デジタルアーカイブ

「大槌町震災アーカイブ~つむぎ~」公開

2017年8月8日、「大槌町震災アーカイブ~つむぎ~」が公開されました。

これは2016年から大槌町(岩手県)が構築を進めていたもので、写真・文書・新聞記事等の資料約1万4,000点がデータベース化されています。

「大槌震災アーカイブシステム~つむぎ~」の公開を開始しました。(大槌町震災アーカイブ, 2017/8/8)
https://archive.town.otsuchi.iwate.jp/docs/1134.html

大槌町震災アーカイブ~つむぎ~
https://archive.town.otsuchi.iwate.jp/

『東洋文庫所蔵』貴重書デジタルアーカイブ、IIIFによる高解像度画像の公開とコンテンツへのDOIの付与を開始

2017年7月27日、国立情報学研究所(NII)の『東洋文庫所蔵』貴重書デジタルアーカイブは、IIIFによる高解像度画像の公開と、コンテンツへのDOIの付与を開始したことを発表しました。

DOIについては、NIIが提供するクラウド型機関リポジトリ環境提供サービスJAIRO Cloud上に「人文学研究データリポジトリ」を開設し、ここにコンテンツのメタデータ134件を入力してDOIを取得しています。

ニュース(国立情報学研究所『東洋文庫所蔵』貴重書デジタルアーカイブ, 2017/7/27)
http://dsr.nii.ac.jp/toyobunko/news/#20170727

『東洋文庫所蔵』貴重書デジタルアーカイブ
http://dsr.nii.ac.jp/toyobunko/

人文学研究データリポジトリ
https://codh.repo.nii.ac.jp/

米国デジタル公共図書館、“Hub Network Membership program”を開始

米国デジタル公共図書館(DPLA)が、2017年9月1日から、“Hub Network Membership program”を開始すると発表しています。

同プログラムは、米国の文化遺産機関の所蔵資料をより多くの人に伝えるという共通の目標を達成するため、DPLAとデータ連携機関である「ハブ」のネットワークの間で緊密で公的な連携をはかり、DPLAの方向性への発言権を、各「ハブ」に与える仕組み・枠組みを構築することを目的としています。

DPLA to Launch Membership Network Program(DPLA,2017/8/1)
https://dp.la/info/2017/08/01/launching-membership-network-program/

【イベント】第1回ライブラリー・アカデミー公開セミナー「変わりゆく図書館とその環境 ~図書館のイメージチェンジ」(9/21-22・東京)

2017年9月21日から22日まで、株式会社図書館流通センター(TRC)本社において、第1回ライブラリー・アカデミー公開セミナー「変わりゆく図書館とその環境 ~図書館のイメージチェンジ」が開催されます。

同セミナーでは、図書館をめぐる環境や状況の変化について各分野の専門家が講演を行い、聴講者と意見交換を行います。建築、デジタル技術、出版やブランディングなどがテーマの4つのコースに分かれて実施されます。

9月21日
Aコース
「図書館の未来」
銭谷眞美氏(東京国立博物館館長)
「建築から図書館を変える」
植松貞夫氏(跡見学園女子大学文学部教教授)
Bコース
「デジタル技術の普及・浸透が日本の図書館にもたらすもの」
原田隆史氏(同志社大学大学院総合政策科学研究科教授)
「デジタルアーカイブと図書館の可能性~各地の最新事例に学ぶ」
田山健二氏(TRC-ADEAC株式会社代表取締役)

【イベント】「第9回DAN(Digital Archive Network)ワークショップ」開催(8/25・熊本)

2017年8月25日、熊本大学附属図書館において、第9回DAN(Digital Archive Network)ワークショップが開催されます。熊本の震災アーカイブの話題を中心に、デジタルアーカイブの連携や活用について議論を深めます。

ワークショップは二部構成です。第一部では、柴山明寛氏(東北大学災害科学国際研究所准教授)による基調講演「東日本大震災アーカイブの利活用の現状とその問題点」が行われ、その後に、以下の4つの話題提供が行われます。

「総務省におけるデジタルアーカイブの取り組み(仮)」
総務省 情報流通業政局 情報流通振興課
「岩手県による震災アーカイブの取組~「いわて震災津波アーカイブ~希望~」開設までの経緯~」
酒井 淳氏(岩手県復興局復興推進課 推進協働担当課長)
「熊本県における震災アーカイブの取組」
熊本県 知事公室 危機管理防災課 熊本地震検証室
「震災アーカイブの利活用性向上を目指したメタデータの分析」
筑波大学 杉本・永森研究室

