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識字

2009年国際識字デーのテーマは、識字によるエンパワーメント

毎年9月8日はユネスコの定める「国際識字デー(International Literacy Day)」ですが、2009年は「The Power of Literacy」を標語とし、識字によるエンパワーメントがテーマとなっています。ユネスコの松浦晃一郎事務局長のメッセージでは、7億7600万人の成人の非識字者の多くが社会的弱者であること、貧困問題解消のためには識字能力の向上が必要であること、識字能力向上により自尊心・自信・自己主張などの能力を身に付けることができ、自身の権利を意識する手助けとなること、等が述べられています。

International Literacy Day
http://www.unesco.org/en/literacy/advocacy/international-literacy-day/

Message from Mr Koichiro Matsuura,Director-General of UNESCO on the occasion of International Literacy Day
http://unesdoc.unesco.org/images/0018/001836/183671e.pdf

参考:
2008年国際識字デーのテーマは「識字は最良の治療薬」

家の中がきれいだと、識字・読書力が高い?(米国)

米国のコロンビア大学のティーチャーズ・カレッジにある全米子ども・家族センター(NCCF)が、家の中の整理整頓度合い、家庭内の識字環境、母親のリーディング能力、5〜6歳の子どもの初期リーディング能力の関係を探る調査を実施し、このほどその結果を“Order in the House! Associations among Household Chaos, the Home Literacy Environment, Maternal Reading Ability, and Children’s Early Reading”として発表しました。その結果、5〜6歳の子どもの場合、家の中の秩序の度合いがリーディング能力と大きく関係していることが明らかになったとのことです。また、母親のリーディング能力は読書への関心や読書への楽しみを育むなど、その他の項目間の関係についても分析されています。

ニューヨーク市の学校図書館を米大人気女優がサポート

世界的な人気を誇る米国の女優、サラ・ジェシカ・パーカー(Sarah Jessica Parker)氏とケネディ大統領の長女、キャロライン・ケネディ(Caroline Kennedy)氏が、公立学校の支援金集めのためにさまざまな品物を販売するチャリティー、“Shop for Public Schools”プログラムに参加しました。このプログラムの売り上げの一部は、ニューヨーク市の公立学校図書館のために、寄付されます。公立学校のための基金を集めている非営利組織“Fund for Public School”の副議長を務めるケネディ氏は「今日の世界にとって、教育ほど重要なものはあまりありません。

ユネスコ、国連識字の10年(2003年~2012年)の中間報告を発表

2003年から2012年にかけての10年は、国連識字の10年(United Nations Literacy Decade)に指定されており、全世界で識字率を高めるための取組みがなされています。2008年10月6日、第63回国連総会の場でユネスコは、取り組みの成果の中間報告をまとめた報告書を発表しました。報告書によると、世界の成人識字率は、1985年から1994年の期間と2000年から2006年の期間とを比較すると、76%から83.6%へと上昇しており、このペースでいくと、2015年には成人識字率は87%に到達すると予想されています。しかし、南アジア、西アジア、サハラ以南のアフリカでは、上昇がスローペースとなっていること、識字問題に対する財政的支援が依然として不十分であることなどが、懸案事項となっているということです。

2008年国際識字デーのテーマは「識字は最良の治療薬」

毎年9月8日は、ユネスコが定める「国際識字デー」です。世界全体としては識字率は上がってきており、2015年までに90%に達すると目されていますが、特に人口増加が著しい地域では識字率は上がっているものの非識字者の数も増えており、現在も世界で7億7,400万人(成人のおよそ5人に1人)が非識字で、7,500万人の子どもが教育システムの「外」にいるという状況です。「万人のための教育(Education For All)」プログラムの1つに、2015年までに成人の識字率を50%以上にすることが掲げられていますが、この達成が危ぶまれている国も多くあるとのことです。

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