公共図書館

米・オクラホマ州立大学農学・天然資源学部、州内の公共図書館と連携し、地方のデジタルデバイド解消を目的にWi-Fiのホットスポットを貸出し

2017年4月24日、米・オクラホマ州立大学農学・天然資源学部(Division of Agricultural Sciences and Natural Resources)が、同州の地方部のデジタルデバイド解消を目的に、州内の4つの公共図書館(エルジンコミュニティ図書館、レイガー記念図書館、トマス-ウィルハイト記念図書館、セミノール公共図書館)と連携し、Wi-Fiのホットスポットを貸し出すパイロット事業を開始すると発表しています。

地方の小規模図書館ではインターネットアクセスが提供されておらず、また、同州において年間所得が2万5千ドル以下の住民のブロードバンドアクセス契約率が44%にすぎないという現状を鑑み、複数のデバイスからの接続が可能なホットスポットを貸し出すことで、地方におけるブロードバンドアクセスを促し、生活の質やコミュニティーを強化することを目的としています。

Mobile Beaconの支援を受けて、2018年4月まで実施されます。

韓国、「第2次図書館発展総合計画(2014-2018)」の2017年度実施計画を発表

2017年4月25日付けで、韓国の大統領所属図書館情報政策委員会と文化体育観光部が、「第2次図書館発展総合計画(2014-2018)」の2017年度の実施計画を発表しています。

・公共図書館の地域間不均衡是正を目的に「公共図書館建設事前評価制」を導入
・「U-図書館サービス」事業の推進
・17の広域自治体(市・道)の公共図書館で司書256人を採用/学校図書館の司書教諭を55人増員
・自由学期制全面実施への対応や創意的な人材育成を目的に、学校図書館における教科連携授業の強化や読書活動を推進
・大学図書館での海外学術データベース28件の契約にあたってのショナル・サイト・ライセンスの導入
・兵営図書館の拡充
・矯正施設における読書環境の整備

などが計画されています。

豊橋市図書館(愛知県)、同館所蔵の拓本資料をデジタル化して公開

愛知県の豊橋市図書館が、同館所蔵の拓本資料をデジタル化して公開しています。

同館が所蔵する拓本資料は、郷土史家の豊田珍比古氏が、昭和7年までに、東三河を中心とした地域で、石碑・墓碑・句碑・歌碑・銅鐘に刻まれた文字を採拓したものです。

拓本資料のWeb公開 (豊橋市図書館日記,2017/4/22)
http://ameblo.jp/toyohashi-city-library/entry-12267955163.html

豊橋市図書館所蔵拓本資料一覧
http://www.library.toyohashi.aichi.jp/index.php?page_id=171

文部科学省、「障害者の生涯を通じた多様な学習活動の充実について(依頼)」を都道府県・指定都市教育委員会委員長、国公私立大学長等宛に発出

文部科学省が、2017年4月7日付けで、「障害者の生涯を通じた多様な学習活動の充実について(依頼)」を都道府県・指定都市教育委員会委員長、国公私立大学長等宛に発出しています。

文部科学省との連携協力により、障害者の生涯を通じた多様な学習活動を支援する観点から、配慮と協力を依頼するものとなっています。

障害者の生涯を通じた多様な学習活動の充実について(依頼)(平成29年4月7日 29文科生第13号)(文部科学省)
http://www.mext.go.jp/a_menu/ikusei/gakusyushien/1384611.htm

参考:
E1800 - 障害者差別解消法に対応したJLAの図書館向けガイドライン
カレントアウェアネス-E No.304 2016.06.02
http://current.ndl.go.jp/e1800

文部科学省、「人々の暮らしと社会の発展に貢献する持続可能な社会教育システムの構築に向けて 論点の整理」を公表

文部科学省が、2017年3月28日付けで、「人々の暮らしと社会の発展に貢献する持続可能な社会教育システムの構築に向けて 論点の整理」を公表しています。

社会教育における学習成果を「地域づくり」の実践につなげていくことに対する社会の期待に応えていく観点から、2016年7月から6回にわたって開催された「学びを通じた地域づくりの推進に関する調査研究協力者会議」での社会教育を取り巻く環境の変化・課題や今後の社会教育行政や社会教育施設の在り方についての論点を整理したものです。

図書館に関しては、「子供の貧困が子供の読書体験にも影響を与えていることから、図書館による困難を抱えた親子に対する読書機会の提供。特に、図書館に来館しない親子に対するアウトリーチによる能動的な機会の提供」(3.社会教育を取り巻く環境の変化と課題)、「公民館、図書館、博物館など社会教育施設においては、施設の特性に応じて、交流人口拡大と地域活性化に寄与することが求められる」(4. 今後の社会教育の在り方と留意すべき点)などと言及されているほか「5. 持続可能な社会教育システムの構築に向けた主要な視点」において、求められる役割が記載されています。

