go online (2010/7/30付け The Independentの記事)

BBC、ワールドミュージックのアーカイブを公開

英国BBCのRadio3が、世界中の音楽を収録した“World Music Archive”の公開を始めました。これは2000年から10年間に渡って全世界で収録した、100時間以上の音楽アーカイブとのことです。

World Music Archive
http://www.bbc.co.uk/radio3/worldmusic/

Radio 3 make music archive public (2010/7/22付け BBCの記事)
http://www.bbc.co.uk/news/entertainment-arts-10723924

Have you got anything by the Ugandan xylophonists? (2010/7/22付け The Independentの記事)
http://www.independent.co.uk/news/media/tv-radio/have-you-got-anything-by-the-ugandan-xylophonists-2032219.html

Radio 3 opens up World Music Archive (2010/7/22付け BBCのプレスリリース)

国立国会図書館PORTAと人間文化研究機構統合検索システムとの相互検索が可能に

2010年7月14日から、国立国会図書館のデジタルアーカイブポータルPORTAと、人間文化研究機構統合検索システムとの相互検索が可能となりました。人間文化研究機構統合検索システムでは、国立歴史民俗博物館館蔵資料、国立民族学博物館身装文献など、「機構統合検索システム」から提供されている100 件の情報資源が検索対象となります。なお、人間文化研究機構は、国立歴史民俗博物館、国文学研究資料館、国立国語研究所、国際日本文化研究センター、総合地球環境学研究所、国立民族学博物館により構成される研究組織です。

国立国会図書館 デジタルアーカイブポータル(PORTA)と人間文化研究機構統合検索システムとの相互検索が可能になります(2010/7/7付けプレスリリース)
http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2010/__icsFiles/afieldfile/2010/07/09/pr20100709.pdf

国立公文書館、最高裁から移管された裁判文書の目録を公開

国立公文書館が最高裁判所から移管された裁判文書(1,642冊)の目録を2010年7月1日から公開しています。同文書は、最高裁判所から移管された1875年(明治8年)から1955年(昭和30年)までの裁判文書1,642冊で、民事事件の判決原本および事件記録などから構成されています。同文書目録は国立公文書館のデジタルアーカイブから検索が可能とのことです。

最高裁判所移管の裁判文書(1,642冊)の目録公開(2010/7/1付け国立公文書館の公文書館ニュース)
http://www.archives.go.jp/news/100701_1.html

18世紀ロンドン市民のデジタルアーカイブ“London Lives”が公開

18世紀の英国ロンドン市民に関するリソースを集めたデジタルアーカイブ“London Lives”が公開されています。1690年から1800年にかけての出版物24万件を基に、335万人分の情報が収録されているとのことです。

London Lives, an online archive, has brought 18th century Britain to life(guardian.co.uk 2010/6/27付けの記事)
http://www.guardian.co.uk/society/2010/jun/27/london-history-online-archive

London Lives
http://www.londonlives.org/

複数の機関が所蔵するネイティブ・アメリカンに関する資料を一つのデジタルアーカイブに(米)

イェール大学図書館が、全米人文科学基金(NEH)から25万ドルの助成金を得て、1603年から1783年の植民地時代のニューイングランドのネイティブアメリカンに関する歴史的資料のデジタルアーカイブ“The New England Indian Papers Series: The Connecticut Colony Collection, 1603-1783”を構築することになったそうです。ニューイングランドのネイティブアメリカンへの研究者の関心は高かったものの、資料が分散するなど、これまでは第一次資料へのアクセスが十分整備されていませんでした。この助成金を元に、イェール大学図書館が中心となって、資料を所蔵している複数の機関が協力して、デジタルアーカイブの構築に当たります。

E1064 - スミソニアン協会,資料デジタル化についての戦略文書を公表

スミソニアン博物館等を運営する米国のスミソニアン協会(以下「スミソニアン」とする)は,2010年5月に,今後5年間における資料デジタル化の戦略を示した文書「デジタル・スミソニアンの創造」(“Creating a Digital Smithonian”)を公表した。その概要を紹介する。...

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