カレントアウェアネス・ポータルは、図書館界、図書館情報学に関する最新の情報をお知らせする、国立国会図書館のサイトです。

国立図書館

コロンビア国立図書館、電子出版物の自由意思による納本受付を開始

2013年5月15日から、南米のコロンビア国立図書館が、電子書籍等の電子出版物の、自由意思による納本の受付を開始しました。同館では電子出版物の受け入れは初とのことです。納本対象となる資料の種類は、テキストや画像、動画、オーディオ、ウェブサイトとなっています。

Biblioteca Nacional inicia Deposito voluntario de obras digitales (Biblioteca Nacional de Colombiaの記事)
http://www.bibliotecanacional.gov.co/content/biblioteca-nacional-inicia-dep%C3%B3sito-voluntario-de-obras-digitales

総務省「震災関連デジタルアーカイブ構築・運用のためのガイドライン」を公開

2013年5月20日に、総務省のウェブサイトで、「震災関連デジタルアーカイブ構築・運用のためのガイドライン」が公開されました。これは、総務省が、東日本大震災に関するデジタルアーカイブを構築・運用する際の課題の抽出・検討を行うための実証調査や、「国立国会図書館東日本大震災アーカイブ(ひなぎく)」の構築・公開の成果を踏まえ、策定したものです。

「震災関連デジタルアーカイブ構築・運用のためのガイドライン」の公表(総務省プレスリリース, 2013/5/20付け)
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/02ryutsu02_03000115.html

震災関連デジタルアーカイブ構築・運用のためのガイドライン
http://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/ictseisaku/ictriyou/02ryutsu02_03000114.html

震災関連デジタルアーカイブ構築・運用のためのガイドライン(概要版)
http://www.soumu.go.jp/main_content/000225064.pdf

参考:
国立国会図書館東日本大震災アーカイブ(ひなぎく)が正式公開
Posted 2013年3月7日
http://current.ndl.go.jp/node/23018

イラク国立図書館・文書館(INLA)のエスカンダー館長へのインタビュー(記事紹介)

国際図書館連盟(IFLA)の情報への自由なアクセスと表現の自由に関する委員会(FAIFE)のサイトに、イラク国立図書館・文書館(INLA)のエスカンダー(Saad Eskander)館長へのインタビュー記事が掲載されています。2003年のイラク戦争時の災禍からの復興の取組みについて、概要が紹介されています。なお、この記事はもともとはフィンランド国立図書館の雑誌“Kansalliskirjasto”に掲載されたものとのことです。

New FAIFE Spotlight "Interview with Saad Eskander, Director of Iraq National Library and Archives (INLA)"(IFLA 2013/5/2付け)
http://www.ifla.org/node/7658

Interview with Saad Eskander, Director of Iraq National Library and Archives (INLA)
http://www.ifla.org/publications/interview-with-saad-eskander-director-of-iraq-national-library-and-archives-inla

参考:

オランダ王立図書館・国立公文書館、ウィキペディアン・イン・レジデンスを受け入れ

2013年5月16日、オランダ王立図書館・国立公文書館は、オランダの文化遺産機関として初めて「ウィキペディアン・イン・レジデンス」を受け入れると発表しました。6月8日には、王立図書館・国立公文書館はWikimedia Netherlandsと共同でウィキペディアンのためのイベントを実施するとのことです。

Wikipedia primeur voor Koninklijke Bibliotheek en Nationaal Archief (Nationale bibliotheek van Nederland 2013/5/16付けの記事)
http://www.kb.nl/nieuws/nieuwsarchief-2013/wikipedia-primeur-voor-koninklijke-bibliotheek-en-nationaal-archief

あなたにもできるデジタル保存50の活動(記事紹介)

2013年5月9日、米国議会図書館のデジタル保存をテーマとしたブログThe Signalに、“Fifty Digital Preservation Activities You Can Do”という記事が掲載されています。記事では、来年のPreservation Weekまでデジタル保存活動を継続していくための、50(+1)項目が提案されています。

Fifty Digital Preservation Activities You Can Do (The Signal 2013/5/9付けの記事)
http://blogs.loc.gov/digitalpreservation/2013/05/fifty-digital-preservation-activities-you-can-do/

フランス国立図書館、電子図書館GallicaのアプリをiPhoneにも対応

2013年5月14日、フランス国立図書館(BNF)は、これまで提供していた電子図書館GallicaのiPad用アプリをiPhoneにも対応させたと発表しました。

Gallica (iTunes)
https://itunes.apple.com/jp/app/gallica/id561943007?mt=8

L’application Gallica pour iPhone disponible gratuitement sur l’App Store (PDF)(BnF 2013/5/14付けのプレスリリース)
http://www.bnf.fr/documents/cp_appli_gallica_iphone.pdf

