eサイエンス

NII、機関リポジトリとeサイエンスに関する文献の日本語訳を公開

国立情報学研究所(NII)が、英国ロンドン大学における機関戦略へのデジタルリポジトリの組み込みの事例を紹介した文献と、北米研究図書館協会(ARL)による各大学学長・ディレクター等向けにeサイエンスの論点を解説した文献とを日本語訳し、公開しています。

未来を見つめて:ロンドン大学にデジタルリポジトリを組み込む(SHERPA-LEAPコンソーシアムへの報告書)
http://www.nii.ac.jp/irp/2009/01/sherpaleap.html

管理職のためのeサイエンスの論点
http://www.nii.ac.jp/irp/2009/01/post_8.html

参考:
戦略的に機関リポジトリを運営する―意思決定者向けの報告書
http://current.ndl.go.jp/node/9154

オーストラリアのeResearchツール開発プロジェクト“ARCHER”、ツールキットをOSSで公開

オーストラリアのモナシュ大学、ジェームズ・クック大学、クイーンズランド大学が共同で実施し、2008年10月に成功裏に終了したeResearch用ツール開発プロジェクト“ARCHER”(Australian ResearCH Enabling enviRonment)が、その成果物として開発したツールセットをオープンソース(GPLVer.3)で公開しました。

eResearch Toolset Overview
http://www.archer.edu.au/products/index.html

ARCHER Project
http://www.archer.edu.au/

参考:
E750 - 大阪で「デジタルリポジトリ連合国際会議2008」開催 <報告>
http://current.ndl.go.jp/e750

DNAバーコードのライブラリを構築して生物種の同定、解析へ-国際バーコードオブライフプロジェクト

動植物、菌類等のあらゆる生物種について「DNAバーコード」を抽出・収集し、それらを集積した大規模なライブラリを構築することで、標本の自動同定、解析の基盤とするという国際プロジェクト「国際バーコード オブ ライフ プロジェクト(International Barcode of Life project;iBOL)」が立ち上がっています。日本語の説明資料も作成されています。

国際バーコード オブ ライフ プロジェクト
http://www.dnabarcoding.org/pdf/iBOL_FactSheet_Japanese.pdf
(※日本語の説明資料)

International Barcode of Life
http://www.dnabarcoding.org/

英国DCC、eサイエンスのパイロットプロジェクトの1つ“CARMEN”のケーススタディを公表

英国のデジタルキュレーションセンター(DCC)が、eサイエンスのパイロットプロジェクトの1つとして実施してきた、神経科学・神経生理学分野の横断的データ共有・研究環境構築プロジェクト“CARMEN(Code, Analysis, Repository & Modelling for e-Neuroscience)”のケーススタディを公表しています。

DIGITAL CURATION CENTRE
eScience Liaison
eScience Longitudinal Study No. 1
CARMEN
http://www.dcc.ac.uk/resource/case-studies/carmen/carmen.pdf

Digital Curation Centre: Case Studies

18世紀の文学・歴史等に関するデジタル研究基盤を確立するプロジェクト“18thConnect”(米国)

18世紀(実際には少し長めで1660~1800年)の文学、歴史、絵画、哲学等を研究している研究者のための包括的デジタル研究基盤となる強固なインフラを構築するという、イリノイ大学、オハイオ州マイアミ大学、ヴァージニア大学の研究者が主導するプロジェクト“18thConnect”が立ち上がっています。コンテンツのデジタル化の際にテキスト化も可能にするためのオープンソースのOCR、購読契約が必要なもの・必要のないものを問わず研究者がコンテンツを「マイページ」で管理できる仕組み、そのような形で研究者が付与したタグ等を共有できる仕組み、の開発が目的とされています。

なおこのプロジェクトの説明資料では、研究者、編集者、ライブラリアンが、従来の伝統的な学問方法でどのように関わっていたのか、それがデジタル環境でどのように変わるのか、が図示されています。

18thConnect

DCC、データ管理・保存の意識等を学問分野ごとに探るSCRAPプロジェクトのケーススタディ第1弾を公表

英国のデジタルキュレーションセンター(DCC)が、データの登録、共有、再利用、キュレーション、(予防的)保存に関する意識・アプローチを学問分野ごとに探るSCRAP(Sharing Curation and Re-use Preservation)プロジェクトのケーススタディ第1弾として、「精神医学研究グループにおける脳画像のキュレーション:インフラと保存の課題」と題する報告書を公表しています。なお、こうしたケーススタディは最大10程度、なされる予定とのことです。

Curating Brain Images in a Psychiatric Research Group: Infrastructure and Preservation Issues
SCARP Case Study No. 1

eサイエンスの基盤としてOAI-OREを論じた論文

eサイエンスの基盤として、ウェブベースでリソースをやり取りするOAI-OREプロトコルの重要性を論じた論文が、ArXivで公開されています。

Carl Lagoze, Herbert Van de Sompel, Michael Nelson, Simeon Warner, Robert Sanderson, Pete Johnston
A Web-Based Resource Model for eScience: Object Reuse & Exchange
http://arxiv.org/abs/0811.0573

November 11th, 2008付けDigitalKoansの記事

ARL、フォーラム「サイエンス・ライブラリアンシップを改革する」の資料・講演録音を公開

北米研究図書館協会(ARL)が、ネットワーク情報連合(CNI)と協同で開催したフォーラム「サイエンス・ライブラリアンシップを改革する:未来のためのモデル(Reinventing Science Librarianship: Models for the Future)」の会議録として、発表資料と講演録音を公開しています。eサイエンス、データキュレーション、バーチャル組織の支援、ヘルスサイエンスライブラリアンの経験(教訓と新しい役割)、新しい役割のための教育:サイエンス図書館/情報専門家が知るべきこと・するべきことは何か?、という5つのテーマが扱われています。

Association of Research Libraries :: Reinventing Science Librarianship: Models for the Future, October 2008

ARL、管理職者向け「eサイエンスの要点」説明資料を作成・公開

北米研究図書館協会(ARL)が、参加館の館長、ディレクターなど管理職者向けに、eサイエンス、サイバーインフラストラクチャなどの要点を説明する資料を作成・公開しています。

E-SCIENCE TALKING POINTS FOR ARL DEANS AND DIRECTORS
http://www.arl.org/bm~doc/e-science-talking-points.pdf

October 19th, 2008付けDigitalKoansの記事
http://digital-scholarship.org/digitalkoans/2008/10/19/e-science-talking-points-for-arl-deans-and-directors/

参考:
E701 - 「サイバースカラシップ」のためのインフラ構築に向けて

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