カレントアウェアネス・ポータルは、図書館界、図書館情報学に関する最新の情報をお知らせする、国立国会図書館のサイトです。

国立図書館

米国議会図書館、夏の有給インターンシップの募集を開始

米国議会図書館(LC)が、2010年6月7日~同年8月13日までの期間の、インターンシップ参加者を募集しています。このインターンシップは有給で、期間中のフルタイム勤務に対し、一人当たり3,000ドルが支払われます。このインターンシップの目的は、LCのコレクションへのアクセスと、LCのデジタルデータ保存プログラムへの理解の向上となっています。

Library of Congress to Offer Junior Fellows Summer Internships
(LCのニュースリリース)
http://www.loc.gov/today/pr/2010/10-051.html

韓国国立中央図書館とイラン国立図書館が提携

韓国国立中央図書館とイラン国立図書館が相互協力関係を強化することで合意したとのことです。今後、経験の交換や人的交流、展示会の開催などに加え、相手国についての情報室を作ることも予定されているようです。

National libraries of Iran and S. Korea sign agreement(2010/3/14付けTehran Timesの記事)
http://www.tehrantimes.com/index_View.asp?code=215997

이란 국립도서관에 한국 자료실(2010/3/10付けMSNニュースの記事)
http://news.msn.co.kr/article/read.html?cate_code=1400&article_id=201003101757171029

National Libraries of Iran and South Korea Sign Agreement(2010/3/14付けResourceshelfの記事)
http://www.resourceshelf.com/2010/03/14/national-libraries-of-iran-and-south-korea-sign-agreement/

参考:
E306 - イラン国立図書館が新装開館

国立国会図書館、「日本全国書誌の在り方に関する検討会議」の概要を公開

国立国会図書館は、2010年3月3日に開催した「日本全国書誌の在り方に関する検討会議」の概要を公開しています。同会議は、国立国会図書館が作成する日本全国書誌とその機械可読版であるJAPAN/MARCがより広く活用されることを目的として、関係機関の代表が集まり開催されたものです。

日本全国書誌の在り方に関する検討会議について
http://www.ndl.go.jp/jp/library/data/jnbconf_20100303.html

日本の全国各地の図書館の所蔵・貸出状況を検索できる「カーリル」

日本の全国各地の図書館の貸出状況を検索できるウェブサービス「カーリル」が公開されています。検索対象の図書館を設定し、タイトル・著者名を検索ボックスに入力(あるいは選択画面で「話題の本」や著者名を選択)すると、対象図書館での所蔵・貸出状況が、表紙のイメージとともに表示されます。利用者によるレビューや、「読みたいリスト」作成の機能もあるようです。2010年3月11日現在で、全国4310館の図書館に対応(図書館システム数は1072個)しているとのことです。

カーリル
http://calil.jp/

全国4300館以上の図書館/図書室に対応 蔵書検索サイト「カーリル」(calil.jp)を開始(2010/3/10付けカーリルのプレスリリース)
http://calil.jp/doc/press.html

図書館の方へ(カーリルのサイトより)
http://calil.jp/doc/lib.html

ウェールズ国立図書館、土曜日開館を再開へ

ウェールズ国立図書館が、2010年5月8日から土曜日の開館を再開すると発表しています。同館では、予算削減のために2009年4月から土曜日を休館日としていましたが、閲覧室での利用を事前申込制にするなど、一部のサービスに制限を設けた形で、およそ1年ぶりにサービスを提供するとのことです。

The National Library to reopen on Saturday(ウェールズ国立図書館のニュースリリース)
http://www.llgc.org.uk/index.php?id=1514&tx_ttnews[tt_news]=3312

The National Library of Wales opens on Saturdays from Saturday 8 May 2010
http://www.llgc.org.uk/index.php?id=3407

National Library of Wales to reopen on Saturdays(BBC News 2010/3/8付けの記事)
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/wales/mid_/8555276.stm