参考:
フランス国立図書館、200万点以上のコンテンツを擁する電子図書館“Gallica”の無料iPadアプリをリリース
http://current.ndl.go.jp/node/22210

フランス国立図書館、電子図書館“Gallica”のアンドロイド用アプリをリリース
http://current.ndl.go.jp/node/22685

電子図書館におけるクラウドソーシングによるテキスト化の現在<資料紹介>

2013年5月13日、フランス国立図書館(BnF)が、“Etat de l’art en matière de crowdsourcing dans les bibliothèques numériques”というレポートを公開しました。レポートでは、各国の様々なプロジェクトでのクラウドソーシングによるテキスト化事例を調査し、最後にクラウドソーシングを成功させるために何が必要かを検討しているようです。

ETAT DE L’ART EN MATIERE DE CROWDSOURCING DANS LES BIBLIOTHEQUES NUMERIQUES (PDF )
http://www.bnf.fr/documents/crowdsourcing_rapport.pdf

Etat de l’art en matière de crowdsourcing dans les bibliothèques numériques (BnF 2013/5/13付けの記事)
http://www.bnf.fr/fr/professionnels/pro_actualites.html

シンガポール、公共図書館の一部をオフィスとして提供

2013年5月9日、シンガポールのInfocomm Development Authority (IDA)が、オフィスへ行く代わりに自宅近くの公共スペースで働く労働形態を促進するイニシアティブ「Smart Work Centres Call-for-Proposal (SWC CFP)」を発表しました。Smart Work Centres(SWC)はオフィス環境にある機器を整え、様々な働き方に応じた職場環境を提供するとのことです。

このイニシアティブはシンガポールの国立図書館委員会(National Library Board:NLB)とPeople's Associationとの共同の取り組みで、この2機関から5か所の公共スペースが提供されるそうです。Jurong Regional図書館、 Geylang East公共図書館、Toa Payoh公共図書館、 Kampong Ubiコミュニティセンター、Kolam Ayer コミュニティクラブの一部が、有料で貸し出されます。

なお、このイニシアティブに興味のある企業等への説明会は5月15日に開催される予定となっており、さらなる詳細はそこで説明されるようです。

Smart Work Centres Coming To to The Heartlands Soon (IDA 2013/5/9付け)

国立国会図書館、“NDLラボ”をスタート

2013年5月7日、国立国会図書館が“NDLラボ”のサイトをオープンしました。このサイトは、国立国会図書館が、国内外の機関と協力して実験的なサービスを提供するものであり、同日より「電子読書支援システム」の実験公開を行っています。

この「電子読書支援システム」については、5月7日の公開時点で4件のコンテンツが登録され、さらに5月13日に、13件が追加され、合計17件 が公開されました。この中には、国立国会図書館がデジタル化した資料のほか、オープンデータ化された総務省の情報通信白書も含まれています。

なお、今回の公開にあわせ、電子読書支援システムの開発者である国立情報学研究所の阿辺川武氏へのインタビューが掲載されています。

NDLラボ
http://lab.kn.ndl.go.jp/cms/

電子読書支援システム開発者インタビュー
http://lab.kn.ndl.go.jp/cms/?q=node/11

スペイン国立図書館、聖歌等の合唱譜検索用データベースを公開

2013年5月8日、スペイン国立図書館は合唱譜検索用データベースを新たに公開しました。これは、同日、BNEとサン・フェルナンド王立芸術アカデミーとの共催で開催された、15-19世紀スペイン合唱譜目録作成・研究会議に併せて公開されたものです。

BNEの所蔵する聖歌の楽譜コレクションは、その大部分が19世紀に取得されたものです。このデータベースでは、キーワード検索だけでなく、五線譜に音符を配置して検索することができ、検索結果から該当の資料を同館の電子図書館で利用することが可能となっています。

Cantorales
http://www2.bne.es/CANT_web/irBuscadorPentagrama.do

La Biblioteca crea una nueva base de datos para consulta de cantorales (Biblioteca Nacional de Espana 2013/5/8付けの記事)
http://www.bne.es/es/AreaPrensa/noticias2013/0508_BaseDeDatosCantorales.html

キルゴア賞に米国議会図書館のバーバラ・ティレット氏

OCLCの創設者であるキルゴア氏の名を冠するキルゴア賞(Frederick G. Kilgour Award for Research in Library and Information Technology)について、2013年の受賞者が、バーバラ・ティレット(Barbara Tillett)氏(元・米国議会図書館(LC)目録政策・支援室長)に決まったとのことです。

