電子資料保存

Internet Archive、マッキントッシュの初期モデルのソフトウェアをエミュレートしたコレクション“Software Library: Macintosh”を公開

2017年4月16日、Internet Archive(IA)が、アップル社のマッキントッシュの初期モデルのソフトウェアをエミュレートしたコレクション“Software Library: Macintosh”を公開しました。

1984年から1989年までに発表されたアプリケーション、ゲーム、OSから選定された43のソフトが公開されています。

Early Macintosh Emulation Comes to the Archive(IA,2017/4/16)
http://blog.archive.org/2017/04/16/early-macintosh-emulation-comes-to-the-archive/

Software Library: Macintosh(IA)
https://archive.org/details/softwarelibrary_mac

米国図書館協会、米国図書館界の概況についての報告書 (2017年版)及び「2016年に最も批判を受けた図書」を公表

2017年4月10日、米国図書館協会(ALA)が、全米図書館週間にあわせ、米国図書館界の概況をまとめた報告書“State Of America's Libraries Report”の2017年版を公表しています。

報告書では、図書館が、(1)あらゆる種類の情報を質の評価に必要な知識や訓練を利用者に提供していること、(2)幼児のリテラシー・コンピュータスキル・労働力開発支援に大きな役割を果たしていること、(3)資料・プログラム・サービスにコミュニティの多様性を反映させることで住民にとって安全な場所を提供していること、を示しています。

その他、館種別では

・大学図書館
学術コミュニケーション、デジタルアーカイブス、データキュレーション、デジタルヒューマニティーズ、可視化、ボーンデジタルの分野で新しい役割を担いつつある。新興領域として、計量書誌学、オルトメトリクス、e-Learning、custom information solutions、研究データ管理がある。

立命館大学ゲーム研究センター、所蔵品オンライン閲覧目録を公開

2017年4月7日、立命館大学ゲーム研究センターは、同センターの所蔵品の検索が可能なデータベース「RCGS-OPAC(立命館大学ゲーム研究センター 所蔵品オンライン閲覧目録)」を公開したと発表しています。

RCGS-OPAC(立命館大学ゲーム研究センター 所蔵品オンライン閲覧目録)
http://www.dh-jac.net/db/rcgs/search.php

RCGS-OPACのご紹介
http://www.dh-jac.net/db/rcgs/index.html

所蔵品オンライン閲覧目録公開のお知らせ(立命館大学研究センター,2017/4/7)
http://www.rcgs.jp/2017/04/blog-post.html

米国国立公文書館、連邦政府機関が提出した記録管理に関する報告書を公開

2017年4月6日、米国国立公文書館(NARA)が、連邦政府機関が提出した記録管理に関する報告書を公開したと発表しています。

NARAへは、各機関から、上級記録管理官報告書(SAORM Report)、連邦電子メール管理報告書(Federal Email Management Report)、記録管理に関する自己評価(RMSA)の3点が提出され、そのうち前二者が公開されています。RMSAについては公開されていませんが、NARAによる分析結果が今年後半に公開される予定です。

電子メールに関する報告書は今回初めてで、予備的なデータによると、多くの機関では「政府記録管理指令」に基づき、電子メールを電子的に管理していると報告されている一方、NARAが作成した電子メール記録管理の「達成基準」を満たすためにはさらなる改善が必要と指摘されています。

米・国立公文書館とメロン財団、持続可能な歴史記録のデジタル版の公開・発見システムの計画・開発のための事業を開始

2017年3月23日、米・国立公文書館(NARA)は、同館所管の歴史資料の保存や刊行等を行う“National Historical Publications and Records Commission”(NHPRC)を通じ、メロン財団(Andrew W. Mellon Foundation)と共同で“Digital Edition Publishing Cooperatives”事業を実施すると発表しています。

これまでの経験では、個々の学術成果のデジタルインフラを構築・維持し続けることが困難であることから、歴史記録のデジタル版を、研究者・学生・国民が利用しやすくするために、信頼ができ、持続可能で、現場主導型のシステムの計画を策定し、実装することを目的としています。

NARAでは、そのシステム開発のために、助成金付きの提案を求めており、メロン財団が最大200万ドルの資金を提供し、NHPRCが助成金受領者の選定を含むプロセスの管理を担当します。

取組の第1段階として、計画策定のためとして、2017年12月に、8件の提案に対して、1年間で最大10万ドルの助成金が与えられます。

オーフス国立・大学図書館(デンマーク)、英・Preservica社とテレビ・ラジオ番組やデジタルコレクションの長期保存等の関する契約を締結

2016年10月3日、デンマークのオーフス国立・大学図書館(statsbiblioteket)は、英国のPreservica社と、9月29日付で、デジタルコレクションの長期保存等の技術に関する契約を結んだと発表しています。