【イベント】まちライブラリーブックフェスタ2017 in 関西(4/29-5/28・大阪ほか)

2017年4月29日から5月28日まで、関西地区(大阪府、兵庫県、京都府、奈良県、和歌山県、滋賀県、徳島県)において、「まちライブラリーブックフェスタ2017 in 関西」が開催されます。

「まちライブラリー」と公共図書館、書店、ショップなどが協力し、本を通じて、地域の生活者視点からまちを楽しみ、人とのつながりを生み出す事を目的としており、今年の参加ブックスポットは152カ所、開催イベント数は284件となっています。

オープニングの4月29日には、ハッシュタグ“#BOOKFESTA429”を使って画像を共有することが呼びかけられているほか、5月27日には、大阪府立大学I-siteなんばにおいて、「マイクロ・ライブラリーサミット2017」(資料代1,000円、定員200名)が開催されます。

まちライブラリーブックフェスタ2017 in 関西 まもなく開始!(まちライブラリー)
http://machi-library.org/event/detail/2869/

国際図書館連盟、第13回国際マーケティング賞の受賞図書館を発表

国際図書館連盟(IFLA)が、第13回国際マーケティング賞(IFLA International Marketing Award)の受賞図書館を発表しています。

65あった応募の中から、10のプロジェクトが選ばれており、上位3館は全て中国の図書館です。

第1位には、北京科技大学図書館の“China for the READay project”が選ばれました。同プロジェクトは、読書推進プログラムで、Wechat(微信)の公式アカウントで、毎日、図書のレビューや興味を惹くパラグラフを呟いて、キャンパス内の読書環境を改善したことが評価されました、

第2位には、上海図書館による、同館のナレッジデータベースを用いたモバイルアプリのプロトタイプやアイデアを募集した“Open Data Application Development Contest 2016”が、第3位には、武漢大学図書館が主催し、キャンパス内の学生クラブ“Yuewei Literature Society”が企画したヒューマンライブラリー“LittleParadise Human Library ”が選ばれています。

野田市立図書館(千葉県)、openBDを使った資料情報提供の試行を開始

2017年4月19日、千葉県の野田市立図書館が、openBDを活用した資料情報提供を試験的に開始すると発表しています。

図書館に新しく入った図書をテーマ別に紹介するページ「新着RSS」において、従来の仕組みに加えて、openBDを活用して書影(表紙画像)などを提供すると説明されています。

openBDを使った資料情報提供の開始について(野田市立図書館,2017/4/19)
https://www.library-noda.jp/homepage/info/info2017.html#20170419

新着図書RSS(野田市立図書館)
https://www.library-noda.jp/homepage/info/usrss/index.html

関連:
openBD
https://openbd.jp/

京都府立図書館、府立図書館活用講座の動画を更新

2017年4月19日、京都府立図書館が、府立図書館活用講座の動画を更新したと発表しています。

同館で毎月第3水曜日実施の館内見学会後に開催している「京都府立図書館活用講座」の一部を紹介する動画を更新したものです。

OPACとKlib(京都府図書館総合目録)の利用方法、法令・判例の探し方、新聞記事の調べ方、雑誌の調べ方及び府立図書館の案内動画、が公開されています。

府立図書館活用講座の動画を更新しました!(京都府立図書館,2017/4/19)
http://www.library.pref.kyoto.jp/?p=9907

京都府インターネット放送局 生涯学習講座 特集「京都府立図書館活用講座」(京都府)
http://spogaku.pref.kyoto.lg.jp/moviespecial_info.html?id=3

韓国図書館協会、次期大統領選挙にあわせ、「図書館政策提案書」を作成・配布

2017年4月3日、韓国図書館協会は、5月9日に実施される大統領選挙にあわせ、主要政党と候補者が、図書館に関する内容を選挙公約に盛り込むことを促すことを目的に、「図書館政策提案書」を作成したと発表しています。

提案書には、候補者が公約として採用すべき、社会的問題の解決や社会の進展に資する図書館の具体的役割(生涯学習による国民の質の向上、民主主義の養成、社会統合、第4次産業革命への対応、私教育の負担減・就職支援・高齢者支援等)や方針(司書の図書館への配置、第4次産業革命の備えた図書館施設の整備、図書館資料拡充による出版産業の活性化等)が提案されています。

作成された提案書は、大統領候補者のほか、主要政党、選挙事務所、広域自治体、市・道の教育庁、全国の図書館など約3,000ヵ所に配布されます。

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