キルゴア賞は、米国図書館協会(ALA)の図書館情報技術部会(LITA)とOCLCがスポンサーであり、図書館・情報技術の発展に寄与した研究に対して授与されるものです。

Kilgour Award for Research recipient named(ALA, 2013/5/7付け)
http://www.ala.org/news/pr?id=13000

Frederick G. Kilgour Award for Research in Library and Information Technology (LITA / OCLC)
http://www.ala.org/lita/awards/kilgour

American Libraries "Barbara Tillett"

ルクセンブルク国立図書館、"Libraries and publications of the future"を公表

2013年4月29日、ルクセンブルク国立図書館が、"Libraries and publications of the future"と題して、電子出版物への取組みや課題をまとめたガイドを公表しています。電子図書館の現状として、ルクセンブルク国立図書館等によるコンソーシアムが運営しているfindit.luのコンテンツや利用の概況、課題がまとめられています。またオープンアクセスやデジタル人文学についても触れられています。

Présentation du document de réflexion "Libraries and publications of the future" (Bibliothèque numérique au Luxembourg, 2013/4/29付け)
http://www.bnl.public.lu/fr/actualites/communiques/2013/04/whitepaper/index.html

Libraries and publications of the future

台湾国家図書館、開館80周年特別展を開催

台湾国家図書館は、1933年に国立中央図書館として南京で創設され今年で開館80周年を迎えます。これを記念して、「国家図書館開館80周年記念特別展」が開催されています。

特別展では、「鍛錬―国家図書館80年史」「知識の驚くべき旅路―書物の歴史」「世界の国立図書館めぐり」の3つをテーマに展示を行っています。「鍛錬―国家図書館80年史」では、開館当時の様子を表す文献・文物やニュース映像などを見ることができます。また、「世界の国立図書館めぐり」では、日本の国立国会図書館も含む、各国の国立図書館の概況、沿革、建築、特別コレクションなどを紹介しています。

特別展は図書館1階の文化教育スペースで6月16日まで開催されます。

「國家圖書館慶祝建館80周年特展」揭幕 (「国家図書館開館80周年記念特別展」が始まる)(国家図書館HP 2013年4/25付ニュース)
http://www.ncl.edu.tw/ct.asp?xItem=17821&ctNode=1668&mp=2

國家圖書館80周年館慶(国家図書館80周年特設ページ)
http://80th.ncl.edu.tw/

대만국립중앙도서관 80주년 기념 전시
세계국립도서관들展 참가

ウェールズ国立図書館で火事、コレクションの一部が水害

2013年4月26日、ウェールズ国立図書館の最上部において火災が発生しました。火災による被害を受けたのは、主にオフィススペースや新しく受入れた資料のためのスペースとして使用されている場所であり、職員・利用者は避難し全員無事であったとのことです。しかしながら、消火の際、水が5階、6階部分に漏れ、コレクションの一部が被害を受けたようです。被害を受けた資料は救出チームによりオックスフォードに運ばれているとのことです。

ウェールズ国立図書館は4月29日まで閉館し、30日には開館する予定となっています。

ウェールズ国立図書館からのリリース
Fire Damage(2013/4/26付け)
http://www.llgc.org.uk/index.php?id=1514&no_cache=1&tx_ttnews[tt_news]=5311

27/04/2013 Fire Update(2013/4/27付け)

オーストリア国立図書館、Googleとの提携によるデジタル化事業、最初の10万冊分のデータをネット公開

オーストリア国立図書館がGoogleとの提携により進めているデジタル化事業について、10万冊分のデータが、オンラインでアクセス可能になっています。
オーストリア国立図書館では、この事業において16世紀以降の資料60万冊のデジタル化を進めていますが、その最初の10万冊分であるとのことです。専用のビューアが用意されており、またTwitterやFacebookなどのソーシャルメディアボタンも用意されており、表示画面を直接投稿などすることも可能となっています。

Österreichische Nationalbibliothek stellt die ersten 100.000 Bücher ins Netz - Pressemeldung(2013/4/29)
http://www.onb.ac.at/services/presse.htm

FAQ
http://www.onb.ac.at/austrianbooksonline/faq.htm

参考:
オーストリア国立図書館でのGoogleとの提携によるデジタル化事業についての報告(文献)Posted 2012年2月10日
http://current.ndl.go.jp/node/20150

米国議会図書館が第1回"Library of Congress Prize for American Fiction"受賞者を発表

2013年4月25日、米国議会図書館が、9月に開催される"National Book Festival"において、第1回Library of Congress Prize for American Fictionを、米国作家ドン・デリーロ氏に贈ると発表しました。この賞は、一連の作品が芸術を極めているだけでなく、思考力と想像力の独創性も際立っている米国の作家に贈られる賞とのことです。

