デジタルアーカイブ

国立公文書館、「最新のIT技術を活用したデジタルアーカイブ・システムの調査検討報告書」を公開

国立公文書館が、2017年1月付けの報告書「最新のIT技術を活用したデジタルアーカイブ・システムの調査検討報告書」を公開しています。

この報告書は、最新のIT技術を活用したデジタルアーカイブ・システムに関する情報を提供し、全国の公文書館等のデジタルアーカイブ化の推進に資するため、

・デジタルアーカイブ・システムに関連する最新のIT技術
・デジタルアーカイブ・システムで提供するサービス

の調査検討を行なったものです。

調査研究報告書(国立公文書館)
http://www.archives.go.jp/about/report/#Repo_02
※「デジタルアーカイブ」に「最新のIT技術を活用したデジタルアーカイブ・システムの調査検討報告書(平成29年1月)(PDF)」とあります。

長崎大学附属図書館、日本古写真「ボードイン焼損写真集」及び「ポッターアルバム」を電子化公開

長崎大学附属図書館が、2017年2月28日に、日本古写真「ボードイン焼損写真集」及び「ポッターアルバム」を電子化公開したと発表しています。

ともに、「長崎大学電子化コレクション」のメニューから見ることができます。

米国議会図書館、女性史月間にあわせ、ポータルサイト“Women's History Month”をリニューアル

2017年3月1日、米国議会図書館(LC)が、3月の女性史月間(Women's History Month)にあわせ、様々な機関の女性史に関するコレクションや子ども向けの教育資源を検索できるポータルサイト“Women's History Month”をリニューアルしたと発表しています。

レスポンシブルウェブデザイン対応、ビデオプレイヤーの改善、新しいコンテンツの追加等が行われています。

Women's History Month: A New Look for a Rich Resource(LC,2017/3/1)
http://blogs.loc.gov/loc/2017/03/womens-history-month-a-new-look-for-a-rich-resource/

Women's History Month
http://womenshistorymonth.gov/

Europeana、2017年のビジネスプランを発表

Europeanaが、2017年2月28日付けで、2017年のビジネスプランを発表しました。

2月22日に発表された“Europeana Strategy 2015-2020”の更新に対応したもので、新しい戦略を実行するためのビジネスプランです。

需要をさらに拡大するために、文化遺産機関・公衆・研究者・教育機関・創造産業に焦点をあてた業務を行なうこととし、各々のニーズの理解と迅速な対応、ターゲットを絞った製品・サービスの開発といった目標の達成度合いを知るためのパフォーマンス指標を開発するとのことです。

また、具体的な計画として、ファッション・写真・新聞に関する新しいコレクションの開発、ウェブサイトの改善、移民と文化・第一次世界大戦終結100周年に関するキャンペーンの実施、著作権の改革、データ集約方法の活性化などがあげられています。

Europeana、“Europeana Strategy 2015-2020”を更新

2017年2月22日、Europeanaが、発表してから3年を迎える戦略“Europeana Strategy 2015-2020”を更新したと発表しています。

この間の社会状況や技術動向を踏まえて、戦略に対して批判的検討を加え、課題に対応するための3つの優先事項を定めたものです。

現在の問題点として、コンテンツを共有する事による恩恵が不十分であること、Europeanaのエコシステムに明確な役割分担が欠けていること、エンドユーザへのアプローチ方法の近代化が必要であることをあげ、それへの対応策として、高品質なコンテンツをより簡単に共有し利用できるようにすること、提携者とともに需要をさらに拡大すること、キャンペーンを通じて人々を魅了し、より夢中になれる体験を得るためのニーズに対応することを優先事項として定めています。

2月28日公開予定のビジネスプラン2017や、3月公開予定コンテンツ戦略とあわせて、新たな取り組みを進めていくとのことです。

大阪市立図書館、図書館所蔵の昔の写真・絵はがき等の画像をオープンデータ化

大阪市立図書館が、2017年3月2日から、大阪市立図書館デジタルアーカイブで公開している著作権の切れた昔の写真や絵はがき等のコレクションの画像を、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスのCC BYの条件のもと、オープンデータとして提供開始すると発表しています。

