デジタルアーカイブ

日本教育情報学会による、「災害デジタル・アーカイブ記録に関するガイドライン」の案

日本教育情報学会のウェブサイトに、「災害デジタル・アーカイブ記録に関するガイドライン」の案が掲載されています。2011年8月20日・21日に開催された同学会の年会でも、このガイドライン案に関する発表が行われたようです。日本デジタル・アーキビスト資格認定機構のサイトにも、ほぼ同内容の「第一次案」(2011年4月付け)が掲載されています。

日本教育情報学会
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsei/

災害を次世代に伝えるデジタル・アーカイブの記録と構成~広く教材・実践・経営等の教育情報活用を目的として~(2011/5/2付け会員配布送付状)
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsei/annai%20201105%20.doc

Internet Archive、9.11テロに関する20チャンネル・3000時間分のニュース映像アーカイブ“Understanding 9/11”を公開

米国のInternet Archiveが9.11テロに関するニュース映像のアーカイブ“Understanding 9/11”を公開しました。2001年9月11日から17日までの1週間に世界各国の20チャンネル(日本のNHKを含む)で放送された3,000時間分ニュース映像を見ることができるようです。

Understanding 9/11
http://www.archive.org/details/911

Understanding 9/11: A Television News Archive (Internet Archive Blogs 2011/8/24付け記事)
http://blog.archive.org/2011/08/24/understanding-911/

知のデジタルアーカイブに関する研究会(第5回)の配付資料が公開

2011年8月23日に総務省で開催された総務省主催の「知のデジタルアーカイブに関する研究会(第5回)」の配付資料が、同省のウェブサイトで公開されています。また、7月21日に開催された「知のデジタルアーカイブに関する研究会(第4回)」の配付資料についても公開されています。

知のデジタルアーカイブに関する研究会(第5回)配付資料 (総務省のウェブサイト)
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/shuppan/02ryutsu02_03000069.html

知のデジタルアーカイブに関する研究会(第4回)配付資料 (総務省のウェブサイト)
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/02ryutsu02_03000066.html

岐阜県図書館、Googleマップを利用した「地図からさがす岐阜絵葉書デジタルライブラリー」を公開

岐阜県図書館が、GoogleマップとPicasaウェブアルバムを活用した「地図からさがす岐阜絵葉書デジタルライブラリー」というサービスを公開したようです。地図上のマーカーをクリックすると吹き出しが表示され、その中のサムネイル画像をクリックするとPicasaウェブアルバムに掲載された絵葉書の画像を見ることができます。

地図からさがす岐阜絵葉書デジタルライブラリー
http://maps.google.co.jp/maps/ms?msid=201390983651997280552.0004aa1e8b4f88646e54b&msa=0

地図からさがす岐阜絵葉書デジタルライブラリーについて
http://www.library.pref.gifu.lg.jp/digitallib/ehagaki/ehagaki_map.htm

中近世スイスの法令関係資料のデジタルアーカイブ

スイス弁護士協会(Swiss Lawyers Society)が1898年以来編集を続けてきた、スイス領域で中世初期から1798年までに制定された法律のリソースコレクションが、デジタル化公開されているようです。Swiss National Science Foundation等の支援を受けて進められた、このデジタル化プロジェクトのウェブサイトでは、100巻を超すコレクションの全巻(6万ページ以上)が公開されているようです。なお、コレクションの内容は、カントン(州)ごとにまとめられた目録、もしくは各巻の目次から検索可能のようです。

Sammlung Schweizerischer Rechtsquellen online (Collection of Swiss Law Sources)
http://ssrq-sds-fds.ch/online/

Collection of Swiss Law Sources available online (ICARUS 2011/8/17付けの記事)

米インディアナ大学、HathiTrustのコンテンツを利用した非消費的研究のためのプロジェクトを開始

2011年8月9日、米国インディアナ大学のData To Insight(D2I)センターが、米国等の大学による共同デジタルリポジトリ“HathiTrust”のコンテンツを利用した非消費的研究(non-consumptive research)に関する研究プロジェクトを開始するそうです。同プロジェクトはアルフレッド・スローン財団から60万ドルの助成を得ており、パートナーとして、HathiTrust Research Centerとミシガン大学電気工学・計算機科学部が加わっています。

