デジタルアーカイブ

スペイン国立図書館、歴史的録音資料のインターネット提供を開始

2011年6月1日にスペイン国立図書館(BNE)が、同館の所蔵しているレコード等の歴史的録音資料のインターネット提供を開始しました。今回公開されたのは、1924年から1943年までのオペラやソナタ、タンゴ等の作品約460点で、それらは同館の電子図書館“Biblioteca Digital Hispánica”を通じて視聴できるようです。BNEは、所蔵している1900年代のレコード資料約21,000点を順次デジタル化し、提供すると発表しています。

Registro sonoro musical (Biblioteca Digital Hispánicaに登録されている歴史的録音資料の一覧)

国立国会図書館、20世紀前半のSP盤等の「歴史的音源」の提供を開始

国立国会図書館は、2011年5月31日から、歴史的音盤アーカイブ推進協議会(HiRAC)がデジタル化した、1900年初頭から1950年前後に国内で製造されたSP盤等の音源「歴史的音源」のうち、データの登録が完了した約2,500の音源について、館内での公開を始めました。このうち、著作権及び著作隣接権の保護期間満了が確認された約100の音源については、インターネットでも提供しています。今後、提供準備の整った音源を順次追加し、最終的には約50,000音源を提供する予定です。

歴史的音源
http://dl.ndl.go.jp/#music

歴史的音源資料を公開しました(付・プレスリリース)(国立国会図書館 2011/5/31付けのお知らせ)
http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2011/1191724_1670.html

「歴史的音源」提供開始のお知らせ(国立国会図書館 2011/5/31付けプレスリリース)
http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2011/__icsFiles/afieldfile/2011/05/31/pr20110531_1.pdf

参考:
米国議会図書館(LC)、歴史的録音資料が聴ける“National Jukebox”を開始

国立国会図書館、「公共図書館におけるデジタルアーカイブ事業の優良事例調査」の結果を公表

国立国会図書館は、2010年度に実施した「公共図書館におけるデジタルアーカイブ事業の優良事例調査」の結果を公表しました。地域の貴重な資料や情報をデジタルアーカイブで積極的に公開している国内の公共図書館等計23機関(地方自治体3つを含む)を対象にヒアリング調査を行ったもので、デジタルアーカイブの紹介、きっかけ、コンセプト、構築までのプロセスと体制、日々の運営業務と課題、地域住民の参加や他機関との連携の有無、商用サービスの利用の有無、今後の展望等について調査しています。

公共図書館におけるデジタルアーカイブ事業の優良事例調査
http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/kokyo.html#a01

参考:
文化・学術機関におけるデジタルアーカイブ等の運営に関する調査研究
http://current.ndl.go.jp/FY2009_research

国立国会図書館、「海外の文化機関におけるデジタル情報資源に関する基礎的調査報告書」を公開

国立国会図書館は、2010年度に外部委託で実施した「海外の文化機関におけるデジタル情報資源に関する基礎的調査」の報告書を公開しました。欧米、アジア、オセアニアの主要文化機関を対象に、デジタルコレクションの実態について調査したものです。

海外の文化機関におけるデジタル情報資源に関する基礎的調査
http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/kaigai.html

海外の文化機関におけるデジタル情報資源に関する基礎的調査報告書(PDF)
http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/pdf/Kaigai_H22research_report.pdf

信州大学附属図書館、富山大学附属図書館がそれぞれ遺跡資料リポジトリを公開

信州大学附属図書館が「長野県遺跡資料リポジトリ」を、富山大学附属図書館が「富山県遺跡資料リポジトリ」を公開したと発表しました。遺跡資料リポジトリは、自治体などが発行する遺跡調査報告書を電子化して全文データを公開するWebサイトのことで、島根大学らが中心となっている「全国遺跡資料リポジトリ・プロジェクト」によって進められています。現在、20大学が遺跡資料リポジトリを公開しているそうです。

長野県遺跡資料リポジトリを公開しました(信州大学附属図書館 2011/5/24付けニュース)
http://www.shinshu-u.ac.jp/institution/library/information/2011/05/post-13.html

【イベント】東京大空襲・戦災資料センター主催「日本空襲デジタルアーカイブの可能性: 製作者を招いて」(6/11・東京)