Google、イタリア国立図書館の歴史的資料をデジタル化へ

Google社は、フィレンツェとローマにあるイタリア国立図書館の著作権切れの書籍をデジタル化することについて、イタリア文化遺産省と合意したと発表しています。規模は約100万冊とのことです。対象となる資料は国立図書館が選択するとのことですが、イタリアの歴史的な資料も含まれるようです。また、Google社によりデジタル化された資料は、欧州電子図書館Europeanaを通じての閲覧も可能にする予定とのことです。

A digital renaissance: partnering with the Italian Ministry of Cultural Heritage(2010/3/10付けGoogleオフィシャルブログの記事)
http://googleblog.blogspot.com/2010/03/digital-renaissance-partnering-with.html

MiBAC / Google: Conferenza Stampa di presentazione di uno storico accordo(イタリア文化遺産省の発表)

E1028 - 英国図書館ビジネス・知的財産センター,活動実績を報告

英国図書館(BL)のビジネス・知的財産センターは,2010年2月18日,センターの2007年4月から2009年3月までの2年間の活動実績をまとめた報告書を公開した。...

国立国会図書館の「リサーチ・ナビ」、ビジネス情報や医療情報等をまとめたページを公開

国立国会図書館は、調べ物に役立つリソースを紹介するウェブサイト「リサーチ・ナビ」において、「ビジネス情報」として、産業情報ガイドや統計資料レファレンス・ガイドを含む調べ方案内のほか、ビジネスに役立つ情報を、「自立のための課題解決ガイド」として、生活、就職・起業、職業訓練、医療、健康、メンタルヘルスといった分野に関連する当館作成コンテンツを集約したウェブページをそれぞれ作成し、公開しています。

ビジネス情報
http://rnavi.ndl.go.jp/business/3.php

自立のための課題解決ガイド
http://rnavi.ndl.go.jp/business/post-2.php

【イベント】国立国会図書館、講演会「ノルウェー、北欧における学術図書館の日本学サポート」を開催(3/24)

国立国会図書館は、2010年3月24日に、ノルウェー・オスロ大学図書館司書による講演会「ノルウェー、北欧における学術図書館の日本学サポート-オスロ大学図書館の現状を中心に、北欧、欧州ネットワークの可能性を考える-」を東京本館で開催します。オスロ大学図書館日本・東アジア担当主題専門司書マグヌスセン矢部直美氏が、欧州、特に北欧の日本研究の現状、日本研究部門を持つ大学図書館が抱える課題、欧州・北欧の日本研究関係協力ネットワーク等について講演を行うとのことです。

ノルウェー、北欧における学術図書館の日本学サポート(開催概要及び申込方法)
http://www.ndl.go.jp/jp/event/events/oslolecture.html

ユネスコ、ハイチの国立公文書館・図書館を財政支援

ユネスコは、ハイチの文書資料を災害から救うための資金援助を実施します。これにより、国立公文書館や国立図書館は、被災した建物から重要な文書や書籍を安全な場所に避難させることができるようになります。ユネスコは、国際ブルーシールド委員会とも協力し、ハイチの文書財産の保護に努めていくということです。

UNESCO provides assistance in preserving Haitian documentary heritage
(ユネスコのプレスリリース)
http://portal.unesco.org/ci/en/ev.php-URL_ID=29582&URL_DO=DO_TOPIC&URL_SECTION=201.html

参考:
IFLA、国際ブルーシールド委員会がハイチ大地震について支援を発表
http://current.ndl.go.jp/node/15641

中世・ルネサンス時代の欧州の写本をデジタル化するプロジェクト“Europeana Regia”

欧州の複数の機関による、中世・ルネサンス時代の欧州の写本や聖書をデジタル化して集める共同プロジェクト“Europeana Regia”の開始を、フランス国立図書館(BnF)が発表しています。プロジェクトには、BnFのほか、ベルギー王立図書館、ドイツのバイエルン州立図書館、ヘルツォーク・アウグスト図書館、スペインのバレンシア大学歴史図書館が参加しており、2010年から2012年までの30か月間で実施されるとのことです。3つのサブプロジェクトで計800冊以上の資料を対象としており、デジタル化されたコンテンツはそれぞれの図書館および欧州電子図書館“Europeana”で提供されるようです。また、同プロジェクトに関する会議が、2010年3月30日から31日にかけてパリで開催される予定となっています。

