北米

世界規模での学芸員によるレファレンスイベント“Ask a Curator”が開催

2010年9月1日、世界の博物館・美術館が参加した、学芸員によるレファレンスイベント“Ask a Curator”が開催されました。レファレンスはTwitterを利用したもので、ハッシュタグ#askacuratorをつけて質問をツイートすると、世界の学芸員がそれに答えてくれるというものです。参加は欧州、北米、南米、オセアニア等の23カ国、340機関以上にも及び、ニューヨークのグッゲンハイム美術館、アムステルダムのゴッホ美術館、バルセロナのピカソ美術館なども参加したとのことです。

Ask a Curator
http://www.askacurator.com/index.html

L.A.'s MOCA and other museums participate in 'Ask a Curator' (2010/8/31付け Los Angeles Timesの記事)
http://latimesblogs.latimes.com/culturemonster/2010/08/las-moca-and-other-museums-participate-in-ask-a-curator.html

Ask A Curator becomes hottest global Twitter topic (2010/9/1付け Culture24の記事)

北米の研究図書館センター(CRL)、YouTubeに公式チャンネルを開設

2010年8月23日、米国・カナダの研究図書館・大学図書館のコンソーシアムである研究図書館センター(CRL)が、YouTubeに公式チャンネルを開設しました。公開されている動画には、アフリカ研究リソースに関するウェブセミナーや、2010年4月に開催されたCRLの年次大会での講演等があります。CRLによると、今後も継続的にプレゼンテーションの様子を公開するとのことです。

CRL Presentations Now Available Online (2010/8/23付け CRLのニュース)
http://www.crl.edu/news/6717

CRLのYoutube公式チャンネル(音声が出るのでご注意ください)
http://www.youtube.com/user/CRLdotEDU

SLAの名称変更案、協会メンバーにより却下

米国に本部を置く専門図書館協会(SLA)が、同協会の名称を“ASKPro(Association for Strategic Knowledge Professionals)”に変更する案を同協会のメンバーに提案し電子投票を行ったところ、反対票が多かったため、現在の名称を継続するとのことです。

SLA Members Reject Name Change to ASKPro(Library Journal 2009/12/10付けの記事)
http://www.libraryjournal.com/article/CA6711116.html

調査期間は100年!資料の劣化調査プロジェクト(北米)

人工的に資料を劣化させてその変化を分析するのではなく、資料が自然に劣化していく様子を長期間に渡って観察・分析するプロジェクト“100-Year Paper Natural Aging Project”が北米で始動しています。このプロジェクトは米国材料試験協会(ASTM)が中心となって、米国議会図書館(LC)や米国国立公文書館(NARA)ほか、米国の大学や研究機関やカナダの研究機関が参加して実施されています。プロジェクトでは2000年から2098年までの期間に渡り、特別に誂えた20世紀の印刷紙および筆記紙を様々な図書館や文書館で保管したうえで、その環境条件の観察や紙の状態の物理的・化学的分析を行っています。すでに2000年と2003年のテスト結果が出ているということです。なお、2008年もテスト結果を出す年に当たっています。

100-Year Paper Natural Aging Project
http://www.loc.gov/preserv/rt/projects/100-yr_nat_aging.html

LC — 100-Year Paper Natural Aging Project
- ResourceShelf 2008/11/5付けの記事

ARL、研究図書館のプロモーション活動を調査

北米研究図書館協会(ARL)が、“SPEC Kit”306号として、米国・カナダのARL加盟研究図書館におけるプロモーション活動に関する調査結果を公表しています。回答率は71%で、回答館のうち、

・すべての館が、何らかのプロモーション活動を行っている
・64%が、プロモーション活動を所掌する担当者を図書館内に有している
・40%が、プロモーション活動のための特別予算を確保している
・34%が、プロモーション活動の評価を行ったことがある

と回答しています。また各図書館が、どのようなプロモーションを、何の目的で、誰が組織して、どのように評価して、どんな課題があるのか、などの詳細について調査されています。エグゼクティブ・サマリーは無料で見ることができます。

Promoting the Library, SPEC Kit 306, Published by ARL

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