非消費的研究とは、人間がデジタルコンテンツを読んだり(消費)するのではなく、コンピュータプログラムによってテキストマイニングや画像分析などを行うといった研究のことを意味しているそうです。こういった非消費的研究を安全に行うことができる計算機環境を構築することが同プロジェクトの目的のようです。

なお、現在HathiTrustに収録されている860万点のデジタルコンテンツのうち、220万点(26%)がパブリックドメインになっており、非消費的研究に利用することが可能だそうです。

過去の「今日」に何があった? 古写真を1日1枚Flickrにアップロードする試み(アイルランド)

2011年6月にFlickr Commonsに参加したアイルランド国立図書館が、“A year in the life”と題した、過去の「今日」に撮影された古写真を1日1枚ずつアップロードしたアルバムを作成しているようです。例えば8月のアルバムには「1915年8月1日」「1933年8月2日」「1912年8月3日」……といった写真がアップロードされています。この試みは2012年4月末まで続けられるようです。Flickr Commonsは、米国議会図書館(LC)と写真共有サイト“Flickr”が開始した歴史的写真の共有・情報収集プロジェクトです。

Collection: A year in the life (Flickr)
http://www.flickr.com/photos/nlireland/collections/72157626612128423/

Flickr Commons (National Library of Ireland)
http://www.nli.ie/en/flickr-commons.aspx

参考:
ニューヨーク公共図書館、Flickr Commonsで明治期の日本関係彩色写真を公開
http://current.ndl.go.jp/node/9817

JISCの助成を受けた高等教育機関による11件のデジタル化プロジェクトの報告書(英国)

英国情報システム合同委員会(JISC)が“Content Clustering and Sustaining Digital Resources”と題したレポートを刊行し、同委員会の“e-Content programme 2009-11”で助成した電子化プロジェクトの報告をまとめています。収録されているのは、英国の高等教育機関による以下のプロジェクト11件です。

・ロンドン大学東洋アフリカ学院:Centre for Digital Asia, Africa & the Middle East
・リーズ大学・シェフィールド大学・ヨーク大学:LIFE-SHARE
・ビジュアルアーツデータサービス・UCA芸術大学:Look-Here!
・マンチェスター大学:CHICC
・オックスフォード大学:RunCoCo
・キングズ・カレッジ・ロンドン:OCRopodium
・シェフィールド大学:Connected Histories: Sources for Building British History, 1500–1900
・オックスフォード大学:Mapping Crime beyond the John Johnson Collection
・ブリストル大学:Visualising China
・東ロンドン大学:CEDAR

“Europeana”が利用調査の結果を公表

2011年7月26日に、デジタル化した欧州の文化遺産をオンラインで提供する“Europeana”が、2011年5月に実施した、同ウェブサイトの利用状況の調査結果を公表しています。調査の結果、アンケート調査の回答者の約3/4は、“Europeana”を利用する理由について「個人的な研究」と答えていること、“Europeana”をどこで知ったかについては、回答者の1/3が新聞や雑誌からと答えているが、その割合は2009年の調査と比較して減少していること、ほぼすべての利用者が“Europeana”を複数回利用しており、83.5%の回答者が5回以上利用していること等が明らかになったようです。

Europeana - Online Visitor Survey (PDF) (Full Report)
https://version1.europeana.eu/c/document_library/get_file?uuid=334beac7-7fc2-4a4e-ba23-4dcc1450382d&groupId=10602

Europeana - Online Visitor Survey (PPT) (Summary)

欧州のフィルム・ポスター等のオンラインポータル“European Film Gateway”(ベータ版)公開

2008年9月に始まった、欧州各国の国立フィルムアーカイブ、映画博物館等による、フィルム、写真、録音資料、テキスト等のデジタルデータの提供環境を構築するプロジェクト“European Film Gateway”が、2011年7月26日に同名のポータルサイト(ベータ版)を公開したようです。“European Film Gateway”では現在のところ約40万点の資料を公開しており、今後、16のフィルムアーカイブから資料が追加されることで、2011年9月までに公開資料は約60万点に達する見込みのようです。

European Film Gateway
http://www.europeanfilmgateway.eu/

Film archives showcase their collections: The European Film Gateway is online (PDF) (European Film Gateway 2011/7/26付けのプレスリリース)
http://www.europeanfilmgateway.eu/sites/default/files/PR_EFG_Launch_en.pdf

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