Europeana Regia, un projet de numérisation de manuscrits piloté par la BnF(BnFのプレスリリース)

英国図書館、英国のウェブサイトのアーカイブ“UK Web Archive”を正式公開

英国図書館(BL)は、2004年から取り組んでいたウェブサイトのアーカイブ事業“UK Web Archive”を2010年2月25日から正式公開しています。現時点での収録サイト数は約6000とのことです。BLのブリンドリー館長は、現在はウェブサイトの収集には許諾が必要なため2011年段階でも収集できるウェブサイトは全体の1%程度でしかないとし、ウェブサイトを許諾なしで収集できるよう、納本制度に関する法律の改正を求める見解を表明しています。調査によると、ウェブサイトの平均寿命は44-75日程度で、半年ごとに約10%のサイトがなくなるか内容が入れ替わってしまうという状態にあるとのことです。

UK Web Archive
http://www.webarchive.org.uk/ukwa/

Digital afterlife for UK websites...(2010/2/25付けBLのプレスリリース)
http://www.bl.uk/news/2010/pressrelease20100225.html

UK Web Archive launches with plea for law change(2010/2/25付けGuardianの記事)

英国図書館、科学の躍進に貢献した英国の科学者のオーラルヒストリーを集めるプロジェクトを開始

英国図書館(BL)が、科学の躍進に貢献した英国の科学者に対し、10~15時間に及ぶインタビューを実施し、彼らのオーラルヒストリーを収集するプロジェクト“Oral History of British Science”を開始するということです。世界の科学に貢献した英国の偉大な科学者の音声資料はほとんど存在しておらず、健在の著名な科学者に対するインタビューもほとんど行われたことがありません。そこでBLでは、将来に渡って、科学者たちの個人的な記憶や経験を保存していくため、今回のプロジェクトを開始することにしたということです。インタビューの対象となるのは、著名な科学者だけでなく、これまであまり注目されてこなかった技術者や女性の科学者も含まれます。

なおこのプロジェクトには、科学博物館(Science Museum)などが協力し、Arcadia基金が資金提供を行っています。

An Oral History of British Science(プレスリリース)
http://www.bl.uk/news/2010/pressrelease20100223.html

Oral History of British Science
http://www.bl.uk/historyofscience

台湾国立中央図書館、新たにマンガ読書室を開設

台湾国立中央図書館は2010年2月23日、出版におけるマンガの地位とマンガが台湾の読者にとって持つ価値の正しさを証明する画期的な取組みとして、マンガ読書室(漫畫屋)を開設しました。1万巻以上のコレクションがありますが、利用できるのは19歳以上となっています。貸出もできません。図書館の関係者によると、年齢制限があるのは、マンガを収集し、保存すること、学術研究を促進することという国立図書館の役割を鑑みてだということです。

Talk of the day -- National library opens manga reading section
- Taiwan News 2010/2/24付けの記事
http://www.etaiwannews.com/etn/news_content.php?id=1187660&lang=eng_news

國家圖書館打造本土漫畫創作溫床 藝術暨視聽資料中心漫畫屋隆重開幕
(台湾国立中央図書館のニュースリリース)
http://www.ncl.edu.tw/ct.asp?xItem=11093&ctNode=900&mp=2

【中心活動】國家圖書館藝術暨視聽資料中心「漫畫屋」開春2月23日擇吉啟用預展

英国図書館、Amazon社との提携を公式発表

英国図書館(BL)が、Amazon社との提携を公式発表しました。BLがMicrosoft社と連携してデジタル化した19世紀の哲学書、文学書等合わせて6万5千冊が、Amazon社のプリントオンデマンドサービス“CreateSpace”と電子書籍端末“Kindle”で利用可能になるということです。BLの19世紀コレクションの35%~40%は他に存在しない唯一ものであるとも言われており、今回のAmazon社との提携により、貴重な資料へのアクセスが、新たな技術とビジネスモデルの下で、実現することになりました。

