議会図書館

米国著作権局、仮想カード目録(VCC)のコンセプト実証を開始

2018年1月24日、米国著作権局が、仮想カード目録(Virtual Card Catalog:VCC)のコンセプト実証(proof of concept)を開始しました。

VOCの実現可能性や潜在利用について検証するために行われるもので、著作権のカード目録のうち、1955年から1970年分と1971年から1977年分が対象です。

仮想の「引き出し」をあけると、カードの画像を閲覧できるようになっており、カードをクリックすると続く50枚のカードをともなって大きな画像が表示されます。また閲覧中に限り、25枚のカードを保存できるようになっています。画像にはメタデータも付記されています。

同局では、VOCへの意見を求めています。

Copyright Office Launches Virtual Card Catalog Proof of Concept(Copyright Office,2018/1/24)
https://www.copyright.gov/newsnet/2018/702.html

【イベント】公開ワークショップ「図書館はオープンガバメントに貢献できるか?ー行政情報提供と行政支援ー」(3/25・東京)

2018年3月25日、東京都港区の慶應義塾大学において、公開ワークショップ「図書館はオープンガバメントに貢献できるか?ー行政情報提供と行政支援ー」が開催されます。

1980年代からこの問題に取り組んできた根本彰氏(慶應義塾大学文学部教授)による、日野市市政図書室調査や行政支援サービス調査を踏まえた、図書館における行政との関係についての基調報告、豊田高広氏(愛知県田原市図書館長)からは、静岡市御幸町図書館勤務時代のビジネス支援サービスの経験と田原市図書館での行政・議会支援サービスの経験からの、図書館と行政との関係についての講演が行われます。また、図書館での勤務経験をもつ伊藤丈晃氏(東京都小平市企画政策部秘書広報課)からの、この問題をどのように考えるかについてのコメントがあります。

シンポジウム後半には、参加者の経験を持ち寄って、問題を整理し、克服するための方法を考える議論の時間が設けられています。

参加費は無料です。

E1989 - IIIF Japanシンポジウム<報告>

2017年10月17日,東京都千代田区の一橋大学一橋講堂において,「IIIF Japanシンポジウム ~ デジタルアーカイブにおける画像公開の新潮流 ~」が開催された。このシンポジウムは,国立情報学研究所(NII)の高野明彦氏,人文学オープンデータ共同利用センター(CODH)の北本朝展氏,一般財団法人人文情報学研究所の永崎研宣氏によるIIIF Japan企画実行委員会が企画したものである。海外のIIIFの中核メンバー6人によってIIIFの基礎的な説明や今後目指すところが語られた後,バチカン図書館と日本国内でのIIIFの活用事例について報告があり,また最後にIIIFへの期待や課題について図書館・美術館・博物館からそれぞれ報告があった。

米・政府機関の閉鎖が解除:米国議会図書館(LC)等業務を再開

米・連邦政府の暫定予算が2018年1月22日に可決・成立したことを受け、米国議会図書館(LC)等が1月23日から業務を再開しています。

@librarycongress(Twitter,2018/1/23)
https://twitter.com/librarycongress/status/955630100099358721
※米国議会図書館(LC)

@nlm_news(Twitter,2018/1/23)
https://twitter.com/nlm_news/status/955807962458656769
※米国国立医学図書館(NLM)

【イベント】国立国会図書館関西館第23回小展示「犬も歩めば本になる ―歴史から研究・物語まで―」(2/22~3/20・京都)

2018年2月22日から3月20日まで、国立国会図書館関西館は、第23回小展示「犬も歩めば本になる ―歴史から研究・物語まで―」を開催します。

身近だけれど奥深い犬という生き物について、所蔵資料約100点を用いて、人と深く関わってきた犬の様々な側面を紹介します。

第23回 関西館小展示「犬も歩めば本になる ―歴史から研究・物語まで―」(国立国会図書館)
http://www.ndl.go.jp/jp/event/exhibitions/kansai_201802.html
http://www.ndl.go.jp/jp/event/exhibitions/kansai_201802.pdf
※2つ目のリンクはチラシ(PDF: 3.25MB)です。

韓国国会図書館(NAL)、「国会電子図書館」をリニューアル

2018年1月14日、韓国国会図書館(NAL)が、同館が運営する「国会電子図書館」をリニューアルしたと発表しています。

「国会電子図書館」ではこれまで学術情報のみが検索可能でしたが、今回のリニューアルでポータルサイト化することで、NALが運営する他のデータベース「国会法律図書館」「国会議員政策資料」「国会・地方議会議政資料共有統合システム」「国会記録情報サービス」の統合検索を可能としたものです。