開始時のコンテンツ数は約6,000点、画像約13万枚です。

関連展示として、3月3日から4月5日まで、大阪市立中央図書館で、オープンデータ関連図書やデジタルアーカイブ画像の展示が行なわれます。

また、3月5日に大阪イノベーションハブで開催される「第8回LOD(リンクト・オープン・データ)ハッカソン関西inインターナショナル・オープンデータ・デイ大阪2017」において、オープンデータとなったデジタルアーカイブ画像が活用される予定となっています。

E1886 - 2016年熊本地震発生後の図書館等の状況

2016年4月14日と4月16日に熊本県熊本地方を震源とする震度7の地震が発生し,様々な被害が生じた。本稿では,2017年2月22日までの情報を基に,地震の被害を受け復旧に時間を要している熊本県内の図書館の状況を中心に紹介する。...

東京国立近代美術館、「日本アニメーション映画クラシックス」ウェブサイトを公開

2017年2月22日、東京国立近代美術館が、「日本アニメーション映画クラシックス」ウェブサイトを公開しました。

同館のフィルムセンターが所蔵するアニメーション映画の中から、現存する最も初期のアニメーション映画『なまくら刀』(1917年公開)をはじめ、1917年から1941年に製作・上映された64作品が公開されています。

配信動画は年代順・作品名順のリスト表示だけでなく、「物語」、「アクション」、「演出技法」、「キャラクター」といったカテゴリーによる複数の切り口から見つけることができるほか、作家紹介ページから、個々の作家の公開作品を網羅的に見ることもできます。

また、2010年に開催された企画展「アニメーションの先駆者 大藤信郎」をもとに再構成した「大藤信郎記念館」のページでは、大藤信郎氏の手書き台本、造形作品や切り紙キャラクターなど、約140点の資料を見ることができます。

ウェブサイトは、2017年末までの試験公開となっており、アンケートによる意見募集を行なっています。

また、ウェブサイトでの作品公開過程での著作権者の調査において、没年や連絡先が不明のままであったものに関して、引き続き情報の提供を呼びかけています。

立命館大学アート・リサーチセンター及び京都の鉄道・バスアーカイブ研究会が「京都の鉄道・バス 写真データベース」を公開

2017年2月22日、立命館大学アート・リサーチセンター及び京都の鉄道・バスアーカイブ研究会が「京都の鉄道・バス 写真データベース」を公開しました。

京都市電の写真を収集してデジタル化し、約2,000点の写真を公開するシステムを構築したものです。

システム公開にあわせ、2月22日から2月24日まで、ひと・まち交流館京都において、1960年代前後を中心とした約60点の市電の写真を展示する展示会「古写真から見た昭和京都の生活~市電の音が聞こえる風景~」が開催されます。

来場者が市電に関わる思い出を地図上に自由に書き込めるようになっているほか、2月26日にはギャラリートークが行われます。

古写真から見た昭和京都の生活~市電の音が聞こえる風景~(立命館大学アート・リサーチセンター,2017/2/22)
http://www.arc.ritsumei.ac.jp/lib/app/news/pc/001328.html

Europeana、IIIFに関するタスクフォースを立ち上げ

2017年2月7日付のEuropeanaのブログで、Europeanaの研究開発部門の専門家・開発者・研究者のコミュニティであるEuropeanaTechが、International Image Interoperability Framework(IIIF)に関するタスクフォースを立ち上げたことが紹介されています。

同タスクフォースは、単に参加機関に対してIIIFの採用を推奨するのではなく、多様なコンテンツを持つEuropeanaの参加機関が一緒になってこの技術に対応するために、オーストリア国立図書館が中心となり、欧州のコンテンツプロバイダーによるIIIF技術の採用に関しての検討を行なうとともに、逆に、IIIFコミュニティに寄与するための勧告を行なうことも目的としています。

また、Europeanaは、IIIFのコンソーシアムから、執行委員会(executive committee)への参加を呼びかけられたとのことです。

IIIF adoption by Europeana: future perspectives for the Network (Europeana pro,2017/2/7)

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