eサイエンス

英国研究図書館コンソーシアム(RLUK)が研究データ管理に関する講演資料10本を公開

英国研究図書館コンソーシアム(RLUK)が研究データ管理(research data management:RDM)に関する講演資料計10本を公開しました。2種類のイベントの資料から成り、2012年3月末に様々なテーマで開催された第5回RLUKメンバー会議の資料(10本中、後半4本がRDM関係)と、RDMをテーマとしたディスカッションの資料6本です。JISCやデジタルキュレーションセンター(DCC)のようなRDM支援を行っている機関や各高等教育機関からの報告のほか、シェフィールド大学のSheila Corrall氏による、図書館員がRDMサービスを提供するに当たって求められるスキルについての講演も含まれています。

Presentations from the RLUK Members Meeting and AGM(RLUK 2012/4/20付け記事)
http://www.rluk.ac.uk/content/presentations-rluk-members-meeting-and-agm

Clarifying the Roles of Libraries in Research Data Management: A Discussion Day to find Creative Solutions(RLUK 2012/4/20付け記事)

研究データキュレーションに関する文献リストが公開

ブログ“Digital Koans”を運営し、様々なトピックに関する文献リストを作成・しているベイリー(Charles W. Bailey, Jr.)氏が、2012年4月15日に、研究データキュレーションに関する文献リストを公開しました。現在100本以上の英語文献等が掲載されています。

Research Data Curation Bibliography
http://digital-scholarship.org/rdcb/rdcb.htm

Research Data Curation Bibliography(Digital Koans 2012/4/15付け記事)
http://digital-scholarship.org/digitalkoans/2012/04/15/research-data-curation-bibliography/

参考:
電子学位論文に関する英文文献リスト第6版が公開
http://current.ndl.go.jp/node/19945

学術情報のデジタル出版に関する文献リストが15周年を迎える
http://current.ndl.go.jp/node/19415

eサイエンスと大学図書館に関する英語文献リスト第1版が公開

IFLA Journal、2012年3月号を刊行

国際図書館連盟(IFLA)が刊行する“IFLA Journal”の38巻1号(2012年3月)が公開されました。フランス国立図書館(BNF)の電子出版物納本の現状についてまとめた“The state of e-legal deposit in France”に始まり、米国シモンズカレッジのライブラリースクールにおけるデジタルキュレーション教育を紹介する“Out of the classroom and into the laboratory”や、図書館以外の建物の図書館としての再活用に関するドイツ等における事例を紹介する“The second hand library building”等、計10本の記事が掲載されています。

IFLA Journal, 38(1)(PDF文書:112ページ)
http://www.ifla.org/files/hq/publications/ifla-journal/ifla-journal-38-1_2012.pdf

英国では研究データ管理ポリシーの策定が2012年のトレンドのひとつに?(記事紹介)

英国のデジタルキュレーションセンター(DCC)が、2011年12月22日付けのブログに「研究機関のデータ管理ポリシーの策定:2012年のひとつのトレンド」という記事を掲載しています。DCCは、英国の大学の研究データ管理を支援しており、そこではデータ管理ポリシーの策定に対する要望が多いそうです。記事の著者は、管理ポリシーの策定が2012年の主なトレンドのひとつになるだろうと予言しており、英国情報システム合同委員会(JISC)が2011年10月から2013年7月にかけて実施しているプログラム、ポリシーを策定しようとしている機関に向けてDCCが作成した説明資料、エディンバラ大学やノーサンプトン大学の事例紹介、既にポリシーを策定した機関のリスト等の参考情報を紹介しています。

Developing institutional data policies: a trend for 2012 (DCC 2011/12/22付けブログ記事)
http://www.dcc.ac.uk/node/9329

参考:
E903 - 研究データを国家レベルで共有するサービスの可能性は?(英国)
http://current.ndl.go.jp/e903

E1220 - 英国RLUKの2014年までの戦略計画と学術雑誌価格高騰への対応

E1251 - 欧州4か国の研究データ管理の現状と課題に関する報告書

E1251 - 欧州4か国の研究データ管理の現状と課題に関する報告書

2011年11月付けで,デンマークの電子研究図書館(DEFF)やドイツ研究財団(DFG)等の4機関が共同で運営しているKnowledge Exchange(KE)が,“A Surfboard for Riding the Wave - Towards a four country action programme on research data”と題するレポートを公開した。これは,2010年10月に公開された,欧州委員会(EC)情報社会・メディア総局の「科学データに関するハイレベルグループ」による最終報告書(E1112参照)を踏まえたもので,レポートではKEに参加しているドイツ,デンマーク,英国,オランダの4か国における研究データ管理に関する現状とその課題とともに,共同データインフラの構築に向けた行動計画がまとめられている。...