第二部は、デジタルアーカイブ構築・運用・利活用のための連携についてのフリーディスカッションが行われます。

参加費は無料ですが、事前申込が必要です。

高野山大学、「高野山アーカイブ」を公開

和歌山県にある高野山大学が、2017年7月31日に「高野山アーカイブ」を公開したと発表しています。

文部科学省の「私立大学研究ブランディグ事業」の採択を受けて立ち上げた、同大学が所蔵する真言密教や日本の歴史・文化に関する資料や、高野山の古地図・古写真のウェブ上での公開を目的とした5か年プロジェクトの成果であり、その最初の成果として、同日、同大学の図書館が所蔵する「胎蔵秘密略大軌」を公開しています。

今後も順次公開するコンテンツを充実を図るとのことです。

アーカイブシステムの構築を担当したNTTデータ・NTTデータ関西の発表によると、アマゾンウェブサービスを活用し、NTTデータが保有するデジタルアーカイブソリューション「AMLAD」を用いて構築されており、判読が難しい写本等の旧漢字(訓点、装飾文字)・くずし字に対して活字を表示させる機能(翻刻機能)も備えていると説明されています。

「高野山アーカイブ」の一般公開について(高野山大学,2017/8/1)
http://www.koyasan-u.ac.jp/notice/news/detail/208

タブを開く毎にEuropeana収録の芸術作品を表示させる“Art Up Your Tab”、Firefoxにも対応

Europeanaが、タブを開く毎にEuropeana収録の芸術作品を表示させる“Art Up Your Tab”のFirefox版が公開されたことを発表しています。

Firefox用のプラグインのために選ばれた作品は、狐(Fox)や火(Fire)に関連するもので、火に関する作品の例として、明治時代の版画家・小林清親の「久松町ニ而見る出火」(アムステルダム国立美術館所蔵)が紹介されています。

既に公開済みのChrome拡張機能は、2,000人以上にインストールされ、100万以上のタブが開かれたと紹介されています。

Art Up Your Tab now available for Firefox(europeana pro,2017/8/2)
http://pro.europeana.eu/blogpost/art-up-your-tab-now-available-for-firefox

フランス国立図書館、オープンデータ画像の額装した複製物作成のためのオンデマンド端末を設置したと発表

フランス国立図書館(BnF)は2017年7月25日、同館のオープンデータ画像を紙やキャンバスに複製し額装するためのオンデマンド端末を、館内に2台設置していることを発表しました。

この端末から、利用者はオンデマンドで同館の著作権の保護期間の満了した資料の画像の複製物を作成することができます。

印刷する画像は日本の浮世絵やボタニカルアートなど、テーマに沿って用意されています。印刷する媒体は紙かキャンバスのいずれかをタッチパネルで選び、額縁も選択します。館内の書店で料金を支払うと印刷が開始され、その場で額に入った複製物を受け取ることができるとのことです。

Bornes de tirages à la demande(BnF,2017/7/25)
http://www.bnf.fr/fr/la_bnf/bibliotheque_haut-de-jardin/s.hdj_bornes.html?first_Art=non

スタンフォード大学図書館、2,000点余りのカセットテープをデジタル化

スタンフォード大学図書館は、2017年7月18日、同館の所蔵する詩人ギンズバーグ(Allen Ginsberg)のコレクションのうち、2,000点余りのカセットテープをデジタル化したことを発表しました。

デジタル化したデータは、同館の所蔵検索システムSearchWorksを通じて提供されます。

今後、同コレクションのオープンリールやビデオテープのデジタル化が完了すれば、同館が公開する、1人の文化人に関する録音資料として最も包括的なもののひとつになるとのことです。

大阪市立図書館、デジタルアーカイブのオープンデータ利活用事例の紹介ページを公開

大阪市立図書館は、2017年7月26日、大阪市立図書館デジタルアーカイブのオープンデータ利活用事例を紹介するページを公開しました。

同ページには、オープンデータ活用の事例を報告するためのフォームがあり、今後、活用事例について随時紹介していく予定とされています。

また、同館が実施した「デジタルアーカイブ オープンデータ画像人気コンテスト」投票作品の、投票作品のメタデータや画像や書誌のURLからなるオープンデータセットのダウンロードを可能としています。

大阪市立図書館は2017年3月から、著作権保護期間が満了したコレクションの画像などをクリエイティブ・コモンズのCC BYライセンスの条件のもと、オープンデータとして提供しています。

デジタルアーカイブ オープンデータ利活用事例の紹介ページができました(大阪市立図書館,2017/7/26)
http://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=jon1o136x-510#_510

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