2011年6月11日に、東京大空襲・戦災資料センターで、「東京大空襲証言映像プロジェクト公開研究会 日本空襲デジタルアーカイブの可能性: 制作者を招いて」が開催されるようです。公開研究会では、日本空襲デジタルアーカイブの製作者である、ニューヨーク市立大学のカラカス(Cary Karacas)氏と、日本在住の作家のフィスク(Bret Fisk)氏の報告があるようです。

東京大空襲証言映像プロジェクト公開研究会: 日本空襲デジタルアーカイブの可能性 製作者を招いて (PDF版)
http://www.tokyo-sensai.net/info/info_images/2011/kushuarchive_leaf110611.pdf

東京大空襲証言映像プロジェクト公開研究会のお知らせ (東京大空襲・戦災資料センター 2011/5/23付けのお知らせ)
http://www.tokyo-sensai.net/info/info2011/info2011-11.html

イベント情報: (6月11日、「東京大空襲・戦災資料センター」) (日本空襲デジタルアーカイブ 2011/5/22付けのイベント情報)
http://www.japanairraids.org/?p=1782

参考:
「日本空襲デジタルアーカイブ」が開設

E1174 - オープンコースウェア誕生から10年

E1174 - オープンコースウェア誕生から10年

米国のマサチューセッツ工科大学(MIT)が,大学の授業の動画や講義ノート,試験等をウェブで無料公開する「オープンコースウェア」(OpenCourseWare:OCW)を開始してから,2011年4月で10年を迎えた。OCWは,学位を取るためではなく,知識を広めることを目的として提供されているものである。...

米国国立医学図書館(NLM)、医学書のデジタルコレクション“Medicine in the Americas 1610-1920”をリリース

2011年5月23日、米国国立医学図書館(NLM)が医学書のデジタルコレクション“Medicine in the Americas 1610-1920”をリリースしたと発表しました。このデジタルコレクションには1610年から1865年までにアメリカ大陸で出版された医学書が含まれており、今後、1920年までのものが加わる予定だそうです。電子化されたデータはNLMの“Digital Collections”というリポジトリに収録されており、ブラウザ上で動作するビューワーでの閲覧、本文PDFファイルやOCR化テキストファイルのダウンロードなどが可能です。

Medicine in the Americas 1610-1920: A Digital Library (NLM)
http://www.nlm.nih.gov/hmd/americas/index.html

(Digital Collectionsに収録されたMedicine in the Americasの一覧)
http://collections.nlm.nih.gov/muradora/browse.action?parentId=nlm%3ADREPMHL-coll&type=1

米国イェール大学の博物館・美術館等のコレクションのデジタル画像が公開

米国のイェール大学が、同大学の博物館・美術館等が所蔵するコレクションのデジタル画像のオンラインでの公開を開始しています。パブリックドメインにある資料を広く公開するという同大学の方針に基づくもので、2011年5月時点では、約25万件が公開されています。

Digital Images of Yale’s Vast Cultural Collections Now Available for Free(Yale Daily Bulletin 2011/5/10付け記事)
http://dailybulletin.yale.edu/article.aspx?id=8544

Search Yale Digital Commons(検索画面)
http://discover.odai.yale.edu/ydc/

防災科学技術研究所による「東日本大震災・公民協働災害復興まるごとデジタルアーカイブ」

独立行政法人防災科学技術研究所が運営している、東日本大震災関連のウェブサイト「ALL311:東日本大震災協働情報プラットフォーム」で、「東日本大震災・公民協働災害復興まるごとデジタルアーカイブ」というプロジェクトが進行中のようです。このプロジェクトは、地域自治体やNPO等と協働で、東日本大震災直後の映像の収集や、将来にわたっての復興に向けた定点撮影記録、音声ファイルのアーカイブ化等を計画しているとのことです。また、被災前の地域の歴史や文化、町並みの再生などについても、本プロジェクトの枠組みによりNPOや地域自治体を支援するようです。

「東日本大震災・公民協働災害復興まるごとデジタルアーカイブ」 プロジェクトのご支援についてのお願い (ALL311: 東日本大震災協働情報プラットフォームのウェブサイト)
http://all311.ecom-plat.jp/index.php?gid=10127

ページ