デジタルアーカイブ

E1973 - アーカイブサミット2017 in 京都<報告>

2017年9月9日から10日まで,京都市左京区の教養教育共同化施設「稲盛記念会館」(京都府立大学下鴨キャンパス内)および京都府立京都学・歴彩館において,アーカイブサミット組織委員会(委員長:長尾真(京都府公立大学法人理事長))の主催により「アーカイブサミット2017 in 京都」が行われた。本稿では同委員会事務局(事務局長:吉村和真(京都精華大学副学長))の立場から,今回のサミットの内容と意義について報告する。

Google Arts & Culture、遺跡や建築・文化遺産から見る英国の歴史をテーマとした“English Heritage”を公開

2017年11月7日、Google社は、英国の文化遺産保護関係機関であるイングリッシュ・ヘリテッジと連携し、Google Arts & Cultureに、遺跡や建築・文化遺産から見る英国の歴史をテーマとした“English Heritage”を公開したと発表しています。

30のマルチメディア展示や10の特集展示があり、国内のコレクションや遺跡を管理する歴史家・専門家・キュレータの解説により、先史時代から21世紀までの約3,000点のデジタルコレクションを閲覧することができます。

コレクションは、時系列による検索や、パレットのアイコンを用いた機械学習の画像認識に基づいた色彩によるソートも可能です。

宮内庁、「書陵部所蔵資料目録・画像公開システム」に陵墓課が所蔵する考古品の資料を追加

2017年11月1日、宮内庁が、「書陵部所蔵資料目録・画像公開システム」に陵墓課が所蔵する考古品の資料を新たに追加したと発表しています。

お知らせ(これまでの一覧)(宮内庁)
http://www.kunaicho.go.jp/info/
※「「書陵部所蔵資料目録・画像公開システム」において,陵墓課が所蔵する考古品の資料を新たに公開します。(平成29年11月1日)」とあります。

お知らせ(書陵部所蔵資料目録・画像公開システム)
http://shoryobu.kunaicho.go.jp/
※H29.11.01 書陵部所蔵資料目録・画像公開システムは,陵墓課が所蔵する考古品の資料を新たに公開します。それにともない,URLの変更をしましたので,リンク切れの可能性があります。順次修正の予定です。」とあります。

E1966 - 震災と図書館:中止となった第26回京都図書館大会の発表から

2017年8月7日,「震災と図書館~まなぶこと・できること~」をテーマに,第26回京都図書館大会が京都市の同志社大学で行われる予定であったが,台風5号の接近に伴う悪天候が予想されたため中止となった。本稿では,大会で予定されていた事例発表の内容を紹介する。

E1967 - 関西大学アジア・オープン・リサーチセンターの目指すもの

関西大学の東アジア研究は,江戸時代末期に大阪に開設された漢学塾「泊園書院」をその源とする東西学術研究所(1951年設立)を中心に,近年の文部科学省グローバルCOEプログラムへの採択や「文化交渉学」という新しい学問体系の提唱等を通じて,広く社会的な認知を受けていると自負している。今回,更に,そうした長き伝統の中で培われてきた関西大学の東アジア研究の学術リソースと国際的学術ネットワークを基盤に東アジア研究のためのデジタルアーカイブを構築し,その活用を通して新たな人文知の未来を切り拓くべく,2017年4月,「関西大学アジア・オープン・リサーチセンター」(Kansai University Open Research Center for Asian Studies:KU-ORCAS)を立ち上げた。

【イベント】平成29年度東日本大震災アーカイブシンポジウム-被災県が実施する震災アーカイブの意義-(1/11・仙台)

2018年1月11日、東北大学において、国立国会図書館と東北大学災害科学国際研究所が、「平成29年度東日本大震災アーカイブシンポジウム-被災県が実施する震災アーカイブの意義-」を開催します。

2017年11月に行われる世界防災フォーラムの概要を報告するほか、東日本大震災と熊本地震の被災県の震災アーカイブ担当者による事例報告、各県のアーカイブ構築や県内のアーカイブとの連携等について議論するパネルディスカッションなどが行なわれます。

