国立図書館

CA996 - GII電子図書館プロジェクト:情報社会に関するG7関係閣僚会合 / 植月献二

世界の国立図書館が高速の通信回線で結ばれて行く。持てる豊富な文化遺産を時空を超えて互いに分かち合える日が来る。いつの日にか,という話ではない。今,まさに始まらんとしているのだ。去る2月25日〜26日にブリュッセルで開かれた「情報社会に関する関係閣僚会合」における「電子図…

CA990 - BL新館移転に新たな見通し

英国図書館(BL)では,セント・パンクラスに新館の建設を始めてから既に十数年が経過し,当初の予算をはるかに上回る費用を使いながら,建設工程上の不手際などのために完成の予定もたたずにいた(CA960参照)が,セント・パンクラス館完成のため1995-96年の予算でさらに4600万ポンド増額さ…

CA989 - BLR&DD設立20周年「情報における革新」 / 柳与志夫

英国図書館研究開発部(BLR&DD)が,全英的な図書館情報学の研究開発プロジェクトの資金助成機関として誕生して,今年は20年目を迎え,それを記念するOPEN DAYが標記タイトルをテーマとして1994年11月16日ロンドンのChurch Houseで開かれた。同部の前身は,科学・産業研究省(当時)から派生した…

CA986 - 蔵書管理方針とコスト:英国図書館の場合 / 古川浩太郎

近年,図書館の運営にも原価管理をはじめとする経営学的な手法を採り入れることの意義が主張されるようになっている。ここでは,蔵書管理にLCC(ライフサイクルコスト=生涯費用)概念を導入する試みを行った英国図書館(BL)の事例を紹介することとしたい。LCCとは,資産の保有期間に生…

E368 - 韓国の国立情報機関の新着情報提供サービス

韓国では,国立情報機関における新着情報提供サービスがさかんに行われている。韓国国立中央図書館は7月19日,利用者登録の義務化,これに伴う利用方法の変更とともに,利用者登録時に選択した主題分野に関する新着資料リストと目次情報を電子メールで送るというSDI(Selective Dissemination of I…

CA977 - ミニテルとフランスの図書館 / 河野麗子

フランスのミニテルは,世界でも最も成功したビデオテックス・システムだと言われている。最初ミニテルは,電子電話帳サービスとして始まったが,現在では様々なサービスが提供されている。利用者は,各家庭で端末をたたいて時報・天気予報はもちろん,ショッピング・旅行情報・名所の…

CA975 - 国立図書館に「国」は必要か? / 柳与志夫

世界の主要国立図書館で,今,改革の動きが急である。それも外部環境の変化に対応するだけの小手先のものではなく,自ら積極的に将来の状況をつくりだそうとする改革に取り組んでいる。そのめざす方向には幾つかの共通点が見られるが,資料のデジタル化政策はそのひとつであろう。米国…

E359 - デンマーク,ウェブ・アーカイブを制度化

デンマークで7月1日,ウェブ・アーカイブを制度化した改正法定納本法が施行された。今回の改正により,王立図書館とオーフス国立・大学図書館の2納本図書館は,「.dk」ドメイン下のウェブサイトおよびデンマーク国民を対象としたウェブサイトを収集・保存することが可能となった。両館は…

E357 - 韓国の公共図書館における個人情報保護

韓国では,3月,国家人権委員会が韓国国立中央図書館および21の公共図書館に対して,個人情報保護について必要な措置を取るよう勧告する決定通知を行った。これは,2004年,一市民からの申し立てを受けて国家人権委員会が公共図書館の個人情報保護について調査を行った結果によるものであ…

E356 - 新しいシンガポール国立図書館−新館の開館と新戦略計画

蔵書の増加やサービスの拡大に対応するため2001年から建設されていたシンガポール国立図書館の新館が完成し,去る7月22日に開館した。延床面積は旧館の約5倍となる約58,000平方メートルで,中心施設であるリー・コン・チャン・レファレンス図書館(LKCRL)や中央貸出図書館のほか,展示場や演…

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