北米

北米研究図書館協会が報告書シリーズ“SPEC Kit”第357号を公開:図書館の出版活動がテーマ

2017年11月6日、北米研究図書館協会(ARL)が、報告書シリーズ“SPEC Kit”第357号を刊行しました。

図書館の出版活動(Libraries, Presses, and Publishing)がテーマで、 ARL加盟館における出版活動に関する情報(サービス、職員の配置、著者・編者を対象とした情報、出版物のリスト)を収集し、検討しています。

Libraries, Presses, and Publishing, SPEC Kit 357, Published by ARL(ARL,2017/11/6)
http://www.arl.org/news/arl-news/4428-libraries-presses-and-publishing-spec-kit-357-published-by-arl

北米研究図書館協会、図書館員による“Open Science Framework”を用いたデジタル研究支援のためのツールキットを公開

2017年10月3日、北米研究図書館協会(ARL)が、図書館員による、非営利団体Center for Open Science(COS)が開発した研究プロジェクト管理システム“Open Science Framework”(OSF)を用いてのデジタル研究の実施と管理へのsさらなる関与を支援するためのツールキットを公開しました。

米国議会図書館(LC)のデジタル保存専門家を育成するプロジェクト“National Digital Stewardship Residency”(NDSR)としてARLが受け入れたMegan Potterbusch氏が、米・ジョージワシントン大学で実施した作業の成果であり、教員・図書館員への説明資料、研究者との共同作業のためのリソース、プロジェクトの構造や作業空間の事例を含むものとなっています。

北米研究図書館協会(ARL)とWikimediaコミュニティー、Wikimedia財団による協働プロジェクト

2017年10月4日、北米研究図書館協会(ARL)とWikimedia財団は、ARLとWikimediaコミュニティー、Wikimedia財団との協働プロジェクトに関する記事をウェブサイトに掲載しました。

同プロジェクトは、2016年8月にARL、WikimediaコミュニティーとWikimedia財団で開催したARL/Wikipedia Summitでの議論が元になっています。枠組みとなる2つのテーマは以下の通りです。
 
  • Linked Open Data(LOD)は、それまで接続していなかった異なる情報源をつなぎ、図書館とWikipediaのコンテンツの相互を豊かにする可能性があること。
  • 図書館とWikipediaの文化とコンテンツにおいて、多様性や包含性を増す包括的な取組みになること。

同プロジェクトでは、米国およびカナダの先住民族のコミュニティーに関する資料を対象としています。LODの作成においてコミュニティーと協働する仕組みを形作るために、事例研究のアプローチをとるとのことです。

E1960 - IFLAによる国立図書館の役割に関する現状調査

2017年8月に開催された世界図書館情報会議(WLIC):第83回国際図書館連盟(IFLA)年次大会では,国立図書館の役割に関する現状調査の結果を概観し,図書館・情報政策に与える影響について議論するラウンドテーブルが行われた。本稿では,調査を担当し,ラウンドテーブルのモデレータも務めたスイス国立図書館のPatrice Landry氏の予稿に基づき,調査結果の概要を紹介する。

北米研究図書館協会、著作権に関する問題についてのイシューブリーフを公開:インターネット上の政府情報の保存とメタデータの著作権

2017年9月14日、北米研究図書館協会(ARL)が、図書館や文書館が直面する著作権に関する問題についてのイシューブリーフ2点を公開しました。

“Using Fair Use to Preserve and Share Disappearing Government Information”では、インターネットから政府情報を保存・共有する際の複雑な法的問題を考察し、フェアユースの原則が政府情報を保存・共有することを支持していることを説明しています。

“Metadata and Copyright: Should Institutions License Their Data about Scholarship?”では、メタデータが著作権で保護されるべきかどうかを様々な状況下で検討し、またメタデータのライセンスについてのポリシーやコミュニティーの基準について考察するとともに、その広範な利用や共有を推奨しつつ、メタデータにライセンスを認めるかどうかについての推奨事項を提案しています。