同契約は、同館が所蔵するテレビやラジオの全国放送や各地方番組の映像・音源や、音楽・演説・CM・新聞のデジタル化コレクションを、Preservica社のシステムを用いて一括して管理し、長期保存、利用提供する事を目的としています。

DANSKERNES DIGITALE HUKOMMELSE SKAL SIKRES ENDNU BEDRE(statsbiblioteket,2016/10/3)
http://www.statsbiblioteket.dk/om-statsbiblioteket/danskernes-digitale-hukommelse-skal-sikres-endnu-bedre

State and University Library of Denmark collaborates with Preservica to safeguard history of Danish cultural heritage(Preservica,2016/10/3)

国際図書館連盟、資料保存のために各機関が用いている基準・ガイドライン等のアンケート調査を実施中

国際図書館連盟(IFLA)の戦略計画2016-2021では、“3.2:Developing standards for the collection and preservation of content in its diverse forms ”において、多様な形態のコンテンツの保存に関する基準の策定が謳われていますが、その目標を達成するため、IFLAでは、所蔵資料の保存のために各機関で用いられている基準・ガイドライン・ベストプラックティスに関するアンケート調査を実施しています。

締切は2016年10月17日となっています。

調査結果はIFLAのウェブサイトで公開される予定となっており、理事会の諮問委員会が専門家とともに調査結果を分析し、欠けている部分を埋めるための最良の方法を検討するとのことです。

Take this survey to help shape the future of preservation standards(IFLA,2016/8/3)
http://www.ifla.org/node/10659

IFLA survey on preservation and conservation guidelines/standards/best practices

Open Preservation Foundation、2014-2016年の年次報告書を公開

2016年6月8日、英国に本拠地を置き、長期デジタル保存を目指す活動を行っている非営利団体Open Preservation Foundation(OPF)が、“ANNUAL REPORT 2014-2016”を公開しました。

Open Preservation Foundation publishes Annual Report(OPF,2016/6/8)
http://openpreservation.org/news/open-preservation-foundation-publishes-annual-report/
http://www.openpreservation.org/documents/public/OPF_AnnualReport_2014-2016.pdf

参考:
Open Preservation Foundationとオランダ・国立デジタル保存連合が覚書を締結
Posted 2016年4月12日
http://current.ndl.go.jp/node/31322

Open Preservation Foundation(OPF)に、ポルトガル国立図書館が参加
Posted 2015年12月1日
http://current.ndl.go.jp/node/30098

デジタル化された政府情報の長期保存・アクセシビリティについて議論した“Digital Preservation of Federal Information Summit”の報告書が公開(米国)

米・ネットワーク情報連合(CNI)の2016年春の会員総会にあわせて、2016年4月3日から4日かけて北テキサス大学において開催された“Digital Preservation of Federal Information Summit”の報告書が、同大学の“UNT Digital Library”で公開されています。

同会議は、長期保存やアクセシビリティにリスクを抱える政府情報についての政府指導者との対話や国家アジェンダの策定を目指して開催されており、同会議のファシリテーターや登壇者によって執筆・編集されたこの報告書では、イベントの構成・ワークセッション・成果について概説されるとともに、会議での議論や提言がまとめられています。

Digital Preservation of Federal Information Summit Report(CNI,2016/5/12)
https://www.cni.org/news/digital-preservation-of-federal-information-summit-report

Digital Preservation of Federal Information Summit: Reflections

Open Preservation Foundationとオランダ・国立デジタル保存連合が覚書を締結

2016年4月11日、電子資料の長期保存を目指す非営利団体Open Preservation Foundation(OPF)とオランダの国立デジタル保存連合(Nationale Coalitie Digitale Duurzaamheid)が、電子資料保存に関する連携協力の覚書を締結したと発表しています。

覚書では、両機関において、計画書の共有、教育活動での協力、電子資料保存のソフトウェアの持続可能性のための協力、が容易になるような方法が設定されていると紹介されています。

Open Preservation Foundation and Nationale Coalitie Digitale Duurzaamheid Sign Memorandum of Understanding(OPF,2016/4/11)
http://openpreservation.org/news/open-preservation-foundation-and-nationale-coalitie-digitale-duurzaamheid-sign-memorandum-of-understanding/

参考:
Open Preservation Foundation(OPF)が2015-2018年の戦略計画を発表 ブランドイメージとWebサイトも一新

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