文化庁

文化庁・宮内庁・読売新聞社による「紡ぐプロジェクト」の公式ウェブサイト「紡ぐ TSUMUGU:Japan Art & Culture」が公開:日本文化の世界を写真や動画も使って分かりやすく紹介

2019年8月20日、文化庁・宮内庁・読売新聞社による「紡ぐプロジェクト」の公式ウェブサイト「紡ぐ TSUMUGU:Japan Art & Culture」が公開されました。

日本文化の世界を写真や動画も使って分かりやすく伝えることを目的としており、文化庁、宮内庁および国立博物館や国立劇場の協力の下、専門家の監修を得ながら、読売新聞社が制作・運営を担当しています。

絵画・仏像・彫刻・書等をデジタル画像で紹介する「TSUMUGU Gallery」、美術館等で展示中の作品または上演中の歌舞伎などの伝統芸能の公演に関する情報からピックアップしたものを紹介する「今、観たい」、同プロジェクトが支援する文化財の修理の様子を継続的に紹介する「修理」、国内外の専門家や著名人らが日本の伝統文化を紹介する「美」「芸」「知る」「催し」「特集」といったコンテンツで構成されています。

また、多言語対応も予定しており、第1弾として英語版も今回公開されています。

文化庁、「国宝・重要文化財の防火設備等の緊急状況調査結果(アンケート調査結果)」を発表

2019年8月8日、文化庁が、「国宝・重要文化財の防火設備等の緊急状況調査結果(アンケート調査結果)」を発表しています。

フランス・パリのノートルダム大聖堂において発生した火災を受けて実施した、国宝・重要文化財の防火設備等の状況に関するアンケート調査の結果です。

調査結果の主な内容として、美術工芸品の国宝を保管する博物館等では、多くの施設で消火設備等を設置しているが、約半数が30年以上経過し、老朽化による機能低下のおそれがあることが紹介されています。

報道発表(文化庁)
http://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/index.html
※「2019年8月8日 国宝・重要文化財の防火設備等の緊急状況調査結果(アンケート調査結果)」とあります。

ジャパンサーチ(試験版)、立命館大学アート・リサーチセンター(ARC)の古典籍ポータルデータベースと連携し古典籍資料約16万点が検索可能になる

ジャパンサーチ(試験版)は、2019年7月9日付のTwitterにおいて、立命館大学アート・リサーチセンター(ARC)の「ARC古典籍ポータルデータベース」と連携したことを発表しました。

この連携により、ジャパンサーチ(試験版)では、海外機関の所蔵資料も含め約16万点のウェブ上で公開された古典籍資料が検索可能になっています。

@jpsearch_go(Twitter,2019/7/9)
https://twitter.com/jpsearch_go/status/1148529708167917569

お知らせ(ジャパンサーチ(試験版))
https://jpsearch.go.jp/news
※2019年7月9日付けのお知らせに「「ARC古典籍ポータルデータベース」と連携しました」とあります。

文化庁、2019年度の「メディア芸術アーカイブ推進支援事業」の採択結果を公開

文化庁が2019年度の「メディア芸術アーカイブ推進支援事業」の採択結果を公開していました。

27件の応募があり、

・特定非営利活動法人ゲーム保存協会の「国内レトロPCゲーム データベース情報入力」(支援予定額:約359万円)
・公益社団法人日本漫画家協会の「日本漫画家協会所蔵本及び資料の調査整理・デジタル化事業」(支援予定額:約351万円)
・株式会社バンダイナムコエンターテインメントの「ナムコ開発資料アーカイブプロジェクト」(支援予定額:約619万円)
・学校法人明治大学の「明治大学マンガ図書館現代マンガ図書館所蔵マンガ本目録データ作成」(支援予定額:約817万円)
・一般社団法人日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアムの「アニメ脚本と脚本家のデータベース構築」(支援予定額:約382万円)
・株式会社エイケンの「セル画制作のアニメーション作品のアーカイブ化と公開」(支援予定額:約897万円)

など、18件が採択されています。

【イベント】説明会「ジャパンサーチ発進!~連携拡大に向けて」(7/17・東京、京都)

2019年7月17日、国立国会図書館(NDL)の東京本館及び関西館において、説明会「ジャパンサーチ発進!~連携拡大に向けて」が開催されます。なお、関西館会場はテレビ会議システムによる中継となります。

本説明会は、NDLと内閣府知的財産戦略推進事務局が共催するものであり、ジャパンサーチ試験版の機能、連携方法等の説明に加え、連携・利活用事例の報告や、参加者からの質問も交えたパネルディスカッションが行われます。

参加費は無料です。定員は東京本館300名、関西館60名(いずれも先着順)であり、申込みフォームからの事前の申込みが必要です。

主なプログラムは次のとおりです。

第Ⅰ部:「ジャパンサーチ(試験版)」について
〇ジャパンサーチ(試験版)の機能と連携方法について
国立国会図書館電子情報部副部長 木藤淳子

〇ジャパンサーチ(試験版)との連携事例報告
国立公文書館総務課総括係長/総務課情報システム係長 平野宗明氏
東京国立博物館学芸企画部博物館情報課情報管理室長 村田良二氏
国立新美術館主任研究員 室屋泰三氏
人間文化研究機構総合情報発信センター特任准教授 大内英範氏
立命館大学衣笠総合研究機構准教授 金子貴昭氏