参加費は無料です。事前の申込が必要です。

●震災アーカイブを取り巻く国際動向
「世界防災フォーラム&ぼうさいこくたいの報告」
ボレー・セバスチャン氏(東北大学災害科学国際研究所助教)

●被災県が取り組む震災アーカイブ~復興に向けて目指すもの~
「「いわて震災津波アーカイブ~希望~」について」
酒井 淳氏(岩手県復興局復興推進課推進協働担当課長)

「熊本地震への対応とデジタルアーカイブ」
林田 昭広氏(熊本県知事公室危機管理防災課熊本地震検証室主幹)

「茨城県における東日本大震災の記録資料の収集と公開」
中原 健次氏(茨城県生活環境部防災・危機管理局防災・危機管理課副参事)

Wiley社、新製品”Wiley Digital Archives”を発表 ニューヨーク科学アカデミー、英国王立人類学協会などのアーカイブコンテンツを提供

2017年10月25日、Wiley社は新製品”Wiley Digital Archives”に関するプレスリリースを発表しました。

Wiley Digital Archivesはデジタル化した科学・医学分野の貴重資料・アーカイブコンテンツに対するアクセスを提供するものです。2018年中のサービス開始を予定しており、現段階でニューヨーク科学アカデミーや英国王立人類学協会のアーカイブコンテンツがWiley Digital Archivesで提供されることが決まっているとのことです。貴重書や地図、手稿類、写真、イラストなど、多様なコンテンツが含まれる予定であるとされています。

東京藝術大学附属図書館、「信時文庫貴重楽譜データベース(試行版)」を公開

2017年10月30日、東京藝術大学附属図書館が、「信時文庫貴重楽譜データベース(試行版)」を公開しました。

東京藝術大学附属図書館の信時潔文庫に含まれる資料のうち、自筆譜、筆写譜、初版譜を中心にデータベース化したもので、データの準備が整ったものから順次公開されています。一部の資料については画像も公開されています。

東京藝術大学附属図書館 お知らせ
http://www.lib.geidai.ac.jp/
※「「信時文庫貴重楽譜データベース(試行版)」を公開しました。」とあります。

東京藝術大学附属図書館 信時文庫貴重楽譜データベース(試行版)
http://jmapps.ne.jp/geidailibnobutoki/

アイルランド放送協会、デジタル化したニュース映像のコレクションを協会ウェブサイトで公開

2017年10月27日、アイルランド放送協会(RTÉ)が、デジタル化したニュース番組のコレクションの、同協会ウェブサイトからの公開を開始したと発表しています。

公開時点では、1985年3月7日から12月31日までに撮影された1,500本のニュースが公開されており、今後1999年までの映像が毎日追加されていく予定です。

アイルランド放送庁(Broadcasting Authority of Ireland)の支援を受けて、RTÉ Archivesによってビデオテープ1,332本・9,000時間分の映像がデジタル化されたものです。

TV news reports from 1980s and 1990s coming online (RTÉ,2017/10/27)
https://www.rte.ie/news/2017/1027/915583-rte-news-archives/

国文学研究資料館、新日本古典籍総合データベースを正式公開:CiNii Booksとの連携も開始

2017年10月27日、国文学研究資料館が、新日本古典籍総合データベースを正式公開したと発表しています。

デジタル画像相互運用のための国際規格IIIFに基づいた画像ビューアを採用しているほか、国立情報学研究所(NII)が提供するCiNii Booksとの連携も開始されています。

日本古典籍のポータルサイト正式公開へ 先人達の「知」に、だれでも・いつ・どこからでも簡単アクセス(国文学研究資料館,2017/10/27)
http://www.nijl.ac.jp/pages/cijproject/images/20171027_release.pdf

新日本古典籍総合データベースパンフレット(国文学研究資料館)
https://kotenseki.nijl.ac.jp/page/quickguide_20171027.pdf

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