デジタルアーカイブ

米国国立医学図書館(NLM)、医学書のデジタルコレクション“Medicine in the Americas 1610-1920”をリリース

2011年5月23日、米国国立医学図書館(NLM)が医学書のデジタルコレクション“Medicine in the Americas 1610-1920”をリリースしたと発表しました。このデジタルコレクションには1610年から1865年までにアメリカ大陸で出版された医学書が含まれており、今後、1920年までのものが加わる予定だそうです。電子化されたデータはNLMの“Digital Collections”というリポジトリに収録されており、ブラウザ上で動作するビューワーでの閲覧、本文PDFファイルやOCR化テキストファイルのダウンロードなどが可能です。

Medicine in the Americas 1610-1920: A Digital Library (NLM)
http://www.nlm.nih.gov/hmd/americas/index.html

(Digital Collectionsに収録されたMedicine in the Americasの一覧)
http://collections.nlm.nih.gov/muradora/browse.action?parentId=nlm%3ADREPMHL-coll&type=1

米国イェール大学の博物館・美術館等のコレクションのデジタル画像が公開

米国のイェール大学が、同大学の博物館・美術館等が所蔵するコレクションのデジタル画像のオンラインでの公開を開始しています。パブリックドメインにある資料を広く公開するという同大学の方針に基づくもので、2011年5月時点では、約25万件が公開されています。

Digital Images of Yale’s Vast Cultural Collections Now Available for Free(Yale Daily Bulletin 2011/5/10付け記事)
http://dailybulletin.yale.edu/article.aspx?id=8544

Search Yale Digital Commons(検索画面)
http://discover.odai.yale.edu/ydc/

防災科学技術研究所による「東日本大震災・公民協働災害復興まるごとデジタルアーカイブ」

独立行政法人防災科学技術研究所が運営している、東日本大震災関連のウェブサイト「ALL311:東日本大震災協働情報プラットフォーム」で、「東日本大震災・公民協働災害復興まるごとデジタルアーカイブ」というプロジェクトが進行中のようです。このプロジェクトは、地域自治体やNPO等と協働で、東日本大震災直後の映像の収集や、将来にわたっての復興に向けた定点撮影記録、音声ファイルのアーカイブ化等を計画しているとのことです。また、被災前の地域の歴史や文化、町並みの再生などについても、本プロジェクトの枠組みによりNPOや地域自治体を支援するようです。

「東日本大震災・公民協働災害復興まるごとデジタルアーカイブ」 プロジェクトのご支援についてのお願い (ALL311: 東日本大震災協働情報プラットフォームのウェブサイト)
http://all311.ecom-plat.jp/index.php?gid=10127

英国国立公文書館、デジタルアーカイブシステム“Safety Deposit Box”で英国女王賞を受賞

英国国立公文書館(TNA)が英Tessella社と共同開発したデジタルアーカイブシステム “Safety Deposit Box”(SDB)によって英国女王賞(Queen’s Award for Enterprise)のイノベーション部門賞を受賞したそうです。英国女王賞は企業等の優れた活動を対象とした賞で、年1回、女王の誕生日(4月21 日)に贈られるものだそうです。SDBの導入機関は、TNAの他に、ウェルカム図書館、オランダ国立公文書館、オーストリア国立公文書館などがあるようです。

The National Archives and Tessella win Queen's Award for Enterprise (TNA 2011/4/21付けニュース)
http://nationalarchives.gov.uk/news/567.htm

SDB Digital Preservation > Safety Deposit Box
http://www.digital-preservation.com/solution/safety-deposit-box/

(SDBの案内パンフレット)
http://www.digital-preservation.com/wp-content/uploads/SDB4.pdf

ブログを保存するプロジェクト“BlogForever”(欧州)

欧州で、ブログを保存するプロジェクト“BlogForever”というプロジェクトが立ちあがっているようです。EU(欧州連合)が資金援助を行い、大学や研究機関等がパートナーとして加わっているようです。主な目標として、ブログの構造や意味(semantic)の研究、ブログのデジタル保存のしっかりした方針の設定、ブログのデジタルリポジトリの実施、個別のケーススタディの実施、が挙げられています。

BlogForever
http://blogforever.eu/

About BlogForever(概要)
http://blogforever.eu/about-blogforever/

米国国立標準技術研究所(NIST)が“NIST Digital Archives”を公開

2011年4月12日に、米国国立標準技術研究所(NIST)が“NIST Digital Archives”を公開したようです。この“NIST Digital Archives”では、NISTの博物館が所蔵している科学機器や、NISTのこれまでの刊行物のフルテキスト等が閲覧・利用できるようです。

NIST Digital Archives
http://nistdigitalarchives.contentdm.oclc.org/

Crowdsourcing Science History: NIST Digital Archives Seeks Help in Identifying Mystery Artifacts (NIST 2011/4/12付けの記事)
http://www.nist.gov/director/archives-041211.cfm

Yahoo! JAPAN、「東日本大震災 写真保存プロジェクト」を開始

Yahoo! JAPANが「東日本大震災 写真保存プロジェクト」を立ち上げています。震災前の風景、震災直後の様子、復興の過程などの写真を収集し、地図上にマッピングして記録するプロジェクトとのことです。4月中旬に写真投稿の受付開始が予定されています。

東日本大震災 写真保存プロジェクト(Yahoo! JAPAN)
http://shinsai.yahoo.co.jp/archive/index.html

オープンソースのデジタルアーカイブシステムXTF、バージョン3.0がリリース

2011年4月4日、カリフォルニア大学によるカリフォルニア電子図書館(CDL)が開発しているオープンソースのデジタルアーカイブシステムeXtensible Text Framework (XTF) のバージョン3.0がリリースされたようです。

California Digital Library Announces Release of XTF Version 3.0 (CDL 2011/4/6付けニュース)
http://www.cdlib.org/cdlinfo/2011/04/06/california-digital-library-announces-release-of-xtf-version-3-0/

XTF
http://xtf.cdlib.org/

ボストン公共図書館、20世紀前半の野球写真をFlickrで公開

米国のボストン公共図書館が、ボストン・ヘラルド・トラベラー紙のカメラマンだったレスリー・ジョーンズ(Leslie Jones)氏が撮影した20世紀前半の野球写真をデジタル化し、Flickrで公開しています。2011年4月11日現在アップロードされているのは102枚ですが、CBS Boston誌によれば今後2,800枚の写真が公開される予定とのことです。

Leslie Jones Collection (Flickr)
http://www.flickr.com/photos/boston_public_library/collections/72157609377724906/

Boston Public Library Uploads Vintage Baseball Photos (CBS Boston 2011/4/8付け記事)
http://boston.cbslocal.com/2011/04/08/boston-public-library-uploads-vintage-baseball-photos/

Leslie Jones: The Camera Man | Boston Herald Traveler: 1917 - 1956 (ボストン公共図書館がデジタル化したジョーンズ氏の他の写真コレクション)

ハーバード大学、英・日・中・韓の4か国語の資料を対象にした「東日本大震災デジタル・アーカイブ」を開始

2011年3月25日から、米ハーバード大学のライシャワー日本研究所(Reischauer Institute of Japanese Studies)が東日本大震災に関するデジタルアーカイブを開始しています。日本に限らず東アジア地域の広く資料を収録するため、英語・日本語・中国語・韓国語の資料を受け入れるとのことです。現在、メールで情報を募集しています。

Digital archive of the japan 2011 earthquake and aftermath (ハーバード大 2011/3/25付けニュース)
http://www.fas.harvard.edu/~rijs/about/earthquake/digitalarchive.html

ページ