ジャパンサーチ(試験版)、新機能「ウェブパーツ機能」をリリース

2019年5月31日、ジャパンサーチ(試験版)のページで、新機能「ウェブパーツ機能」のリリースが発表されています。

ジャパンサーチ内で使われている画面の構成要素を、部品としてジャパンサーチ以外のウェブサイトでも利用できる機能です。2019年6月6日時点では、マイノート及びギャラリー(連携機関のみ)からウェブパーツの出力が行えるとあります。

また、スタイルシートがページ全体に適用されるため、既存のスタイルシートと競合を起こす可能性があることなど、利用に際しての注意点4点が示されています。

お知らせ(ジャパンサーチ(試験版))
https://jpsearch.go.jp/news
※2019年5月31日付けのお知らせに「新機能「ウェブパーツ機能」をリリース」とあります。

ウェブパーツ(ジャパンサーチ(試験版))
https://jpsearch.go.jp/api/webparts
※ウェブパーツ機能に関する開発者向け情報ページです。

文化庁、「文化財の多言語化ハンドブック」「文化財を活用したユニークべニューハンドブック」を公開

2019年3月27日、文化庁が、全国の自治体担当者や文化財所有者を対象に作成した「文化財の多言語化ハンドブック」「文化財を活用したユニークべニューハンドブック」をウェブサイトで公開しました。

「文化財の多言語化ハンドブック」は、文化財の多言語化の普及啓発を目的としたもので、文化財の多言語化を進めている自治体がどのような点に留意しながら多言語化を行っているのか具体事例を紹介しています。

「文化財を活用したユニークべニューハンドブック」は文化財を活用したユニークべニュー(会議・レセプションを開催することで特別感や地域特性を演出できる歴史的建造物や文化施設)について、、メリットや注意点等を全国各地の事例とともに紹介したもので、活用する際に必要となる各種手続きもまとめられています。

冊子版は全国の自治体及び文化財所有者などに配布されます。

E2119 - 「著作権延長後の世界で、我われは何をすべきか」<報告>

日本の著作権保護期間は著作者死後50年,団体名義の作品では公表後50年で1971年以降運用され,その中で,たとえば「青空文庫」は1万5,000点を超える主に明治・大正時代の著作物を電子化し,Amazon Kindleや図書館の電子書籍などで活用することができた。2006年に権利者団体から,これを死後70年に延長することが要望され,文化庁の「過去の著作物等の保護と利用に関する小委員会」において,青空文庫,インターネットユーザー協会など多様な関係者との間で議論となったが,2008年第6回小委員会において,「保護と利用のバランスについて,調和の取れた結論が得られるよう,検討を続けることが適当」と,延長は見合わせることとなった。ところが,2015年環太平洋パートナーシップ(TPP)協定において死後70年への延長が合意されたため,これに合わせて日本では2016年に著作権法が改正され延長への路線が引かれた。2017年にトランプ大統領が米国のTPP離脱を決定したため,保護期間延長は棚上げとなったかと見えたが,2018年12月30日,米国抜きの新TPP,TPP11(E2060参照)の発効に伴い,前記改正が有効となり,正式に死後70年への延長が発効した。

国宝・重要文化財(美術工芸品)の指定等についての答申:カラフトナヨロ惣乙名文書(北海道大学附属図書館)・彫金後藤家関係資料(東京藝術大学附属図書館等)・交代寄合西高木家関係資料(名古屋大学附属図書館)が重要文化財に指定へ

2019年3月18日、文化審議会が、3件の美術工芸品を国宝に、41件の美術工芸品を重要文化財に指定すること、2件の美術工芸品を登録有形文化財に登録することについて、文部科学大臣に答申したと、文化庁が発表しています。

重要文化財への指定が答申されたものには、カラフトナヨロ惣乙名文書(ヤエンコロアイヌ文書:北海道大学附属図書館所蔵)・彫金後藤家関係資料(東京藝術大学附属図書館等所蔵)・交代寄合西高木家関係資料(名古屋大学附属図書館所蔵)などが含まれています。

文化審議会答申 ~国宝・重要文化財(美術工芸品)の指定及び登録有形文化財(美術工芸品)の登録について~(文化庁,2019/3/18)
http://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/1414437.html

【イベント】オーファンワークス実証事業シンポジウム「著作権保護期間70年時代に裁定利用が果たす役割とは~裁定制度を活用した利用円滑化について~」(3/20・東京)

2019年3月20日、けやきホール(東京都渋谷区)において、オーファンワークス実証事業シンポジウム「著作権保護期間70年時代に裁定利用が果たす役割とは~裁定制度を活用した利用円滑化について~」が開催されます。

オーファンワークス実証事業実行委員会の主催であり、2018年度の実証事業が2019年3月末で終了するにあたり、2018年度の実績報告と改善に対しての提案、問題点などを検討するものです。また、今後の展望として、裁定制度のみではなく、周辺の制度整備の必要性などを含めた広い視点からの議論も行うとあります。

参加費は無料であり、定員は200名(先着順、申込み要)です。主なプログラムは次のとおりです。

〇裁定制度の利用円滑化に向けた実証事業成果報告
瀬尾太一氏(オーファンワークス実証事業実行委員会 幹事/一般社団法人日本写真著作権協会 常務理事)

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