BioMed CentralとBGI、論文とデータセットを合わせて公開できるオープンアクセス誌“GigaScience”を創刊

英国のBioMed Centralと中国のBGI(旧名:Beijing Genomics Institute)が共同で、生命・生物医学分野を対象とした“GigaScience”というオープンアクセスジャーナルを創刊し、現在投稿を受け付けているようです。同誌の特徴は、従来の形式の論文とデータセットを合わせて公開できるという点にあるようです。各論文はオランダ国立図書館の“e-Depot”でただちにアーカイブされ、データセットはDOIが付与された後に“GigaDB”というデータベースに登録され、クリエイティブコモンズのCC0ライセンス(パブリックドメイン)で公開されるようです。

GigaScience
http://www.gigasciencejournal.com/

GigaScience – a repository for large datasets (BioMed Central Blog 2011/11/23付け記事)
http://blogs.openaccesscentral.com/blogs/bmcblog/entry/gigascience_a_repository_for_large

GigaDB
http://gigadb.org/

米カリフォルニア大学図書館等、研究データ管理計画書の作成を支援する“DMPTool”を開発

米カリフォルニア大学図書館が諸機関との協力のもと、研究データ管理計画書の作成を支援するオンラインアプリケーション“DMPTool”を開発したそうです。発表文によると、米国科学財団(NSF)や米国国立衛生研究所(NIH)などの助成団体への申請時にこのような研究データ管理計画書が求められることが増えてきているそうです。DMPToolは、人文科学、物理学、医学、社会科学と幅広い分野を対象としており、システムはオープンソースで公開され、Shibbolethでのログインにも対応しているようです。開発には、ヴァージニア大学図書館、スミソニアン協会、英デジタルキュレーションセンター(DCC)などの機関が参加しています。

DMPTool
https://dmp.cdlib.org/

Libraries launch data management tool (University of California 2011/11/1付けプレスリリース)
http://www.universityofcalifornia.edu/news/article/26584

米国:NSF、グラント申請時にデータ管理計画を要求へ(情報管理STIUpdate 2010/5/14付け記事)

10人のインタビューから学ぶ、研究データの共有・再利用・保存を促すものと阻むもの

EUの第7次研究枠組み計画(FP7)の資金提供を受けて行なわれているOpportunities for Data Exchange(ODE)プロジェクトが“Ten Tales of Drivers & Barriers in Data Sharing”と題するレポートを公開したようです。レポートでは、ODEが学術コミュニティや研究インフラ等の責任者に対して行なったインタビューをもとに、研究データの共有・再利用・保存に関する10の成功事例と教訓がまとめられているようです。

Ten Tales of Drivers & Barriers in Data Sharing (PDF)
http://www.alliancepermanentaccess.org/wp-content/uploads/downloads/2011/10/7782_ODE_Brochure_v5.pdf

Opportunities for Data Exchange (“ODE Outputs”から上記のPDF掲載ページに遷移できます)
http://www.ode-project.eu/

Drivers and barriers in data sharing (LIBER 2011/10/18付けの記事)

eサイエンスと大学図書館に関する英語文献リスト第1版が公開

Digital Scholarshipのウェブサイトで、「eサイエンスと大学図書館に関する文献リスト」(E-science and Academic Libraries Bibliography)の第1版が公開されています。この文献リストは、eサイエンスにおける大学図書館の幅広い役割を理解するのに役立つとされる、主として2007年から2011年10月18日までに出版された英語の論文や書籍等のリストのようです。リスト作成者は、ウェブサイトを運営しているベイリー(Charles W. Bailey)氏です。なお、リストでは、一般の図書館におけるデータキュレーションや研究データマネジメントの問題はカバーしていないとのことです。

E-science and Academic Libraries Bibliography
http://digital-scholarship.org/ealb/ealb.htm

The E-science and Academic Libraries Bibliography (Library Intelligencer 2011/10/19付けの記事)

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