美術図書館協会北米支部、ヘイトスピーチを容認しない旨の声明を発表

2017年9月4日、美術図書館協会北米支部(ARLIS/NA)が、ヘイトスピーチ・ヘイトアクションを容認しない旨の声明を発表しています。

米国図書館(ALA)や北米研究図書館協会(ARL)の最近の声明と同様、それらは図書館員の中核的価値と全く正反対のもので、美術の多様性・包摂性や、美術の支援に関与している組織として、それらにはっきりと反対する必要があると指摘するとともに、美術・デザイン・人文科学は、このような時代において、より良い未来を構築するための想像力を促進する強力なツールであると述べています。

ARLIS/NA Statement Against Hate (ARLIS/NA,2017/9/4)
https://www.arlisna.org/news/news-events/1255-arlis-na-statement-against-hate

北米研究図書館協会、デジタル人文学のメタデータを“SHARE”のデータベースに取り入れるためのプロジェクトを開始

2017年8月2日、北米研究図書館協会(ARL)は、より多くのデジタル人文学(DH)の学術成果のメタデータを、そのライフサイクルを通じて参照可能とすることを目的に、それらのデータを“SHARE”のデータベースに取り入れるためのプロジェクト“Integrating digital humanities into the web of scholarship with SHARE”に対して、全米人文科学基金(NEH)の“Digital Humanities Advancement Grant”から7万5,000ドルの助成金を獲得したと発表しています。

助成金を受け、同プロジェクトでは、DHセンターの調査、図書館員や研究者へのフォーカスグループインタビューなど多様な方法で調査を行なって、既存のDHの学術成果のメタデータモデルやレジストリを把握して要件を定義した後、多様なDHの学術成果のメタデータの集約や検索・ディスカバリのためのワイヤフレームやプロトタイプを作成します。

北米研究図書館協会が報告書シリーズ“SPEC Kit”第355号を公開:大学でのアントレプレナー教育がテーマ

2017年7月6日、北米研究図書館協会(ARL)が、報告書シリーズ“SPEC Kit”第355号を刊行しました

“Campus-wide Entrepreneurship”がテーマで、ARLの加盟館が、学内でのアントレプレナー(起業家精神)教育をどのように支援しているかを調査したものです。

大学でのアントレプレナーシッププログラム・アントレプレナーシップセンター・インキュベーターの事例、図書館のアントレプレナー教育に関する資源・サービス・アウトリーチ活動・指導教材の事例、アントレプレナーシップに関する図書館の職種の事例などが紹介されています。

北米研究図書館協会が報告書シリーズ“SPEC Kit”第354号を公開:「データキュレーション」がテーマ

2017年5月12日、北米研究図書館協会(ARL)が報告書シリーズ“SPEC Kit”第354号を刊行しました

「データキュレーション」がテーマで、ARL加盟機関が、データのライフサイクルへの関心や、研究や教育活動への有用性という観点から、データ管理に用いているインフラを調査しており、提供されているサービス、推定される利用者、最も利用される研究分野、図書館における担当職員の配置状況やポリシー・ワークフロー、課題といった内容をカバーしています。

Data Curation, SPEC Kit 354, Published by ARL(ARL,2017/5/12)
http://www.arl.org/news/arl-news/4268-data-curation-spec-kit-354-published-by-arl#.

【イベント】第30回人文機構シンポジウム「海の向こうの日本文化ーその価値と活用を考えるー」(6/3・福岡)

2017年6月3日、九州大学西新プラザにおいて、人間文化研究機構主催の第30回人文機構シンポジウム「海の向こうの日本文化ーその価値と活用を考えるー」が開催されます。

以下の4講演の後、講師と稲賀繁美氏(国際日本文化研究センター教授)によるパネルディスカッションが行われます。

参加は無料ですが、事前の申込みが必要です(先着順 定員200名)。

・オランダ人と平戸との出会い
-ハーグ国立文書館所蔵平戸オランダ商館文書調査研究・活用-
フレデリック・クレインス(国際日本文化研究センター准教授)

・海を渡った切支丹禁教文書1万点の可能性
-バチカン図書館所蔵マリオ・マレガ収集文書調査研究・保存・活用-
大友一雄氏(国文学研究資料館教授)

・シーボルト・コレクションの長崎くんち衣裳
-ヨーロッパにおける19世紀日本関連在外資料調査研究・活用-
澤田和人氏(国立歴史民俗博物館准教授)

・ニッケイ社会で生み出された資料から日本の言語文化
-北米における日本関連在外資料調査研究・活用-
朝日祥之氏 (国立国語研究所准教授)

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