また、著者名・書名などの書誌事項に加えて、搭載資料の全文検索にも対応したほか、搭載資料に掲載されている図・表は、エクセルファイルや画像ファイルでダウンロードすることも可能です。

国会図書館 プレスリリース
http://www.nanet.go.kr/libintroduce/bododata/selectBodoDataList.do
※「192 국회전자도서관 통합검색 시스템으로 대대적 개편 2018-01-12」(国会電子図書館統合検索システムに大規模改編)とあります。

米・図書館情報資源振興財団(CLIR)、「隠れた特別コレクションのデジタル化助成プログラム」の2017年度の助成プロジェクトを発表

2018年1月4日、米・図書館情報資源振興財団(CLIR)は、同財団が実施する「隠れた特別コレクションのデジタル化助成プログラム」(Digitizing Hidden Special Collections and Archives)の2017年度の助成対象に決定した14のプロジェクトを発表しています。
 
ニューヨークリバーサイド教会・米国議会図書館(LC)・ボストン公共放送局(WGBH)教育財団による、1960年代から1970年代初めにかけてのニューヨークの公共ラジオ放送のデジタル化や、ロチェスター工科大学・国立ろう工科大学による米国手話文学のビデオテープのデジタル化、ワシントン大学・米国国立公文書館(NARA)・ナショナルアーカイブ財団による米国海軍の航海日誌のデジタル化等のプロジェクトが採択されています。
 
CLIR Announces 2017 Digitizing Hidden Special Collections and Archives Awards(CLIR,2018/1/4)

米国議会図書館(LC)、デジタル研究のためのガイドを公開

2018年1月3日、米国議会図書館(LC)が、デジタル研究のためのガイドを公開しました。

同ガイドには、デジタルアーカイブスやデジタル人文学が実現しようとしていること、デジタルドキュメントの作成方法、メタデータとテキストエンコーディング、デジタルコンテンツの引用方法、データクリーニングの方法、コマンドラインを用いた研究の紹介、テキスト解析や視覚化のためのツールや技術、といった内容で構成されており、今後7週間にわたり、毎週水曜日、新しい内容が、LCのデジタル情報の保存に関するブログ“The Signal”で随時公開されていくほか、完全版もpdfで公開されています。

LCのデータコレクションを用いた研究用のレファレンスサービス構築のために同館のラボのチームによって推進されている調査プロジェクトや、夏の大学生・大学院生向けインターンシップ(ジュニアフェロー)プログラムによる成果です。

米国議会図書館(LC)、法定納本制度に関するレポートの改訂版を公開

米国議会図書館(LC)法律図書館(Law Library of Congress)のGlobal Legal Research Centerが、法定納本制度に関するレポートを2017年12月付けで改訂して公開しています。

131の国・地域の法定納本制度について、出版された図書が国レベルの法定納本制度に基づいて納本されているかどうか、納本されている場合何冊納本されるのか、どこに納本されるのか、納本制度が著作権制度の一部かどうか、調査しています。納本制度を規定した法制へのリンクも提供されています。

調査では、118の国・地域で法定納本制度に基づいて納本されていること、残りの13の国・地域については、出版者の自発的な納本によるケースや、納本に関する情報が不明のケースなどであることが明らかになっています。

Comprehensive Index of Legal Reports(LC)
http://www.loc.gov/law/help/legal-reports.php#ip

米国政府印刷局(GPO)、米国議会図書館(LC)と共同での連邦議会議事録のデジタル化を完了

2018年1月3日、米国政府印刷局(GPO)が、米国議会図書館(LC)と連携して、1873年から1890年までの連邦議会議事録をデジタル化し、連邦政府の情報を利用できるデータベース“govinfo”で公開したと発表しています。これにより、初回刊行分からの全ての議事録のデジタル化が完了しました。
 
このデジタル化プロジェクトでは、デジタル画像の作製をLCが行い、メタデータの付与をGPOが行いました。
 
今回公開されたものは第43議会から第51議会までの議事録で、コロラド州、モンタナ州、ワシントン州、ノースダコタ州、サウスダコタ州、アイダホ州、ワイオミング州の州への昇格、1873年恐慌、1875 年公民権法等に関するものが含まれます。
 
GPO Completes Digitization of the Historical Congressional Record(GPO)

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