ドン・デリーロ氏の代表作には、全米図書賞を受賞した「ホワイト・ノイズ」等があります。

Library of Congress Prize for American Fiction Awarded to Don DeLillo(Library of Congress 2013/4/25付け)
http://www.loc.gov/today/pr/2013/13-079.html

National Book Festival(Library of Congress)
http://www.loc.gov/bookfest/

Novelist Don DeLillo named first recipient of Library of Congress Prize for American Fiction(Washington Post2013/4/25付け記事)

E1426 - 英国で非印刷出版物の納本を定める規則が制定

2013年4月5日,英国で「2003年法定納本図書館法」(Legal Deposit Libraries Act of 2003)に基づき,非印刷出版物(non-print publication)の納本に関する規則「2013年法定納本図書館(非印刷体)規則」が制定された。同規則は翌6日から施行され,これにより同国の法定納本図書館6館が,UKドメインのウェブサイトや電子書籍等の非印刷出版物を収集・保存・提供できるようになった。法定納本図書館とは,英国図書館(BL),スコットランド国立図書館,ウェールズ国立図書館,オックスフォード大学ボドリアン図書館,ケンブリッジ大学図書館,そしてアイルランドのトリニティ・カレッジ・ダブリン図書館を指す。...

スコットランド国立図書館でウィキメディアン・イン・レジデンス募集

スコットランド国立図書館とウィキメディアが共同して、“ウィキメディアン・イン・レジデンス”(Wikimedian in Residence)を募集するとのことです。業務としては、同館の資料を用いてウィキペディア等の充実が図りうる領域を特定したり、同館のデジタル資料のウィキメディア・コモンズへの追加を検討したり、ウィキメディア編集の研修や成功事例ガイダンスを行うことなどが求められています。

募集の締め切りは、2013年5月6日とのことです。

なおBBCの記事によると、スコットランドの機関とウィキメディアとの大規模なパートナーシップは初めてのようです。

Wikimedian Fixed Term April (National Library of Scotland)
http://www.nls.engageats.co.uk/ViewVacancy.aspx?enc=mEgrBL4XQK0+ld8aNkwYmCBPBc57qv+lWVkXQdZzWXU6IJ6fkvkFda0iW+OkTKUJmvOpd9kE52JA90zNxhPq2q2Hr1AtkMDXvq4v/racQqSv7mP9n9M3alaETSHr4zdn

National Library of Scotland
http://www.nls.uk/

国立国会図書館、国立国会図書館サーチとの連携に関する「WebAPIによるシステム連携ガイドライン」を公開

2013年4月18日、国立国会図書館は、国立国会図書館サーチとの連携を希望される機関の方向けのガイドライン「WebAPIによるシステム連携ガイドライン」を公開しました。国立国会図書館サーチが外部機関のデータベースからデータを収集する場合に用いるWebAPIの仕様について解説しています。

連携を希望される機関の方へ (国立国会図書館サーチ)
http://iss.ndl.go.jp/information/renkei/

国立国会図書館サーチとの連携を希望される機関の方向けのガイドラインを公開しました(2013年4月18日) (国立国会図書館サーチ 2013/4/18付けの記事)
http://iss.ndl.go.jp/information/2013/04/18_announce-02/

国際子ども図書館、電子展示会「ヴィクトリア朝の子どもの本:イングラムコレクションより」公開

2013年4月23日子ども読書の日、国立国会図書館国際子ども図書館が、電子展示会「ヴィクトリア朝の子どもの本:イングラムコレクションより」を公開しました。

国際子ども図書館が所蔵する、主にイギリスの18世紀から20世紀にかけての児童書を中心とした「イングラムコレクション」の中から、19世紀イギリスの代表的な作品約50点が紹介されています。

いくつかの資料は、「国立国会図書館デジタル化資料」、「子どもの本の国際電子図書館(ICDL)」、「インターネット・アーカイブ」で全文の閲覧が可能になっています。

ヴィクトリア朝の子どもの本:イングラムコレクションより(国際子ども図書館)
http://www.kodomo.go.jp/ingram/index.html

電子展示会「ヴィクトリア朝の子どもの本:イングラムコレクションより」の提供を開始しました(国際子ども図書館 2013/4/23付け)
http://www.kodomo.go.jp/news/2013-02.html

国立国会図書館デジタル化資料(国立国会図書館)
http://dl.ndl.go.jp/

子どもの本の国際電子図書館(ICDL)
http://en.childrenslibrary.org/

インターネット・アーカイブ

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