Re-Kindle your love of forgotten 19th century classics
http://www.bl.uk/news/2010/pressrelease20100223a.html

参考:
英国図書館、19世紀の小説コレクションをKindle向けに提供へ
http://current.ndl.go.jp/node/15764

英国図書館、ショパン生誕200年記念の展示を開催

英国図書館(BL)は、作曲家・ピアニストのショパンの生誕200年を記念する展示を、2010年3月1日から5月16日までの期間で開催するとのことです。ショパン直筆の楽譜、初公開の写真、デスマスクと左手の石膏模型などが展示されるようです。また、展示各所に設けられるリスニングポイントで、BLの音源アーカイブに所蔵されている歴史的な演奏を聴くこともできるとのことです。

Chopin: The Romantic Refugee(2010/2/23付けBLのプレスリリース)
http://www.bl.uk/news/2010/pressrelease20100223b.html

スウェーデン王立図書館では、電子書籍の利用が印刷書籍を上回る

スウェーデン王立図書館(Kungliga biblioteket)は、電子書籍のダウンロード数が印刷書籍の貸出利用数を上回ったと発表しています。2008年の国内の研究図書館等を含めた統計では、電子書籍のダウンロード数が420万件、印刷書籍の貸出冊数が320万冊であるとのことです。また、データベースや電子ジャーナル、電子書籍といった電子リソースに資料購入費の72%が使われたようです。

More and more e-books are being lent out(2010/2/18付けスウェーデン王立図書館の英語版ニュースリリース)
http://www.kb.se/english/about/news/More-and-more-e-books-are-being-lent-out/

Allt fler e-böcker lånas ut(2009/5/29付けスウェーデン王立図書館のニュースリリース)
http://www.kb.se/aktuellt/nyheter/2009/30243/

スイスの大学図書館と国立図書館の統合検索ツール“SwissBib”のベータ版が公開

OCLCの協力のもと開発が進められていた、スイスの大学図書館と国立図書館を統合検索できる“SwissBib”のベータ版が公開されています。740図書館の1400万冊を検索できるとのことです。

OCLC and SwissBib Launch Next Generation Metacatalogue
http://www.oclc.org/uk/en/news/releases/2010/20105.htm

SwissBib beta
http://www.swissbib.ch.

New! Next Generation Metacatalogue Goes Live in Switzerland, SwissBib (Beta)(2010/2/16付けResourceShelfの記事)
http://www.resourceshelf.com/2010/02/16/new-a-next-generation-of-metacatalogue-goes-live-in-switzerland-swissbib-beta/

参考:
E963 - スイスの統合検索ツール“SwissBib”構築プロジェクトの状況
http://current.ndl.go.jp/e963

オーストラリア国立図書館、写真を「色」で検索できるシステムのデモを公開

オーストラリア国立図書館が、写真を色で検索できるシステムのデモを公開しています。カラーチャートから色を選択すると、その色に近いイメージの写真が表示されるもので、同図書館が所蔵する写真資料18,500点が対象になっているとのことです。

Search by colour
http://ll04.nla.gov.au/

A Demo From the National Library of Australia: Search by Color(2010/2/12付けResourceShelfの記事)
http://www.resourceshelf.com/2010/02/12/a-demo-from-the-national-library-of-australia-search-by-color/

英国図書館とディズニー、映画『不思議の国のアリス』公開を記念してイベント開催

英国図書館(BL)は、『不思議の国アリス』のオリジナル手稿を所蔵していますが、このほどディズニーが、ティム・バートン監督による映画『不思議の国のアリス』を公開するに当たって、共同で記念イベントを開催することになりました。2010年2月24日にBLにおいて、映画で白ウサギを演じるマイケル・シーン、トゥィードルダムとトゥィードルディーを演じるマット・ルーカス、ジャバウォックを演じるクリストファー・リーら、豪華俳優による朗読が行われるほか、1903年に製作された、最初の『不思議の国アリス』の映画を、ピアノ生演奏とともに上映するといったイベントが開催されます。

Find Alice in British Library Wonderland(BLのプレスリリース)
http://www.bl.uk/news/2010/pressrelease20100212.html

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